2013年12月26日木曜日

Jazztronik〜Special Live Set〜@ビルボードライブ東京

[日時]2013/12/26(木) 19:00開演(1st set)
[会場]ビルボードライブ東京
[料金]¥4,500(カジュアル席 税込)
[時間]1時間23分
[出演者]
 Ryota Nozaki [野崎良太] (Piano, Keyboards)
 Ichiro Fujiya [藤谷一郎] (Bass)
 Hidenobu Karuta Ohtsuki [大槻“KALTA”英宣] (Drums)
 Yoshie Furukawa [古川淑恵] (Cello)
 Shigeru Terauchi [寺内茂] (Trumpet)
 Aya Itou [伊藤 彩] (Violin)
 Daisuke Maeda [前田大輔] (Trombone)
 Tomohisa Himeno [姫野朋久] (Flute)
 Mika Arisaka [有坂美香] (Vocals)
 Sonomi Tameoka [為岡そのみ] (Vocals)

[曲目]
 01.Life Syncopation
 02.MADRUGADA
 03.Sign of Tomorrow
 04.守破離
 05.Caravan
 06.Reminiscing (vo.有坂)
 07.Tiger Eyes (vo.為岡)
 08.Deja vu (vo.為岡)
 09.Flash Light (vo.有坂)
 10.Love Tribe (vo.為岡)
 Enc1.Christmas Waltz
 Enc2.SAMURAI
 7から10はメドレー形式

 ビルボードライブ東京該当ページ

[感想]
 「Life Syncopation」はオリジナルがハウスアレンジですが、今回はピアノ、ベース、ドラムスのトリオ形式。ハウスアレンジはキラキラしていて綺麗だけど、自分の中ではちょっと古く感じる時もあって、ジャズ基本の私にはピアノトリオ演奏はとても気持ち良く感じました。
 「MADRUGADA」はエレピの音色にやられました(笑)。
 翌年3月発売予定タイトル未定の"新曲"はアルバム発売後に「Caravan」と判明。冒頭はDave Brubeckの「Take Five」にリズムが似ているなぁと思いました。映画音楽をやりたいと思っていたので架空映画音楽として作っているそうです。
 しっとりしたボーカルの「Reminiscing」が終わるとダンスタイムで4曲メドレー。20分以上。前半がおとなしめなので、ここは盛り上がります。「Love Tribe」の最後の為岡有坂の掛け合いは聴き所でした。お見事。
 アンコールで「Christmas Waltz」。但しピアノソロバージョンとピアノとバイオリンのデュオバージョンを触りだけ軽く演奏。この辺のMCでかなり時間を取ってしまい(10分くらい?)、最後の「SAMURAI」はやや時間短めの様な。ビルボードのサイトに1stのセットリストが掲載されていますが、リストに載っている「宮城野」はやらず仕舞です。

 前半おとなしめだったのは良いのですが、MCで時間を取り過ぎという感じでした。1時間20分の公演でしたが、演奏時間にやや不満。「宮城野」の件からも当初の予定より短かったことが推測できますし。時間制限が厳しい会場ではMC控え目の方がよろしいかと。12月は3つのライブを見る為、資金の都合上今回はカジュアル席で、臨場感がいまいちなのも物足りなさに影響したかもしれません。

 終演後に翌年3月1日の日本橋三井ホールでのコンサートチケットを購入。最速販売ということで座席はなんと2列目のど真ん中でした。こんな座席は取ったことがなく、この点は大満足でした。


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2013年12月23日月曜日

quasimode feat. 有坂美香@青山Cay

[公演タイトル]quasimode Special Christmas Live 2013 X'mas Cookin'
[日時]2013/12/23(月) 19:30開演
[会場]青山Cay
[料金]¥4,000
[時間]1時間55分
[出演者]
 平戸祐介 (p,key)
 松岡“matzz”高廣 (perc)
 須長和広 (b)
 今泉総之輔 (ds)
 有坂美香 (vo)
 サポートのサックス、トランペットは不明

[曲目]
 01.Take the New Frontiers
 02.Another Sky
 03.Smoke Gets In Your Eyes
 04.タイトル不明 (vo.有坂)
 05.The Christmas Song (vo.有坂)
 06.Relight My Fire (vo.有坂)
 07.OK,Take Off (Eテレ『資格☆はばたく』テーマ曲)
 08.King Of Kings
 09.El Paso Twist
 10.All Is One
 11.Isn't She Lovely (vo.有坂)

 quasimodeは東京JAZZ 2009で短時間の演奏を見ていますが、クラブ公演は初めてなので楽しみにしていました。「Take the New Frontiers」等、quasimodeの代表曲を多く聴けて良かったです。04はスタンダードだと思いますが、タイトルはわからず。小粋で良い演奏なのにタイトルが出てこないもどかしさ… 11はStevie Wonderの楽曲。

 演奏は良かったですが、とにかく平戸さんのキャラクターに驚きました。3曲ボーカルをとった有坂さん退場の後、平戸さんが独演会を始めたのですが(笑)、太った話とか内容は取り留めないし、酔っぱらった地方のおっさんみたいな話し方で笑ってしまいました(^^;。松岡さんには酔っ払っているのかと突っ込まれるし、須長さんには「こんなリーダーですみません」と言われていました。しかしその一方、演奏はキレキレで、これが女性に人気の秘訣なのかなと感心もしました。演奏がうまくて見た目が男前で、それでいてどこか抜けていると(笑)。実際、観客の女性比率は6割を超えていました。

2013年12月13日金曜日

2013/12/13 H ZETTRIO@Blue Note Tokyo

[タイトル]H ZETTRIO First Live -An Encore Show-
[日時]2013/12/13(金) 19:00開演(1st set)
[会場]ブルーノート東京
[料金]¥6,050(アリーナR)
[時間]1時間28分
[出演者]
 H ZETT M (p)
 H ZETT NIRE (b)
 H ZETT KOU (ds)

[1st set曲目]
 01.クリスマスメドレー(赤鼻のトナカイ〜ジングル・ベル〜あわてんぼうのサンタクロース)
 02.Kids song
 03.Thriller
 04.ぼくをみていた
 05.We will rock you
 06.黄昏ウィークエンド
 07.HAVE A NICE DAY!
 08.みんなのチカラ
 09.パノラマビュー
 Enc1.LOVE AND PEACE AND SWEETS
 Enc2.YOU





 ブルーノート東京該当ページ
 ブルーノート東京ライブレポート ライブフォト
 H ZETTRIO "First Live"@Motion Blue Yokohama 2013/11/23

[感想]
 11月23日にモーションブルー横浜で行われた公演のアンコール公演だそうです。私は公演前夜にブルーノート東京からのメルマガでこの公演を知りました。試しに見たYoutubeに上げられていた演奏があまりに楽しいので(下にリンク)、当日朝になっていろいろ調整して昼に予約。こういうノリは嫌いじゃない(笑)。大好きな音楽家のライブもいいけど、あまり(あるいはほとんど)知らない音楽家のライブに行くのも楽しいもの。
 公演の時は何も知らなかったのですが、要するにPE'Zのリズムセクションがトリオでジャズをベースにコンテンポラリーな音楽をやるという感じ。リーダーのH ZETT MはPE'Zのキーボード、ヒイズミマサユ機。彼がソロ活動でソロピアノやったりボーカロイドやったりと多才で、その時の名義がH ZETT Mらしい。山高帽被って鼻を青く塗って。ギミックとして、両者は同一人物ではないとぼんやり否定しているそうです(笑)。そしてベースとドラムスはPE'ZのNirehara Masahiroと航で、このバンドではそれぞれH ZETT NIRE、H ZETT KOUと自称し、鼻も赤と白に塗っている様です。「らしい」とか「様だ」という文言ばかり(笑)。

 さて演奏ですが、Youtubeの演奏はちょっとブギウギとかラグタイムすら感じられて楽しく面白そうに思ったのですが、ブギウギ感は勝手な思い込みだった様です。しかしドライブ感溢れるPE'Zっぽい演奏から、茶目っ気たっぷりの演奏まで楽しめました。聴いて、見て、かなりハッピーになれます。キラキラしたピアノの響き、現代的な弾むリズム、そしてちょっとシャイな面白い個性のメンバーと、なるほど女性に人気が高いのもわかります。

 今回は相席が妙齢の綺麗な女性で非常にラッキー(笑)。私が全然知識がなかったので(昨日まで知らなかったのだから!!)、少し教えていただきました。H ZETT Mは女性にとても人気があるらしい。PE'Zのライブでもキーボードの前は女性が取り巻くとか。本公演もピアノが近いアリーナ左側が売り切れでしたし、最前列の自由席は全て女性が占拠していた感じでした。会場全体で見ると女性は半数より多かった印象。もっとも客の入り自体は7割程度で、やはり若い人(特に女性)はブルーノートに来にくいのでしょう。少し空いている方がちょっと特別な音楽の趣味の同志という感じで話し易いから良かったですけどね。

 以下個別に。

 01.「赤鼻のトナカイ」はピアノの上に置いた小さなキーボードでの簡易なソロ演奏からベースが入って、ピアノとのデュオへ。クリスマスらしいオープニング。「ジングル・ベル」ではドラムも入って本格的なジャズトリオ演奏。事前に思っていたより本格的でした(笑)。その後ツイッターでH ZETT Mの所持しているLP(!)の8割がジャズと知り、なるほどと納得。そして「あわてんぼうのサンタクロース」へ。猛烈なピアノ速弾。ビパップの狂乱を思わせます。終わりにH ZETT Mが謎の変な日本語で「ごゆっくり楽しんでいってください」と言い、笑ってしまいました。
 02.ジャングルスタイルっぽい。
 03.ご存知マイケル・ジャクソンの代表曲。冒頭ではH ZETT Mがムーンウォーク的なものも披露し、舞台が滑り易いとご満悦(笑)。単純なパターンのベースが効果的で、ピアノのアドリブが舞い踊っていました。
 04.笛も入れた楽しい演奏。
 MC 鼻の三色をモチーフにしたオリジナルカクテル「自由への遁走」の命名理由。「自由への扉」では格好良すぎるので、少し砕けたそうです。
 05.Queenの代表曲。ベースだけが奏でるオープニングが格好良いです。その後もベースがメロディを主導。
 06.一転しっとりと。
 07.パーティでもしている様な笑い声や掛け声の軽いノリから、最後は一転急速調。
 08.心地よいメロディに、メンバー同士の謎の掛け合い(笑)。「楽しく愉快なおもしろピアノ・トリオ盤」という宣伝文句に相応しい、聴く人をハッピーにさせる旋律とリズム。繰り返しが気持ち良くなるのはハウスの要素か?
 09.アドリブ?には如何にもジャズなフレーズに溢れていて好み。
 Enc1.PE'Zの流れと言うか、叫びも入ったジャズの枠をはみ出た激しく自由な曲。でも楽しい。「溢れ出るスイーツへの愛を歌った曲」と紹介されて場内爆笑。
 Enc2.一転スローバラード。演奏の興奮を収め、心穏やかに。アルバムでも最後に入っていて、世界観を閉じる締めの曲みたいですね。

[試聴]
 Spotify ☆☆☆

[参考動画]
 「みんなのチカラ」~「ぼくをみていた」performance by H ZETTRIO
 この動画に楽しさの全てが収まっています。


★★★ [ HZETTRIO ]

​​
H ZETTRIOのChristmas Songs [ H ZETTRIO ]

楽天ブックス

2013年12月8日日曜日

Chico & The Gypsies@Blue Note Tokyo 2013/12/08

[日時]2013/12/08(日) 17:00開演(1st set)
[会場]ブルーノート東京
[料金]¥9,450(アリーナセンター)
[時間]1時間18分
[出演者]
 Chico [チコ] (g,vo)
 Joseph Gautier [ヨセフ・ゴーティエ] (g,vo)
 Mounin [モウニン] (g,vo)
 Kema [ケマ] (g)
 Kassaka [カッサカ] (g,vo)
 Juan Vicente [ホアン・ヴィセンテ](p)
 PeeWee [ピーウィー] (vln)
 Tony Ballester [トニー・バレスター] (b)
 Eric Lafont [エリック・ラフォン] (ds)
 ※以上、ブルーノート東京の表記に従う。

[1st set曲目]
 01.ALLEGRIA
 02.AMOR DE MIS AMORES (Joseph)
 03.BAILA ME (Mounin・Joseph)
 04.PHARAON
 05.PETINGO (Kassaka)
 06.MADRE MIA (Mounin)
 07.TODOS OLE (Mounin)
 08.INSPIRATION
 09.LIBERTANGO
 10.HOTEL CALIFORNIA (Joseph)
 11.DJOBI DJOBA (Mounin・Joseph)
 12.BAMBOLEO (Mounin・Joseph)
 13.VOLARE (Joseph)
 14.MY WAY (Mounin・Joseph)
 ※括弧内はメインボーカル





 ブルーノート東京該当ページ
 ブルーノート東京ライブレポート 原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO

[感想]
 毎年恒例のジプシーズが来日。ジプシーズと言えばギターの多重演奏ですが、前回からのリズム隊とバイオリンを入れたバンド構成が秀逸で楽しみにしていました。しかも今回はリードギターにKemaが復帰!! Mario Reyesのギターも素晴らしかったですが、Kemaのギターは華があります。ボーカル陣は常連のBabatoがいなくなり、代わりにKassakaが入りました。

 平日と違い日曜日のせいか、ほぼ満員の客入り。店長さんに盛況を言祝ぐと、感謝と同時に原因を「Kemaが戻ってきたので」と考えていました。確かにKemaのギターは魅力的です。

 「ALLEGRIA」。ドラム、ベース、バイオリン、ピアノが入場し、演奏開始。30秒くらい後にギター陣が入場。圧倒的なKemaのギターで最初から盛り上がりました。
 「AMOR DE MIS AMORES」は日本語だと「誰よりも愛するあなた」。情熱的なホセのボーカル。
 「BAILA ME」。日本語だと「踊ろうよ」で、軽快なダンス曲。途中のJosephの声の伸びがいいです。
 「PHARAON」。Kemaをフューチャーしたインストゥルメンタル。長い演奏なのに全然飽きさせないです。
 「PETINGO」は初登場Kassakaのボーカル。ちょっとハスキーの声なので他のボーカルと差別化がいまいちかなぁと思いつつ聴いていましたが、曲の途中で「千の風になって」を日本語で挟んできました(^^;。観客大ウケ。これで一気に私を含めて観客の心を掴んじゃいました。世界中でライブを行う人達はこういうのうまいですね。
 「MADRE MIA」はMouninのボーカル。コブシ効かせまくり。
 「TODOS OLE」もMouninのボーカル。毎度のジプシー祭りでスタンディングへ。オープニングからKemaのギターが凄すぎます。例によって観客に「オーレ」と叫ばせて場内は一体化。間に挟まれるピアノソロもキラキラ輝いていました。今回の公演はピアノがかなり良かったです。
 「INSPIRATION」はKemaのギターをフューチャーしたインストゥルメンタル。中村吉右衛門版「鬼平犯科帳」のエンディングテーマに使われ、この曲を大好きだった亡き父を思い出させます。Kemaのギターを聴かせる為か、伴奏は控え目。太い音なのに超絶速弾きも本当に凄い。見入ってしまいます。
 「LIBERTANGO」はバイオリンのPeeWeeの見せ場(聴かせ場)。Astor Piazzolla(アストル・ピアソラ)作曲のタンゴの名曲で、タンゴに疎い日本人でもどこかで聴いたことのあるメロディですね。最初はバイオリンメインでロマンティックに、途中からリズムを強調して弾む様に演奏。終盤はギターと早弾き競演で大盛り上がり。
 「HOTEL CALIFORNIA」は言わずと知れたEaglesの名曲。オリジナルが既に哀愁を帯びたメロディなところに、ジプシーズの哀愁が加わって凄いことに(笑)。ジプシーズはカバーでもオリジナルレベルまで味が出せます。
 「DJOBI DJOBA」からは「BAMBOLEO」「VOLARE」「MY WAY」とヒット曲オンパレードで大団円。バイオリンやギターの伴奏も痺れます。

 というわけで、昨年と同じ編成で行われたライブは大成功だったと思います。バイオリンもピアノも陰に陽に効果的でしたし、その上Kema復帰でギターの華やかさがだいぶ増しました。これで退団したManoloみたいな明るく高めな声のボーカルが入ればバンドとしては完璧の様な。とはいえ現時点でも文句なしです。またブルーノートでお会いしましょう(笑)。

[参考Youtube動画]


 Kemaの見事なギター演奏。



 既に退団したMonaloのボーカル。



 バイオリンやピアノも入っていて、今回のライブに近い編成の演奏。



 代表曲を一通り収めた映像。

2013年11月23日土曜日

2013/11/23 赤城山

走行距離 39.03km
走行時間 04:22:10
平均速度 8.9km/h
最高速度 30.8km/h
使用車種 KHS F20-R



 紅葉も終わりの頃になると群馬の山に向かいます。東武鉄道の駅が近いので、他の山に行く時程には早朝出発しないで済むというのが大きい理由でしょうか。秩父ですと3:30に自宅を出発しないと池袋発の始発に乗れませんが、群馬の山なら05:00過ぎでも大丈夫です。寒い時期に3:30は厳し過ぎます。

 赤城山は過去二回ヒルクライムしています。

 2007/12/01
 2010/11/27

 最初の回はヒルクライム自体の経験が浅く、厚着で上ったのでエラいことになったり、帰路は真っ暗に近い大間々桐生線を走ってパニックになったり。二回目はヒルクライムこそ完璧で足をほとんど着かずに上りきりました。そして温泉にも入って気分良く駅に向かう所までは良かったのですが、どこかで輪行袋を落として失うという事件があり、止むなく暗い国道17号線を自走で帰宅しようとするもパンクに見舞われる多重アクシデント。赤城山との相性の悪さを感じざるを得ません。しかし三年経って心の傷も癒えましたので、悪いイメージを払拭すべく赤城山に向かいました。

 05:10くらいに自宅を出発。途中のコンビニで飴とおにぎりを購入。05:35頃に草加駅到着。05:45に伊勢崎線に乗車。07:44、伊勢崎駅到着。

 伊勢崎駅は高架工事が完了して新駅舎になったんですね。前回来た時は東武鉄道の伊勢崎駅は地下通路みたいになっていて、小さい駅だなぁと思ったのですが。



 高架になったのでホームから浅間山が見えました。素晴らしい。つるんとした形状に冠雪が美しく、見惚れる山です。

 08:10頃に伊勢崎駅を出発。群馬県道74号線を北上します。



 群馬県道74号線と上武道路(国道17号線)交差点辺りから見る山。方向的には八ヶ岳なんですが、正解かどうかわかりません。



 民家が邪魔と言ったら怒られますが(笑)、畑の緑と浅間山。



 赤城山が見えてきました。裾野が広いせいか、あまり高い山という感じじゃないです。標高1500mもあるのに。



 榛名山も見えました。



 浅間山と榛名山。



 方角的には草津っぽいので、標高から考えて白根山でしょうか。それなら嬉しいのですが、同定できず。

 大胡赤城線をどんどん北上しましたが、セブンイレブン前橋柏倉町店で休憩。ここから先にコンビニはありません。ポケットティッシュと食料を買い、トイレを借りました。本格的なヒルクライムの準備完了。しかしセブンイレブン前の坂を上る時に違和感が。なんと後輪がパンクしていますorz ヒルクライム前にパンク…… イヤな感じしかしません。この時既にフロントディレイラーがチェーンと干渉してローギアが二枚使えませんでした。二重のアクシデントです。赤城山とは相性が悪いので、ここで引き返そうかと思いました。しかしパンク修理も難なく済みましたので、せめて三夜沢赤城神社までは行こうと走りを再開。私の性格から言って、赤城神社まで行ってしまえば引き返すことはあり得ないんですけど(笑)。



 緩いこう配が延々続く大胡赤城線。終盤はバテバテでしたが、民家がなくなって紅葉に見蕩れました。

 赤城神社は参拝客が多かったです。麓の紅葉はまだ見頃でしたからね。赤城神社でトイレを借り、いよいよ本格的なヒルクライム開始。しかし!! キャンプ場を過ぎて温泉付別荘街入口が見えた時、野良犬だか放し飼いの飼い犬発見。犬の苦手な私に立ち塞がる壁壁壁。真の護身を身につけた武術の達人は自ずと危険地帯に近づけない様に(by渋川剛気w)、私を赤城山に上らせない様な障害が続きます。それでもしばらく犬の動きを見ていると別荘方面に行ってくれましたので様子を伺いながら突破。採石場脇を過ぎた所で一休みし、ブログに報告。時既に11:41。これでは帰りは温泉でのんびりというわけにはいかないかもと落胆しました。



 いろいろアクシデントがあり精神的には参っていましたが、天気だけは良く、赤城山南面の尾根筋道路ということもあってポカポカした陽気の中の気持ち良いヒルクライムができました。



 赤城温泉郷分岐に到着。気温は9℃を示していました。日光が当たるので気温以上に暖かかったです。



 山頂方面。ここから山頂までは冬期閉鎖されます。今年は12月9日から来年4月7日までだそうです。



 葉が落ちて木漏れ日がいっぱいです。



 しかし葉が落ちたせいでこれから上る九十九折りが幾重にも見えちゃって、ちょっとショックです(笑)。ガードレールが4本見えるんですけど。



 前橋市街方面。赤城山南面の為、逆光でほとんど見えません。晩秋は太陽が低いので、より一層辛い条件。でも写真をよーく見ると富士山が見えます。肉眼ではもっとはっきり見えるのですが。



 強引にズームアップして適当に方向に当たりをつけて写した富士山。こんな不明瞭な写真でもシルエットだけで一目瞭然なのが富士山の偉大なところ。



 桐生方面は市街地も見えました。



 漸く牛石峠に到着しました。





 きつい上りでしたが、木漏れ日の中を気持ち良く走ってきました。

 ここから小沼まで一旦下りです。そしてもう一度100mくらい上り返して終点の大沼に到着となります。上り返しは厳しいですが、二度走った経験がありますから不安はありません。

 ゆっくり先に進むと、荒山への登山道と、その為の駐車スペースらしき場所に差し掛かりました。ちょうど対向車が来ました。その時です、パーンという音がしたのは。最初は自動車が金属板を通過した音かと思いました。しかし金属板はありません。ならばアフターファイヤー(バックファイヤー)か。それくらい良い音がしました。しかし違いました。正解は自分の自転車のパンクorz いやぁ、あんな盛大な音が出るパンクは初めてです。しかし一日に二度パンクするというのは、本当に赤城山とは相性が悪いです。しかも麓と頂上付近で… とにかく駐車スペースらしき場所でパンクの修理です。新品チューブ2本、パッチを当てた古チューブ1本持っていますから、パンクではビクともしませんよ。チューブには穴ではなく1cm以上の切れ目があり、破裂の仕方が尋常ではありませんでした。しかしこの時はタイヤに十分注意しませんでした。新品チューブと交換し、いざ再出発と漕ぎ始めると、再びパーンと破裂音。おいおいおいおいおいおいおいーーーーーーーーーーー この時は流石に事態の深刻さに青ざめました。



 タイヤを良く確認すると裂けていましたorz これは酷い。



 それでも準備に怠りなし。いざという時の為にタイヤブートまで用意してあるのです。これで裂け目は閉じることができます。



 裂け目からタイヤブートの白いものが僅かに見えていますが、チューブが飛び出すことはないでしょう。

 山頂方面の大沼まで僅か3km程度でしょうが、さすがにこの状態で大沼に向かう勇気はありません。タイヤとチューブが保つかわかりませんから。刺激を与えない様に、ゆっくり引き返して下ることにしました。15:00くらい。

 しばらく下ると、念の為タイヤのチェック。ここで驚愕の事実が。チューブが飛び出していました。タイヤブートがズレたのでしょうか?



 後日のタイヤ交換で判明しました。実は別の箇所も切れていたのです。ワイヤービードの鉄線がタイヤから露出してしまっていましたorz これでは修理は不可能でしたね。

 チューブが破裂しなかっただけラッキーとはいえ、携帯電話の通じない、標高1400mくらいの山道で移動手段を失ってしまいました。赤城道路と違い、バスも走っていません。赤城温泉郷まで8kmはないはずなので、歩けば1.5時間で着けるでしょう。そこなら携帯電話も通じるはずですし、温泉に固定電話はありますからタクシーを呼べます。というわけで、止むなく自転車を押して下り始めました。自動車も何台か通りましたが、自転車を載せられる自動車はそんなにないんですよね。特に最近多いプリウスなんか無理ですし。しかしそんな時、軽自動車のワンボックスカーが通過しました。そしてチラチラとこちらを気に掛けてくれている風でしたが行ってしまいました。ところが、わざわざ戻ってきてくれたのです!! 60歳くらいの登山帰りのご夫婦に事情を話すと乗せていただけることに。ワンボックスなので折り畳み自転車なら楽々収容できました。本当にラッキー。しかもご自宅が赤城駅付近ということで、赤城駅まで送っていただいてしまいました。麓まで乗せていただければその後はタクシーで思っていただけに、これは大助かりです。16:30に赤城駅へ。あのまま歩いていたら赤城温泉郷に着いたのが16:30頃のはずでしたので、状況が違いすぎます。本当にありがとうございました。

 その後は東武鉄道桐生線、伊勢崎線を乗り継ぎ、竹の塚駅へ。バスに乗り、20:00頃に帰宅しました。

 このサイクリングは過去最悪とも言うべき過酷なものでした。ディレイラー不調(ヒルクライムなのに軽いギアが使えない)、パンク三発、犬徘徊(笑)と、ヒルクライムを妨げようという障害の連発。しかし考えてみればタイヤが古いことはわかっていましたし、ディレイラー不調も事前のメンテナンスで発見できたかもしれません。タイヤブートやチューブを沢山持っていたりと装備に慢心していて、肝心の自転車本体のメンテナンスが悪かったとも言えます。その点は反省が必要です。赤城山との相性の悪さは相変わらずですが、次は準備万端整えてトラウマを払拭したいと思います。

所要経費
 東武鉄道 草加駅→伊勢崎駅 1030円
      赤城駅→竹の塚駅 1160円
 東武バス 210円

2013年10月19日土曜日

2013/10/19 守谷→南栗橋

走行距離 70kmくらい
走行時間 04:07:46
使用車種 KHS F20-R



 早朝は雨が降りそうで、午前中は微妙な天気。そんなわけで山は中止。お昼くらいに晴れ間が見えたので、慌てて出掛けることに。先週甥っ子が自動車にウェストバッグを置き忘れたので、それを届けながら鬼怒川沿いを走ろうかな、と。石毛のだんごも久しぶりに食べたくなっていました(笑)。

 11:45頃に出発。時間が遅いので六町から守谷までつくばエクスプレスで輪行。守谷からサイクリング開始。国道294号線を北上。294号線は大型車の交通量が多く、車道を走るのが怖いです。代わりに歩道はかなり幅が広いので、そちらを走ります。でも歩道は段差があるので、歩道を少し狭めて自転車専用レーンにして欲しいなぁ。

 水海道市街地を走る茨城県道357号線へ。357号線は鬼怒川に並走しています。294号線に比べて交通量が減りますが、車道は狭く、自動車のプレッシャーは残ります。

 鬼怒川サイクリングロードは右岸を走ったことがあるのですが、左岸の存在は知りませんでした。三妻駅付近で堤防に続く道がありましたので上ってみました。



 お、サイクリングロードとして期待できそうです。



 堤防の上なので筑波山もよく見えます。曇っているけど。

 しかし500メートルも進むとダートになっちゃいましたorz 事後に調べてみると、左岸も一部ダートや通行不可能区間がありますが、距離的には結構整備されているみたいです。自動車のプレッシャーなしで走れそうですね。次回はちゃんと調べます。

 利根川走朗さんのサイト

 石下駅を過ぎた所で石毛名物のだんご屋へ。ここは二つのお店ゆたかやと春子屋が並んでいて、どちらも繁盛しています。以前同時に買って食べ比べた感じではゆたかやの方が私好みとわかりましたので、今回もゆたかやへ。



 ゆたかや(左) 春子屋(右)。写真は以前撮影したもの。ゆたかやが600円で春子屋が500円。



 ゆたかや(左) 春子屋(右)。甘さ控えめの餡で、柔らかい団子はいくらでお腹に入ります(笑)。

 ゆたかやでお土産用に800円の大きいものと、自宅用に600円のもの、そして栗どら焼き158円を3個購入。しかしここで誤算が。団子が意外と重いです(^^;。いつも自動車で寄っているので重量なんか気にしなかったんですね。重い団子がただでさえ自転車の揺れでフラフラするのに、この日は風が強いので揺れが一層厳しい。ハンドルに掛けると重量でバランスを崩すので手に持って走りましたが、お陰で手が痛い。

 石毛橋で鬼怒川を渡り、茨城県道24号線を西へ。走行ルートをご覧いただければわかりますが、ここでとんでもない迷走をしてしまいました。なんか方向感が狂っていたんですね。南下した上に、東に戻っているし(^^;。畑か田んぼしかない田舎道で迷ってしまいました。遠くの空は黒い雲で雨が降っているみたいですし、ちょっと焦りが。それでもなんとか24号線に復帰。

 復帰後、セブンイレブンでおにぎりを二つ買い、昼食代わりに。本当は団子が食べたいです(笑)。国道354号線を走り、境大橋で利根川を渡りました。ここまで来れば目的地はすぐです。しかし利根川と江戸川に挟まれた関宿に入った所で後輪がスローパンクorz パンクは久しぶりです… 暗くなる前に到着したいのに… パンクを修理し、最後の気力を振り絞って国道4号線を北上、16:50頃、南栗橋の甥っ子の家へ。既に薄暗かったです。

 早速団子を食し満足(笑)。ウェストバッグを返却し、ボトルケージとボトルケージアダプターをプレゼント。館山サイクリングでは安い器具を付けていて、ボトルが脱落していましたので。一時間程雑談の後、南栗橋駅から輪行で竹の塚駅へ。19時頃、帰宅しました。

 距離的には大したことありませんが、強風の中を団子持って走ったので結構疲れました。山は行けませんでしたが、運動としては十分楽しめました。あ、帰宅後に自宅用団子の半分を夕食代わりに食べたのは言うまでもありません。大満足(笑)。

所要経費
 つくばエクスプレス 六町→守谷 600円
 東武鉄道伊勢崎線 南栗橋→竹の塚 500円

2013年9月17日火曜日

Platina Jazz Orchestra presented by Rasmus Faber@ビルボードライブ東京

[日時]2013/09/17(火) 21:30開演 (2nd セット)
[会場]ビルボードライブ東京
[料金]¥8,800(DXシート)
[時間]1時間22分
[出演者]
 Rasmus Faber [ラスマス・フェイバー] (Keyboards)
 Martin Persson [マーティン・パーソン] (Piano)
 Nils Janson [ニルス・ヤンソン] (Trumpet)
 Carl Bagge [カール・バッゲ] (Organ,Flugelhorn)
 Karl Frid [カール・フリッド] (Trombone)
 Ola Bothźen [オーラ・ボッゼン] (Drums)
 Martin Höper [マーティン・ホーパー] (Acoustic Bass)
 Kristian Harborg [クリスチャン・ハーボーグ] (Baritone Saxophone)
 Thomas Backman [トーマス・バックマン] (Alto Saxophone)
 Andreas Gildlund [アンドレアス・ギルドランド] (Tenor Saxophone)
 Emily McEwan [エミリー・マクイーワン] (Vocals)
 Niklas Gabrielsson [ニクラス・ガブリエルソン] (Vocals)
 Douglas Unger [ダグラス・アンガー] (Special Guest, Vocals)
 Megumi Nakajima [中島愛] (Special Guest, Vocals)

[曲目]
 01.READY!! (「THE IDOLM@STER」)
 02.Thanatos -If I Can't Be Yours- (「新世紀エヴァンゲリオン」) (vo.Emily)
 03.Genesis of Aquarion (「創聖のアクエリオン」) (vo.Emily)
 04.ミラクル・ガール (YAWARA!) (vo.Emily)
 05.Platina Medley GO!GO!MANIAC〜ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C〜そばかす〜わが名は小学生〜デリケートに好きして
 06.Super Hero (「ルパン三世」) (vo.Niklas)
 07.銀河鉄道999 (「劇場版 銀河鉄道999」) (vo.Niklas)
 08.はじめてのチュウ (「キテレツ大百科」) (vo.Niklas)
 09.Hello! (「輪廻のラグランジェ」) (vo.中島愛)
 10.TRY UNITE! (「輪廻のラグランジェ」) (vo.中島愛)
  Enc1.ムーンライト伝説 (「美少女戦士セーラームーン」) (vo.Douglas)
  Enc2.Gotta Knock a Little Harder (「劇場版 カウボーイビバップ」)

[感想]
 ライブは「READY!!」から開始。ベースの独奏からしっとり。
 その後3曲はエミリーのボーカル。
 5曲目はマーティン・パーソンが編曲したメドレー。演奏前に自らメドレー曲を紹介するのですが、日本語が拙いから英語で話すと言いながらもタイトルは日本語なわけで、「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」と拙く言う時は会場の笑いを誘っていました(笑)。10分も続くメドレーはラスマスが言う通り「クレイジー」。でも個人的には「GO!GO!MANIAC」が好きなので独立して演奏して欲しかったです。
 「Super Hero」。ルパン三世ですね。これは懐かしいし、しかもCDに収録されていないので嬉しいです。
 「Hello!」「TRY UNITE!」は中島愛のボーカル。昨年に続きの登場で、会場を満席にした要因の一つでしょう。「Hello!」のオリジナルは元気な曲ですが、ここでは一転してバラード。前回の「TRY UNITE!」はボサノバ風でしたが、今回はジャズ。私の大好きなリムショットがずっと続く中、まめぐは堂々と歌い上げていました。
 アンコールの「ムーンライト伝説」は反則だと思います(笑)。クラリネットの独奏でやや不思議と言うか不気味な雰囲気が漂う中、ゴツいタキシード仮面に扮したダグラスの渋いボーカル。一曲の中にかなり変化があって芝居の様でした。
 アンコール2曲目の紹介でラスマスが「カウボーイビバップ」と言うだけで会場大盛り上がり。しかし凡そ観客の期待した「Tank!」ではありませんでした。この辺、うまく外してきます。もちろん外されたらガッカリなんですが、「Gotta Knock a Little Harder」は気だるい雰囲気から渋く盛り上がる曲なんですが、ダグラスのボーカルがきっかりハマっていました。オルガンの音も気持ち良かったです。

 ビルボードライブ東京該当ページ

2013年8月10日土曜日

Jazztronik@Motion Blue Yokohama 2013/08/10

[日時]2013/08/10(土) 17:30開演(1st set)
[タイトル]Jazztronik Live Set "Summer Edition"
[会場]モーションブルー横浜
[料金]¥4,500
[時間]1時間28分
[出演者]
 野崎良太 (p)
 藤谷一郎 (b)
 波多江健 (ds)
 越田太郎丸 (g)
 栗原健 (sax)
 伊藤彩 (vln)
 古川淑恵 (vlc)
 姫野朋久 (fl)

[曲目]
 01.Brisa
 02.For A Long Time After
 MC メンバー紹介
 03.Spur
 04.From The Picture
 05.Beira Mar
 06.Siesta
 07.Jonetsu
 08.Little Tree
 09.Ms Loneliness
 10.Rita
 11.Samurai

 モーションブルー該当ページ

 猛暑の中、Jazztronik 10th Anniversary JTK Live Tour以来4年半ぶりにJazztronikのライブに参戦してきました。Jazztronikはもっと参戦したいのですが、20代が客層のクラブ系がメインなのでおっさんには敷居が高いです。今回はモーションブルー横浜で座って見られるということで参戦できました。事前にSoundcloudで演奏曲を告知したのですが、その中に「Rita」があったのが決め手です。

 Jazztronikというと歌ものが多いわけですが、今回は歌なしのインストゥルメンタルのみ。夏なのでサンバやブラジリアンな感じにアレンジして「Summer Edition」と銘打っています。しかも「あまりに久しぶりの演奏で曲名忘れちゃってる」(MCでの発言)様な古い曲や普段ライブで演奏しない曲に焦点を当てています。そのせいか会場は超満員という感じではなかった様な。

 01.クールなボサノバからスタート。外の真夏の暑さを忘れさせる甘美さ。
 02.イントロからフェンダーローズの甘い音色にやられました。フェンダーローズといい曲調といい、チック・コリアを思わせます。ギターソロも秀逸。
 03.この曲はコーラスが印象的。皆さん本職ではないのに(笑)。
 04.私の大好きなリムショット大サービス。ベースの響きも面白かったです。ギターソロも痺れました。
 05.エレピの音色が良かったですが、いろいろ要素を詰め込みすぎて散漫な感じでした。
 06.オリジナルよりビートを効かせた「チャッチャッチャッ チャッチャッチャッチャッチャッ」アレンジ。ストリングスが弦を弾く演奏が印象的。オリジナルはトランペットがクールな演奏を聴かせているのですが、こちらはもっと弾けた感じ。
 07.オリジナルはクールなピアノ演奏ですが、バックのビートに煽られてピアノも躍動的。オリジナルは如何にもサウンドトラックな映像の邪魔をしない控えめな演奏ですが、ここではライブらしく音楽を聴かせる演奏。テナーサックスの鳴き(泣き)も盛り上がりました。フルート、ギターのソロも完璧。
 08. この曲もオリジナルはストリングスが主旋律を奏でる綺麗な曲ですが、ライブではリズムが強調されてフルート、サックスが躍動。
 09.オリジナルはハウス感満点の歌ものですが、ここではテナーサックスが歌の代わり。渋いです。
 10.キタコレ。主旋律がストリングスというのが面白いし格好良いです。オリジナルよりテンポ速めで快走。
 11.アンコール。この曲を外したらいかんです(笑)。アーティスト気取りのミュージシャンはヒット曲を敢えて演奏しないですが、DJなんかでお客さんのニーズに敏感な野崎さんはそんなことはしない。ただ個人的には如何にもハウスなフレーズをゆっくり繰り返す呪術的とも言える「Samurai」が好きなので、前のめりに疾走する爆速サムライはいまいちかなぁ。まぁアレンジを変えないとミュージシャン的には面白みがないのでしょうけど。

 普段演奏しない曲なだけに最初のうちは私も含めてお客さんもいまひとつ乗り切れなかったわけですが、ラストで完璧に締めてくれました。これで不満は出るはずがないです。個人的にはインストは大好きなので、この形式のライブをもっとやって欲しいと思います。客席数が少ないので収益的には厳しいかもしれませんが…

 ビジュアル面ではサックスの栗原さんの衣装が笑いを誘っていました。野崎さん曰く「リハーサル後に『夏なのでブラジリアンな雰囲気なら服装は自由だよ』と言ったら、こんな格好で出てきた」というシルクハットにタキシードのマジシャンの様な格好。山田ルイ53世っぽくもありましたが(笑)。

 ちなみに食事は巨大なアボカドバーガーを注文しましたが、食べにくいったらなかったです(苦笑)。

参考資料
 個人調べによる各曲の初出アルバム。前半はかなり古い曲ばかりでした。
 01.「numero uno」(1999)
 02.「Inner Flight」(2001)
 03.「Inner Flight」(2001)
 04.「numero uno」(1999)
 05.「Bon Voyage!」(2010)←リアレンジアルバムなので、オリジナルはもっと古いはず
 06.「numero uno」(1999)
 07.「死刑台のエレベーター」サウンドトラック(2010)
 08.「en:Code」(2005)
 09.「MS LONELINESS」(1999)
 10.「Horizon」(2003)
 11.「七色」(2004)←アルバムバージョンなので、オリジナルはもっと古いと思う

横浜赤レンガ倉庫2号館

 帰りに撮影した赤レンガ倉庫2号館。


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2013年8月3日土曜日

2013/08/03 飯能駅→有間峠→西武秩父駅

走行距離 96.67km
走行時間 06:39:02
平均速度 14.5km/h
最高速度 53km/h
使用車種 KHS F20-R



 7月20日の遠征で有間峠を越えられませんでしたので、ヒルクライムの調整を兼ねて再チャレンジすることにしました。幸い気温は高くならないとの予報でした。

 04:45に自宅を出発。05:45に池袋到着。輪行で飯能へ。07:10頃に飯能駅からサイクリング開始。



 08:30頃、有間ダム到着。



 前夜に雨が降ったにしては湖面は水が少なめかな。しかしそれより問題は有間山の雲です。微妙に怪しいので雨が心配。ただ麓は暑くなくてサイクリングには最適な天候です。まぁヒルクライムすればあっちっちになっちゃうわけですが。

 久しぶりのヒルクライムで腰がやられ、何度か停車。いつもの場所で沢に下りて頭から水を被ったりしてリフレッシュ。木に被われている林道ですが、前半は勾配がきつい上に林道が山の南側を走っている為に陽射しが厳しい場所があります。



 北側にまわったここは快適な場所。標高も750メートルを越え、気温が低下しています。法面の苔の具合が涼しさを演出。



 西名栗線合流地点。



 可憐なヤマホタルブクロに癒されます。



 大名栗線接続地点や逆川乗越を過ぎると急勾配はなくなり、アップダウンがだらだら続きます。如何にも夏の雲ですね。



 10:58、有間峠に到着。だいぶ時間がかかりました。有間峠はアマチュア無線愛好家が占拠していました。昨日から場所取りしていたそうです。リタイヤ世代は元気良過ぎ(笑)。本当は峠で横になりたかったのですが、無線の声がうるさいので断念。一口羊羹を頬張って秩父側へダウンヒル開始。

 下り始めは寒いくらいでしたが、だんだん生暖かくなって行きました(^^;。



 いつもヤシンタイの頭に続く林道を見る地点。緑が繁ってしまってZ型の林道がほとんど見えませんでした。

 この後は一気のダウンヒル。キャンプ場を見かけましたが、昼間は蒸し暑そうでした。



 浦山大橋。浦山大橋や大久保橋に人の姿が見えませんでした。いつも釣り人がいるんですけどね。秩父さくら湖の左岸ゲートは開いていましたが、左岸道路自体は通行止めみたいなので避けました。自転車なら走れると思いますが、暑い中わざわざ行って通行止めでは目も当てられませんので。



 浦山ダムに到着。夏の空ですなぁ。

 浦山ダムから下りて国道140号線へ。西武秩父駅を通り越して道の駅ちちぶへ。ぶどうでも売っていたらお土産にしようと。しかし果物はスイカしかありませんでした。傷物スイカは格安でしたが、さすがに5kgのスイカを抱えて自転車では帰れません(笑)。



 西武秩父駅へ移動し、仲見世通りで漬け物をお土産に買い、普通列車で帰路へ。疲れのせいかボケていて、飯能からは各駅停車に乗りっぱなしでした。池袋から自走し、18時頃帰宅。

 体重増加と久しぶりのヒルクライムで腰痛に悩まされましたが、ホームコースを自称する有間峠をなんとか越えられて良かったです。もう一回くらい有間峠をクリアして、月末に大弛峠に行きたいと思っています。大弛峠は有間峠二本分なので、有間峠を楽々越えられないと怖くて上れません(笑)。

所要経費
 西武鉄道 池袋駅→飯能駅 450円
      西武秩父駅→池袋駅 750円

2013年7月20日土曜日

2013/07/20 足立区→飯能

走行距離 143.89km
走行時間 07:47:08
平均速度 18.4km/h
最高速度 48.5km/h
使用車種 KHS F20-R



 連日の猛暑から一転涼しい日が予報された為、久しぶりに遠征することに。涼しいなら海が良いと思ったのですが、小学生の夏休み初日で混むと判断。山へ向かうことにしました。

 04:45頃出発。千住新橋で荒川サイクリングロード(CR)にイン。この日は足立区花火大会の為、05:00に通過した時点で場所取りが行われていました(笑)。たぶんここで一晩過ごした人もいるんでしょうね。涼しい上に足の調子も良さそうなので、輪行ではなく直接飯能に向かうことに。

 06:55頃、入間大橋到着。疲れたので堤防上の歩道の端に自転車を停めて横になっていたら、ジョギングのおじさんに安否を気遣われてしまいました。まだ朝で暑い時間ではないですが、それでも歩道で横になっていると心配されてしまう様です… 10分程休憩しました。

 豊水橋でCRは終わり。08:13、いつも立ち寄るセブンイレブンで補給と休憩。6月9日の遠征では暑さの為ここでバテバテでしたが、この日はまだまだ大丈夫。名栗方面に向かいます。

 有間ダム手前、下名栗ではバイパスを走らず旧道を進みます。庚申の水が目的。ここはいつも盛況なんですよね。ここは山から湧き水をホースで引っ張って来ています。往路では他の方が使っていたので冷たい水がすぐに出てきましたが、帰路は誰もおらず、蛇口を捻ってから10秒以上熱水が出てきました(^^;。ホースは長い上に黒いですから水が熱せられてしまうわけです。

 日本の名水 庚申の水



 農産物直売所かわせみに到着。入間川下流方面を望む。雲が結構あります。ここでトイレを済ませ、ピーチネクターを一杯飲んでエネルギー補給。



 喘ぎながら登山者と大差ない速度で上りきり、有間ダム到着。有間峠は雲ですっぽり被われているみたいです。

 そのまま左岸を走りたい所ですが、カヌー工房手前で落石があり通行止めとのこと。右岸を進むことになりますが、まずはダムの堤体でブログ記事を書いて一休み。完全に日陰な場所で一眠りしたいのですが、場所がありません。左岸のカヌー工房の東屋で一眠りする予定でしたが、右岸を走りきってから左岸で戻るのもアホですし、夏休み突入ということでカヌー工房も混雑が予想されるので諦めました。



 右岸ほぼ終着点から名栗湖下流方面。こんなに水が少なかったかなぁ?



 林道広河原逆川線起点。

 この後も道路脇で寝床(^^;を探したのですが、やはりこの時期に道路端に寝ていると誤解されますよね… はぁ… 一眠りしないと足が動かないのですが、止むなく管理釣り場からの本格的な上りに入りました。しかし初めて広河原逆川線に来た時の様に大苦戦。足の力がなくて踏み込めません。何度もお休みを入れました。

 標高650メートル、いつもの場所で逆川沢に下りました。この辺りの標高では風もあって気温も落ち着いていたのですが、頭が熱くて熱中症気味でした。沢の水で顔を洗い、頭にジャブジャブ水をかけてお休み。ここで横になりたいですが、ここでも通報されかねないですよねぇ… テントかせめて銀マットでも敷いていれば誤解されないんでしょうが。

 更に60メートル程上った所でギブアップ。逆川乗越まで上れば東屋で一休みできると思ったのですが、体力と気力が限界でした(^^;。

 下りは涼しくて快適。路面が悪いのでハンドルからの衝撃が厳しいのですが。

 帰路は往路とほぼ同じ。途中、前回通った時に気になったお店に寄ってみました。

 森牛乳・加藤牧場 飯能直売センター

 乳製品の直売所です。この暑い中、お目当てはアイス。しぼりたてミルクともう一個食べましたが、名前失念。いずれも強いコクはなく、乳製品の自然の風味を売りにしているみたいです。美味しいですけど、個人的にはコクがないといまいち満足度が高くならないです。食べた後に他の乳製品をじっくり見ようと思いましたが、15人くらいのロードバイクの集団が入って来ましたので一足早く退場。



 割石橋から飯能河原。川が深くなく安全な為、大勢の人で賑わっていました。バーベキューとかやったら楽しそうですね。

 14:30に飯能駅到着。池袋まで輪行。池袋から自走。荒川CRは花火待ちの人で大混雑でしたが、18:00までは通行可能で助かりました。17:00に自宅到着。

 涼しくて調子が良かった為、前半飛ばし過ぎかもしれません。もっともそれ以上に問題なのは、有間ダムで休憩できなかったことですが。私の体力では有間ダムで一時間は横にならないと有間峠まで上れません(^^;。有間峠往復しちゃう人達は凄いです。2011/05/08の遠征以来の直接秩父入りには失敗しましたが、この暑い時期に140km走れたのは満足です。帰宅後珍しくビールに手を出すくらいに(笑)。

所要経費
 西武鉄道 飯能駅→池袋駅 450円