2011年5月15日日曜日

2011/05/15 飯能→有間峠→秩父

走行距離 84.1km(飯能→秩父は54km)
走行時間 06:18:51
平均速度 13.3km/h
最高速度 41.7km/h
使用車種 KHS F20-R



 翌週にヒルクライム主体の遠征を考えている為、練習と言うか体を慣れさせ様とヒルクライムに出掛けることに。当初は奥多摩が予定でしたが、予定通り早朝に起きられなくて、お手軽に有間峠連戦となりました。

 07:05に出発。荒川サイクリングロードを通って、王子経由で池袋へ。池袋から飯能まで輪行。今回は陽のあるうちに峠を越えようということで。09:15、飯能駅出発。



 有間ダム(名栗湖)。先週は既に西日でしたが、今回は午前中なので影が短いです。それにしても見事な青空と鮮烈な緑の山だこと。



 名栗湖の水面の色もエメラルドグリーン。こんなに景色が良いのですし、時間もたっぷりあるのですから、今回はのんびり写真を撮りながら上ることにしましょう。



 ちょっと時期が遅いので色褪せてますが、広河原逆川林道の山藤。うちの藤はここ数年花が咲かないのに…



 広河原逆川林道。かんかん照りに見えますが、気温は高くないです。まぁヒルクライムすれば体温は上がりっ放しですけどね。



 広河原逆川林道。冬の間に法面も路面も綺麗に整備されている箇所があります。でもその直前直後は崩れていたり(笑)。



 木立の影で涼しいこと。しかもうぐいすの鳴き声まで聞こえてきて、気分は最高。



 広河原逆川林道の岩つつじ。先週も日暮れの中見かけたのですが、今週も咲いていてくれました。

 この後、沢に下りて顔を洗ってのんびり。ヒルクライムをやるとどうしてもアスリート的、つまり時間優先になっちゃうのですが、やっぱり森の緑や沢の水と遊ばないと山に来た意味がないですねぇ。以前テレビ番組で「自動車だと目的地を繋ぐだけで点と点しか楽しめないが、自転車だと途中下車ができるので線で楽しめる」と言っていた人がいましたが、時間や距離優先になるとそうでもなくなっちゃいます。うん、私も原点回帰しよう。



 突然通行止めの看板とテープがありました。自転車は隙間から入れるので入ってみると、なんと法面が崩落して路面が岩だらけ。幸いお昼休みで重機も休んでいた為、工事の方の許可を得て担いで突破。楽しい(笑)。



 路面に猿発見と思ったら、道路の上にも下にも群れがいました。子供を連れていて可愛いのです。



 広河原逆川林道法面崩落現場を離れた場所から。



 有間峠に到着。ロードのチームが10人くらいいました。上って行く最中に抜かれたのですが、速度が倍くらいでした。



 有間峠から名栗湖を望む。風がびゅーびゅー吹いていて、高度以上に更に涼しいのでした。下りたくないです。



 下りの最中、大好きなヤシンタイの頭への林道を眺めます。



 広河原逆川林道下りでも猿発見。今日は猿の日。



 浦山大橋。真っ暗な山掴トンネルが怖いのでこちらの道路はあまり走らないのですが、今回は真っ昼間なので久しぶりに走ってみました。強力なライトもありますしね。相変わらずトンネルを出た所は落石が多くて危険なんですが…



 秩父市街から見る武甲山。武甲山も朝か夕方に見ることが多いです。陽が高い時間に見るとくっきりはっきりした輪郭で綺麗です。



 楽しみにしていた安田屋に到着。お腹が空いたので本当に楽しみだったのですが、なんと臨時休業。毎週月曜定休の文字が悲しい…



 では豚みそ丼の野さかにと行ってみると、駐車場は満車、待っているお客さんが店舗の右側に列をなして座っていました。そして本日営業終了の看板が… うーん、ショック。



 ネタが尽きたので、いつかは行こうと思っていた299号線沿いの悦楽園へ。オートバイの人達の間では大盛り(と言うかバカ盛り)の店として有名で、一度入ってみたいと思っていました。でもその盛りが尋常ではないことを知っていましたので、チャーハンの並を注文。出て来たチャーハンを見た時は違和感がなかったのですが、食べてみると全然減らない(笑)。しかも味が同じですから、食べ飽きるのです。量はたぶんお茶碗2.5杯分、丼飯1杯という感じでしょうか。結構苦しみながら完食。コーラがおまけで出てきましたが、量の多いものを出しておいて更に腹を膨らませる炭酸って… 第一、私はコーラが苦手なので、少し口をつけるだけでした。お値段は800円でしたが、正直に言えば高いです。肉があまり入ってないんですよ。とにかく沢山のご飯を炒めたという感じで、満腹にはなりますが満足感はないです。これならカツ丼とかの方が満足度が高いでしょう。

 食べログ 悦楽園

 15:00くらいでしたので丸山を越えて正丸駅に走ることを考えていましたが、チャーハンで体が動けなくなっていました。温泉に入る為に着替えも用意していたのですが、気分が悪くなるくらいの満腹状態(笑)。そんなわけで撤退することに。西武秩父駅には15:23頃到着。15:25と15:30の特急がありましたが間に合うはずもなく、一時間後の特急に乗ることに。その間にトイレを済ませ、お土産に豚肉の味噌漬けを購入。現地で食べられないからお土産というわけです。保冷剤があるので、この時期ならギリギリ大丈夫かなと。

 池袋からは自走。19:10頃帰宅。

 今回は私的サイクリングの原点回帰でした。アスリート的に頑張るのも良いですが、のんびり走って景色を眺め、食事を楽しむのも良いものです。頑張ったり、のんびりしたり、自分なりの走りをすれば良いですね。

所要経費
 西武鉄道 池袋駅→飯能駅 450円
 西武鉄道 西武秩父駅→池袋駅 1370円(特急料金含む)

2011年5月8日日曜日

2011/05/08 足立区→有間峠→秩父

走行距離 142.17km(足立区→秩父は126.91km)
走行時間 09:42:55(足立区→秩父は08:39:57)
平均速度 14.6km/h
最高速度 35.2km/h
使用車種 KHS F20-R



 久しぶりにホームコースである広河原逆川林道を走ることに。夕方に着けば最後の芝桜も楽しめるかな、と。しかし全く早起きできず、のんびりと08:20頃出発。

 08:40、荒川サイクリングロードにイン。

 09:00、岩渕水門を過ぎると、なんだかサイクリングロードの雰囲気が変。直後、新荒川大橋を過ぎるとわかりました。駅伝大会が開催されていたのですorz 往復路にサイクリングロード全面を使っていました。スタート&ゴール地点は交代ランナーもいて大混雑で、自転車は下りて歩くことを要請され、東北本線の橋脚から先は堤防の上を走らされました。



 堤防の上から撮影。右端は先頭なのでランナーも少ないですが、中央辺りはだんごです。これじゃ自転車が走れるわけがない。狭い堤防の上は速度も出せず、ゆっくり走行。

 10:30、上江橋中央に到着。上江橋は荒川と入間川の合流点で、いつもは橋を渡り切って入間川右岸を走ります。しかし右岸は未舗装箇所があり、今回は荒川と入間川の間の荒川自転車道を走ることに。いつも入間川右岸のダートから、荒川自転車道をスイスイ走る自転車を見ていたのです。先のどこかで橋を渡れば入間川サイクリングロードに入れると読みました。最初は思惑通りスイスイ走り、川から離れてしまいましたが明らかに川に沿っている田舎道を快調に飛ばしました。しかし落合橋を渡り損ね、いつしか越辺川沿いのサイクリングロードを走っていました。川が越辺川と気づき、道場橋を渡って南下することに。

 11:18、セブンイレブンでトイレ休憩。飲料を補給し、暑いのでアイスも食します。でも暑さで頭がボーっとしていたのでしょう。セブンイレブンから先の道路を左折すべきなのに右折してしまい、1.5km走ったところで気付いて南下、小畦川を越え雁見橋で漸く入間川サイクリングロードへ復帰しました。休憩が入っているとはいえ落合橋から雁見橋まで1.2時間かかってますが、入間川サイクリングロードを普通に走っていれば10分ちょっとで走れる距離です。ほぼ1時間のロスでした。

 12:33、安比奈親水公園に到着。





 安比奈親水公園はポピーが見頃でした。

 13:04、入間川サイクリングロードをアウト。近くのセブンイレブンで昼食休憩をとりました。

 飯能図書館前で信号待ち。登山かと思われるリュックを背負った自転車と一緒になりました。同じ方向かなと思ったのですが違いました。

 勝手知ったる県道70、53号線やその裏道を走り、途中セブンイレブンで飲料を補給し、14:58に名栗湖直下に到着。なんと先程の自転車が登山道の看板を見ていました(笑)。話しかけようかなと思ったのですが、暑さで参っていて一刻も早く有間ダムの東屋で横になりたくてスルーしました。



 有間ダムにて。この写真も何回目でしょう。

 15:15、カヌー工房そばの東屋(バス停留所)に到着。標高320m。補給食のバームクーヘンを食べ、横になって寝入りました(笑)。しかし天気が良いせいかオートバイの爆音が酷く、あまり寝られませんでした。

 16:20、出発することに。この季節ですから、19:00近くまでは明るいでしょう。2時間で上れば、ギリギリ明るいうちに広河原線を下りきれるはずです。管理釣り場を越え、逆川線の激坂をひーこら上ります。すると、先程見かけた自転車が逆川沢の砂防堰にテントを張ってました(笑)。大荷物はそういうことだったのですね。ここでも話してみようと思ったのですが、足を着かないで上ることと時間が押していることがあって、止むなくスルー。しかしあんな場所でテント張って大丈夫なんですかね。沢は水流が少なく、この日は雨も予想されてなかったですが、もし増水したら5mくらい下に落とされちゃうんですけど。

 まぁ他人のことは心配していられません。日が暮れたらまずいので、歩く様な速度ですが休むことなくどんどん上りました。久しぶりなので腰に疲労が来ます。逆川線は何ヶ所か綺麗に整備されていましたが、相変わらず落石箇所も多く荒れてますねぇ。お陰で自動車も自転車もあまり走らないので好きなのですけどね。

 18:22、有間峠に到着。標高1134m。



 前回は17:30で真っ暗でしたが、この季節だとまだ夕焼けの時間でした。しかしこの時間ですと自動車も全くおらず、寂しい限り。

 18:30、ダウンヒル開始。長袖Tシャツ一枚ですが、ウィンドブレーカーを着る程ではないでしょう。しかし走り出すとすぐに暗くなり始めました。森の木々が茂っていますし、谷底に下りて行くので暗いんですね。GENTOS閃の光を頼りに、速度を控えて下りて行きます。Z型の林道が見えるいつもの爆笑ポイントも気付きませんでした。路面重視です。

 標高900mくらいでしょうか。ブラインドコーナーを曲がると、林道の真ん中に大きな動物4頭を発見。一瞬恐怖が走りました。暗いので「大きい動物」としかわからなかったんです。まぁ動物の方からしたら、一つ目の怪物がすごい速度で接近してきたので恐怖そのものだったのでしょうけど(笑)。しかし4頭は即座に林道から崖下に下りて行きました。動物は鹿でした。自転車を停め崖下を見ると、ほんの10秒くらいのはずなのに鹿は20〜30m下を走っていました。凄い。ちなみに、更にその先で鹿2頭と遭遇。昼間だったら嬉しかったのに…

 18:50、広河原谷のおっちゃん小屋到着。暗くても人家があると安心ですねぇ。川俣や毛附の集落の電気には本当にホッとしました。でも自転車的には道端に動物の置物を置くのは止めて欲しいかな。暗い中で見ると一瞬本物と思っちゃいます。秩父さくら湖畔もあまりに暗くて泣きそうでした(笑)。東日本大震災のせいでトンネルまで照明を半分落としていました。

 19:25、浦山ダム到着。真っ暗な山道の走行は参りましたが、最後に秩父市街の綺麗な明かりを見られたのが救いです。

 19:50、西武秩父駅到着。20:25の特急で池袋への帰路へ。セブンイレブンで購入したパンを齧りながら、到着のあまりの遅さに一人反省会を開いていました。自宅到着は23:10。分別ある大人のサイクリングではないです!!



 走行ルート。入間川の部分が大きく湾曲しているのは問題ないのですが、湾曲左上の箇所が問題の迷走。北へ向かって南へ向かい、西に向かって東に向かってとアホらしい程の迷走ぶり。



 ルート標高図。相変わらず前半は楽で、後半は大変なルート。かなり腰に来ます…

 出発が予定より2時間遅れ、入間川で1時間迷走と、ほぼ3時間の遅れが痛かったです。長袖シャツに日焼け止めで紫外線対策は良かったのですが、紫外線が関係ない深夜に帰宅ではダメですね(笑)。しかし新緑を堪能できたこと、のんびりとはいえ足を着かずに峠まで上り切ったことは満足です。

所要経費
 西武鉄道 西武秩父駅→池袋駅 1370円(特急料金含む)

2011年5月6日金曜日

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール@BLUE NOTE TOKYO 2011/05/06

[日時]2011/05/06(金) 19:00開演
[会場]BLUE NOTE TOKYO
[料金]¥6,300
[時間]1時間33分
[出演者]
 菊地成孔 (sax, vo, conduct)
 大儀見元 (perc)
 田中倫明 (perc)
 堀米綾 (harp)
 早川純 (bandneon)
 林正樹 (p)
 鳥越啓介 (b)
 吉田翔平 (vln 1)
 楢村海香 (vln 2)
 菊地幹代 (vla)
 徳澤青弦 (vlc)
 林正子 (sop vo)
 カヒミ・カリィ (vo)

[曲目]
 01.YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS (vo.菊地成孔)
 02.京マチ子の夜
 03.即興〜はなればなれに〜映画「アルファビル」〜悲しきワルツ
 04.THE LOOK OF LOVE (vo.カヒミ・カリィ・菊地成孔)
 05.パリのエリザベステイラー
 06.アリア 私が土の上に横たわる時 (vo.林正子)
 07.行列 (vo.林正子)
 08.キリング・タイム
 09.バンドネオン ソロ〜ルペベレスの葬儀
 10.IMPROVISATION〜CRAZY HE CALLS ME (vo.カヒミ・カリィ・菊地成孔)
 MC
 11.時さえ忘れて (vo.菊地成孔)

 01パーカッションに乗せて菊地のボーカル。パーカッションのリズムが心地よい。ボーカルが終わるとピアノ等が参加、菊地もサックスへ。
 02間を置かずに「京マチ子の夜」へ。下世話とも言える甘い主旋律も好きなのですが、出だしのバンドネオン、ベース、サックスのアンサンブルにゾクゾクします。
 04はカヒミ・カリィの囁く様なボーカルに背中をやられました(笑)。ピアノもバンドネオンも美しいです。菊地成孔のボーカルもCDよりはマシかなぁ。CDだと英語発音の酷さがダイレクトに耳に入って来ちゃって恥ずかしいったらないのです。
 05はCDJと管弦楽の融合。特に新しさはないかな。
 06は林正子の神々しいボーカルを堪能。
 07は不安を煽るリズムと旋律。緊張感ある演奏へ林正子のソプラノが被さります。
 08は大好きな曲。パーカッションとドラムが複雑なリズムを刻み、その上を緊張感ある弦楽器が走ります。第一バイオリンが大迫力のソロ。それらを従え、サックスが自由奔放にソロを展開。なんとなく坂田明を思わせると書いたら、菊地成孔に怒られますかね(^^; ハープの音も綺麗。
 09では最近気になるバンドネオンの音色をたっぷり堪能。そしてそのまま「ルペペレスの葬儀」へ。これがまた格好良い。主旋律をサックスとベースがユニゾンし続けるのが痺れまくります。その後のベースソロもイカしますね。ベースソロは単調でつまらないものになりがちですが、美しい旋律に乗せたベースソロは全く飽きない。ハープ演奏も効果的且つ華麗。菊地成孔のゴツゴツした演奏も素晴らしいです。
 10はデュエット。どちらも囁く様な歌唱。
 11はMC後のアンコール。弦楽セクションは哀愁、バンドネオンは哀愁と共に爽やかさも、ハープは華麗、リズムセクションは堅実で素晴らしいです。編曲のうまさもありますね。ただ菊地成孔の歌だけはちょっといただけないかなぁ… ジャズ界にはルイ・アームストロングのダミ声、チェット・ベイカーの細く妖しい歌唱と、幅広い歌が認められているんですけど、この拙い日本語発音英語で歌われると興醒めするのは私だけなんでしょうかねぇ。

 ブルーノート東京 ライブ該当ページ
 ブルーノート東京 公演の模様

 菊地成孔を知ったのはフジテレビNEXTの「菊地成孔と大谷能生の憂鬱と官能を教えた学校」でした。2011年4月頃のことです。自分はジャズファンなので、ジャズの理論面の解説番組には興味がありました。見てみると、菊地成孔はやけに口が回る人だなという印象。友人はこの番組を知らないのですが、別の何かで見た時「こいつはクスリをやっている」と思ったそうです(笑)。話はあっちこっち飛ぶし、妙にテンション高くペラペラ喋りまくるし、私も同意です。番組自体は面白くなくなった芸人と同じで、自分で自分の言葉に笑ってしまう菊地成孔にガッカリ。芸人は客を笑わせるべきもので自分が笑ってはダメですし、教師は生徒の興味を魅く為に笑いを取るべきで、生徒の笑いを取るために自分が笑ってはダメです。というわけでこの番組には失望しました。しかし同じ4月に同じくフジテレビNEXTで、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール結成5周年ツアー(恵比寿LIQUIDROOM 2010年6月9日)の模様が2時間放送されました。これに衝撃を受けました。ラテンとジャズとクラシックの融合したクラブミュージック? 耽美で荘厳で妖艶でロマンティック。上品で下品、ツンと澄ました芸術と下世話な程の甘さ。さすがにこんな音楽は聴いたことがありません。参りました。そんな折に私がよく行くブルーノート東京でライブをやるというのですから、これは行かない訳がないです。折しも東日本大震災のせいで外タレが軒並み来日をキャンセル。ブルーノートは日本人アーティストばかり出演させる異常事態の頃でした。

 ブルーノートに行ってみると、とにかく女性客が多いことに驚きました。自由席の入場は来場順なので熱狂的ファンが早い番号を取るのですが、今回は10番目だか11番目までが女性。どれだけ女性に熱烈ファンが多いかわかります。最終的に観客の半分近くは女性だったかも。着物で来場の女性を筆頭に、着飾っている女性も多いです。今までブルーノート東京には何度も行ってますが、初めて見るとても不思議な客層でした。

 内容自体は先程まとめた様に、テレビ放映で見た以上の素晴らしいもの。CDではダメですね。ライブでないと。唯一気になったのは菊地成孔の歌ですが、曲自体はアレンジの勝利で素晴らしいものでした。まぁ歌の善し悪しも含めて個人の好みの問題だとは思いますけど。これは誰にでも勧められる音楽ではないです。「京マチ子の夜」等キャッチーなメロディと演奏で誰でも入れる部分はあるのですが、それでも聴く人を選びます。でもこの独特の世界観にハマれば幸せになることは間違いないです。私はすっかり酔わされてしまいました(笑)。

 ライブ音源が欲しい方はこちら。サンプルも聴けます。

 菊地成孔とペぺ・トルメント・アスカラール LIVE at Blue Note Tokyo 2011 (DSD+mp3 ver.)