2011年2月27日日曜日

SPEEDOMETER featuring BILLY WOOTEN@BLUE NOTE TOKYO

[日時]2011/02/27(日) 18:00開演
[会場]ブルーノート東京
[料金]¥8,400
[時間]1時間15分(DJタイムは別途1時間くらい)
[出演者]
 Leigh Gracie [レイ・グレイシー] (g)
 Chris Starmer [クリス・スターマー] (ds)
 Richard Hindes [リチャード・ヒンデス] (b)
 Andy Fairclough [アンディ・フェアクラフ] (org)
 Matt Wilding [マット・ワイルディング] (per)
 Simon Jarrett [サイモン・ジャレット] (sax)
 Matt McKay [マット・マッケイ] (sax,fl)
 Neil Penny [ニール・ペニー] (tp)
 Ria Currie [ライア・カーリー] (vo)
 Myles Sanko [マイルス・サンコ] (vo)
 Billy Wooten [ビリー・ウッテン] (vibes)
 MURO(dj)

[曲目]
 01.AT THE SPEAKEASY
 02.FOUR FLIGHTS UP
 03.WORK IT OUT
 04.NO MAN WORRIES
 05.DRAGGING ME DOWN
 06.THE SHAKEDOWN
 07.LOVER & A FRIEND
 08.DRAGGING YOU DOWN
 09.MAKE IT ALRIGHT
 10.KOOL & THE GANG MEDLAY
  LET THE MUSIC TAKE YOU MIND〜JUNGLE BOOGIE〜FUNKY STUFF
 11.MONKEY HIPS AND RICE
 12.IN THE RAIN
 13.CROWN ROYALE
 14.MOTHER POPCORN〜IF YOU DON'T WORK YOU CAN'T EAT

 毎度のことながら、私はブルーノートのサイトに掲載されたスケジュールでこのバンドを知りました。ちょうどブルーノート東京の会員期限が切れる頃でどうしようか悩んでいたのですが、ビリー・ウッテンの渋いサンプルを聴いたらたまらない。すぐさま期限を更新。CDを2枚買い2枚借りの合計4枚で予習、予約受付開始日に予約もしました。とはいえ、この公演はブルーノート名古屋、モーションブルー横浜、ブルーノート東京と、三日間しかスケジュールがありません。更にビリー・ウッテンの非売品CDの配布、料金が通常より1000円安い等もあり、観客動員に苦しむと考えていました。しかし実際は予約は売り切れ、会場は満員御礼、立ち見もいました。The Sound Stylisticsは複数日でしたが閑古鳥でしたので、予想外の盛況でした。

 観客は主力が30才前で、クラブ系が多かった感じです。男性も帽子を被った洒落者が多くて。女性陣は派手さはなくも綺麗どころが多かったです。

 開演前一時間はDJタイムがありました。ブルーノートでは初めての体験。最初の曲からさすがに選曲が良くて格好良かったです。曲目一覧をネットで公開してくれると嬉しいんですが。

 開演時間になるとメンバー登場。イギリスのバンドらしく、細身のスーツ姿が格好良い。リーダーのハンチングが特に渋い。

 1、2曲目はSpeedometerのインスト曲。疾走感がたまらないオープニング。2曲目のバリトンが格好良すぎ。3曲目から女性ボーカルRia Currie(ライア・カーリー)登場。綺麗な顔してヘビーなボーカル。4曲目にライア・カーリーがErikoという女性をゲストボーカルで招くけど、彼女何者? 5曲目から男性ボーカルMyles Sanko(マイルス・サンコ)登場で、ライア・カーリーとのツインボーカルになりました。6曲目からスタンディングへ。7曲目は反復リズムといいマイルス・サンコのボーカルといい、完全にジェイムス・ブラウン降臨(笑)。
 10曲目はKool & the Gang(クール&ザ・ギャング)のメドレー。フルートが「スパイ大作戦」のメロディーを引用していて笑いが起きる(笑)。ソロも充実していて、長いけど楽しい演奏。
 11曲目から真打ちビリー・ウッテン登場。待ちかねた観客は大フィーバー。しかしステージに上がるけど他のメンバーが演奏を始めても携帯電話のカメラで客席を撮るのに夢中なウッテンおじさん(笑)。お陰で出だしがちょっと遅れる。しかし始まってしまえばグルービーな演奏。ギターのレイのソロでは客席に手拍子を求め、一体感を煽るウッテンおじさん。大好きなオルガンとのバトルも痺れまくり。12曲目は一転シックな曲で、ダンスフロアで流れたらしっとり盛り上がるでしょうなぁ。13曲目はラテンフレーバー。ギターのレイがカウベルを演奏していたのだけど、メンバー紹介で「カウベル。俺!!」と紹介して爆笑。
 14曲目はアンコールで、ボーカル復帰。格好良いカッティングギターで始まる。ジェイムス・ブラウンの曲らしく、反復リズムで押しまくる。ウッテンおじさんは渋くバッキングに徹してました。会場が幸せに満ちる中、終了。ウッテンおじさんは最後までステージを下りず、観客をカメラでパチパチ撮影。会場大盛り上がり。退場の際も観客の差し出す手全てに握手で応えるウッテンおじさん。私も通路にいたので握手してもらいましたよ。人柄が良くて、音楽が好きなまま、綺麗に老いた音楽家の典型ですね。

 全体として見ると、ボーカルパートがちょっと単調な感じでした。目先を変える意味で途中にインストを挟んでも良かったんじゃないかな。またビリー・ウッテンのパートもちょっと短くて残念。オルガンとのバトル、もっと聴きたかったです。ビリー・ウッテンは今回初来日だそうですが、観客に大歓迎されて日本が気に入ったみたいですし、また来日されると良いですね。

BLUE NOTE TOKYO 2011年来日公演
BLUE NOTE TOKYO 2011年来日公演の模様のブログ
BLUE NOTE NAGOYA 2011年来日公演の模様のブログ




2011年2月5日土曜日

2011/02/05 足立区→三崎口

走行距離 139.51km(足立区→三崎口は114.12km)
走行時間 07:32:24(足立区→三崎口は05:57:35)
平均速度 18.5km/h
最高速度 42.57km/h
使用車種 KHS F20-R



 昨年の走り納めは12/05の飯能〜秩父でした。それから二ヶ月、寒い日々が続いてF20-Rはずっと折り畳まれたままでした。しかしここ数日暖かい日が続いており、走り初めをすることに。秩父の三十槌の氷柱を見たいなと思ったのですが、一時間寝坊で断念。いくつか走行コースを想定していましたが、最後は走りながら決めることに。

 08:10、出発。まずは荒川サイクリングロード(CR)へ向かいます。08:35、CR入口の千住新橋到着。天気が良い日は千住新橋からは富士山、秩父や日光の山が見えるのですが、この日は見えず。暖かいだけあって水蒸気が多くて空気が澄んでないのかな。遠望が利かないのでは山はつまらないかなと、海側へ向かうことに。

 09:15、荒川河口に到着。ここで千葉へ行くか神奈川へ行くか選択。千葉の場合、金谷まで行ってフェリーに乗り、三崎口から輪行で帰るパターンになります。しかし意地っ張りな私はきっとやっちまえとばかり東京湾一周してしまうでしょう(笑)。久しぶりの走行でそれをやるのはキツすぎます。というわけで、神奈川の三浦半島か小田原へ行くことに。三浦半島から千葉にフェリーで渡る可能性はないです。千葉郊外の夜は真っ暗で走れませんから。

 11:25、横浜みなとみらいへ。ノンストップなので疲れました。11:45、中華街の江戸清へ。フカヒレまん500円を購入して昼食代わりに。キラキラしたフカヒレが入っているのはわかりますけど、500円の価値はないかなぁ。高速狩場線の下を走り、その後は鎌倉街道をひたすら南下します。この時点で行き先は三浦半島に決定。港南台辺りは起伏がありますが、意外に足が粘ります。

 13:30、相模湾の腰越に到着。しらすやは営業していませんでした。他にもしらすを提供するお店はありますが、この時期は禁漁のはず。というわけで、食事は葉山漁港で摂ることにして、国道134号線を東に進みます。国道134号線は自動車も多いですが、陽気に誘われてロードバイクも多かったです。



 稲村ガ崎公園で一休み。夏は混むこの公園もこの時期はさすがに空いています。江ノ島が見えますが、江ノ島で食事というのもありでしたね。



 材木座海岸から逗子マリーナを望む。今回はこの逗子マリーナを久しぶりに訪ねてみようかと。逗子マリーナは国道134号線から直接入れず、その為閑静です。



 134号線から外れた道路にある小坪海岸トンネル。小坪隧道は心霊スポットらしいですが、ここも心霊の噂があるみたいです。トンネルが曲がっているので反対側が見えず暗いのですが、トンネル自体は新しいのであまり怖くないです。このトンネルを抜けると逗子マリーナです。

 季節が冬ということもありますが、あまり人の気配がありません。建物もなんとなく寂れている感じ。海から山までどこにでもいる釣り人はいるのですが(笑)。



 リビエラグループのGRAND BLUE OCHIAIというレストラン。逗子マリーナのオーナーがセゾングループ系列の西洋環境開発だった頃はレストラン・セゾンというお店でした。バブルの頃は逗子マリーナは大層賑わっていて、学生だった私もデートで利用しました。ここは眺望が見事なんですよねぇ。というわけで、ちょっと懐かしい思い出を振り返る為に寄ってみました。埃まみれ髪ボサボサなおっさんには無縁な場所になりました(笑)。



 逗子マリーナと言えばパームツリー。



 同じ構図で新デジカメCASIO EX-ZR10のHDRアート機能を使って撮影。ポップな絵画調で楽しい写真になりました。

 逗子マリーナもぐるっと回ってみましたので、134号線に復帰することに。しかし逗子マリーナに入るのもややこしいのですが、出るのもややこしい。小坪漁港で行き止まりになって引き返したり(^^;。挙げ句は高架の134号線の下に来たのですが、134号線に入れない。恐ろしいことにGPSの電池もここでちょうど切れましたorz 勘を働かせて横須賀線に出て、なんとか134号線に復帰できました。でも山側を走ったせいで葉山漁港を迂回してしまい、楽しみにしていた昼食がなくなりましたorz 小坪漁港でも食堂があったのですが、営業時間外でした。

 葉山御用邸や自衛隊駐屯地の前を通りますが、いまいち魚介類の美味しそうなお店がないんですよねぇ。探しているうちに、16:12、三崎口に到着してしまいました。海に来たのに魚介類を食べないサイクリングって… 昼間は暖かいとはいえ暗くなれば寒くなりますので、ここで撤退決定。駅前のお土産の店は大繁盛で、時間がかかりそうなので土産も諦めました。自転車を畳み、京浜急行で帰路へ。

 18:00頃、品川から再び自転車で走行開始。途中デジカメで夜景撮影を確かめつつ、銀座の木村屋であんぱんをお土産として買ったり、神保町で雑誌を買ったりの寄り道をし、21:10に無事帰宅しました。

 二ヶ月ぶりなのに140km走行、主要道を走ることが多く排気ガスまみれ、海鮮の食事なしと、初走行はトレーニングっぽくなってしまいました。でも一日穏やかな自転車日和で良かったです。自転車以外にもハイカーも多く見受けられ、皆さん春を待ち望んでいる感じでした。

所要経費
 京浜急行 三崎口駅→品川駅 900円