2008年12月20日土曜日

2008/12/20 飯能〜有間峠〜飯能(広河原逆川林道)

走行距離 101.13km (飯能駅〜有間峠〜飯能駅 67.67km)
走行時間 06:41:18 (飯能駅〜有間峠〜飯能駅 04:45:34)
平均速度 15.1km/h (飯能駅〜有間峠〜飯能駅 14.2km/h)
最高速度 47km/h
使用車種 KHS F20-R



 まだ父の死から日が経ってないにも関わらず、峠が雪に閉ざされる前に遠征を決行。年内に広河原逆川林道をもう一度走っておきたかったのです。それはコンパクトクランクの効果がどれ程のものか、同じコースで疲労感や時間を比べてみたかったからというわけです。

 さすがに寒くて早起きはできないし、早すぎると路面が凍っている可能性があるので、のんびり出発。飯能駅をスタートしたのは10:55。出発したのは良いのですが、ボケていたのか県道28号線(青梅飯能線)を誤って南下、飯能美杉台団地等がある開拓地に出てしまいました。うちも数年前に区画整理がありましたが、こちらは区画整理事業と言っても低山を切り拓いてしまうという大胆なものなのね(^^;。せっかく上ったのに下って引き返しました。

 ルート途中にあるセブンイレブンにて補給食と水、そして昼食としてパンとすきやき鍋を購入。すきやき鍋は生野菜も入っていて結構な重さ。しかし先にパンを手に取ってしまったので、おにぎりか白米を買うという考えが浮かばなかったです。すきやきにはご飯ですよねぇ…

 有間ダム手前、さわらびの湯もある農産物直販所にて名栗まんじゅうを5個購入。子の権現サイクリングの時に買ったのですが、これが美味。寒さに震える中で食べる暖かいまんじゅうが美味なのは当然なんですが、前回は自宅に着く前に3個全部食べ尽くすという惨劇でした(笑)。そんなわけで今回は5個買って鞄に仕舞い込みました。まんじゅうも結構大きくて重いです。これからヒルクライムなのにね(笑)。鞄が重くなればなる程ヒルクライムは燃えるぜ(アホ)。



 12:18頃、有間ダムに到着。



 青空の下、陽射しが暖かいです。雨の心配はなさそう。

 ちょっと休憩と撮影をして、12:25頃出発。



 12:40頃。栃木入沢と逆川沢の合流点にして、広河原逆川林道起点。うーん、いきなり通行止めですか。工事による通行止めが12月末まで、林道自体の冬期通行止めは12/19から4月上旬まで。って、前日までかよ(^^;。ま、四輪はダメでも人は通れるだろうし、自転車も転がせば歩行者扱いなのでいいやと突撃(こら)。尚、写真は帰路に撮影。



 最初からキツい勾配を上り始めて1km、最初のヘアピンがある場所が工事中。ここは路面だけですが、左にカーブした所からは法面も作り直していました。幸いお昼の休憩で作業員が見当たらないので自転車を担いで通過。作業員の方は先のヘアピンに停めた自動車の中で休んでいましたが、特に制止もされず。



 路面がひび割れてますね。ここはまだ良い方で、とにかく名栗側の路面の悪さは厳しい。工事、厳冬の中ご苦労様です。



 ヘアピンを上った所から下を眺める。春夏秋と違って葉がないので展望は優れています。



 見通しが良いのは結構ですが、このヘアピンの急勾配は見たくない(笑)。一瞬「うげっ」と呟いてしまいます。



 小さな峰を巻く様に林道は走っているので、南向きの道は明るく暖かです。



 そしてまた寒々する峰の北側へ。初夏に来た時はここが涼しくて最高だったんですよ(笑)。



 ヘアピンになっている谷から、今走って来た林道を眺める。

 大名栗林道接続点を通過すると、バイクが数台下りてきました。ダートの大名栗林道は抜けられるみたいですね。大名栗林道の方からやたらエンジン音が聞こえて来て雰囲気ぶち壊し。

 更に少し進んでヘアピンを曲がると勾配は突然緩くなります。そこで三人の下り登山者に出会って挨拶。徒歩は強いね(笑)。



 登山者と擦れ違って200mくらい。14:07頃。お腹が空いた〜



 というわけで、ここでかなり遅い昼食に。薄いけど四枚程の肉、人参や白菜等の野菜、木綿豆腐、生卵まで入った本格的なもの。550円なら納得です。でもこの手の加工食品はスープ(すき焼きなので割下)がビニール袋に入っていますよね。ところがこれは煮こごりなのでした。確かに賞味期限の短い要冷蔵食品なので煮こごりで普通は問題ないのですが、鞄の中で少し融けて汁が染み出し、ニットキャップがすき焼き臭くなりました(笑)。

 14:35に再スタート。



 6/7の写真と比べると寒々しいです。



 四輪が通るにはキツい落石はそのままだし、幹が折れて垂れて来てもそのまんま。



 さすがに標高1100mになると、日陰の雪は融けないですね。でも峠はもうすぐ。



 15:23頃、有間峠に到着。有間山の東南の位置ですが、冬で陽が低いので陽射しがない… さ、寒すぎ。暖かい場所で昼食をとって正解でした。こんな寒い場所ではバーナーを使う余裕もないです。本当はここで父親の分もコーヒーを作って飲もうと思ったんですけど。

 そうそう、肝心のタイムですが、昼食休憩を除いて2.5時間でした。6/7と10分しか差がないので、コンパクトクランクだから負荷が少なくて速く上れるというわけではないみたいですね。ただ足への負担は楽なのは事実。勾配がキツい場所ではクランクを回すのに足を踏ん張らなければなりませんが、今回それはなかったですから。以前MTBに抜かれた時は倍以上回転が速く感じましたからねぇ。



 有間峠から名栗湖を望む。冬なので眺望を期待していましたが、暖かかったせいか靄がかかっていていまいち。



 日向沢林道起点。南斜面でも雪が残ってます。朝早く出て時間があれば、日向沢林道と尾根道を歩いて日向沢ノ峰、更には蕎麦粒山に行きたかったんです。今回は出発が遅かったので、チャレンジは春になったらですね。



 有間峠から飯能方面。ここで撮影した写真はやたら青みがかりました。この写真、一度でもここに来たことがある方からすれば違和感があるのでは。そう、自動車が一台も停まっていない(笑)。ここはいつも自動車で混雑しているんですが、飯能側が工事中で通行止めですからね。あれ? では秩父側は?



 有間峠の秩父方面。あれ? 飯能方面に行かない様に通行止めの看板がありますね。秩父側からは上って来れるのか? なら何故自動車がないの?

 では、下ってみましょうと、15:30頃ダウンヒル開始。って、いきなり路面が凍結しているんですけど… 大したことはないので、なんとか突破。

 しかし標高で30m、距離で750mくらい下りてくると…



 見事な凍結状態。秩父側は有間山の北側を走るので、日陰が多いんでしょうね。ちょっと歩いて先を見てみましたが見通す限り凍結している模様。もう時刻が15:40くらいで、あと一時間もすれば暗くなります。万が一ゆっくり歩いて下っているうちに日が暮れたら最悪。ヘタしたら遭難です。秩父で温泉に入って土産を買って帰るつもりでしたが、残念ながら断念。ヒルクライムは終わったとばかり思っていたのに、もう一度有間峠まで上り返し(笑)。

 飯能側は勾配がキツいのですが、路面状況が悪いのでゆっくりダウンヒル。15:42に峠を下り始め、16:15に林道起点に戻りました。途中工事現場を通りましたが、ユンボを廻して通過させていただきました。

 帰路に再び農産物直販所に寄りましたが、既に閉店していましたorz 寒いから蒸かしたてのまんじゅうを食べたかった… 温泉に入っていると真っ暗になっちゃうので、ここからはひたすら往路を引き返しました。むなしい…

 飯能到着は17:50。当然真っ暗でした。すき焼き臭いニットキャップを被ったまま、電車に乗って帰りました(笑)。



 ルートラボカシミール3Dで作った走行ルート標高グラフ。一番キツい勾配はやはり有間ダムですね(笑)。



 走行ルートCG。逆川沢が終わる(本当は終わってないが)所で180度ターンして、小さなピークを巻いているんですね。これ見るまで気づいてなかったです。このピークの南と北で陽射しが全然違うわけですな。

 いつか、有間峠から長尾丸山、棒の峰を通って名栗湖に下りる周回コースを達成してみたいです。もうサイクリングじゃないですが(笑)。

 まとめ。1000m級峠道の走り納めが無事できて良かったです。秩父へダウンヒルして、わらじかつ丼を食べ納めできなかったのは残念ですが。また、今回はコンパクトクランクの性能実証を兼ねてのヒルクライムでした。所要時間的には満足できませんが、体への負担が小さいことがわかったのは収穫です。体力的にも自転車の性能的にもヒルクライムに少しずつ適合してきた一年でした(^^)。

所要経費
 西武鉄道 池袋駅⇔飯能駅 450円×2

2008年11月29日土曜日

2008/11/29 榛名山 最速ダウンヒル伝説

走行距離 75.98km (高崎〜榛名山〜渋川は56.04km)
走行時間 05:24:53 (高崎〜榛名山〜渋川は04:16:43)
平均速度 14km/h (高崎〜榛名山〜渋川は13.1km/h)
最高速度 53.2km/h
使用車種 KHS F20-R



 昨年12月1日の赤城山サイクリングに続き、今年は榛名山を攻めることに。しかし何故道端に雪の残る寒い時期に群馬の峠を攻めるんだか(笑)。来年は妙義山を上って上毛三山を制覇する予定ですが、せめて10月くらいまでの気候の良い時期にしよう(^^;。

 冬ですので日照時間が短く長居はできませんが、榛名山は漫画やアニメでおなじみ「頭文字D」の舞台ということで、今回はその辺にポイントを絞って回ってみることにしました。

 出発は04:10、秩父行きよりは遅いです。04:45上野駅着。05:13、高崎線始発に乗って高崎へ。06:54到着。乗っている時間は長いですが、乗り換えなしなので楽です。高崎に近づくにつれ周囲に山が見えて良い感じwktk。高崎駅は朝も早くから若いカメラマンが多数。何か列車でも撮影するのだろうか。

 駅のロータリーで自転車を組み立て、07:15にいざ出発。高崎市街は道路が広くて走りやすいです。早朝なのでそもそも自動車も少ないですし。そして街中を走っていると趣のある建物発見。先を急ぐ身なれど、ここは一旦停車。



 たかさき都市景観重要建築物山田家。明治15年頃に建てられたもので、関東地方の店蔵造りの特徴を今に残しているそうです。窓が如何にも土蔵ですね。どうでもいいけど、白が飛んじゃってますorz

 県道28号線(高崎東吾妻線)を北上、上芝東交差点のセブンイレブンで補助食補給。ここから勾配を感じさせられ、特に万松寺で左折する場所はかなりきつかったです。左折後200mくらいの所で信号に引っかかりました。これが幸い。箕輪城跡の看板があるじゃないですか。箕輪城と言えば武田信玄を嘆かせた名将長野業正の居城。戦国マニアの血が沸き立ち、すぐさま転進(笑)。

 Wikipediaによる長野業正解説



 うねうねと細い道を走り、箕輪城搦手口に到着。今は花で飾られていますが、当時は殺伐としたものだったのでしょうね。



 振り返って、箕輪城搦手口から榛名山全景。素人には火山と言うと富士山みたいなすらっとした山容を思い浮かべますが、榛名山は多くの峰を持った複雑な山容ですね。



 搦手口を上り、二の丸から赤城山を望む。平山城なんで周囲が一望できます。これなら確かに守りやすい。



 石碑でいつもの遺影撮影。広い城跡には誰もいません。

 本丸の方も散策しましたが、ちょっとぬかるんでいて失敗(^^;。得意の担ぎモードになってしまいました。でも空堀が見られて良かったです。

 引き続き高崎東吾妻線を北上。



 高崎東吾妻線から見る妙義山(ですよね^^;)。



 高崎東吾妻線から見る八ヶ岳かな。左の尖っているのは赤岳と思うけど、どうだろう(^^;。冠雪したツルンと丸い頭の浅間山はここより前から何度も見えたのですが、この後は全然見えず。写真に収められずに失敗しました。



 高崎東吾妻線。陽は照っていて暖かいし、道路は広いし言うことなし。



 高崎東吾妻線。いよいよ本格的ヒルクライム。しかし道から見える位置に不法投棄多過ぎ(怒)。



 黒岩と鷹ノ巣山。黒岩の断崖絶壁は凄いですね。



 高崎東吾妻線。道路脇に雪が残っていますが、日が燦々と照りつけ暖かいです。



 高崎東吾妻線。でも日陰の残雪は厳しい。ここは観光道路なので除雪されているんでしょうね。

 こんな感じでえっちらおっちら上って行くと、松之沢峠に到着。あまりに広くて立派で、峠というイメージがないです(笑)。だから写真も撮影してないし。



 松之沢峠を下ると掃部ヶ岳と榛名富士が見えてきました(^^)。榛名富士は富士の名に相応しく綺麗な峰ですねぇ。

 榛名富士の美しさに感動しながら榛名湖に向かいますが、ここから激寒。道路脇は雪がいっぱい。ヒルクライムで薄着になっているので震えまくりです。そんなわけで榛名湖手前の食堂彩湖庵に逃げ込みました。



 わかさぎ定食1300円。わかさぎのフライは10本くらいありました。塩をつけて食べるのが美味。他に椎茸のフライ。すっかり体が温まりました。

 高崎駅から榛名湖の飯屋まで2時間53分39秒、距離は29kmで、平均速度は10km/hでした。赤城山程ではないにしても、裾野が広いと言うか、麓までの取り付きが長いと言うか。

 お店でロープウェイの割引券を貰い、榛名湖方面へ。



 榛名湖と掃部ヶ岳(かもんがたけ)。

 そして榛名山ロープウェイへ。



 榛名山ロープウェイ。往復820円が780円に割引されました(渋いな(笑))。



 ロープウェイ終点から山頂方面。山頂にはかすかに榛名富士神社が見えます。



 榛名富士神社の鳥居。



 榛名富士から松之沢峠、高崎方面。二つのコブの様な峰の間を道路が抜けていて、そのピークが松之沢峠です。前回の赤城山と違って二度ピークがないのが救い。



 CGにルートを重ねるとこんな感じ。奥の方からえっちらおっちら手前に上ってきました(笑)。



 榛名富士山頂から谷川岳方面。うっすら見えましたが、枯れ木がちょっと邪魔。冬以外では葉が茂って谷川岳も見えないと思うので、それからすれば見られただけラッキー。

 逆光で掃部ヶ岳奥にある、秩父方面の山は見えませんでした。富士山はロープウェイの途中で一瞬見えました。

 さて、時間に余裕があって積雪がなければ相馬山に登りたいところですが、どちらもダメ。というわけで、榛名湖の温泉に入ることにしました。榛名湖の北側へ向かいますが、結構アップダウンがあって手強いです。

 榛名湖温泉ゆうすげ元湯へ。500円。タオルと歯ブラシのセットが350円くらいしたのでまとめると普通の価格ですね。風呂は二階で、露天風呂から榛名湖が見晴らせました。良い景色ですが、雪が残っているくらいなので頭は寒いです(笑)。風呂の後はマッサージチェアへ。わずか10分の動作なのに寝入ってしまい、気づいたら終わっていました。疲れているな〜

 一階の土産物屋でわかさぎの佃煮、牛乳のお菓子を購入。「頭文字D」のミニカーも売られていましたが購入せず(笑)。

 時刻は15:00。いつの間にか天気が怪しく、雪が降り出しそうでした。同じ道を戻りたくないので蛇ヶ岳の北側を走って渋川松井田線に合流するのが筋ですが、風呂で体力を消耗したので未知の道路は危険と判断。アップダウンのある榛名湖の道路を引き返しました。なんかもうヘロヘロなんですけど(^^;。



 渋川松井田線は長い直線道路。そして奥には越えるべき峠が見えます(笑)。二ッ岳と相馬山は雲がかかっていて、かなり怪しい天気。陽射しがなくなったので気温も激しく低いです。



 渋川松井田線より蛇ヶ岳。今見ると幻想的で綺麗ですが、この時は雪が降るのではないかとヒヤヒヤものでした。



 渋川松井田線より磨墨岩(するすいわ)。左手ミトンに見えました(笑)。頂上に石像が見えます。



 渋川松井田線より榛名湖方面。先程の写真の上りきった場所から。



 ヤセオネ峠にして、「頭文字D」スタート地点。



 給水塔は錆びているし、土木事務所の建物は撤去されている…

 ま、とにかくここから下り最速アタックするぞ〜(嘘)。って、走り始めてすぐのコーナーは二重にガードレールがあって、手前のガードレールは追突で潰れている(^^;。危ないことしちゃいかんという戒めのモニュメントか?



 高根展望台より五連ヘアピン拡大。五連ヘアピンが見える場所に展望台があるとは(笑)。



 渋川松井田線の側溝。これが噂の溝落としの側溝ですか。確かに都市部で見られる側溝の蓋とは大きさが全然違います。F20-Rもこの上を走ってみました。確かにコーナリングが速くなるな(嘘)。



 高根展望台を過ぎて最初のヘアピン。右側の道路を見ればわかりますが、結構高低差がありますね。



 同じ場所。

 湯冷めもあるかもしれませんが、とにかく寒い。もうここからは下りの自動車を抜かせない程のスピードでダウンヒル(笑)。まともな自動車はヘアピンで大きく減速するので、自転車の方が速いくらい。気がついたら五連ヘアピンが終わっていました(爆)。ある意味下り最速を記録してしまった…



 気がつけば「頭文字D」のダウンヒル終点。考えていたより全然短いです。距離は7kmくらい。平均30km/hで下りても15分くらいですね。自動車で一瞬でも100km/hで飛ばしたら数分で終わっちゃうのでは。実は400m下っただけで、標高もまだ750mくらいなんです。全然下りきってない。ここからは伊香保温泉等があって、自動車が飛ばせる区間ではないんですね。大弛峠の1.5時間ダウンヒルに比べて全然物足りないけど、寒さで死にそうなので今回はこんなもんでいいです(笑)。

 で、ここから「頭文字D」とは無関係に標高で500mも下るのですが、自動車が多い!! 道路が狭い!! 怖い、怖すぎる!! 自動車がビュンビュン横を走る中、30〜40km/hくらいの速度でガンガン下りて行きましたが、命がいくつあっても足りないですorz この道路はヒルクライムもダウンヒルも向いていません。自転車には他の道路をお勧めします。ただひとつ見所があって、ダウンヒルで下っているのに前方に赤城山の上り斜面が見えること。円筒型スペースコロニーみたいな感じ。地元の方は違和感がないのでしょうが、なんか妙な感覚で楽しいです。



 途中、寒い寒いと凍えて走りながら見かけた建物。これも文化財らしい重厚な建物ですね。

 下り切った後、渋川駅へ向かう道路から外れます。



 藤原豆腐店を見る為に(笑)。映画のロケ地ですが、そのままの姿になっています。隣にあるのがハチロクだったら完璧(笑)。

 これにて所期の目的は達成できましたので、この後は渋川駅へ向かいます。しかしルート図をご覧いただければわかりますが、駅に着いてからグルグル周辺を走っているんです。というのもお腹が空いたから(笑)。寒いし空腹だし、かなり消耗していました。時間も小銭もないのでコンビニを探したのですが、これが全く見つからない。今調べると、駅の反対側にあったみたいですけど。やむなく諦めて駅に戻り、自転車を畳みました。時刻は16:40。帰りの乗車券を買うと150円くらいしか小銭がない。売店もなさそうだしということで、缶ポタージュスープを飲んで空腹と寒さを誤魔化しました。

 渋川からは高崎に向かう人が多く、ホームはかなりの混雑。もう夕暮れで電車に乗れなかったらまずいので心配になりました。暗い中を高崎に自転車で走るのはイヤですから。しかしなんとか乗車でき一安心。高崎駅でパン等を買い込み、車中で食事。やっと人心地つき、上野に向かいました。自宅到着は21:10。やっぱり結構時間がかかります。



 榛名山攻略地図。榛名山攻略後渋川で一泊して、翌日赤城山に上って高崎に帰るというパターンが最高かな。以前みたいに翌日筋肉痛に悩まされることもなくなったし。



 榛名山攻略CG。本当に峰がたくさんありますね。上りは九十九折りもありますが全体的には直線で、下りはうねうねと曲がっています。



 榛名山標高グラフ。榛名富士ロープウェイ登山は除いています。このグラフを見ると「頭文字D」終了点が標高的に全く中間地点とわかります。

 今回は「頭文字D」縁の地を訪ねながら榛名山を攻略しました。その点では伊香保温泉以外は回れたので満足です。しかし榛名湖の周囲を走れなかったのは残念。冬場は時間がなさすぎです。って、温泉に入ったのがいかんのか(笑)。

 また、ダウンヒルで震え上がったのは今回が一番です(笑)。湯冷めのせいもあるかもしれませんが、気温が極度に下がったのも事実でしょう。五連ヘアピンをゆっくり堪能するつもりが、タイムアタックの様に下ってしまったのも寒さ故。参りました。次はもう少し暖かい季節に訪れたいですね。

所要経費
 JR 上野駅→高崎駅 1890円
 JR 渋川駅→上野駅 2210円