2010年6月12日土曜日

2010/06/12 足立区→山伏峠→西武秩父駅

走行距離 158.57km(自宅→西武秩父駅は141.03km)
走行時間 08:44:37(自宅→西武秩父駅は07:41:30)
平均速度 18.1km/h
最高速度 47.3km/h
使用車種 KHS F20-R



 お子さんには見せない方が良い画像があります。ご注意ください。

 先週失敗した飯能遠征のリベンジ戦。梅雨直前の快晴の下、同じルートで飯能まで行き、有間峠を越えて秩父入りすることに。

 出発は07:00。リベンジ戦なのに出発が1時間遅くてどうする。暑いので気力が出ないのですorz 今回はリュックもメッセンジャーバッグも持たず、荷物は最低限にし、サドルバッグに突っ込みました。暑い季節、荷物を背負うと背中が暑くて辛いですからね。サドルバッグは大きいので、長い携帯ポンプも入っちゃいました。

 前回と同様に、荒川サイクリングロード(CR)、入間川CRを走り、CR終点の豊水橋へ。途中CRに併設されていた東屋で少し横になりました。入間川CRは木陰がないので、休憩所は助かります。

 10:35、東松山のセブンイレブンに到着。前回より1時間遅れで、時間進行がほぼ同じとわかります。食べたものも同じでした(笑)。但しここからは前回とルートがちょっと異なります。今までは飯能狭山バイパスで入間川を渡り、入間川右岸沿いに飯能市街へ走っていました。これは荒川と入間川を抑える川沿いポタリング(サイクリング)の目的を意識したもの。しかしこのコースは飯能市街に抜けるには迂回路の上に無駄に起伏があるんです。今回は国道299号線で一直線に走ってみました。結果は正解。距離が短い上に起伏がなくて快適(笑)。川沿いを意識しないで良いなら今回のコースの方が正解です。というわけで、難なく飯能市街に入り、そこからはいつもの県道70、53号線で名栗湖方面へ。

 11:45、小岩井の浄水場付近で暑さにバテて休憩。法面に背中をつけて座椅子代わりに。12:05、再出発。

 12:45、有間ダム直下に到着。浄水場で休んでいた分、前回より到着が遅いです。リベンジ戦なのに…

 13:03、湖畔のカヌー工房側のバス停の東屋で休憩。他に人もおらず、椅子でお昼寝。

 14:06、吹雪まんじゅうで糖分を補給してヒルクライム開始。最初は足が重くて辛かったのですが、上り始めれば活が入り、適度に休みながらならなんとか上れそう。林道逆川線がきついのは最初の5km。つまり起点の落合から逆川乗越の間。距離5kmで500〜600m上昇なので勾配は10〜12%。ここを乗り切れば、後は軽めのアップダウンで済みます。とにかく最初の5kmを休みながらも頑張る事に。MTBが2台下ってきましたが、ロードには出会いませんでした。名栗の平地ではよく見かけたのですが、路面の荒れている逆川線は嫌われているんでしょうかね。

 14:50、道端に何か発見…



 がーん。子鹿の死骸でした。野生の鹿を見たいとは思っていましたが、まさかこんな形でとは… 体長40cm程度でしょうか。愛らしい姿が原形を止めているだけに哀れです。



 場所はこんな感じなので、たぶん法面の上の崖から落ちたのでしょう。鹿は崖を駆けますし。しかし経験の少ない子鹿だと…

 14:58、自転車の速度計表記では3.5km地点にて事件発生。道路の先に大型犬がいる…… 私は犬は苦手なのですorz しかも下りならともかく上りですよ。四つ足に勝てるわけないじゃないですか。猟犬なら訓練されているので無闇に噛み付いてきたりしないでしょうけど、何か問題があって捨てられた家庭の犬だったら最悪。ここは心を落ち着けて水を飲んで思案。すると上から登山者が。挨拶して犬について尋ねると、「すぐ上にいる黒い自動車の飼い犬じゃないですか」との返答。飼い主がいるならまぁ安心かなと思って上る決意を新たに。するとその黒い車が下りて来るじゃないですか。一安心とばかりに再び走り始めます。が…………200mも走ると、カーブの影にヤツがいる… それどころか2匹いましたorz 勘弁してくれ…… 下ってくれるならまだしも、一緒に上るのは勘弁と、有間峠越えを諦めました(ヘタレ)。標高であと200m程度なんですが、精神的にもう無理。というわけで、犬のせいで逃げ帰る事にorz



 15:32、有間ダムに戻ってきました。ここで考えます。いくらなんでも大の大人が犬のせいで秩父入りできないとは情けなさ過ぎるでしょう。犬に負けた本当の負け犬orz そこで不名誉を少しでも回復すべく、山伏峠を越えて秩父入りすることに。なぁに、犬の件は「事情で引き返した」と誤摩化せば良いのだ(本当のこと書いちゃっているけど(笑))。というわけで、県道53号線を進みます。途中、名郷の道路温度計は28度を表示していました。アスファルトの照り返しもあり、30度を越えていたでしょう。

 16:00、名郷からヒルクライム開始。この道路、狭い割に交通量があって危険です。体力的にヘロヘロになので、何度か休みながら山伏峠へ。前回はどこがそうだかわからなかったのですが、今回はちゃんとわかりましたよ。でも結構長い直線の切り通しなのでわかりにくいです。17:00頃、国道299号線の正丸トンネルの所に下りてきました。これでなんとか秩父入りの面目が立ちました(笑)。

 あとは299号線を走れば自動的に秩父市内に着きますが、走り始めて500mも進まない場所に「正丸 横瀬店」という名前の食堂がありました。メニューの幟がたくさんあります。鮎の塩焼き、蕎麦、舞茸、鹿刺し…ん? 鹿肉? ここは行くしかないでしょう(笑)。先程あんなもの見たのに(^^;;;;; 時刻は17:00。



 鹿刺しせいろそば。1580円。秩父の蕎麦は固めなんですかね。母方の祖父が作ってくれた茨城の蕎麦は繋ぎなしで柔らかめ。うちで茹でる蕎麦も、お店で食べる蕎麦もここまで固いのはないです。でも固い分、お腹が満たされる感じです。蕎麦湯がついているのも偉い。肝心の鹿刺しですが、電子レンジで解凍しているものみたいです。醤油を少しだけ浸けて食べますが、ほのかに甘みがあって最高(^^)。明らかに獣肉なんですが、癖がないですね。これは気に入りました。

 17:33、西武秩父駅へ向けて再出発。交通量はありますが、ずっと下りなので楽です。途中芦ケ久保の道の駅に寄りましたが、あまり良さそうな土産物がなくて何も買わず。



 武甲山登山口への分岐から撮影。武甲山は早朝か夕方にしか撮影してないです。一度太陽が真上にある時に撮影したい…

 18:15、西武秩父駅到着。武甲温泉を通りましたが、今回は着替えがないのでスルー。汗だくのシャツをまた着るのはどうも気が引けます。時刻表を見ると、18:25に特急、18:30に飯能行き急行があります。土産を買っても急行にギリギリ間に合うかどうか。とにかく急いでお土産を買い、自転車を畳み、階段を駆け下りてギリギリに乗り込む事ができました。お陰で車内で飲む飲料を買えず。

 飯能で乗り換えると、大学生っぽい輪行の集団がいました。しかも慣れてない感じの。雰囲気的には私が引率者という感じでしょうか(笑)。

 その後は池袋で自転車を組み立て、自走で自宅へ。お土産がたくあんと舞茸佃煮を2個ずつで、ビニール袋をハンドルに掛けて走ったのでフラフラして危険でした(^^;。夜の荒川CRでは中学生だかが花火を乱れ撃ちしていて危険… それでもなんとか、22:00頃に無事帰宅できました。

 犬から逃げ帰ったのは情けない限りですが、山伏峠で秩父入りしたのでなんとかカバーでしょうか(苦笑)。でも山では二度と遭いたくないなぁ。また今回は鞄を背負わずに遠征できたのは収穫でした。これでフロントバッグに着替えでも入れれば、暑い季節でも涼しげに帰宅できるかもしれません。



 足立区→西武秩父駅走行ルートCG。暑い中、よく走りました(笑)。



 走行ルート標高図。後半の標高が凄い様に見えますが、前半が平坦なので強調されているだけです(笑)。

所要経費
 西武池袋線 西武秩父駅→池袋駅 750円

2010年6月6日日曜日

2010/06/06 足立区→名栗湖→飯能駅

走行距離 143.95km(未記録分でプラス2kmくらい)
走行時間 06:51:34
平均速度 20.9km/h
最高速度 46.1km/h
使用車種 KHS F20-R



 5/15の鹿野山以来の遠征。久しぶりなのでヒルクライムに慣れる意味もあり、ホームコースの林道広河原逆川線を走る事に。但し、ふじあざみラインも視野に入れ(笑)、林道広河原逆川線の有間峠を越える前に100km走る、つまり自走で行く事に。ふじあざみラインの激坂は平均勾配が10%で距離が10km、逆川線の勾配のきつい区間は10%で5km。よって自走で負荷をかけておけば、条件は似た様なものかなぁ、と。久しぶりなので暑さで痺れるのが不安ですが、まぁやってみることに。

 出発は06:08。ちょっと遅れました。08:04、荒川と入間川の合流地点である上江橋に到着。上江橋は全長1604mで、一般国道の河川橋では日本最長だそうで、本当に長いです。歩道が整備されているので車道の恐怖はないですけどね。上江橋を渡ると入間川サイクリングロードを走ることに。

 08:55、関越自動車道の入間川橋の下で休憩。とにかく暑くて参りました。暑いのに日焼け対策で長袖着ているし(しかも長袖の下にも日焼け止めを塗る念の入れ様)。09:07、再出発。

 09:30、入間川サイクリングロード終点の豊水橋到着。ここまで70kmくらいで距離的には大した数値ではないのですが、とにかく暑くてだるい… 水分は十分補給したつもりなんですが。

 09:35、セブンイレブンにてトイレと食事休憩。お昼前に名栗湖に着くと思われ、ヒルクライム前に食事をしておこうと。平地を走っているうちは胃にも負荷があまりかからないはず。飲料とおにぎり2個とパンを1個購入し、おにぎりのみお腹に収めました。東松山流やきとりというおにぎりを買ったのですが、これは名前通り地域限定みたい。中身はというと、裏面にピリ辛ネギ味噌豚肉和えとの表記が。「やきとり」じゃないじゃん(笑)。でもコリコリした食感が楽しく、ピリ辛味噌の味も濃厚で美味しかったです。10:00、再出発。

 駿河台大学辺りで飯能市街の方へ進み、飯能駅からは何度も走って勝手知ったる県道70号線、53号線で名栗方面へ。天気が良いせいでサイクリストが多く、信号で止まると後ろにたくさん列をなされてしまいました(笑)。気力で引き離し、名栗湖へ。走行距離はちょうど100km。

 11:30。ここからダムを上りますが、これがかなりしんどい。ここだけなら慣れているはずなのに、完全に疲労が足に来ていました。気力で上り切りますが、人が沢山いて休めず。東屋にも老夫婦やらなんやら人が多く、とても休めず。最後の気力を振り絞って名栗湖を西へ進み、逆川線を根性でヒルクライム。森によって道路が完全に日陰になり、尚かつ道路が広く駐車可能になっている場所を見つけ、休む事に。デイパックを枕に横になりました。滝と砂防堰からの落水音の中、涼しい風がそよいでいます。道路の冷たさも背中に心地よい。極楽極楽。本気で寝るつもりはなかったのですが、1時間のうち15分くらいはうつらうつらしていたみたいです。13:00になったので、行ける所までとにかく行ってみる事に。



 しかし足の疲労は酷く、管理釣り場からわずか1.4km進んだ場所で限界。休み休み行けば進めるかもしれませんが、林道の入口に秩父側崩落通行止めの掲示があり、有間峠を越えられないことがわかっていた為、モチベーションが湧きませんでした。帰路も結構走るので、無理せず撤退することに。13:30。



 14:00、さわらびの湯のある農産物販売所からの眺望。名栗まんじゅうを購入(笑)。

 14:50、飯能駅到着。ハイキング姿の方も含め、座席は埋まるくらい電車は混んでいました。16:10、池袋駅到着。ここから再び自走。17:30、自宅到着。



 うーん、あまり上ってないですね。暑さでやられただけなのか、体重増加の影響が出たのか、来週もう一度上ってみないと。乗鞍どころの話じゃないや(苦笑)。

所要経費
 西武池袋線 飯能駅→池袋駅 450円