2013年5月25日土曜日

2013/05/25-26 富士山スカイライン

2013/05/25 富士山スカイライン
走行距離 67.40km
走行時間 04:56:30
平均速度 13.8km/h
最高速度 52km/h
使用車種 KHS F20-R

2013/05/26 富士川沿いポタリング
走行距離 17.48km
走行時間 01:17:20
平均速度 13.5km/h
使用車種 KHS F20-R



 昨年6月23日に富士山スカイラインをヒルクライムしました。わざわざ田子の浦まで下りて、海岸線から富士山五合目まで標高差2400メートルを駆け上がる物好きなヒルクライム(笑)。ヘロヘロになりながらも五合目に到着したのは良いのですが、ヒルクライム中は濃霧で下界は全く見えませんでしたし、ダウンヒルでは大雨に祟られと、酷い目に遭いました。今回は富士山スカイラインから駿河湾を一望し、雨のトラウマを払拭しようという計画です。

 2012/06/23 富士山スカイラインレポート

 06:00に自宅を出発、08:10に道の駅富士川楽座に到着。

 道の駅富士川楽座

 08:36、富士山スカイラインに向けて出発。今回は時間がないので田子の浦には行かず、直接富士山五合目に向かいます。道の駅自体が標高30メートルくらいにありますので、海抜0メートルには拘らず。

 富士川沿いの静岡県道10号線を北上、県道76号線へ。富士宮ゴルフクラブ周辺の地味な起伏で体力消耗。浅間大社辺りで県道180号線になります。



 静岡県道180号線より富士山。山頂に雲がかかってきました…

 県道72号線と交わる篠坂交差点を300メートル程過ぎると、TOP GUNというクワガタ専門店があります。ここはヒルクライム最後の自動販売機がある場所として有名です。私もペットボトルを一本補給しました。

 TOP GUN

 20メートルくらい進むとNPO富士山自然の森づくりという広場がありました。10:26から10:39まで食事休憩。



 いよいよ九十九折りが始まりましたが、富士宮市街が見えました。冬と違ってちょっと霞がかっていてハッキリは見えません。



 富士山一合目。



 やっと九十九折り区間を抜けたと思ったら、直線で9%の激坂が待っていました。直線の激坂は嫌いです。



 12:50頃、トイレ完備の西臼塚駐車場に到着。2本くらい八重桜が咲いていました。さすが標高1200メートル。夏場はここからマイカー規制がかかるみたいです。それにしても正面に富士山が見えるはずですが、黒っぽい怪しい雲で何も見えません。ここまでは晴れているのに… 昨年同様、上層部だけ雨が降るのかとトラウマを刺激されました。

 Youtube 西臼塚駐車場からの紅葉と富士山

 shizuokaprefさんによる動画。本当はこんな綺麗な富士山が見える場所なんですが…



 富士山スカイライン旧料金所への分岐。



 13:29、富士山スカイライン旧料金所に到着。既にヘロヘロの上、ハッキリしない天気に気力が続きませんでした。



 つつじは綺麗なんだけどなー もうダメだ。というわけで、撤退開始。昨年はここから1000メートルも上りきったのに、体力の衰えに愕然としました。膝の故障でもう半年もジョギングしてないですしね。

 下りるのは一瞬。途中、狸の死骸を見かけました。狸は初めてなので、停まってじっくり見ました(^^;。



 富士宮市街で何か食べようとウロウロ。生しらすに魅かれ、しらすの八幡へ。650円と、かなりお値打ち。でも冷凍ものでしょうね。店員さんが一人で、いまいち愛想が良くありませんでした。

 しらすの八幡



 蓬莱橋から富士川下流方面。河口も近いのに、渓流の様な岩が見えます。遠くに見えるのは新東名高速道路。

 15:54頃、道の駅に戻りました。

 汗を流す為、自動車で湯らぎの里へ。昨年来た時にはなかったと思いますが、露天風呂にセラミックボールが敷いてありました。足への刺激があって気持ち良いです。しかし前回に続いて今回も山の湯だったのは残念。

 湯らぎの里

 コンビニで食料を調達し、道の駅に戻りました。寝床を作ってほっと一息。



 富士の裾野の夜景が綺麗でした。

 20:30頃就寝。05:30起床。寝る頃はまだ多少暑くて寝袋を掛けていましたが、夜中に寒くなって寝袋に潜り込みました(笑)。気温が低い分、ぐっすり9時間も寝られました。

 天気が良ければ西臼塚駐車場まで自動車で行って、そこからヒルクライム再挑戦を考えていました。しかしこの日も富士山は全く見えず。これではヒルクライムしても意味がありません。富士川の河原が綺麗ですので、富士川沿いにポタリングして、河原で朝食することに。

 しかし、右岸をいくら河口に進んでも河原に下りられないんですけど… 支流に遮られていたり、雑草に被われていたり。止むなく国道1号線の橋を渡って左岸へ。



 河川敷にも茶畑があるのは静岡県らしいです。

 左岸でも何度か河原へ下りようとするのですが、どうにもダメ。東名高速を越えて、やっと河原に下りられました。しかし水とバーナーは持っていても、クッカーを忘れてきましたorz 河原でコーヒーを沸かすのが楽しみだったのに… しかし08:00を過ぎたら陽射しが強くて暑く、コーヒーを淹れても楽しむどころでなかったです。目覚めてすぐの06:00にやるべきことでした。この時期の河原は羽虫が多くてあまりのんびりできませんでしたし。



 富士川と新東名高速道路。こんな風景の中、パンの朝食。コーヒーがないのが残念。

 08:55、道の駅に戻りました。しかし帰宅前に寄る場所があります。



 由比漁港の浜のかきあげやです。昨年食べて良かったので、再訪しました。桜エビとしらすを備え付けのタレでわしわし頬張りました。磯の香りが強くて美味。お土産にかき揚げ2枚購入。夏みかん?は無料で配られていたものです。

 由比港漁業協同組合 浜のあきあげや

 直売所で冷凍生しらすと冷凍あじの開き、桜エビのさつま揚げを購入。

 10:23、帰路へ。道の駅富士川楽座と同じ場所にある富士川SAから東名自動車道に乗るのが最速ですが、新しい分だけ路面が綺麗な新東名を走りたいので新富士インターチェンジへ。そこから新東名に乗りました。首都高速を経由し、12:40に帰宅しました。ガソリンの残量が危うかった(^^;。



 下りのGPSデータが少し暴れていました。新緑で道路が被われて電波が届きにくい上、下りは高速で移動しますからね。ヒルクライムはほぼ1400メートル上っているので良くやったとも言えますが、昨年はちゃんと五合目の2460メートルまで上りきっているだけに今回は残念でした。雲のせいで景色も見られませんでしたしね。この季節の富士山はなかなか難しいものがあるかもしれません。次は秋に再チャレンジでしょうか(笑)。

所用経費
 首都高速 千住新橋⇔東京 900円×2(通常900円)
 東名高速 東京→富士川SA 1950円(通常3450円)
 東名高速 新富士→東京 1900円(通常3350円)
 有料高速道路料金合計 5650円

自動車走行データ
 走行距離 361km
 燃費(メーター値) 17.8km/l

2013年5月12日日曜日

2013/05/12 林道広河原逆川線



 昨夜雨が降ったので路面が濡れていて走れないかと思いましたが、朝になってなんとか乾いているみたいなので09:00過ぎに出発。この時間では大して遠くへ行けませんので、とりあえず荒川サイクリングロード(CR)へ。千住新橋でCRにイン。まずは飯能へ行くことにしました。しかしまだ10:00前なのに陽射しが意外に強く、暑いです。このままCRを走っては日干しになってしまうと判断し、池袋へ走り、そこから輪行。ホームコースの林道広河原逆川線を走ることにしました。林道広河原逆川線は標高が高い上に、森の中を走っていますので陽射しが遮られて涼しいはず。飯能はさすがに少し暑さが落ち着いていました。

 飯能市内では武蔵野うどんを食べようかちょっと悩みました(笑)。ただ店舗をよく調べてないので今回は断念。



 ブランクで回らない足を叱咤し、ようやく有間ダム直下に到着。良い天気。



 激坂を上って有間ダムに到着。到着直前、猿に遭遇。ここらで見かけるのは初めてかな。



 名栗湖の西端へ。前日の雨のせいで湖水が泥水でした。



 観光釣り場前。ここから本格的な上りが始まります。



 観光釣り場手前でも見かけましたが、自然の藤が綺麗です。



 2月に来た時はここから凍結していました。私はここからアイゼン装着で自転車担いで上ったという(笑)。



 ここを自動車がズルズル滑りながら上って行ったのは印象的でした。



 山ツツジが緑に映えて綺麗。



 林道広河原逆川線は例年4月末までに冬期工事を終えるのですが、今年は2月に来た時は工事しておらず、今頃工事していました。9ヶ所くらい、こんな感じでアスファルトを剥がして新たに舗装しなおし。しかし路面を見ればわかりますが、既に落石が多いです(^^;。



 北側斜面のここは、暑い日には最高のオアシス。



 いつものちょっとした広場からの眺望。この日は雲はあっても空気が澄んでいたのか、遠望が効きました。ここは昨年11月には鍋を作った場所(笑)。その時に比べてかなり平坦に整地されていました。



 カーブを繰り返しながらぐいぐい上ります。この場所での撮影も何度目でしょう。



 「おっしゃー」という気合いと共に、ロードバイクが一台抜いて行き、その後二台が抜いて行きました。高校生かなぁ。若い!!



 やっと峠が見えてきました。



 16:30頃、やっと有間峠に到着。先程の若者グループと談笑。もうすぐ峠だと思ってラストスパートをかけたそうです(笑)。それにしてもお腹が空きました。お昼はおにぎり一個と非常用ミニ羊羹を食べただけです。さわらびの湯近くのうどん屋に寄ろうか悩んで止めたのが敗因。



 夕方だかなのか、いつもより鮮明に名栗湖やその先の埼玉の街並が見えました。若者グループに別れを告げ、先に秩父側へダウンヒル開始。



 橋小屋ノ頭かな。稜線直下まで作業道がありますね。



 ヤシンタイノ頭へのギザギザ林道も緑が繁ってよく見えない時期になりました。



 秩父側を軽快にダウンヒル。



 冠岩へ続く埼玉県道73号線。昨年下山中に道迷いしたんですよねぇ。ここのリベンジもしないとなぁ。

 秩父さくら湖へ下って行くと、河原(実はキャンプ場だそうです)で一人用テントに自転車の人を発見。自分もやってみたいなと羨ましく思ったのですが、なんと私が愛読しているブログの方でした。鳥首峠で熊に出会ったりしている方です(笑)。私と活動範囲が重なっていて親近感があります。

 pikoのサイクリング日記in埼玉「秩父でキャンプ!」

 秩父さくら湖を下り、国道140号線を市内方面へ。わらじかつの安田屋はもう閉店と断られましたorz 味噌豚丼の野さかも閉店。家を出たのが遅過ぎました。

 17:55頃、西武秩父駅到着。18:00の普通列車に乗る為か、若者グループが急いで自転車を分解中。おじさんの私はもう無理なので、仲見世商店街で買い物。たくあん、秩父餅を5個、甘食、お茶くらいしか買えず。特急列車の中で夕食代わりに秩父餅2個と甘食を食べました。虚しい…

 池袋から再び自走。真っ暗な荒川CRを走り、21:20頃帰宅。

 体力ガタ落ちでした。ヒルクライム最中に二回程大休止し、一回は道路脇で寝てました(笑)。こんなの大弛峠とか、もっと手強い峠でしかやらないのに… でもさすがに林道広河原逆川線は涼しくて、沢で水遊びもできましたし、サイクリング的には気持ち良かったです。灼熱のCRを走っていたのでは地獄でしたね。峠を走るには良い季節ですが、あと一ヶ月もすると梅雨で走れなくなっちゃうんですよねぇ…

 サイクルコンピューターを忘れたので走行距離等は不明。いつも90kmちょっとくらいなので、そんなもんだと思います。



所要経費
 西武鉄道 池袋駅→飯能駅 450円
 西武鉄道 西武秩父駅→池袋駅 1370円(特急料金含む)

 番外編 林道広河原逆川線の冬と春