走行距離 42.81km
走行時間 03:29:06
平均速度 12.2km/h
最高速度 50.7km/h
使用車種 KHS F20-R
F20-Rで日本最高所の車道峠である大弛峠(標高2360m)、日本最高所の車道である乗鞍岳の畳平(2700m)へヒルクライムしてきました。そうなれば高い所が好きな馬鹿が行く次の場所は日本国道最高地点である渋峠(2172m)ですね(笑)。本当はゴールデンウィークに雪の回廊を走りたかったのです。以下の画像はWikipedia「国道292号」項より。
こんな素晴らしい風景の中を走りたい!!(笑) ただ草津までのアクセスが大変なこと、GWは混雑すること、GW後半は天気が怪しかったこともあって断念。今回は2000m級の山で一足早い紅葉を楽しみながら、渋峠を攻略する計画です。
外環自動車道、関越自動車道を走り、渋川伊香保ICからは吾妻川沿いの長野街道をひたすら西へ。
途中、こんな山を見かけて慌てて車中から撮影。帰宅後調べると、丸岩というらしいです。長野街道を抑える絶好の城になりそう(笑)。更にこの道路ではニホンカモシカらしき動物の死骸も見かけました。うーん、秘境だ(^^;。
06:30頃、道の駅草津運動茶屋公園到着。飛ばしたので2時間半で到着しました。道の駅手前の草津道路はメロディが鳴って楽しい道路ですね。
07:30、道の駅をF20-Rで出発。標高1240mくらいなので気温は12度くらいしなく寒いです。その上天気予報では午後から雨になっているのが不安…
標高1420mくらい。ボチボチ紅葉が見られました。
白根火山ロープウェイ。帰路に時間があったら往復しようかなと思いましたが、如何せん天気が…
硫化水素ガス危険地帯。自転車の場合、早く危険地帯を抜けようと頑張るとたくさん空気を吸ってしまうんですが(笑)。
うは。如何にもヤバそうな気配が… だいたい地名からして「殺生河原」ですから。
この辺だけ植物がないです。道路の側溝の蓋も腐食が激しいですし。急いで通り抜けないと…
危険地帯を抜けると、本白根山手前に名前のない丸っこい山が見えました。なんか可愛い(笑)。
本白根山は濃い霧の中… 本当に雨は大丈夫なんですかねぇ… 富士山スカイラインの二の舞だけは避けたい所です。
これはまた凄い断崖の道路ですねぇ…
上ってきた道を振り返って。なかなかエグイ上りでした。
いよいよ先程の断崖の場所。直線で勾配がきついと精神がやられます(笑)。でもこのままテイクオフできそうな感じも。
標高1850mくらい。先程のwikipediaの画像とは違いますが、ここで撮られた雪の回廊写真もネットで良く見かけます。次は冬期開通直後にここで写真を撮りたいです。
標高1900mくらい。格好良いヘアピンなのに、霧で下界が見えません。
このヘアピンもエグイなぁ。でもこういうヘアピンを越すと山頂や尾根筋に出るものです。
白根山が見えてきました。ここはレストハウスから一番遠い駐車場の入口で空いていましたが、奥の駐車場は大混雑。写真では湯釜に向かう人の列が見えます。
逢ノ峰と弓池。天気が良ければ発色が良かったんでしょうが…
この近くにあるレストハウスと駐車場を拠点に白根山と湯釜のハイキングが行われており、ここを過ぎると自動車はぐっと減り、快適な尾根スカイライン。湯釜は独特な色で見学したいのですが、雨の心配がある以上、最優先は渋峠到着です。
正面に白根山。ここは特に眺望が良く、下の写真も同じ場所です。
長野県道456号線(牧千俣線)。天気の悪さもありますが、標高がやや低いので紅葉はもう少しという感じです。
火山活動のせいで植生が十分でなく、尾根伝いの道路は見事としか言い様がないです。
白根山北麓。特徴的な紅葉です。
アップで。人工的な箱庭みたいです。
同じ様な構図ですが、もう一枚。
右手に避難小屋が見えます。ここは周囲から少し窪んでいて、峠を思わせます。
山田峠でした。こんな立派なスカイラインが出来ては、もう直角方向に峠を越える物好きもいないでしょう(^^;。
良い眺めです。白根山も下の方は綺麗な植生です。
横手山とそれを横切る国道292号線が見えてきました。そこは渋峠より先ですので、今回は行けません。雨の心配さえなければ長野側に下りて上り返すことも可能だったんですけど。
白根山北麓。上の方は硫化水素ガスが吹き上がってますね。植生がないのも当然。
白根山方面を振り返って相棒と。
10:28、日本国道最高地点に到着。自動車が多く駐車しており、斜めから撮影するのがやっとでした。
標高2172mとはいえ、出発点が標高1240mなので大変なヒルクライムというわけではないです。気温も低かったですしね。それにしても高所には無線マニアが多いです。ここも数台が無線マニアの自動車でした。
日本国道最高地点から芳ヶ平。湿原の芳ヶ平も歩いたら楽しそう。
ここが渋峠なのか、200m先が渋峠なのか、よくわからない標識。
10:45、渋峠ホテルに到着。自転車が数台停まっていて食事中の様です。噂の犬はいなかった様な。建物の中にいるとイヤなので中には入りませんでした(笑)。
標高表示。国道最高点が2172mだとしたら、渋峠は2172m以下のはずなんですが… 実際、最高点から下って到着しましたし。
特に見所もない様ですし、雨が心配なので引き返します。
帰路もこの紅葉に感動しました。これで青空ならなぁ。
急いで下りてきましたが、本白根山は完全に雲だか霧の中です。朝より酷いです。
武具脱の池(ものぬぐのいけ)。標高1530mくらい。嘘か真か、源頼朝に追われた木曽義仲の残党が武具を脱ぎ捨てたという伝説からの名前らそうです。木道があって中を歩けるのですが、雨が心配なのでスルー。
13:00に道の駅に戻りました。雨には祟られませんでしたが、まだ半日近くあります。下界はまだ雨の心配がなさそうですので、温泉に入りながら草津を見学することにしました。
入浴予定の温泉を探すうちに湯畑に出ました(笑)。でもあまりに混んでいるので早々に逃げ出しました。草津は数多い観光客とその自動車で狭く坂の多い道路が混んでいて、自転車には向かない街ですね。
中心部からちょっと離れた大滝乃湯へ。露天風呂は眺望もないし特筆すべき点はないですが、内風呂は木の建物が味があって良いです。内風呂の煮川源泉に浸かりながら、万代鉱源泉の打たせ湯を味わいました。酸性の強い白濁湯は入浴した気分が高まります。なお、ここでは湯めぐりチケットを購入しました。西の河原露天風呂と両方入るとお得です。
草津温泉 大滝乃湯
風呂の後は食事ということで、併設の食堂湯の華へ。熊笹を練り込んだうどんを賞味。付け汁のせいか、特に笹の味は感じませんでした。
セブンイレブンで食料を調達後、17:30過ぎに道の駅に戻りました。ブログの更新なんかをしましたが、19時過ぎには雨が降り始めました。うーん、明日のサイクリングはどうしましょう。長野との県境まで来ているのですから、比較的天気が良さそうな乗鞍に行ってしまうことも考えましたが、夜間の山間移動は危険ですので諦めました。自転車は40kmしか走ってないので疲れはさほどないのですが、温泉で気持ち良くなったせいか肉厚の暖かい寝袋でぐっすり寝てしまいました。
走行ルート鳥瞰図。白根山まではコンスタントに曲がりくねって急上昇しています。
一旦2000mまで上ってしまえば、後は尾根筋なのでアップダウンも比較的少なくて楽でした。
確かに渋峠の方が日本国道最高点より低いですね。GPSデータ欠落の為、下りは途中までです。
まとめ。渋峠と日本国道最高点に行けたこと、白根山の独特な紅葉が見られたことは良かったです。ただ如何せん天気が怪しく、湯釜見学ができませんでしたし、ロープウェイにも乗れず、全体にゆっくりできなかったのが残念。自転車的にも往復40km、標高で900m程度の上りで、いまいち物足りないです。眺望が良いのでつい停車して眺めたり撮影したりで、ガンガン上る感じじゃないですし。長野側に下りて上り返すと走りとしては充実感がありそうです。
2012/10/07 草津に続きます。
走行時間 03:29:06
平均速度 12.2km/h
最高速度 50.7km/h
使用車種 KHS F20-R
F20-Rで日本最高所の車道峠である大弛峠(標高2360m)、日本最高所の車道である乗鞍岳の畳平(2700m)へヒルクライムしてきました。そうなれば高い所が好きな馬鹿が行く次の場所は日本国道最高地点である渋峠(2172m)ですね(笑)。本当はゴールデンウィークに雪の回廊を走りたかったのです。以下の画像はWikipedia「国道292号」項より。
こんな素晴らしい風景の中を走りたい!!(笑) ただ草津までのアクセスが大変なこと、GWは混雑すること、GW後半は天気が怪しかったこともあって断念。今回は2000m級の山で一足早い紅葉を楽しみながら、渋峠を攻略する計画です。
外環自動車道、関越自動車道を走り、渋川伊香保ICからは吾妻川沿いの長野街道をひたすら西へ。
途中、こんな山を見かけて慌てて車中から撮影。帰宅後調べると、丸岩というらしいです。長野街道を抑える絶好の城になりそう(笑)。更にこの道路ではニホンカモシカらしき動物の死骸も見かけました。うーん、秘境だ(^^;。
06:30頃、道の駅草津運動茶屋公園到着。飛ばしたので2時間半で到着しました。道の駅手前の草津道路はメロディが鳴って楽しい道路ですね。
07:30、道の駅をF20-Rで出発。標高1240mくらいなので気温は12度くらいしなく寒いです。その上天気予報では午後から雨になっているのが不安…
標高1420mくらい。ボチボチ紅葉が見られました。
白根火山ロープウェイ。帰路に時間があったら往復しようかなと思いましたが、如何せん天気が…
硫化水素ガス危険地帯。自転車の場合、早く危険地帯を抜けようと頑張るとたくさん空気を吸ってしまうんですが(笑)。
うは。如何にもヤバそうな気配が… だいたい地名からして「殺生河原」ですから。
この辺だけ植物がないです。道路の側溝の蓋も腐食が激しいですし。急いで通り抜けないと…
危険地帯を抜けると、本白根山手前に名前のない丸っこい山が見えました。なんか可愛い(笑)。
本白根山は濃い霧の中… 本当に雨は大丈夫なんですかねぇ… 富士山スカイラインの二の舞だけは避けたい所です。
これはまた凄い断崖の道路ですねぇ…
上ってきた道を振り返って。なかなかエグイ上りでした。
いよいよ先程の断崖の場所。直線で勾配がきついと精神がやられます(笑)。でもこのままテイクオフできそうな感じも。
標高1850mくらい。先程のwikipediaの画像とは違いますが、ここで撮られた雪の回廊写真もネットで良く見かけます。次は冬期開通直後にここで写真を撮りたいです。
標高1900mくらい。格好良いヘアピンなのに、霧で下界が見えません。
このヘアピンもエグイなぁ。でもこういうヘアピンを越すと山頂や尾根筋に出るものです。
白根山が見えてきました。ここはレストハウスから一番遠い駐車場の入口で空いていましたが、奥の駐車場は大混雑。写真では湯釜に向かう人の列が見えます。
逢ノ峰と弓池。天気が良ければ発色が良かったんでしょうが…
この近くにあるレストハウスと駐車場を拠点に白根山と湯釜のハイキングが行われており、ここを過ぎると自動車はぐっと減り、快適な尾根スカイライン。湯釜は独特な色で見学したいのですが、雨の心配がある以上、最優先は渋峠到着です。
正面に白根山。ここは特に眺望が良く、下の写真も同じ場所です。
長野県道456号線(牧千俣線)。天気の悪さもありますが、標高がやや低いので紅葉はもう少しという感じです。
火山活動のせいで植生が十分でなく、尾根伝いの道路は見事としか言い様がないです。
白根山北麓。特徴的な紅葉です。
アップで。人工的な箱庭みたいです。
同じ様な構図ですが、もう一枚。
右手に避難小屋が見えます。ここは周囲から少し窪んでいて、峠を思わせます。
山田峠でした。こんな立派なスカイラインが出来ては、もう直角方向に峠を越える物好きもいないでしょう(^^;。
良い眺めです。白根山も下の方は綺麗な植生です。
横手山とそれを横切る国道292号線が見えてきました。そこは渋峠より先ですので、今回は行けません。雨の心配さえなければ長野側に下りて上り返すことも可能だったんですけど。
白根山北麓。上の方は硫化水素ガスが吹き上がってますね。植生がないのも当然。
白根山方面を振り返って相棒と。
10:28、日本国道最高地点に到着。自動車が多く駐車しており、斜めから撮影するのがやっとでした。
標高2172mとはいえ、出発点が標高1240mなので大変なヒルクライムというわけではないです。気温も低かったですしね。それにしても高所には無線マニアが多いです。ここも数台が無線マニアの自動車でした。
日本国道最高地点から芳ヶ平。湿原の芳ヶ平も歩いたら楽しそう。
ここが渋峠なのか、200m先が渋峠なのか、よくわからない標識。
10:45、渋峠ホテルに到着。自転車が数台停まっていて食事中の様です。噂の犬はいなかった様な。建物の中にいるとイヤなので中には入りませんでした(笑)。
標高表示。国道最高点が2172mだとしたら、渋峠は2172m以下のはずなんですが… 実際、最高点から下って到着しましたし。
特に見所もない様ですし、雨が心配なので引き返します。
帰路もこの紅葉に感動しました。これで青空ならなぁ。
急いで下りてきましたが、本白根山は完全に雲だか霧の中です。朝より酷いです。
武具脱の池(ものぬぐのいけ)。標高1530mくらい。嘘か真か、源頼朝に追われた木曽義仲の残党が武具を脱ぎ捨てたという伝説からの名前らそうです。木道があって中を歩けるのですが、雨が心配なのでスルー。
13:00に道の駅に戻りました。雨には祟られませんでしたが、まだ半日近くあります。下界はまだ雨の心配がなさそうですので、温泉に入りながら草津を見学することにしました。
入浴予定の温泉を探すうちに湯畑に出ました(笑)。でもあまりに混んでいるので早々に逃げ出しました。草津は数多い観光客とその自動車で狭く坂の多い道路が混んでいて、自転車には向かない街ですね。
中心部からちょっと離れた大滝乃湯へ。露天風呂は眺望もないし特筆すべき点はないですが、内風呂は木の建物が味があって良いです。内風呂の煮川源泉に浸かりながら、万代鉱源泉の打たせ湯を味わいました。酸性の強い白濁湯は入浴した気分が高まります。なお、ここでは湯めぐりチケットを購入しました。西の河原露天風呂と両方入るとお得です。
草津温泉 大滝乃湯
風呂の後は食事ということで、併設の食堂湯の華へ。熊笹を練り込んだうどんを賞味。付け汁のせいか、特に笹の味は感じませんでした。
セブンイレブンで食料を調達後、17:30過ぎに道の駅に戻りました。ブログの更新なんかをしましたが、19時過ぎには雨が降り始めました。うーん、明日のサイクリングはどうしましょう。長野との県境まで来ているのですから、比較的天気が良さそうな乗鞍に行ってしまうことも考えましたが、夜間の山間移動は危険ですので諦めました。自転車は40kmしか走ってないので疲れはさほどないのですが、温泉で気持ち良くなったせいか肉厚の暖かい寝袋でぐっすり寝てしまいました。
走行ルート鳥瞰図。白根山まではコンスタントに曲がりくねって急上昇しています。
一旦2000mまで上ってしまえば、後は尾根筋なのでアップダウンも比較的少なくて楽でした。
確かに渋峠の方が日本国道最高点より低いですね。GPSデータ欠落の為、下りは途中までです。
まとめ。渋峠と日本国道最高点に行けたこと、白根山の独特な紅葉が見られたことは良かったです。ただ如何せん天気が怪しく、湯釜見学ができませんでしたし、ロープウェイにも乗れず、全体にゆっくりできなかったのが残念。自転車的にも往復40km、標高で900m程度の上りで、いまいち物足りないです。眺望が良いのでつい停車して眺めたり撮影したりで、ガンガン上る感じじゃないですし。長野側に下りて上り返すと走りとしては充実感がありそうです。
2012/10/07 草津に続きます。
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