走行距離 90.62km
走行時間 05:59:35
平均速度 15.1km/h
最高速度 44.6km/h
使用車種 KHS F20-R
2012/04/21の遠征では寒さの為に有間峠を越えられませんでした。そんなわけで今回はリベンジ戦。
09:40に出発。この時間では飯能まで自走では峠越えで陽が暮れるので、池袋から飯能まで輪行。
12:00、飯能駅から出発。13:10、有間ダム直下の有間橋に到着。標高240m。ここから標高1134mの有間峠まで900m程のヒルクライム。アップダウン込みで1000mくらい。
一週間前は桜と何かの花が咲いていましたが、今は新緑に一新。河原には自動車がたくさん止まっていました。名栗川の河原は川遊びの方が多く、どこもかしこもバーベキューだらけでした。いいなぁ。なんで自分はヒルクライムで汗かくんだろ(笑)。
快晴というわけにはいきませんが、今回は有間峠近辺の山は見えます。まぁ快晴ではないお陰で、ヒルクライムには気温がちょうど良いくらいです。
快晴なら湖面の映り込みも綺麗なんですが。
飯能側の逆川線は毎冬法面や路面の改良工事をしていて、2007年に初めて走った頃に比べて路面がだいぶ良くなりました。落石は相変わらず酷いので、鋭角な石がゴロゴロしていて走行には注意が必要ですけどね。落石でパンクの経験はないですが、タイヤはだいぶ傷めているでしょう。前方の山の中腹に山桜が見えます。
標高550mくらい。山桜が近くなってきました。
新緑の中に薄いピンクが混ざって綺麗です。
標高700mくらい。頭上からはらはらと桜の花びらが散って風情があります。この辺では既に腰が痛くて、あまり余裕がなかったですけどね(笑)。
逆川乗越を少し過ぎた所で、標高1010mくらい。さすがにこの辺になるとまだ冬景色でした。枝の先端に少し緑が見える程度。
新緑の代わりに岩ツツジや黄色い花が迎えてくれました。
この後くらいに、GEOSだかの小径車に乗ったサイクリストに追い抜かれました。小径とはいえタイヤは451ぽかったですが、結構な速度で上って行って驚きました。
15:55頃、有間峠に到着。先程のサイクリストと少し会話。ライトを忘れたそうで、急いで秩父側に下りて行きました。
有間峠から名栗湖を望む。
今回はコーヒーもないので、16:03に撤退開始。
秩父側を下りる際にいつも止まる大好きな場所。ヤシンタイの頭へ向かうZ型の林道が素敵。
それはともかく「ヤシンタイの頭」という名前は謎です。そこで調べてみると
スネコタンパコの「夏炉冬扇」物語 ヤシンタイノ頭
というブログ記事に行き当たりました。その説の全部が正しいかはわかりませんが、名栗川下流の地名からして有間山や蕨山が鉱山として利用されていたのは納得です。
秩父側の広河原線も一部剥がされていた舗装が直り、また冬期閉鎖明けということもあり落石が比較的少なかったです。あくまで比較的で、30cm四方を越える様な岩がないというだけですが(笑)。自動車も通れない様な岩が転がっている時がありますからね。
浦山川を下り、秩父さくら湖に到着。恐ろしい装飾の寄国土トンネルを過ぎると、ふと左手に綺麗な桜があるのに気付きました。写真は夕方なので青みがかっちゃってますが。それにしても湖畔の道路より一段低いこの広場、どこかで見た記憶が… 記憶をサルベージすると、思い出しました。
装備屋メイさんのブログ 生活の柄(消滅済)
こちらで知ったデエロー神の御座す場所じゃないですか!! 2年前の話題を急に思い出しました。
浦山ダムに水没した土性地区にはデエロー神という耳の神様がいらして、願をかけて治ったら年の数だけ蝸牛(かたつむり)の殻をあげるのが習わしとのこと。そして秩父の方言で「でぇろー」は蝸牛を意味し、内耳の聴覚器官蝸牛と言葉を引っ掛けているのではないかと。なかなか興味深い神様です。その神様の祠がダム建設の際にこちらに移設されたらしいです。
デエロー神の祠。由来を知らなければ、ただの祠です。文字も何も彫っておらず、なんなのかさっぱりわかりません。
ハート型の穴を覗くと神様がいらっしゃいましたよ。
しかしこの祠、すぐ手前にダム水を循環させる装置が新設されちゃって、道路の上からでないと気付きません。しかも循環装置はたぶん24時間稼働しているもので、その動作音のうるさいこと… 耳の神様なのに、こんな罰当たりなことしちゃって。ダム関係者も地域の方も、もうこの神様のことを忘れちゃっているんでしょうね。ダムに掛け合って、ボランティアでせめて桜の木の下に移設できないですかね。数人でやれる仕事なんですけど。
その後はひたすら秩父さくら湖畔の道路を北上し、ダムから下りて秩父市街へ。月曜日はわらじカツ丼の安田屋は休みですし、豚みそ丼の野さかもこの時間ではダメですから、セブンイレブンで軽く夕食代わりに補給。
17:40頃、西武秩父駅到着。18:25の特急は既に座席完売でした。さすがに次の19:25まで特急を待てません。それに特急は飯能で前後進行方向が変わり、最後列に積んだ自転車が最前列になる危険性が高く、混んでいる特急車内で自転車を移動するのは面倒です。そんなわけで各駅停車で帰路へ。池袋から再度自走し、21:30頃ヘロヘロになって帰宅しました。
ジョギングをやっていたので体力には自信があったのですが、ヒルクライムはだいぶ鈍っていました。腰に来ました… いきなり志賀草津道路に行かないで良かったです。追々調子を上げて、2000m級ヒルクライムに挑みましょう。
所要経費
西武鉄道 池袋駅→飯能駅 450円
西武鉄道 西武秩父駅→池袋駅 750円
走行時間 05:59:35
平均速度 15.1km/h
最高速度 44.6km/h
使用車種 KHS F20-R
2012/04/21の遠征では寒さの為に有間峠を越えられませんでした。そんなわけで今回はリベンジ戦。
09:40に出発。この時間では飯能まで自走では峠越えで陽が暮れるので、池袋から飯能まで輪行。
12:00、飯能駅から出発。13:10、有間ダム直下の有間橋に到着。標高240m。ここから標高1134mの有間峠まで900m程のヒルクライム。アップダウン込みで1000mくらい。
一週間前は桜と何かの花が咲いていましたが、今は新緑に一新。河原には自動車がたくさん止まっていました。名栗川の河原は川遊びの方が多く、どこもかしこもバーベキューだらけでした。いいなぁ。なんで自分はヒルクライムで汗かくんだろ(笑)。
快晴というわけにはいきませんが、今回は有間峠近辺の山は見えます。まぁ快晴ではないお陰で、ヒルクライムには気温がちょうど良いくらいです。
快晴なら湖面の映り込みも綺麗なんですが。
飯能側の逆川線は毎冬法面や路面の改良工事をしていて、2007年に初めて走った頃に比べて路面がだいぶ良くなりました。落石は相変わらず酷いので、鋭角な石がゴロゴロしていて走行には注意が必要ですけどね。落石でパンクの経験はないですが、タイヤはだいぶ傷めているでしょう。前方の山の中腹に山桜が見えます。
標高550mくらい。山桜が近くなってきました。
新緑の中に薄いピンクが混ざって綺麗です。
標高700mくらい。頭上からはらはらと桜の花びらが散って風情があります。この辺では既に腰が痛くて、あまり余裕がなかったですけどね(笑)。
逆川乗越を少し過ぎた所で、標高1010mくらい。さすがにこの辺になるとまだ冬景色でした。枝の先端に少し緑が見える程度。
新緑の代わりに岩ツツジや黄色い花が迎えてくれました。
この後くらいに、GEOSだかの小径車に乗ったサイクリストに追い抜かれました。小径とはいえタイヤは451ぽかったですが、結構な速度で上って行って驚きました。
15:55頃、有間峠に到着。先程のサイクリストと少し会話。ライトを忘れたそうで、急いで秩父側に下りて行きました。
有間峠から名栗湖を望む。
今回はコーヒーもないので、16:03に撤退開始。
秩父側を下りる際にいつも止まる大好きな場所。ヤシンタイの頭へ向かうZ型の林道が素敵。
それはともかく「ヤシンタイの頭」という名前は謎です。そこで調べてみると
スネコタンパコの「夏炉冬扇」物語 ヤシンタイノ頭
というブログ記事に行き当たりました。その説の全部が正しいかはわかりませんが、名栗川下流の地名からして有間山や蕨山が鉱山として利用されていたのは納得です。
秩父側の広河原線も一部剥がされていた舗装が直り、また冬期閉鎖明けということもあり落石が比較的少なかったです。あくまで比較的で、30cm四方を越える様な岩がないというだけですが(笑)。自動車も通れない様な岩が転がっている時がありますからね。
浦山川を下り、秩父さくら湖に到着。恐ろしい装飾の寄国土トンネルを過ぎると、ふと左手に綺麗な桜があるのに気付きました。写真は夕方なので青みがかっちゃってますが。それにしても湖畔の道路より一段低いこの広場、どこかで見た記憶が… 記憶をサルベージすると、思い出しました。
装備屋メイさんのブログ 生活の柄(消滅済)
こちらで知ったデエロー神の御座す場所じゃないですか!! 2年前の話題を急に思い出しました。
浦山ダムに水没した土性地区にはデエロー神という耳の神様がいらして、願をかけて治ったら年の数だけ蝸牛(かたつむり)の殻をあげるのが習わしとのこと。そして秩父の方言で「でぇろー」は蝸牛を意味し、内耳の聴覚器官蝸牛と言葉を引っ掛けているのではないかと。なかなか興味深い神様です。その神様の祠がダム建設の際にこちらに移設されたらしいです。
デエロー神の祠。由来を知らなければ、ただの祠です。文字も何も彫っておらず、なんなのかさっぱりわかりません。
ハート型の穴を覗くと神様がいらっしゃいましたよ。
しかしこの祠、すぐ手前にダム水を循環させる装置が新設されちゃって、道路の上からでないと気付きません。しかも循環装置はたぶん24時間稼働しているもので、その動作音のうるさいこと… 耳の神様なのに、こんな罰当たりなことしちゃって。ダム関係者も地域の方も、もうこの神様のことを忘れちゃっているんでしょうね。ダムに掛け合って、ボランティアでせめて桜の木の下に移設できないですかね。数人でやれる仕事なんですけど。
その後はひたすら秩父さくら湖畔の道路を北上し、ダムから下りて秩父市街へ。月曜日はわらじカツ丼の安田屋は休みですし、豚みそ丼の野さかもこの時間ではダメですから、セブンイレブンで軽く夕食代わりに補給。
17:40頃、西武秩父駅到着。18:25の特急は既に座席完売でした。さすがに次の19:25まで特急を待てません。それに特急は飯能で前後進行方向が変わり、最後列に積んだ自転車が最前列になる危険性が高く、混んでいる特急車内で自転車を移動するのは面倒です。そんなわけで各駅停車で帰路へ。池袋から再度自走し、21:30頃ヘロヘロになって帰宅しました。
ジョギングをやっていたので体力には自信があったのですが、ヒルクライムはだいぶ鈍っていました。腰に来ました… いきなり志賀草津道路に行かないで良かったです。追々調子を上げて、2000m級ヒルクライムに挑みましょう。
所要経費
西武鉄道 池袋駅→飯能駅 450円
西武鉄道 西武秩父駅→池袋駅 750円