2010年10月23日土曜日

2010/10/23 日光

走行距離 83.77km
走行時間 05:48:38
平均速度 14.4km/h
最高速度 47.4km/h
使用車種 KHS F20-R
自動車走行距離 330km
自動車燃費 20.6km/l



 関東圏で坂と言えばいろは坂は避けられません。超有名観光地なだけに自動車が多くて自転車には酷な道路ですが、一回は走ってみなければということで行ってみました。日光は帰路の東武鉄道が混みますので、今回は自動車で遠征。車中泊で二日間走り回ってやろうという計画です。

 東北自動車道、日光宇都宮道路を走り、今市ICで下り、上今市駅側で国道119号線沿いにある杉並木公園駐車場へ。一番西の駐車場は入口がわかりにくく一旦通り過ぎてしまいましたが、Uターンで無事到着。119号線の交通量が多く車中泊には騒音が少し心配ですが、駐車場は十分な広さですしトイレが近いので便利です。

 08:25、走行開始。因に標高は420m。既に十分高いです。



 119号線を走るのが素直ですが、せっかくの杉並木なので杉並木観賞道路を走ります。すぐ横を119号線が走っているわけで空気がそんなに良いわけではないのでしょうが、気分は良いです(笑)。ただ路面は凸凹で、その為後にスペースマウントのネジが緩んでしまいました。



 砲弾打込杉。官軍が幕府軍に向けて発射した砲弾が杉に命中して凹んでいます。

 凸凹を我慢して走っていましたが、すぐに限界… そんなわけで119号線へ。こちらは交通量が多いのに道幅は狭く、自動車のプレッシャーに泣きます。そんなわけで楽しくもない道路を黙々と走ります。日光駅を過ぎると道幅が広くなって楽になります。

 09:47、馬返し到着。標高860m。ガツガツ上ったわけではないのですが、400mも上昇しています。トイレに入り、いよいよ第二いろは坂へ。



 一気に上っちゃおうかと思ったのですが、一枚くらい写真を撮っておくかと停車。中央横方向に見える道路が今走って来たところ。麓の紅葉はまだです。



 同じ場所でいろは坂を振り返って。自動車は多めですが、この辺りは道幅もあるのでさほどプレッシャーはなし。

 10:34、明智平に到着。標高1270m。馬返しから1時間もかかってないので、意外に楽です。



 明智平より男体山方面。



 アップにすると、紅葉の中に第一いろは坂と般若滝が見えます。

 明智平では写真撮影の他に豚の炙り焼きを食べたり(笑)。でも思った程には美味しくないですorz



 明智第一トンネル手前からいろは坂を振り返ると大渋滞が見渡せました。明智平の駐車場が空かないので、駐車場待ちでこうなっちゃうわけです。こっちは自転車なので自動車の間をスイスイ上ってきました。でも排気ガスをたくさん吸わされました…



 11:05、中禅寺湖に到着。水の色が綺麗。



 竜頭ノ滝へ。紅葉がほぼ終わってますね。水の流れも綺麗に撮れているし、これで紅葉が見頃だったら良かったのですが。調子に乗って階段を上って行ったら上の道路に出てしまいました。SPDじゃないので階段は苦にならないのです。



 菖蒲ヶ浜辺り。

 12:22、戦場ヶ原入口の赤沼茶屋到着。しかしこの時期の戦場ヶ原はあまり魅力がない感じです。木が枯れてても雪が積もっていれば別世界の美しさなんでしょうけど。というわけで、ここはスルー。

 12:50、金精道路へ。ここが主目的でした。



 8%か。距離は長いですけど、無茶な坂じゃないです。それに交通量が減って嬉しいです。皆さん華厳の滝くらいまでしか行かないんですね。



 金精道路を更に上へ。ここも一週間前なら派手な色彩だったでしょうね。



 金精道路から金精峠を望む。ごつごつした岩肌が格好良いなぁ。



 金精道路から湯泉ヶ岳を望む。どんどん上りますよー。



 どんどん上って振り返ると、男体山と湯ノ湖が見えます。綺麗。



 更にもう少し上から。



 同じ場所から金精峠を望む。



 アップで。岩がボロボロという感じ。実際金精山山頂付近は亀裂があって危険との表示がありました。それにしても1800mを越えた場所なので空が真っ青です。



 F20-Rと記念撮影(笑)。



 13:57。逆光で写りが変ですが、海抜1843mに到着。ここは金精トンネル手前。金精峠直下を金精トンネルが群馬県に抜けています。登山口を少し登って考慮。ここから金精峠までは30分の表示がありましたが、熊鈴も登山靴もないので今回は登らないことにしました。下りて来る方を見ていると結構急坂みたいなのでトレッキングポールも欲しいかも。次回はここを登ってみます。



 金精トンネル。



 栃木側を振り返って。10%勾配ですが、道路がくねくね曲がっているのでダウンヒルは慎重に。って、ロードバイクが凄い勢いで下りて行きましたけどね。命知らずだ。14:16、ダウンヒル開始。

 しかし湯ノ湖までが寒いのなんの。って、防寒着使ってないからなんですが(笑)。まぁ耳が痛くなる程の寒さではないのが救いでした。



 中禅寺湖まで戻ってきましたが、なんだか空模様が怪しい… 山に雲がかかっていました。雨が降るとやっかいですし、この空模様では景色も綺麗ではなかろうと、華厳の滝は省略。



 第一いろは坂のダウンヒル。通行実験のせいか、混雑もなく下りられました。自転車的にも快適な道路です。途中で『頭文字D』に登場する"空中のライン"やら最後の橋やらを堪能(笑)。確かにいくつかの場所でのヘアピンの高低差は凄かったです。

 馬返しを過ぎると、冷えすぎた体がひたすらラーメンを求めていました。私はなるべくその土地の名物を食べたいと思っているのですが、冷えた体が欲するのは熱々のラーメンだけ(笑)。でも都合良くラーメン屋がないのです。東武日光駅でほかほかの栗まんじゅうを2個食べ、なんとか蘇りました。狭い119号線を慎重に下り、16:40、杉並木公園に戻ってきました。自動車が4台停まっていましたが、皆リアワイパーに小さな袋をぶら下げています。直感でわかります。犬用の袋ですね。公園内のトイレに向かうと、やはり犬の散歩が多い… 私は犬嫌いなので、とんだ所に紛れ込んだ気分になりました。

 とはいえまずは食事。自転車を自動車に積み込み、119号線を下った場所の大きなラーメン屋へ。値段は安いし、ゲームセンター併設だし、まぁ味に拘ったお店ではないです。でも熱いラーメンは冷えた体を救います。生き返りました。

 本当は杉並木公園で車中泊し、翌日も日光を走るつもりでいました。しかし温泉の下調べをしてなかったので温泉に入れず(自動車でいろは坂を上れば温泉は山ほどありますが)、また公園の犬を嫌がり(笑)、帰路につきました。こんなことなら電車で行けば安くて済んだのでガッカリですorz



 走行ルート。いろは坂で一気に標高が上がってます。金精峠はさすがに高すぎてトンネル通過というわけですね。



 走行ルート拡大。下りの第一いろは坂の方が一気の勾配という感じです。勾配がきついなら上ってみたいものですが、残念ながら一方通行(笑)。



 走行ルート標高図。最高地点の標高は高いのですが、出発点の標高も高いのでさほど大変ではなかったです。金精峠登山を追加するくらいの余力はありました(笑)。

 この日はいろは坂から中禅寺湖辺りが紅葉の見頃だったみたいです。しかし自分的には金精道路がメインイベントでしたので、戦場ヶ原も含めて通過しただけというイメージです(笑)。帰りは寒さに震えて華厳の滝も寄らなかったですし、天気が悪くなって紅葉が映えませんでした。少し残念。また、中禅寺湖までは自動車が多すぎです。金精道路からはさすがに自動車も減るので、日光は湯ノ湖から上の紅葉を見るのが良いのかもしれないです。来年は金精道路の紅葉観賞と金精峠越えを楽しみたいものです。


所要経費
 首都高速 三郷⇔川口JCT 250円+350円
 東北自動車道 川口JCT⇔宇都宮 1500円×2
 日光宇都宮道路 宇都宮⇔今市 200円×2

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