サイクリングデータ
走行ルート 寄国土トンネル広場〜埼玉県道73号線冠岩終点
走行距離 12.93km
走行時間 01:05:34
平均速度 11.8km/h
最高速度 37.4km/h
使用車種 KHS F20-R
本日の目的地は鳥首峠。飯能の名郷から秩父の冠岩を結ぶ登山道にある峠です。実は過去に自転車を担いで峠越えに挑戦したことがあります。
2012/10/13 鳥首峠
しかし結果は散々。名郷から鳥首峠までは大変ながらも辿り着きましたが、冠岩への下山路で道を失いました。順調に尾根道を降っていると思ったら、大岩に道を塞がれ、とても自転車を担いで降りることは不可能な急傾斜。一旦自転車を置いて大岩を巻いて下降。しかし結局道が見つからず、鳥首峠に登り返し、スタート地点である名郷へ逃げ戻ったのでした。自転車という大荷物を担いでいたこと、登山自体経験が少なかったこともあり、かなり慌てていました。GPSを持っていたのにも関わらず、ルートを少し戻って道を探すという登山の鉄則を忘れていました。もっとも自転車を置いて下山路を探したり、無理に下降せずに元の道を戻る辺りは、初心者故の慎重さとルール重視の姿勢が見られ、我ながら悪くなかったと思います。
pikoのサイクリング日記in埼玉「鳥首峠でクマに襲われた!」
この方も同時期に同様な道迷いを起こしています。もしかすると全く同じ間違いだったのかもしれません。しかもこの方の場合は沢に降ろされてしまい、自転車を担いで移動不可能な状態に陥っています。
冠岩と鳥首峠の間は「山と高原地図」では破線登山道扱いになっているとはいえ、距離も長くないですし、ここで失敗したことはトラウマになっていました。お陰で林道広河原逆川線を走って県道73号線にぶつかることは何度もあったにも関わらず、冠岩方面へ調査に向かうことすら恐れていたのです。何か不吉で。
そんなわけでなかなかこの山域に足を踏み込むのは避けていたのですが、最近羽根田治さんの「ドキュメント単独行遭難」等の遭難シリーズ本を数冊読んで何が道迷いの原因か調べました。また坂井勝生さんの「秩父藪尾根単独行」「続・秩父藪尾根単独行」を地形図と見比べながら読み、多少ですが山のことがわかった気がしてきました。もちろん慢心はしてないですが、トラウマ解消はいずれしなければならないことですので、今回チャレンジすることにしました。もちろん、自転車は担いで行きません(笑)。今回は登りで鳥首峠に向かう為、下りよりは間違いが少ないはずです。しかも下りは登りで一回歩いた道を戻るので、前回の様に初見ではありません。見覚えのある道を戻るわけですから、少なくとも沢に降ろされることはないでしょう。リスクは前回より数段低いはずです。
大滝の朝の気温は4℃。自宅の足立区が11℃と表示されていて、秩父の寒さを実感。
07:30、道の駅を出発。ファミリーマートで買い物をし、秩父さくら湖の寄国土トンネル手前の広場へ移動。デエロー神も座す広場ですが、いつも誰もいませんので駐車にぴったり。
ここで朝食。前日の牛すき焼き鍋をまた買ってきました(笑)。広場はまだ日陰で寒かったですが、熱々のすき焼き鍋で元気回復。前日のサイクリングで汁が垂れると知っていて良かったです。リュックに入れて登山していたら面倒なことに(^^;。
09:50、県道73号線を冠岩まで自転車で移動。天気がいまいちの上に谷底なので、紅葉の発色が悪くて残念でした。
10:21、林道広河原逆川線の起点に到着。有間峠まで通行できる様ですが、飯能側は工事の為に来年4月末まで通り抜けることができません。
埼玉県道73号線は直進すると林道広河原逆川線ですが、ここで左折して冠岩へ向かいます。
地形図を見るとわかりますが、山側は崖になっているのですが、多くの箇所で崩壊し、路面の舗装は見えない場所が多いです。落石の危険性が高く、通行止めは妥当だと思います。冠岩の集落自体無人ですから、漁師か登山客くらいしか使わない道ですしね。
道路の山側には年代物のマイクロバスが放置されていました。
10:36、埼玉県道73号線冠岩終点に到着。登山道は写真中央の橋を渡った場所にあります。
振り返ると紅葉が綺麗。
ここでしばし休憩し、心を落ち着かせました。自転車は橋の手すりに括りつけました。
10:44、登山開始。
冠岩集落があった為、電信柱があります。
しかし無人になって久しい為、生活道でもあったはずの登山道には木が倒れていても除かれることはないようです。
道から仰ぎ見ると集落が見えてきました。石で斜面を固めて生活の場としています。
二棟程の家がありました。扉や窓は開放され、無人になってかなりの年月が経っている模様。もちろん建物の中には入りませんよ。不法侵入なので。
ネットの記録によると、何年か前までは水が出ていたそうです。
よく手入れされた植林帯を登っていきます。
1回目の沢の渡渉地点。とはいえ、水はないのですが。赤テープを良く確認しました。こういう箇所が下る時に間違えやすいはずです。
登山道には赤テープがしっかり貼られており、間違えるとしたら渡渉地点くらいでした。そして問題はここ!! なんか見覚えがある!! 道標は鳥首峠が左折方向と示しています。
左折した場所から撮影。右側に道標があります。下ってきた場合、ここで右折するのです。しかしもし右下方の赤テープを見落とした場合、直進しそうじゃないですか? 踏み跡こそ右に付いていますが、真っ直ぐな尾根の下りは自然と道に見えてしまいます。そう、ここで私は道を間違えたのです。
地形図で見てみましょう。黄色が正しい登山道です。赤が前回間違って進んでしまった道。冠岩から登ってくると、尾根にぶつかってT字路になります。T字路ですから、直進すると谷に落ちてしまうので、右折か左折するしかありません。そのT字路の直前に道標で左折が指示されている為、登りの場合はまず間違えることはなく左折します。そもそも右折すると下ってしまいますから、登りであるなら左折一択です。ところが、鳥首峠から下った場合はどうでしょう。下山の場合、右折しないと正しく下れません。しかし直進の方が尾根の下りで快適な為、正しい道と誤認しやすいです。下山で足元に注意していれば、尚更右側にある赤テープを見落とすでしょう。これが前回の道迷いの原因でしょう。原因がわかって非常に満足です(笑)。原因不明では同じ様なミスをしますからね。教訓。下山時も足元ばかり見ないで周囲を良く見ること。
念の為、この間違えた尾根道を進んでみました。これ、道に見えますよね… しかもふわふわの土で非常に快適。斜面をトラバースする登山道より数段危険性がありません。ここを歩いたので「尾根伝いに降りるのは楽だなぁ」と思ってしまったわけです。
そして問題の大岩にぶち当たりました。前回はここで自転車を置いて下降して道を調べたのです。もしここを強引に降りていくと冠岩沢にぶつかってしまい、自転車を抱えていては悪くすると行動不能でした。今後自転車を担ぐ場合は十分な事前調査が必要と思いました。
11:55、鳥首峠に到着。コーヒーを淹れ、パンを一個食べました。有間山方面から1組のカップル、大持山方面から単独、冠岩方面から単独の登山者が登ってきました。大持山方面の登山者も一休みされたので、ウノタワの状況を聞いてみました。残念ながら平地の部分の紅葉は終わっているとのこと。今回はウノタワも行ってみたかったのですが、既に12時ですし、紅葉がそれならと断念しました。
大持山方面。
有間山方面。自転車抱えて有間峠まで行ければ面白いんですけどねぇ。4.5kmと距離があるので、やるなら自転車なしで歩くべきでしょうかね。
12:20、下山開始。
ちょっと標高が下がると紅葉が綺麗。
13:13、無事に登山口に戻りました。一箇所登山道が少し崩落していてトラロープがありましたが、植林の山ですので道自体は良く整備されていました。問題の箇所さえ間違わなければ、破線登山道という感じではないです。
トラウマを解消し、自転車で寄国土トンネル前広場に戻ります。
陽が差してきて、紅葉が少し鮮やかになりました。
山掴辺りの紅葉。
浦山大橋辺りから茶平沢河口の紅葉。陽が差せば、綺麗な紅葉です。午前中は暗くて鈍い色でした。
山掴トンネル辺りの紅葉。今回はライトを忘れたので、途中で湾曲するこのトンネルだけは絶対通りたくありませんでした(笑)。
寄国土トンネル。獅子舞がモチーフで、右手に広場があって説明板があるのですが、草が茂っていて入れません。私が駐車した広場から階段で入る様ですが、封鎖されていました。ダム建設にあたり、地元への補償の一環で作られたものなのでしょうが、ダム建設当時には残った方々も今は減り、記念碑的なものも誰も訪れない場所になってしまっています。
寄国土トンネル付近には階段があったので上ってみました。かなりの数のお墓がありました。
少し進むと気になる坂があります。まだ時間があるので上ってみました。
廃屋がありました。寄国土集落はダム建設で沈んだ様ですが、数軒は道路沿いに残った様ですね。しかし今では無人化。陽当たりは良さそうですが、一軒だけで生活するのはちょっと…
14:11、デポ地に戻りました。
デエロー神に無事の帰還を報告。聞く耳を持たないかもしれないですけど(笑)。
キャンプ椅子を出し、コーヒーを淹れ、しばしプチキャンプ。陽差しがあるとはいえ、既に少し冷えてきました。
15:05、浦山ダムへ。発色がいまいち。
管理棟へ行き、ダムカードをゲット。二瀬ダムもこのポスターが貼ってあり、笑ってしまいました。一年前くらいにこの「ダムマンガ」という漫画にハマっていたのです。この絵の物部カルロッタは面白い子です(笑)。
ダム博物館の案内板にも「ダムマンガ」が。まぁ浦山ダムは漫画の中で登場しましたしね。たっぷり博物館を堪能しました。
15:40くらいに出発。安田屋でわらじかつ丼を食べようと思ったのです。が、店の前を通ってびっくり。2列40人程度の行列です。16:30までしか営業しないのに。以前はこれほど混まなかったはずですが、いつの間にか大人気店になってしまった模様。残念ながら諦めて、道の駅ちちぶへ。ネギが8本で250円と格安!! 里芋やきゅうり等の野菜も調達。結局翌週は毎日すき焼きを食べてネギを消費しました(笑)。その後レストランでわらじカツ丼を賞味。甘辛で普通に美味しいです。
スマホで検索し、星音の湯へ。大滝温泉のヌルヌルの湯に味をしめてしまい、調べた結果ここへ。距離は大したことないと思って行ったのですが、結構な山越えでした。しかし温泉は素晴らしいです。ヌルヌルの湯で気持ち良い。露天風呂からの星空は綺麗でしたが、周囲の壁で山は見られないのかな。
星音の湯
温泉の後は道の駅ちちぶへ一旦戻り、トイレを済ませ、ナビに帰路の設定。20:07、出発。自宅近くのガソリンスタンドで給油し、22:43、自宅到着。
時期が一週間遅かったことと、天気がいまいちで紅葉の発色が悪かったですが、二日間で軽めのサイクリングと登山を楽しめました。これくらいが体力的に楽ですね。二日間とも早朝から夕方まで走り回るサイクリングは卒業します(笑)。
所要経費
ガソリン代 2225円
参考データ
自動車走行距離 269.6km
燃費(メーター値) 19.3km/l
燃費(給油ベース) 17.7km/l
給油 15.24L
走行ルート 寄国土トンネル広場〜埼玉県道73号線冠岩終点
走行距離 12.93km
走行時間 01:05:34
平均速度 11.8km/h
最高速度 37.4km/h
使用車種 KHS F20-R
本日の目的地は鳥首峠。飯能の名郷から秩父の冠岩を結ぶ登山道にある峠です。実は過去に自転車を担いで峠越えに挑戦したことがあります。
2012/10/13 鳥首峠
しかし結果は散々。名郷から鳥首峠までは大変ながらも辿り着きましたが、冠岩への下山路で道を失いました。順調に尾根道を降っていると思ったら、大岩に道を塞がれ、とても自転車を担いで降りることは不可能な急傾斜。一旦自転車を置いて大岩を巻いて下降。しかし結局道が見つからず、鳥首峠に登り返し、スタート地点である名郷へ逃げ戻ったのでした。自転車という大荷物を担いでいたこと、登山自体経験が少なかったこともあり、かなり慌てていました。GPSを持っていたのにも関わらず、ルートを少し戻って道を探すという登山の鉄則を忘れていました。もっとも自転車を置いて下山路を探したり、無理に下降せずに元の道を戻る辺りは、初心者故の慎重さとルール重視の姿勢が見られ、我ながら悪くなかったと思います。
pikoのサイクリング日記in埼玉「鳥首峠でクマに襲われた!」
この方も同時期に同様な道迷いを起こしています。もしかすると全く同じ間違いだったのかもしれません。しかもこの方の場合は沢に降ろされてしまい、自転車を担いで移動不可能な状態に陥っています。
冠岩と鳥首峠の間は「山と高原地図」では破線登山道扱いになっているとはいえ、距離も長くないですし、ここで失敗したことはトラウマになっていました。お陰で林道広河原逆川線を走って県道73号線にぶつかることは何度もあったにも関わらず、冠岩方面へ調査に向かうことすら恐れていたのです。何か不吉で。
そんなわけでなかなかこの山域に足を踏み込むのは避けていたのですが、最近羽根田治さんの「ドキュメント単独行遭難」等の遭難シリーズ本を数冊読んで何が道迷いの原因か調べました。また坂井勝生さんの「秩父藪尾根単独行」「続・秩父藪尾根単独行」を地形図と見比べながら読み、多少ですが山のことがわかった気がしてきました。もちろん慢心はしてないですが、トラウマ解消はいずれしなければならないことですので、今回チャレンジすることにしました。もちろん、自転車は担いで行きません(笑)。今回は登りで鳥首峠に向かう為、下りよりは間違いが少ないはずです。しかも下りは登りで一回歩いた道を戻るので、前回の様に初見ではありません。見覚えのある道を戻るわけですから、少なくとも沢に降ろされることはないでしょう。リスクは前回より数段低いはずです。
大滝の朝の気温は4℃。自宅の足立区が11℃と表示されていて、秩父の寒さを実感。
07:30、道の駅を出発。ファミリーマートで買い物をし、秩父さくら湖の寄国土トンネル手前の広場へ移動。デエロー神も座す広場ですが、いつも誰もいませんので駐車にぴったり。
ここで朝食。前日の牛すき焼き鍋をまた買ってきました(笑)。広場はまだ日陰で寒かったですが、熱々のすき焼き鍋で元気回復。前日のサイクリングで汁が垂れると知っていて良かったです。リュックに入れて登山していたら面倒なことに(^^;。
09:50、県道73号線を冠岩まで自転車で移動。天気がいまいちの上に谷底なので、紅葉の発色が悪くて残念でした。
10:21、林道広河原逆川線の起点に到着。有間峠まで通行できる様ですが、飯能側は工事の為に来年4月末まで通り抜けることができません。
埼玉県道73号線は直進すると林道広河原逆川線ですが、ここで左折して冠岩へ向かいます。
地形図を見るとわかりますが、山側は崖になっているのですが、多くの箇所で崩壊し、路面の舗装は見えない場所が多いです。落石の危険性が高く、通行止めは妥当だと思います。冠岩の集落自体無人ですから、漁師か登山客くらいしか使わない道ですしね。
道路の山側には年代物のマイクロバスが放置されていました。
10:36、埼玉県道73号線冠岩終点に到着。登山道は写真中央の橋を渡った場所にあります。
振り返ると紅葉が綺麗。
ここでしばし休憩し、心を落ち着かせました。自転車は橋の手すりに括りつけました。
10:44、登山開始。
冠岩集落があった為、電信柱があります。
しかし無人になって久しい為、生活道でもあったはずの登山道には木が倒れていても除かれることはないようです。
道から仰ぎ見ると集落が見えてきました。石で斜面を固めて生活の場としています。
二棟程の家がありました。扉や窓は開放され、無人になってかなりの年月が経っている模様。もちろん建物の中には入りませんよ。不法侵入なので。
ネットの記録によると、何年か前までは水が出ていたそうです。
よく手入れされた植林帯を登っていきます。
1回目の沢の渡渉地点。とはいえ、水はないのですが。赤テープを良く確認しました。こういう箇所が下る時に間違えやすいはずです。
登山道には赤テープがしっかり貼られており、間違えるとしたら渡渉地点くらいでした。そして問題はここ!! なんか見覚えがある!! 道標は鳥首峠が左折方向と示しています。
左折した場所から撮影。右側に道標があります。下ってきた場合、ここで右折するのです。しかしもし右下方の赤テープを見落とした場合、直進しそうじゃないですか? 踏み跡こそ右に付いていますが、真っ直ぐな尾根の下りは自然と道に見えてしまいます。そう、ここで私は道を間違えたのです。
地形図で見てみましょう。黄色が正しい登山道です。赤が前回間違って進んでしまった道。冠岩から登ってくると、尾根にぶつかってT字路になります。T字路ですから、直進すると谷に落ちてしまうので、右折か左折するしかありません。そのT字路の直前に道標で左折が指示されている為、登りの場合はまず間違えることはなく左折します。そもそも右折すると下ってしまいますから、登りであるなら左折一択です。ところが、鳥首峠から下った場合はどうでしょう。下山の場合、右折しないと正しく下れません。しかし直進の方が尾根の下りで快適な為、正しい道と誤認しやすいです。下山で足元に注意していれば、尚更右側にある赤テープを見落とすでしょう。これが前回の道迷いの原因でしょう。原因がわかって非常に満足です(笑)。原因不明では同じ様なミスをしますからね。教訓。下山時も足元ばかり見ないで周囲を良く見ること。
念の為、この間違えた尾根道を進んでみました。これ、道に見えますよね… しかもふわふわの土で非常に快適。斜面をトラバースする登山道より数段危険性がありません。ここを歩いたので「尾根伝いに降りるのは楽だなぁ」と思ってしまったわけです。
そして問題の大岩にぶち当たりました。前回はここで自転車を置いて下降して道を調べたのです。もしここを強引に降りていくと冠岩沢にぶつかってしまい、自転車を抱えていては悪くすると行動不能でした。今後自転車を担ぐ場合は十分な事前調査が必要と思いました。
11:55、鳥首峠に到着。コーヒーを淹れ、パンを一個食べました。有間山方面から1組のカップル、大持山方面から単独、冠岩方面から単独の登山者が登ってきました。大持山方面の登山者も一休みされたので、ウノタワの状況を聞いてみました。残念ながら平地の部分の紅葉は終わっているとのこと。今回はウノタワも行ってみたかったのですが、既に12時ですし、紅葉がそれならと断念しました。
大持山方面。
有間山方面。自転車抱えて有間峠まで行ければ面白いんですけどねぇ。4.5kmと距離があるので、やるなら自転車なしで歩くべきでしょうかね。
12:20、下山開始。
ちょっと標高が下がると紅葉が綺麗。
13:13、無事に登山口に戻りました。一箇所登山道が少し崩落していてトラロープがありましたが、植林の山ですので道自体は良く整備されていました。問題の箇所さえ間違わなければ、破線登山道という感じではないです。
トラウマを解消し、自転車で寄国土トンネル前広場に戻ります。
陽が差してきて、紅葉が少し鮮やかになりました。
山掴辺りの紅葉。
浦山大橋辺りから茶平沢河口の紅葉。陽が差せば、綺麗な紅葉です。午前中は暗くて鈍い色でした。
山掴トンネル辺りの紅葉。今回はライトを忘れたので、途中で湾曲するこのトンネルだけは絶対通りたくありませんでした(笑)。
寄国土トンネル。獅子舞がモチーフで、右手に広場があって説明板があるのですが、草が茂っていて入れません。私が駐車した広場から階段で入る様ですが、封鎖されていました。ダム建設にあたり、地元への補償の一環で作られたものなのでしょうが、ダム建設当時には残った方々も今は減り、記念碑的なものも誰も訪れない場所になってしまっています。
寄国土トンネル付近には階段があったので上ってみました。かなりの数のお墓がありました。
少し進むと気になる坂があります。まだ時間があるので上ってみました。
廃屋がありました。寄国土集落はダム建設で沈んだ様ですが、数軒は道路沿いに残った様ですね。しかし今では無人化。陽当たりは良さそうですが、一軒だけで生活するのはちょっと…
14:11、デポ地に戻りました。
デエロー神に無事の帰還を報告。聞く耳を持たないかもしれないですけど(笑)。
キャンプ椅子を出し、コーヒーを淹れ、しばしプチキャンプ。陽差しがあるとはいえ、既に少し冷えてきました。
15:05、浦山ダムへ。発色がいまいち。
管理棟へ行き、ダムカードをゲット。二瀬ダムもこのポスターが貼ってあり、笑ってしまいました。一年前くらいにこの「ダムマンガ」という漫画にハマっていたのです。この絵の物部カルロッタは面白い子です(笑)。
ダム博物館の案内板にも「ダムマンガ」が。まぁ浦山ダムは漫画の中で登場しましたしね。たっぷり博物館を堪能しました。
15:40くらいに出発。安田屋でわらじかつ丼を食べようと思ったのです。が、店の前を通ってびっくり。2列40人程度の行列です。16:30までしか営業しないのに。以前はこれほど混まなかったはずですが、いつの間にか大人気店になってしまった模様。残念ながら諦めて、道の駅ちちぶへ。ネギが8本で250円と格安!! 里芋やきゅうり等の野菜も調達。結局翌週は毎日すき焼きを食べてネギを消費しました(笑)。その後レストランでわらじカツ丼を賞味。甘辛で普通に美味しいです。
スマホで検索し、星音の湯へ。大滝温泉のヌルヌルの湯に味をしめてしまい、調べた結果ここへ。距離は大したことないと思って行ったのですが、結構な山越えでした。しかし温泉は素晴らしいです。ヌルヌルの湯で気持ち良い。露天風呂からの星空は綺麗でしたが、周囲の壁で山は見られないのかな。
星音の湯
温泉の後は道の駅ちちぶへ一旦戻り、トイレを済ませ、ナビに帰路の設定。20:07、出発。自宅近くのガソリンスタンドで給油し、22:43、自宅到着。
時期が一週間遅かったことと、天気がいまいちで紅葉の発色が悪かったですが、二日間で軽めのサイクリングと登山を楽しめました。これくらいが体力的に楽ですね。二日間とも早朝から夕方まで走り回るサイクリングは卒業します(笑)。
所要経費
ガソリン代 2225円
参考データ
自動車走行距離 269.6km
燃費(メーター値) 19.3km/l
燃費(給油ベース) 17.7km/l
給油 15.24L
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