2018年10月7日日曜日

2018/10/07 八ッ場ダム周遊



 記録データ紛失の為、走行距離等不明。GPSの記録によれば自転車、徒歩合わせて40km程度の様です。

 07:00頃起床。トイレと洗顔を済ませ、道の駅の敷地にあるヤマザキYショップへ。早朝からお客さんが入っています。Yショップは店内でパンを焼いているので、それを購入。他にサイクリング中の補給食も少々。



 道の駅の端にテーブルと椅子があったので、バーナー等を持って移動。道の駅の建物の後ろにある丸岩が凄いですよね。以前草津に行った時も車内から見てその異様な景色に目を惹きつけられました。



 ダムカレーパン(笑)。180円。形的にはどうかと思いますが、カレーパンなので美味しいですよ。カレーとチーズとポテトサラダで構成されていますが、細かいことを言うと、チーズの倒れ方が反対なので、カレーが下流側になってます。これ2個と、もう1個パンをペロリ。コーヒーは自前で淹れたもの。良い景色を見ながら美味しい朝食で贅沢です。

 08:20、出発。ダムの左岸、国道145号線を東進しました。しかし1.5km進んだ所で引き返すことを決定。ダムが東側にあるのでずっと逆光で写真がまともに撮れませんでした。考えが足りませんね。

 08:50、再度道の駅を出発。今度は不動大橋を渡って右岸を東進することにします。



 不動大橋を渡ります。



 不動大橋から八ッ場ダムを眺めます。湖底の工事はまだまだです。



 満水になるとこんな感じになるそうです。かなり沈みます。



 真下を覗くと震えが来ます。86メートル!!



 この写真がダム周辺の交通状況を表しています。川向こうの一番下に旧国道145号線、その少し奥に旧JR吾妻線、そしてその奥でかなり高い位置に現在の国道145号線の橋梁が見えます。山の麓の旧国道145号線や旧吾妻線が如何に危ない位置かわかります。特に吾妻線は背後が崖で、雨が強く降れば運転休止は避けられません。なお、現在の吾妻線は川の右岸の高い位置をトンネル等で繋いでいます。



 不動の滝は落差90mとか。かなり高いです。



 上流方面。丸岩と丸岩大橋が見えます。



 川原湯温泉駅に到着。旧川原湯温泉駅は湖底に沈む為、こちらに移転。駅は開業していますが、駅前の工事はまだ続いています。



 少し進んだ高台から撮影。駅周辺の造成もまだ完了していません。湖底に沈む集落の代替地もこの周辺にあるのですが、元は山で、そこを平らにならしたのですから造成に時間がかかるのは当然。



 八ッ場大橋へ。八ッ場ダムは上流から丸岩大橋、不動大橋、八ッ場大橋が新設されており、八ッ場ダムに一番近いのがこの橋。



 上流方面。吾妻川と旧吾妻線が見えます。前日に見たダムへ土砂が運ばれるベルトコンベアは吾妻線の上に乗っています。それが不動大橋まで続き、そこから川を離れて右岸の山の中へ続きます。吾妻川と旧吾妻線が湖の底に沈むのはなんとも言えない気持ち。



 八ッ場ダムを正面から。ダム右手の道路が結構エグい勾配ですね。



 アップで。

 八ッ場大橋を引き返し、再び右岸を東進。



 前日の八ッ場ダム展望スペースへ。本日も見学(笑)。本日は日曜日なので工事はしていない様です。



 吾妻峡トンネルを通過。平成21年竣工の天狗大橋はカーブを描きながら吾妻川へ急降下していきます。カーブを曲がり切った所に駐車場とトイレがあり、そこに自転車も停めます。ここからは山歩きもある為徒歩です。



 平成28年9月竣工の猿橋。刎橋っぽい形ですが、これはデザインだけでしょう。



 旧国道145号線を100メートルくらい歩くと楢沢隧道が見えました。



 日本一短いトンネル。ここは国道自体崖下で危ないのに、鉄道はその上です。



 この辺りは1車線です。隧道で1車線ありますので上下2車線ですが、隧道完成前は1車線だったのでは? この道路自体渓谷の上にあり川まで結構な高さがありました。交通の難所ですね。



 中国の蓬莱山を彷彿とさせる岩山ということで新蓬莱大蓬莱と呼ばれる崖が見えてきました。ここはこういう切り立った地形です。



 ここから先は工事車両のみ入れます。右上が線路ですが、強風雨の時は怖そう。



 木々の間から僅かに八ッ場ダムが見えました。



 11:30、旧国道145号線を少し戻った所にある登山道に入ります。吾妻川に架かる鹿飛橋を渡り対岸へ。



 この辺りの渓谷は特に狭く、水の流れがかなり速いです。



 登ったり降りたりを繰り返しつつも25分、1kmない程度で吾妻峡見晴らし台に到着。



 木々が茂っていて視界は限られていました。



 昨日見学会で見えた発電所の看板が見えました。



 新蓬莱大蓬莱が見えますが、この見晴らし台は小蓬莱だそうです。ということはここも崖なんでしょうね。

 視界が限られていて長居しても意味なしでしたので引き返します。鹿飛橋を渡って旧国道への階段を登ろうとしたらニホンカモシカが階段脇にいました(^^;。カメラを取り出そうとするだけで、警戒心が強いカモシカは逃げてしまいました。残念。



 吾妻峡橋から吾妻川。



 道の駅あがつま渓へ続く細い道を進むと脇にりんご畑が。たわわに実って美味しそう。



 りんご畑の向こうに異様な建造物が見えてきました。



 八ッ場バイパスの雁ヶ沢ランプでした。りんご畑が標高480メートルで、そこから一気に30メートルくらい高度を上げます。



 こういう高架は自転車で走って良いのか悩みます。



 うへぇ、高い…

 バイパスで雁ヶ沢トンネル、茂四郎トンネルを通過。合わせて2.5kmくらいある長いトンネルですが、新しい施設ですので歩道幅が2メートルくらいあって自転車でも怖くありません。



 茂四郎トンネルを抜けると、やんば見放台へ。こちらは重機があまり見えませんね。



 少しアップで。手前にベルトコンベアが見えます。



 上流方面を眺める。



 久森トンネルを越えた場所から不動大橋。旧吾妻線上のベルトコンベア、そしてその近くにまだ取り壊されていない建物が見えます。

 13:57、道の駅八ッ場ふるさと館に戻りました。お昼はここで食べましょう。



 お約束の八ッ場ダムカレー(笑)。ご飯で堤体を作るパターンが多いと思いますが、ここは器の付属品が堤体になっています。味は普通のカレー。ダムカレーを食べると貰えるダムカードが左下に写っています。



 食後、スタンプラリーしてきた台紙をふるさと館の受付に持って行き、ダムカードを交付してもらいました。上がスタンプラリーでいただいたもの、下はダムカレーを食べていただいたもの。

 スタンプラリー やんば魅どころ巡り!

 14:50、まだサイクリング終了には早いので、隣駅の長野原めがね橋を見に行くことに。



 丸岩大橋を渡ります。丸岩の存在感たるや。



 対岸に渡り、丸岩大橋を眺めました。三つの橋は微妙に構造が異なっていて面白いです。

 長野原めがね橋ですが、名称から想像できる通り二連アーチ橋でした。でも長野原めがね橋を走っている限り橋自体は見れません(笑)。ちょっと高い場所から見下ろすのが良いのですが、どこから見られるのか全然わからず。



 しかし長野原めがね橋以上に気になったのは、吾妻線の第三吾妻川橋梁。コンクリートと金属の絡み具合が美しく格好良いですわ。帰宅後調べたら2011年度土木学会田中賞受賞だそうです。

 15:56、道の駅へ戻りました。自転車を畳み、一休み。

 16:20、昨日に続き、王湯へ移動。閉店時間の18時ギリギリまで入湯。



 18:00、朝に寄った八ッ場ダム展望スペースへ再び。工事が休みなので静かなものです。

 その後は道の駅へ移動。昼間に買ったリンゴ(秋映)を車外で小さなナイフで切って食べましたが、明るかったらヤバい奴ですね。暗いし人はいないので大丈夫でしたけど。昨日に引き続きNexus7は電波が掴まらないので、やることもなく早めに就寝しました。

 と言うわけで、本日は自転車と徒歩で八ッ場ダムをぐるっと一周してみました。

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