走行距離 101.25km(小田原→伊豆大川は77.93km)
走行時間 06:32:32(小田原→伊豆大川は05:15:30)
平均速度 15.4km/h(小田原→伊豆大川は14.8km/h)
使用車種 KHS F20-R
青春18きっぷを使っての遠征シリーズ。第二弾は東伊豆で、小田原から伊豆大川まで走破しようという計画。このコースの良いことはコースに沿ってJRと伊豆急行が走っている為、疲れたら適当な所で列車に乗って帰れること(笑)。西伊豆だと真っ暗な山の中で泣きを見ることもありますが、東伊豆は安心なのです。今回は赤沢で温泉に入る予定ですが、時間に余裕があれば下田まで走りきりたいところです。
04:00くらいに自宅を出発。さすがに陽が出てない時間なので寒いです。東京駅から05:20くらいの列車に乗って小田原駅へ。小田原駅ではパンが焼ける甘い香りにクラクラしました(笑)。
07:15、小田原駅を出発。
河津桜ですかねぇ。艶やかな姿でお迎え。
小田原城脇を通って国道1号線、そして国道135号線へ。あとはひたすら南下するだけ。と、すぐに小田原漁港に到着。しまった! ここで朝食を摂れば良かったんだ。長距離走行に備えて電車の中でパンを齧っちゃってお腹が空いていません… 朝から海鮮を食べるというのは考えてもみなかったので失敗しました。次に来ることがあれば新鮮な魚介を食べに寄ってみましょう。
国道135号線から西湘バイパス石橋IC。ここから無粋な西湘バイパスはなくなります。
小田原方面を振り返るとこんな感じ。自動車で走る分には楽しいバイパスですが、海岸線の見た目は悪いです。
これから先はこんな感じ。
少し進むとこんな看板と共に、右側には山へ上る道が分岐。
石橋山古戦場跡です。この辺りを走るなら、石垣山と共に見ておきたい場所です。戦国マニアの対象年代ではないないですが、源頼朝は武士の棟梁ですからね。石橋山は源頼朝の軍勢300余騎と大庭景親率いる平家方3000余騎が激突した場と言われています。
コンクリートのきつい勾配を上ります。東海道本線のトンネルも古くて味があります。
トンネルの真上で記念撮影。東海岸なので朝陽が逆光で厳しいです。
合戦なのでこの辺り一帯が戦場だったのでしょうが、トンネルの上辺りに石橋山古戦場碑が立てられていました。
石橋山古戦場付近から東海道本線と国道135号線と相模湾。高台なのでとても良い景色です。午後の方が逆光にならず写真には良いかも。
まだまだ上ります。それにしてもいい感じの道です。
山の方を見上げると、桜と共にネットに被われたみかんらしきものが見えました。
別の場所だとこんな感じ。面白い組み合わせです。この後国道135号線沿いではみかんがあちこちで売られていました。自転車なのでお土産にできないのが残念。
源頼朝挙兵に参じた佐奈田与一義忠討死の地(ねじり畑)。
そこから階段を登ると佐奈田与一を祀る佐奈田霊社がありました。
意味不明ですが湘南そろばん塚なんかもありました(笑)。
お参りもして元の道を引き返します。
振り返れば西湘バイパスと丹沢の山。
国道135号線江の浦。
格好良い真鶴道路岩大橋。有料道路なのでトンネルと橋で一気に真鶴に向かいますが、こちらは一般道を走っているので山を越えて行きます。
真鶴半島に入り、公衆トイレのある琴ヶ浜で一休み。
ズームアップしてみると、先程の真鶴道路岩大橋が見えました。トンネルから海に出ています。自動車で走ったら爽快でしょうね。
ケープ真鶴への道。半島先端は豊かな自然が残っています。
ケープ真鶴の売店開店を待つ?猫。可愛い。
真鶴岬から相模灘。うっすらと初島も見えます。
名勝三ツ岩(笠島)。引き潮なのか三ツ岩まで歩いて行けそうでしたが、風で飛沫があるので断念。
振り返って真鶴岬。
滑る石が楽しくなって散策しました。
よく整備された遊歩道を歩いて駐車場へ戻りました。
真鶴港。道路は結構高い所を走っています。
真鶴半島を離れ、再び国道135号線に。国道135号線も高い場所を通っていて、熱海海岸自動車道が眼下にありました。熱海海岸自動車道は天気が荒れたら閉鎖ですね。
そして謎の美人多し看板発見。
スピードを落として脇見運転しろということでしょうか(笑)。しかしこの辺りは自動車は走っていても人はほとんどいませんでした。夜だったら女性の幽霊という可能性も。
どんどん進んで熱海港へ。お宮の松も見てきました。
曽我浦と曽我浦大橋。道路もホテルも結構な断崖にありますね。
初島が見えました。小さい島なのにフェリーは運航されているし、ホテルもやたら立派です。
別の場所から。太平洋。
宇佐美海水浴場手前には宇佐美峠越えの御石ヶ沢トンネルと新宇佐美トンネルがあります。そしてそれぞれに旧道が存在します。ただし御石ヶ沢トンネルの旧道は廃道からの月日が長いのか、スーパーマップルデジタル14では痕跡だけで道路としては表示がありません。Google Mapsですと道路が表示され、800m程度の旧道にトンネルか洞門が三ヶ所見られます。今回は先を急ぐ旅ですので、宇佐美の旧道のみ進んでみます。旧道、好きなんですよ(笑)。なお、自動車は通行できません。自転車の特権です。
植物の路肩への浸食が著しいです。早春だからいい様なものの、夏場だったらあまり通りたくないです。
海に続く断崖の道路なので景色は最高です。落石とか崩落がなければトンネルの新道を作る必要はないんですけど。
右の方になにげに長さ50cmくらいの落石があります。こんな落石があるのでは安心できません。というわけで新宇佐美トンネルの新道に国道の地位を渡し、今や資材置き場になっていました。でも国道指定解除から20年でこの状態ならまだ当面は通行できそうですね。
大崎(宇佐美)の海岸線。南国の様で本当に綺麗。自転車担いで海岸線を歩いてみたいです。え? 撮影場所が高そう? そう、この道路は標高100mの所にあります。標高100mの断崖絶壁道。景色が悪いわけがないんですが、道路崩落や転落の危険もいっぱいなわけです。
宇佐美隧道。ここも路肩に植物が茂り放題です。網代側。
味のある扁額。Wikipediaによると大正14年完成だそうで、味があるのも納得です。
Wikipedia 宇佐美隧道
宇佐美側。こちらは隧道から先が通行止めになっていました。
隧道の奥に海が見えて綺麗です。
隧道の奥に海が見えたり、海崖の道路だったりは、2008/03/09 勝浦→千倉でレポートした勝浦市大沢〜勝浦市内浦の断崖道を思い起こさせます。ただ勝浦の断崖道は標高50〜60mくらいなので、危険度は伊豆の方が上ですけど(だからこそ廃道化された)。
しばらく走ると国道に出ます。これが新宇佐美トンネル。大型車でも楽々相互通行できますね。
宇佐美海水浴場。海が綺麗。写真奥の山に縊れが見れますが、そこを走ってきました。
更に南下を続けましたが、伊東で進路ミス。国道135号線から静岡県道109号線に入らねばならなかったのですが、そのまま135号線を走ってしまいました。109号線は伊豆急行線に沿っており、たぶん海沿いで起伏の激しいコースなんですが、城ヶ崎海岸の門脇埼に繋がっており、門脇灯台と門脇吊り橋に寄るつもりだったのです。特に吊り橋は今回のサイクリングの見所だったのに… 城ヶ崎海岸を越えてから気付いたし、赤沢への到着を急がねばならないので戻るわけにもいきませんでした。次回があれば是非吊り橋に行きたいです。
進路を間違ったことも気付かず国道135号線を進んでいましたが、伊豆高原は犬と一緒に泊まれる宿が多いみたいですね。やたら目につきました。私にとっては犬は天敵なんですが(笑)。
それはともかく、国道135号線を走っていると、まさに怪しい施設に遭遇。なにこれ!!
「探偵ナイトスクープ」のパラダイスか?とも思いましたが、パラダイスにしては建物が立派過ぎ。駐車場100台分って… 余程の金持ちの道楽なんでしょうか(^^;
駐車場出入口にはこんな手書きの看板があるし… 「飛び出し注意」でこんな凄い絵は見たことないです(笑)。自動車だったら立ち寄ってみたかったです。
怪しい秘密基地 まぼろし博覧会
15:40頃、目的地の赤沢日帰り温泉館に到着。強風の中、起伏が続くサイクリングにバテバテでした。
建物の中から撮影した相模灘。赤沢日帰り温泉館は標高50m程度の場所に建っている上に温泉施設はその3階と4階の為、温泉からの眺望は本当に素晴らしい。この日は4階が男湯でしたが、あまりの絶景に時間を忘れてしまいます。さすがに風呂から写真を撮れないので、赤沢日帰り温泉館のホームページで雰囲気を確かめてください。ただし泉質は無味無臭で特徴がなかった様な。「DHCの湯」の檜風呂の香りは良かったです。陽が落ちる前に出発しなければならないので、長居できないのが残念。
赤沢日帰り温泉館
暗くなるまで時間があまりありませんが食事をしようとレストランへ。ピーク時間前なのか混んではいませんでした。海鮮の食事はインパクトがいまいちかなぁ。ちょっとファミレスっぽい感じ。磯丼1575円也(税込)。
お土産は箱根伊豆限定みかんきゃらめる189円×2。地域限定に弱いです(笑)。でもとても美味で、帰りの電車で1箱食べてしまいました。
金目鯛味噌漬け1260円。保冷セット100円。こちらも価格相応で切り身は小さいですが美味でした。冷凍なのでお土産にしやすいです。
18:15、赤沢日帰り温泉館出発。暗くなる前に駅に到着するつもりでしたが、もう暗くなっていました。どうせ暗くなるなら温泉にあと1時間入っていれば良かったです… 強風の中、海岸沿いの街灯のない真っ暗な道を6kmも走るのは恐怖です。左側は海、右は山の法面の真っ暗な道ですが、幹線道路の為自動車がそこそこ通るので、そのヘッドライトが頼りになります。
赤沢温泉郷と満月。手ブレ気味。
もう少し先に進んでから撮影した相模灘の満月。今考えると、満月だったので夜道も大丈夫だったんですね。
18:40、伊豆大川駅着。夜間無人駅らしく駅員は不在ですし、客もいない。
東京駅では閉店間際の駅弁店で前沢牛めし(1200円)を購入(笑)。すっかりお腹が空いていました。JRで東京駅から北千住駅へ。北千住から自走で自宅へ。結局延々4時間以上かけて23時半に帰宅。
走行ルート標高図。上って下りての繰り返しがわかります。大した標高ではないのですが、何度も繰り返されると肉体的にも精神的にも応えます。まして強風の為直線でも速度が出ない区間もありましたし。そもそもサイクリング開始地に到着するのに3時間もかけている時点でエンジン全開というわけにもいきませんし。
城ヶ崎の吊り橋を見られなかったのは痛恨でしたが、温泉で帳消しでした。泉質は普通ですが、建物が海岸線の高い場所にあるのでとにかく眺望が素晴らしい。露天風呂からそのまま海に続いているかの様。日帰り温泉施設としては高めの料金ですが、なかなか快適でお勧めです。でも結局暗くなってしまったので、それならあと1時間温泉に浸かっていれば良かったと後悔しました。
これで伊豆東海岸は小田原から伊豆大川まで走破しましたので、残りの伊豆大川から下田は後日走ることにします。泊まりでないと伊豆半島の海岸線走破は難しいですね。二泊くらいで走るといろいろ見て回れるんですが、それは夢のまた夢。
所要経費
JR東日本 東京駅→小田原駅 2300円(青春18きっぷ1回分)
JR東日本 伊東駅→東京駅
伊豆急行 伊豆大川駅→伊東駅 880円
走行時間 06:32:32(小田原→伊豆大川は05:15:30)
平均速度 15.4km/h(小田原→伊豆大川は14.8km/h)
使用車種 KHS F20-R
青春18きっぷを使っての遠征シリーズ。第二弾は東伊豆で、小田原から伊豆大川まで走破しようという計画。このコースの良いことはコースに沿ってJRと伊豆急行が走っている為、疲れたら適当な所で列車に乗って帰れること(笑)。西伊豆だと真っ暗な山の中で泣きを見ることもありますが、東伊豆は安心なのです。今回は赤沢で温泉に入る予定ですが、時間に余裕があれば下田まで走りきりたいところです。
04:00くらいに自宅を出発。さすがに陽が出てない時間なので寒いです。東京駅から05:20くらいの列車に乗って小田原駅へ。小田原駅ではパンが焼ける甘い香りにクラクラしました(笑)。
07:15、小田原駅を出発。
河津桜ですかねぇ。艶やかな姿でお迎え。
小田原城脇を通って国道1号線、そして国道135号線へ。あとはひたすら南下するだけ。と、すぐに小田原漁港に到着。しまった! ここで朝食を摂れば良かったんだ。長距離走行に備えて電車の中でパンを齧っちゃってお腹が空いていません… 朝から海鮮を食べるというのは考えてもみなかったので失敗しました。次に来ることがあれば新鮮な魚介を食べに寄ってみましょう。
国道135号線から西湘バイパス石橋IC。ここから無粋な西湘バイパスはなくなります。
小田原方面を振り返るとこんな感じ。自動車で走る分には楽しいバイパスですが、海岸線の見た目は悪いです。
これから先はこんな感じ。
少し進むとこんな看板と共に、右側には山へ上る道が分岐。
石橋山古戦場跡です。この辺りを走るなら、石垣山と共に見ておきたい場所です。戦国マニアの対象年代ではないないですが、源頼朝は武士の棟梁ですからね。石橋山は源頼朝の軍勢300余騎と大庭景親率いる平家方3000余騎が激突した場と言われています。
コンクリートのきつい勾配を上ります。東海道本線のトンネルも古くて味があります。
トンネルの真上で記念撮影。東海岸なので朝陽が逆光で厳しいです。
合戦なのでこの辺り一帯が戦場だったのでしょうが、トンネルの上辺りに石橋山古戦場碑が立てられていました。
石橋山古戦場付近から東海道本線と国道135号線と相模湾。高台なのでとても良い景色です。午後の方が逆光にならず写真には良いかも。
まだまだ上ります。それにしてもいい感じの道です。
山の方を見上げると、桜と共にネットに被われたみかんらしきものが見えました。
別の場所だとこんな感じ。面白い組み合わせです。この後国道135号線沿いではみかんがあちこちで売られていました。自転車なのでお土産にできないのが残念。
源頼朝挙兵に参じた佐奈田与一義忠討死の地(ねじり畑)。
そこから階段を登ると佐奈田与一を祀る佐奈田霊社がありました。
意味不明ですが湘南そろばん塚なんかもありました(笑)。
お参りもして元の道を引き返します。
振り返れば西湘バイパスと丹沢の山。
国道135号線江の浦。
格好良い真鶴道路岩大橋。有料道路なのでトンネルと橋で一気に真鶴に向かいますが、こちらは一般道を走っているので山を越えて行きます。
真鶴半島に入り、公衆トイレのある琴ヶ浜で一休み。
ズームアップしてみると、先程の真鶴道路岩大橋が見えました。トンネルから海に出ています。自動車で走ったら爽快でしょうね。
ケープ真鶴への道。半島先端は豊かな自然が残っています。
ケープ真鶴の売店開店を待つ?猫。可愛い。
真鶴岬から相模灘。うっすらと初島も見えます。
名勝三ツ岩(笠島)。引き潮なのか三ツ岩まで歩いて行けそうでしたが、風で飛沫があるので断念。
振り返って真鶴岬。
滑る石が楽しくなって散策しました。
よく整備された遊歩道を歩いて駐車場へ戻りました。
真鶴港。道路は結構高い所を走っています。
真鶴半島を離れ、再び国道135号線に。国道135号線も高い場所を通っていて、熱海海岸自動車道が眼下にありました。熱海海岸自動車道は天気が荒れたら閉鎖ですね。
そして謎の美人多し看板発見。
スピードを落として脇見運転しろということでしょうか(笑)。しかしこの辺りは自動車は走っていても人はほとんどいませんでした。夜だったら女性の幽霊という可能性も。
どんどん進んで熱海港へ。お宮の松も見てきました。
曽我浦と曽我浦大橋。道路もホテルも結構な断崖にありますね。
初島が見えました。小さい島なのにフェリーは運航されているし、ホテルもやたら立派です。
別の場所から。太平洋。
宇佐美海水浴場手前には宇佐美峠越えの御石ヶ沢トンネルと新宇佐美トンネルがあります。そしてそれぞれに旧道が存在します。ただし御石ヶ沢トンネルの旧道は廃道からの月日が長いのか、スーパーマップルデジタル14では痕跡だけで道路としては表示がありません。Google Mapsですと道路が表示され、800m程度の旧道にトンネルか洞門が三ヶ所見られます。今回は先を急ぐ旅ですので、宇佐美の旧道のみ進んでみます。旧道、好きなんですよ(笑)。なお、自動車は通行できません。自転車の特権です。
植物の路肩への浸食が著しいです。早春だからいい様なものの、夏場だったらあまり通りたくないです。
海に続く断崖の道路なので景色は最高です。落石とか崩落がなければトンネルの新道を作る必要はないんですけど。
右の方になにげに長さ50cmくらいの落石があります。こんな落石があるのでは安心できません。というわけで新宇佐美トンネルの新道に国道の地位を渡し、今や資材置き場になっていました。でも国道指定解除から20年でこの状態ならまだ当面は通行できそうですね。
大崎(宇佐美)の海岸線。南国の様で本当に綺麗。自転車担いで海岸線を歩いてみたいです。え? 撮影場所が高そう? そう、この道路は標高100mの所にあります。標高100mの断崖絶壁道。景色が悪いわけがないんですが、道路崩落や転落の危険もいっぱいなわけです。
宇佐美隧道。ここも路肩に植物が茂り放題です。網代側。
味のある扁額。Wikipediaによると大正14年完成だそうで、味があるのも納得です。
Wikipedia 宇佐美隧道
宇佐美側。こちらは隧道から先が通行止めになっていました。
隧道の奥に海が見えて綺麗です。
隧道の奥に海が見えたり、海崖の道路だったりは、2008/03/09 勝浦→千倉でレポートした勝浦市大沢〜勝浦市内浦の断崖道を思い起こさせます。ただ勝浦の断崖道は標高50〜60mくらいなので、危険度は伊豆の方が上ですけど(だからこそ廃道化された)。
しばらく走ると国道に出ます。これが新宇佐美トンネル。大型車でも楽々相互通行できますね。
宇佐美海水浴場。海が綺麗。写真奥の山に縊れが見れますが、そこを走ってきました。
更に南下を続けましたが、伊東で進路ミス。国道135号線から静岡県道109号線に入らねばならなかったのですが、そのまま135号線を走ってしまいました。109号線は伊豆急行線に沿っており、たぶん海沿いで起伏の激しいコースなんですが、城ヶ崎海岸の門脇埼に繋がっており、門脇灯台と門脇吊り橋に寄るつもりだったのです。特に吊り橋は今回のサイクリングの見所だったのに… 城ヶ崎海岸を越えてから気付いたし、赤沢への到着を急がねばならないので戻るわけにもいきませんでした。次回があれば是非吊り橋に行きたいです。
進路を間違ったことも気付かず国道135号線を進んでいましたが、伊豆高原は犬と一緒に泊まれる宿が多いみたいですね。やたら目につきました。私にとっては犬は天敵なんですが(笑)。
それはともかく、国道135号線を走っていると、まさに怪しい施設に遭遇。なにこれ!!
「探偵ナイトスクープ」のパラダイスか?とも思いましたが、パラダイスにしては建物が立派過ぎ。駐車場100台分って… 余程の金持ちの道楽なんでしょうか(^^;
駐車場出入口にはこんな手書きの看板があるし… 「飛び出し注意」でこんな凄い絵は見たことないです(笑)。自動車だったら立ち寄ってみたかったです。
怪しい秘密基地 まぼろし博覧会
15:40頃、目的地の赤沢日帰り温泉館に到着。強風の中、起伏が続くサイクリングにバテバテでした。
建物の中から撮影した相模灘。赤沢日帰り温泉館は標高50m程度の場所に建っている上に温泉施設はその3階と4階の為、温泉からの眺望は本当に素晴らしい。この日は4階が男湯でしたが、あまりの絶景に時間を忘れてしまいます。さすがに風呂から写真を撮れないので、赤沢日帰り温泉館のホームページで雰囲気を確かめてください。ただし泉質は無味無臭で特徴がなかった様な。「DHCの湯」の檜風呂の香りは良かったです。陽が落ちる前に出発しなければならないので、長居できないのが残念。
赤沢日帰り温泉館
暗くなるまで時間があまりありませんが食事をしようとレストランへ。ピーク時間前なのか混んではいませんでした。海鮮の食事はインパクトがいまいちかなぁ。ちょっとファミレスっぽい感じ。磯丼1575円也(税込)。
お土産は箱根伊豆限定みかんきゃらめる189円×2。地域限定に弱いです(笑)。でもとても美味で、帰りの電車で1箱食べてしまいました。
金目鯛味噌漬け1260円。保冷セット100円。こちらも価格相応で切り身は小さいですが美味でした。冷凍なのでお土産にしやすいです。
18:15、赤沢日帰り温泉館出発。暗くなる前に駅に到着するつもりでしたが、もう暗くなっていました。どうせ暗くなるなら温泉にあと1時間入っていれば良かったです… 強風の中、海岸沿いの街灯のない真っ暗な道を6kmも走るのは恐怖です。左側は海、右は山の法面の真っ暗な道ですが、幹線道路の為自動車がそこそこ通るので、そのヘッドライトが頼りになります。
赤沢温泉郷と満月。手ブレ気味。
もう少し先に進んでから撮影した相模灘の満月。今考えると、満月だったので夜道も大丈夫だったんですね。
18:40、伊豆大川駅着。夜間無人駅らしく駅員は不在ですし、客もいない。
東京駅では閉店間際の駅弁店で前沢牛めし(1200円)を購入(笑)。すっかりお腹が空いていました。JRで東京駅から北千住駅へ。北千住から自走で自宅へ。結局延々4時間以上かけて23時半に帰宅。
走行ルート標高図。上って下りての繰り返しがわかります。大した標高ではないのですが、何度も繰り返されると肉体的にも精神的にも応えます。まして強風の為直線でも速度が出ない区間もありましたし。そもそもサイクリング開始地に到着するのに3時間もかけている時点でエンジン全開というわけにもいきませんし。
城ヶ崎の吊り橋を見られなかったのは痛恨でしたが、温泉で帳消しでした。泉質は普通ですが、建物が海岸線の高い場所にあるのでとにかく眺望が素晴らしい。露天風呂からそのまま海に続いているかの様。日帰り温泉施設としては高めの料金ですが、なかなか快適でお勧めです。でも結局暗くなってしまったので、それならあと1時間温泉に浸かっていれば良かったと後悔しました。
これで伊豆東海岸は小田原から伊豆大川まで走破しましたので、残りの伊豆大川から下田は後日走ることにします。泊まりでないと伊豆半島の海岸線走破は難しいですね。二泊くらいで走るといろいろ見て回れるんですが、それは夢のまた夢。
所要経費
JR東日本 東京駅→小田原駅 2300円(青春18きっぷ1回分)
JR東日本 伊東駅→東京駅
伊豆急行 伊豆大川駅→伊東駅 880円
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