走行距離 89.9km
走行時間 06:12:52
平均速度 14.4km/h
最高速度 49.7km/h
使用車種 KHS F20-R
前年、修善寺まで輪行して西伊豆スカイラインを走りました。ただでさえ伊豆は遠いのに青春18きっぷの普通列車でしたので、往復の移動が大変。その上、西伊豆の海岸線のアップダウンにかなりやられました。今回は自動車で車中泊して時間を有効活用し、二日かけて南伊豆を廻ることにしました。
2009年3月28日 西伊豆サイクリング
03:05に家を出発。首都高、東名自動車道をぶっ飛ばし、04:40に沼津IC到着。伊豆中央道、修善寺道路を走り、国道138号線で土肥峠を越えて西伊豆へ。後は前回のサイクリングで苦しんだ駿河湾沿いの国道135号線をひたすら南下。自動車だと上りもアクセルひと踏みで楽なもんです。松崎で静岡県道15号線に入り、06:18、道の駅花の三聖苑伊豆松崎に到着。普通車85台も駐車可能な大きな道の駅ですがガラガラでした。
松崎町振興公社 道の駅花の三聖苑伊豆松崎
国土交通省 道の駅花の三聖苑伊豆松崎
07:02、サイクリング開始。出発点は標高30メートルくらいですが、婆娑羅山の婆娑羅隧道は標高250メートル。走り始めから距離4km、5%程度のヒルクライムに滅入ります。しかし隧道を抜けてしまえば下田市街まで下りです。
静岡県道15号線の加増野付近。雨が降ったのか、路面が濡れています。記憶が曖昧ですが、この道路では温泉の櫓を何ヶ所か見かけました。
08:28頃、寝姿山の麓に到着。寝姿山山頂までロープウェイが伸びていますが、営業は09:00から。30分程ですので待つことにしました。
下田ロープウェイ
山頂からは下田港が一望できますが、秋の朝は太陽が低くて逆光ですね。日中見たかったです。
開国の象徴らしく、錨のモニュメントには各国の方向が表示されています。
下田ロープウェイで下る最中に撮影。なかなかカラフル。
下田港もぐるっと廻りたかったですが、時間の関係で静岡県道16号線を西へ。
弓ケ浜に到着。
伊豆3大美浜の一つで、約1.2km続く弓なりの砂浜が特徴。波穏やかで綺麗です。
静岡県道16号線に復帰。海岸線のアップダウンが始まったのかと気を引き締めます。
自動車はあまり走ってないですし、路面は綺麗で快適。海と山を眺めながらの楽しい走行。
遠くに蓑掛島が見えました。この辺は海岸線が入り組んでいます。
11:45頃、石廊崎の港に到着。ここは湾が深く切り込んでいます。まずは灯台に向かいます。標高50メートルくらいまで登らねばなりません。
途中、石廊崎ジャングルパークの廃墟を通ります(^^;。背の高い草が生えていたりして、無闇に中に入ったら迷いそう。
石廊埼灯台が見えてきました。
しかし灯台に登るどころか、敷地にさえ入れませんでした。wikipediaによれば、7月と11月に1日程度一般公開されるそうですが、11月ではあってもこの日はダメでした。残念。
案内板。先程書いた様にこの辺りの海岸は入り組んでいますので、灯台は必須です。
更に先に進むと石廊崎が見えてきました。海に突き出ている感が凄いです。
ぐるっと一周できます。先端に熊野神社の祠があるのですが、人がハケないので写真はないです。You!邪魔だよ!
左手には湾の反対側に鷲ヶ岬が見えます。険しい海岸線です。
石廊崎の先端には左上の階段を下りて来たのですが、階段を下りた所に掘建小屋の様なものが見えます。これは石室神社。断崖にへばりついている感じ。ちゃんと中に人がいましたが、こんな険しい立地では海が荒れたら避難するのでしょうね。
帰路、山道から石廊崎の湾内を望む。湾が深いだけに中は穏やかに見えました。
12:37頃、港に戻りました。ここから遊覧船が出ているのですが、20分以上の待ち時間と遊覧時間を考えて断念。海からなら石廊崎灯台は順光なので綺麗に見えたはず… 複雑な海岸線も海から見たかったです。次のチャンスを待ちましょう。
伊豆クルーズ
険しい海岸線ということは、またアップダウンということです(笑)。100メートル近く上って見た複雑な海岸線。
その後また二回100メートルのアップダウンを繰り返して、眼下に妻良(めら)港が見えました。名前が秀逸ですね。
マーガレットラインを標高250メートルまでぐいぐい上らされてヘロヘロ。駿河湾は綺麗ですが、西側なのでまた逆光です。景色の良い場所が続くのですが、この季節にこのコースは常に逆光でしたorz
250メートルから一気に10メートルくらいまで下りてきました。上りが辛い分、下りは爽快。マーガレットラインは本当に良い道路です。
道路が断崖を走っているのがわかります。
ただこの写真の前だと思うのですが、エラい目に遭いました。ダウンヒル中に自動車が後ろに迫っていましたので追い抜かせようと減速して道路の端に寄ったのですが、舗装を外れたら路面は土ではなく枯れ草のクッションでした。ブレーキをかけた所にそんな場所に突っ込んだので、自転車は前輪を支点に後輪を跳ね上げ、倒立状態。いわゆるジャックナイフ。私自身は前方に投げ出されました。でも下が枯れ草なので奇跡的に無傷(笑)。追い抜いた自動車はそのまま去ってしまいましたが、その後に続いた自動車の方が駆け寄って安否を確認してくれました。追い抜いた運転手、無責任だなー
その後は松崎の市街地へ。昼食も抜いていたのでお腹ペコペコです。民芸茶房というお店で何か食べましたが記憶が既にないです(^^;。こういう時の為に領収書を保存してあるのに、何故かない… たぶんひもの定食かさしみ定食でも食べたのでしょう。
民芸茶房
その後道に迷ってウロウロしてしまいましたが、静岡県道15号線に入り、17:49頃に道の駅に戻りました。
道の駅併設のかじかの湯へ。500円と格安。本当に小さな温泉です。露天風呂も入りましたが、暗くなっていたのであまり記憶がないです(笑)。
レストランは17:00までの営業の為、道の駅に戻る直前にコンビニで購入したおにぎりが夕食兼夜食。県道15号線は山や田畑の中を走っている為、夜の交通量も多くなく、寝袋に入るとゆっくり寝ることが出来ました。
走行ルート標高図。左の方に垂直の山がありますが、これはロープウェイです。傾斜度いくらなんだ(笑)。大きな山はないですが、全体に細かくアップダウンしているのがわかります。
この日は天気が曇りで、景色的には残念でした。伊豆まで来たのに富士山も見えず。石廊崎の遊覧船に乗れなかったことと、時間に追われてコンビニ飯な食事も残念。しかしロープウェイで山に登りましたし、海も満喫。90kmに届かないとはいえ海岸線のアップダウンを何回も繰り返しましたので、かなり疲れましたがサイクリング的には充実していました。
翌日の天城峠編に続きます。
走行時間 06:12:52
平均速度 14.4km/h
最高速度 49.7km/h
使用車種 KHS F20-R
前年、修善寺まで輪行して西伊豆スカイラインを走りました。ただでさえ伊豆は遠いのに青春18きっぷの普通列車でしたので、往復の移動が大変。その上、西伊豆の海岸線のアップダウンにかなりやられました。今回は自動車で車中泊して時間を有効活用し、二日かけて南伊豆を廻ることにしました。
2009年3月28日 西伊豆サイクリング
03:05に家を出発。首都高、東名自動車道をぶっ飛ばし、04:40に沼津IC到着。伊豆中央道、修善寺道路を走り、国道138号線で土肥峠を越えて西伊豆へ。後は前回のサイクリングで苦しんだ駿河湾沿いの国道135号線をひたすら南下。自動車だと上りもアクセルひと踏みで楽なもんです。松崎で静岡県道15号線に入り、06:18、道の駅花の三聖苑伊豆松崎に到着。普通車85台も駐車可能な大きな道の駅ですがガラガラでした。
松崎町振興公社 道の駅花の三聖苑伊豆松崎
国土交通省 道の駅花の三聖苑伊豆松崎
07:02、サイクリング開始。出発点は標高30メートルくらいですが、婆娑羅山の婆娑羅隧道は標高250メートル。走り始めから距離4km、5%程度のヒルクライムに滅入ります。しかし隧道を抜けてしまえば下田市街まで下りです。
静岡県道15号線の加増野付近。雨が降ったのか、路面が濡れています。記憶が曖昧ですが、この道路では温泉の櫓を何ヶ所か見かけました。
08:28頃、寝姿山の麓に到着。寝姿山山頂までロープウェイが伸びていますが、営業は09:00から。30分程ですので待つことにしました。
下田ロープウェイ
山頂からは下田港が一望できますが、秋の朝は太陽が低くて逆光ですね。日中見たかったです。
開国の象徴らしく、錨のモニュメントには各国の方向が表示されています。
下田ロープウェイで下る最中に撮影。なかなかカラフル。
下田港もぐるっと廻りたかったですが、時間の関係で静岡県道16号線を西へ。
弓ケ浜に到着。
伊豆3大美浜の一つで、約1.2km続く弓なりの砂浜が特徴。波穏やかで綺麗です。
静岡県道16号線に復帰。海岸線のアップダウンが始まったのかと気を引き締めます。
自動車はあまり走ってないですし、路面は綺麗で快適。海と山を眺めながらの楽しい走行。
遠くに蓑掛島が見えました。この辺は海岸線が入り組んでいます。
11:45頃、石廊崎の港に到着。ここは湾が深く切り込んでいます。まずは灯台に向かいます。標高50メートルくらいまで登らねばなりません。
途中、石廊崎ジャングルパークの廃墟を通ります(^^;。背の高い草が生えていたりして、無闇に中に入ったら迷いそう。
石廊埼灯台が見えてきました。
しかし灯台に登るどころか、敷地にさえ入れませんでした。wikipediaによれば、7月と11月に1日程度一般公開されるそうですが、11月ではあってもこの日はダメでした。残念。
案内板。先程書いた様にこの辺りの海岸は入り組んでいますので、灯台は必須です。
更に先に進むと石廊崎が見えてきました。海に突き出ている感が凄いです。
ぐるっと一周できます。先端に熊野神社の祠があるのですが、人がハケないので写真はないです。You!邪魔だよ!
左手には湾の反対側に鷲ヶ岬が見えます。険しい海岸線です。
石廊崎の先端には左上の階段を下りて来たのですが、階段を下りた所に掘建小屋の様なものが見えます。これは石室神社。断崖にへばりついている感じ。ちゃんと中に人がいましたが、こんな険しい立地では海が荒れたら避難するのでしょうね。
帰路、山道から石廊崎の湾内を望む。湾が深いだけに中は穏やかに見えました。
12:37頃、港に戻りました。ここから遊覧船が出ているのですが、20分以上の待ち時間と遊覧時間を考えて断念。海からなら石廊崎灯台は順光なので綺麗に見えたはず… 複雑な海岸線も海から見たかったです。次のチャンスを待ちましょう。
伊豆クルーズ
険しい海岸線ということは、またアップダウンということです(笑)。100メートル近く上って見た複雑な海岸線。
その後また二回100メートルのアップダウンを繰り返して、眼下に妻良(めら)港が見えました。名前が秀逸ですね。
マーガレットラインを標高250メートルまでぐいぐい上らされてヘロヘロ。駿河湾は綺麗ですが、西側なのでまた逆光です。景色の良い場所が続くのですが、この季節にこのコースは常に逆光でしたorz
250メートルから一気に10メートルくらいまで下りてきました。上りが辛い分、下りは爽快。マーガレットラインは本当に良い道路です。
道路が断崖を走っているのがわかります。
ただこの写真の前だと思うのですが、エラい目に遭いました。ダウンヒル中に自動車が後ろに迫っていましたので追い抜かせようと減速して道路の端に寄ったのですが、舗装を外れたら路面は土ではなく枯れ草のクッションでした。ブレーキをかけた所にそんな場所に突っ込んだので、自転車は前輪を支点に後輪を跳ね上げ、倒立状態。いわゆるジャックナイフ。私自身は前方に投げ出されました。でも下が枯れ草なので奇跡的に無傷(笑)。追い抜いた自動車はそのまま去ってしまいましたが、その後に続いた自動車の方が駆け寄って安否を確認してくれました。追い抜いた運転手、無責任だなー
その後は松崎の市街地へ。昼食も抜いていたのでお腹ペコペコです。民芸茶房というお店で何か食べましたが記憶が既にないです(^^;。こういう時の為に領収書を保存してあるのに、何故かない… たぶんひもの定食かさしみ定食でも食べたのでしょう。
民芸茶房
その後道に迷ってウロウロしてしまいましたが、静岡県道15号線に入り、17:49頃に道の駅に戻りました。
道の駅併設のかじかの湯へ。500円と格安。本当に小さな温泉です。露天風呂も入りましたが、暗くなっていたのであまり記憶がないです(笑)。
レストランは17:00までの営業の為、道の駅に戻る直前にコンビニで購入したおにぎりが夕食兼夜食。県道15号線は山や田畑の中を走っている為、夜の交通量も多くなく、寝袋に入るとゆっくり寝ることが出来ました。
走行ルート標高図。左の方に垂直の山がありますが、これはロープウェイです。傾斜度いくらなんだ(笑)。大きな山はないですが、全体に細かくアップダウンしているのがわかります。
この日は天気が曇りで、景色的には残念でした。伊豆まで来たのに富士山も見えず。石廊崎の遊覧船に乗れなかったことと、時間に追われてコンビニ飯な食事も残念。しかしロープウェイで山に登りましたし、海も満喫。90kmに届かないとはいえ海岸線のアップダウンを何回も繰り返しましたので、かなり疲れましたがサイクリング的には充実していました。
翌日の天城峠編に続きます。
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