2012年11月3日土曜日

2012/11/03 大血川林道、雲取林道

走行距離 57.25km
走行時間 04:43:43
平均速度 12km/h
使用車種 KHS F20-R



 2012年10月14日の大血川林道遠征では紅葉には早すぎました。今回は紅葉全盛を狙っての奥秩父遠征です。昨年行った二度の雲取林道遠征では紅葉はいまいちでしたので、それのリベンジでもあります。もっとも天気予報では秩父の最低気温は1℃。標高の高い奥秩父ではどうなることやら…

 06:05頃、道の駅大滝温泉に自動車を駐車。最初から走る気を削がれる様なとんでもない寒さです… しかし紅葉を楽しみに、06:40頃走行開始。まずは国道140号線を秩父市街方向に走ります。

 10月18日に大血川林道入口付近で土砂崩れがあり、いまだ片側交互通行でした。たぶん24時間体制で警備員さんが二人張り付いているのだと思いますが、この仕事は辛いです… 谷筋なので昼間でも陽射しが届かず、夜だと極寒でしょうね。ご苦労様ですと、頭を下げて通過させてもらいました。

 06:54、大血川林道入口に到着。



 大血川から荒川上流方面。空気が寒々しいですが、本当に寒いのです。



 大血川林道標識。



 霧藻ヶ峰の頂の一つ。派手な紅葉ですなぁ。



 観光釣り場を過ぎると、本格的な上りになります。



 08:05、大陽寺に到着。この時間ですと太陽がまだ低く、東にある熊倉山は逆光なんですよねぇ。10月14日の遠征では10:40くらいで、逆光の度合いも酷くなかったのですが。一日中走るとなるとどうしてもここは早朝に通過してしまい、撮影条件が悪いです。しかし手前のカエデは見事でした。



 大陽寺入口。



 大陽寺の屋根の色が紅葉の中に埋もれました。



 標高900mくらいから熊倉山を望む。中央下の部分に小さく大血川林道が写っています。観光釣り場の手前辺りですね。こうして自分が走ってきた道を見下ろすのが好きです(笑)。



 標高970mくらい。いろいろな木が紅葉して鮮やかです。



 標高1160mくらい。



 駆ヶ越トンネルと霧藻ヶ峰の尾根。発色がいまいちですか。



 ここからの御岳山方面の眺望はいつも素晴らしいです。



 妙法ヶ岳も紅葉真っ盛り。



 更に進むと、今回の大血川林道ではベストな紅葉に出会いました。これで雲が少なければもっと色が映えたんでしょうけどね。



 09:14、三峰トンネルを抜けました。三峰トンネルからは南に続く林道の整備が行われている様ですが、これってどこに向かうのでしょう。白岩山や雲取山まで続くわけがないですし、林業用の短いピストン林道にでもなるんですかね。



 大血川林道から白石山や東仙波。



 霧藻ヶ峰の紅葉。



 三峯神社の鳥居付近もようやく紅葉していました。



 三峯神社から白石山。



 ビジターセンター前のカエデ。前回は色づき始めでしたが、今回は最盛期です。青空なのも嬉しい。



 10月14日のカエデ。

 寒いしお腹が空きましたので、こんにゃく味噌を食べましたが、これってカロリー的には補給になりませんね(笑)。

 三峯神社を後にし、急いで旧三峰観光道路を下ります。



 10:07頃、雲取林道起点に到着。雲取林道舗装路終点の荒沢橋から往復3〜4時間のハイキングがありますので、この時間に到着しないとマズいのです。そんなわけで早朝から大血川林道を上ったわけです。



 相変わらず人の気配のない林道です。柔らかな陽射しで雰囲気が良いです。路面がまともな最初のうちは(笑)。



 鮫沢橋から先は通行止め。昨年来た時は簡単に動かせちゃうバリケードでしたが、今は頑丈なゲートで、鍵までかかっています。人や自転車は脇から入れますが。



 全面通行止めも当然で、路肩がヤバいことになってます。



 白石山。廃屋の辺りからは視界を遮るものがなくて素敵な景色。



 路面が荒れ放題の切り通しとかを通過。荒沢橋手前は道路の四分の一くらがごっそり落ちていました。補修する意思が全く見えません。



 11:24頃、荒沢橋広場に到着。右側の小屋に「熊に注意」の文字が書かれているんですが、扉が微妙に空いていたり小屋の壁が破れていたりで、中に熊がいそうでイヤです(^^;。



 例によって案内板に自転車を括り着けましたが、昨年はあった案内表示が消えていました。



 鮫沢橋に続き、荒沢橋広場から先も全面通行止め。ここから先はダートと言うより廃道、更には登山道レベルです。



 岩が見える部分が雲取林道です。太陽が高くなって紅葉の発色も美しくなりました。



 部分アップで。



 道幅こそ車道ですが、勾配は車道レベルではないです。しかし驚いたことに、帰路にこの先にトヨタのHiluxが駐車してありました。パワーがあるし車高も高いのでダート走破も容易でしょうが、横が崖なのに道幅ギリギリという感じで、よく入ってくるなぁ。というか、二ヶ所のゲートの鍵を持っているみたいで、一体何者?



 崖を被う紅葉が美しいです。



 雲取林道ではこれをよく見かけました。鹿の糞みたいですね。



 大洞川は遥か眼下に。



 歩いてきた道を振り返ると、崖道がよくわかります。



 落石、崩落なんでもあり。



 しまいには落石で道路が埋もれてしまいます。湾曲した沢筋や谷筋は日陰で、落石も多く荒涼とした雰囲気です。さすがにこうなると自動車の進入は不可能。



 しかし雲取林道は白石山の南を走っている為、基本的には陽が良く当たります。陽の当たる場所は静かで平和な雰囲気です。紅葉の時期は葉が落ちているので更に明るいのでしょうね。



 アップで。



 東仙波の頂のひとつ。いやぁ、鮮やかです。



 やってきましたよ。またここに。



 道幅が30〜50cmくらいしかないです。



 滑落したら100m下までゴロゴロ止まりません。スキー場じゃないんだから… 残り僅かなこの道幅はいつまで保つのでしょう。



 紅葉は綺麗ですが、落石が酷くなりました。倒木が絡まって通行が面倒です。



 渡り終えて撮影したものですが、落石の堆積で、足の踏み場が30cmくらいしかないです。



 切り通しを振り返って。この岩も相当難物だったでしょうね。とりあえず通れればいいやという掘削。



 真上を見上げると、崩れ易い岩壁の上にも綺麗な紅葉が見られました。この高さだと、親指程度の小石落下直撃でも死にそうです(^^;。



 長さ1メートル程度の岩がゴロゴロしています。



 少し進んだ場所から振り返って。



 そして前回の撤退地点に到着しましたよ。端に道がありません。土砂の真ん中辺りを慎重に越えて行くのですが、途中で断念しました。前回同様やはり滑るので。ここは万一に備えてピッケルが欲しいです。私程度のハイカーにはここはハードルが高い様です。時間が経てば経つ程林道は荒れるわけで、たぶん私はここより先に行けない運命でしょう。まぁ金塊探して山に入っているわけではないのでいいです(笑)。



 戻って離れて見ると、相変わらず土砂崩れが酷すぎます。



 雲取林道から奥深い惣小屋谷を望む。雲取林道終点には行けませんが、この景色が見られたので良しとします。



 伐採した樹木の荷積み様なのか、結構広い場所があります。



 カシミール3Dで調べる限り雲取山の様です。凄い紅葉です。三峯神社で雲取山登山をする方を見かけましたが、これなら良い登山になったでしょうね。



 アップで。私はカエデの赤単色より、こういう混ざった紅葉が好きです。

 帰路、鹿の親子に遭遇しました。慌ててぴょんぴょん走り去りました。糞の多さといい、ここは鹿の楽園の様です。



 木漏れ日は美しいのですが、晩秋のせいかもう夕方を感じさせます。



 雲取林道から荒沢谷と狼平方面。

 14:03頃、荒沢橋広場に戻りました。二度目のハイキングのせいか、意外に早く歩けました。荒沢橋広場には自動車が4台程停まっていました。練馬ナンバーとか多摩ナンバーとか、地元じゃない自動車もあるんですけど、これは一体なんなんでしょうね。

 荒沢橋広場からは自転車に乗り、15:03に雲取林道起点に戻りました。これで一安心です。再び旧三峰観光道路を下りますが、とにかく寒い。日陰のダウンヒルは厳しい季節です。



 秩父湖から大洞川上流方面。だいぶ陽が傾いています。

 15:37に道の駅大滝温泉に到着。自転車を積み込み、今後の方針を考えようとエンジンを始動すると… あれ? エンジンがかからない。えー? ライトも消えているし、バッテリーで何かやらかしたとは思えないのですが… ネットで調べると、センサー故障の可能性があるとのこと。うーん、困りました。しかしダウンヒルで体が冷えすぎているので、とりあえず温泉に入ってから考えることに。

 温泉では荒川の流れを見ながらまったり。風呂あがりに天ぷら蕎麦を食べてエネルギー充填。

 さて自動車に戻りますが、相変わらずエンジンは始動しません。今夜は甲府のほったらかしの湯に遠征しようかと思っていたのですが、もう全然ダメ。諦めて任意保険のレッカーサービスに電話。夜にレッカー移動されても困りますので、明朝来てもらうことに。寒くて仕方ないので、19:00には寝袋に入ってしまいました。

 朝方の気温の低さと言ったら… 顔の冷たさは明らかに氷点下を感じさせます。寝袋で丸まりますが、何度も目が覚めてしまいましたorz 明るくなると外に出てみましたが、建物の屋根にうっすら白いものが… ウェザーニュース社のリアルタイム気温によると、秩父市内で07:30の気温は3℃でした。標高の高い奥秩父の未明は氷点下確実です。

 08:00にレッカー車が来ましたが、原因はあっさりバッテリー上がりでしたorz 電圧不足。何故… 暗いうちに秩父に来たからバッテリーが減っていたのでしょうか。バッテリー上がりなら予備バッテリーを積んでいますので自力で復帰できたのですが… インジケーターの表示をネットで検索して変な知識をつけたのが失敗でした。でもバッテリー上がりならバッテリーランプだけ表示して欲しいなぁ。

 さて自動車は動く様になりましたが、バッテリーは多少心配です。山奥で動かなくなったら最悪です。そんなわけで二日目はサイクリングせず、帰宅することにしました。とはいえこのまま帰るのも寂しいですので、秩父さくら湖でデエロー神に挨拶していきましょう。

 道の駅あらかわで買い物をし、秩父市街に入ってセブンイレブンで補給の後、秩父さくら湖へ戻りました。寄国土トンネル近くのデエロー神が奉られている広場へ。前回来た時は浄化装置が唸りをあげていましたが、この日は静かでした。耳の神様なのに騒音は失礼と思っていましたので、これは良いこと。



 すき焼き鍋がありませんでしたので、鶏ちゃんこ鍋。鶏肉もつみれも美味。食後はコーヒーを淹れてまったり。極楽〜



 秩父さくら湖と大久保橋。広場のイチョウは黄葉していましたが、秩父さくら湖の紅葉最盛期はもう少し後という感じ。

 大久保橋を見たら渡りたくなっちゃいました。そこで自動車で向かってみると、秩父さくら湖の左岸道路ゲートが開いています。珍しい… 自転車でも一度しか走ったことのない急勾配の道を進むと、橋の上は釣り人でいっぱい。釣り人をかき分け橋を渡りましたが、渡った先が通行止め(^^;。ネイチャーセンターに行っても意味がないので引き返しましたが、釣り人の冷たい視線が(^^;。

 どうせなら山掴トンネルを自動車で走ってみようと、浦山川を上流へ。不動橋で右岸へ。狭い上に植物が張り出していて、自動車に傷がつきそう。とても自動車が走る道路じゃないですね。山掴トンネルは自動車だと楽々通過できました。トンネルは真っ暗な上に曲がっているので、自転車だと曲がっている所に熊でもいないかとヒヤヒヤものなのです。



 狭い道なので自動車を止めるのは気が引けるのですが、他に自動車が来る怖れもないので一時駐車。浦山大橋と秩父さくら湖を綺麗に撮影しましたが、この時ドアに右手の人差し指を挟みましたorz 激痛と共に出血多量… 出血を止める為、指を舐めながらその場から退却。この時点で広河原線ヒルクライムは完全になくなりました。

 道の駅ちちぶへ。この道の駅はショッピングセンターと出入り口が共有で、自動車の出入りが捌ききれないのが難点。国道140号線自体も混んでますしね。トイレと買い物を済ませ、軽く止血。

 その後は国道299号線で飯能に出て、圏央鶴ヶ島から高速道路に乗って草加へ。珍しく暗くなる前に自宅に到着しました。



 道の駅あらかわ前の農園で購入したリンゴ等。前回美味しかったのでまた買いました。秩父餅は相変わらず柔らかくて最高。



 サイクリングコースのCG。かなり山深いです。特に雲取林道はサイクリストは走らないですからね。



 ルート標高図。第一のピークは三峰トンネル、第二のピークは雲取林道撤退地点です。後半データがかなり暴れていますね。

 今回は念願の雲取林道紅葉ピークに出会えて幸いでした。誰もいない(厳密に言えば、帰路には自動車がいたので人もいたのでしょうが)景色を独り占め。あ、鹿が一緒でしたね(笑)。天候にも恵まれ、最高のハイキングでした。しかし廃道に近い雲取林道は自然の回復力で未開の山に戻りつつあります。いつまで走ったり歩けたりできるのでしょうね。

 なお、その後の指の状態ですが、骨折は免れていました。裂傷も塞がりましたが、爪が間もなく剥がれる様ですorz 爪が元に戻るまでどれくらいかかるのだろう…

所要経費
 外環自動車道 草加→大泉JCT 250円(通常500円)
 関越道・圏央道 大泉JCT→花園 900円(通常1650円)
 皆野寄居有料道路 末野大橋→皆野 410円
 外環自動車道 大泉JCT→草加 350円(通常500円)
 関越道・圏央道 圏央鶴ヶ島→大泉JCT 750円(通常1100円)
 有料道路料金合計 2660円

参考データ
 自動車走行距離 190.6km
 燃費(メーター値) 18.5km/l

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