2009年5月4日月曜日

2009/05/04 東京湾一周

走行距離 225.67km
走行時間 12:29:00
平均速度 18km/h
最高速度 38.2km/h
使用車種 KHS F20-R
走行内訳
 自宅〜金谷 06:44:54 127.31km
 久里浜〜自宅 05:44:06 98.35km



 2008年、東京湾一周を東京・神奈川編と東京・千葉編の二回に分けて走行しました。

  東京湾一周神奈川編
  東京湾一周千葉編

 となれば次は決まっています。一日で一周ですね(笑)。ミニベロで200km超はきついのですが、最近ブルペが流行っているみたいですし、しんいちさんの「200kmは冒険ではなくなってしまった」発言に触発され(笑)、ゴールデンウィークを利用して一気に一周してみることにしました。尚、長距離は時間との闘いの為、写真はほとんど撮っていません。

 出発は5:40。腰がいまいち調子が良くない感じですが、走り始めたら気にならず。千住新橋から荒川サイクリングロードに入り、清州大橋まで右岸を走行、橋を渡って左岸を走行して河口部へ。

 6:50。200kmの1/10地点、河口部の葛西臨海公園に到着。先は長いので、ここで一旦休憩。というか、早朝から暑いので長袖シャツを脱いでメッシュTシャツ一枚に。顔は日焼け止めを塗りましたが、腕は多少焼けてもいいだろうと無防備。これが失敗。

 浦安インターチェンジの上り坂で低速走行中、蜂に襲われ(って、単にこちらが驚いただけ)転倒orz チェーンが落ちたりブレーキレバーが曲がるも、人的被害なし。あまり幸先良くないアクシデント。

 8:00。200kmの2/10地点、谷津干潟到着。ここまでは一時間で20kmペース。

 9:10。200kmの3/10弱地点(57km)、蘇我のセブンイレブンで食料補給とトイレ休憩。この先はコンビニがあまりなかった気がしたので。しかしその2〜3km先にちょうどセブンイレブンがあったのでした(笑)。1/10ずつ記録するにはぴったりの場所だったなぁ。

 10:35。200kmの4/10地点、袖ヶ浦の奈良輪高架橋の歩道で休憩。かなりきつい坂の歩道を無理矢理ヒルクライムして疲れました(笑)。それにしても1.5時間で20km強と、明らかにペースダウン。谷津干潟を越えた所で何度も高架橋を渡らされたので仕方ないんですが。前回の千葉編でも書きましたが、今は高架橋が多くてもいいけど、街が高齢化したらここの住人は大変だと思いますよ。

 それにしても食事処まであと10kmのはずが、どう見ても20kmはあります(^^;。平均時速20kmで走れば11:30に到着してお昼の混雑を避けられます。しかしかなり微妙な時間で焦り始めました。更に国道16号線、木更津富津線が島田川、新富津運河に並走を始めると猛烈な海風!! 当然向かい風。時速11kmに落ちた時は勾配6%のヒルクライムかと思いましたorz この道路は広い上に交通量が少ないので気持ち良いんですけど、この風では苦しいだけ。もっとも島田川では亀が三匹甲羅干ししていて癒されました(笑)。約10km、向かい風の中を激闘。



 12:20。約103km地点の食事処に到着。予定ではほぼ中間点のはずですが、なんか全然中間でない気がします… それはともかく昼食です。前回の千葉編で気に入った魚忠です。しかしゴールデンウィークのこの時期、周囲に食事処がない場所、しかも味の良いお店となれば当然混雑orz 先を急ぐ身なのでスルーしようかと思いましたが、どうせ自宅到着は深夜だからと諦めて待つことに。7番目くらいで入店。腹が減りすぎて補給食の菓子パンを齧っている時に呼ばれて慌てました(笑)。食事は前回と同じあさり御膳。値段が50円アップの1850円。刺身も少しランクダウンした感じ。暑いので食後のアイスを期待したのですが、苺を寒天で固めたデザートでしたorz うーん、質と値段を考慮すると、前回程の満足度はないです。余談ながら、あさりの佃煮が売られていましたが、原材料のあさりは80%が中国産、20%が千葉産と記載されていました。正直に記載するのは偉いですが、申し訳程度にしか地元(かどうかさえ謎ですが)のあさりを使わないお土産というのはどうなんでしょうね。

 食べログ 魚忠

 13:15。再スタート。食事がエネルギーに転換するにはまだ早く、しかも向かい風が強いのでまたもや難儀。とはいえ、富津岬から南西に進行方向を変えるに従い風の影響はなくなりました。

 東京湾観音の裏手の丘陵を抜けると、道路は内房線から離れて海沿いへ向かいます。ここからが自動車の大渋滞。夏に混むのはわかりますが、天気の良いゴールデンウィークも例外ではなかった模様。ここから金谷のフェリー乗り場まで10km超の間、自動車はほとんど停止みたいなのろのろ運転。試しに追い抜いた自動車を数えましたが、500台まで数えて飽きました。また自転車の優位性が証明されました。一般道で500台も追い越し出来る自動車などありはしません(笑)。

 15:00頃、金谷の東京湾フェリー乗り場に到着。



 金谷フェリー港より鋸山を望む。自動車が邪魔ですが、ギザギザが鋸っぽいですね。

 いつもと同様に自転車を輪行袋に入れず、別料金を払って乗船。15:15頃出航。さすがに疲れているので船内ではぐったり。暑いのでアイスクリームを食べて後半戦に備えました。

 15:50頃、久里浜港到着。前回はここから久里浜駅まで少し走り、後は輪行でした。そんなわけで気楽だったのですが、今回はここから後半戦(笑)。結構きついです。自動車が先に下船するので待たされ、走行開始は16:00。



 走り出してすぐ、久里浜より鋸山方面を望む。



 鋸山をアップで。

 ここから先はほぼ惰性(笑)。観光スポットがあるわけでもなく、ひたすら予定ルートを走ります。暑いし、頭もあまり働かないです。

 17:20。暑さはまだ残っており、喉が渇いて仕方ない状態。アイスが食べたいと思うも適当なお店がなく、西友能見台店の隣にあるマクドナルドで休憩することに。マックシェイクとハンバーガーで一服。12時間以上暑い中を走っており、相当汚れていたでしょう。招かれざる客(笑)。

 17:40頃、再出発。

 18:45頃、みなとみらい通過。ほんと、通過するだけ(笑)。ここからは国道一号線(第二京浜)をひたすら北上します。

 19:30頃多摩川大橋通過。やっと都内に戻ってきました。

 19:40頃、池上線が交錯する本門寺公園近くで10分程休憩。ファミリーレストランを眺めたり、ボーっとしていました。

 ひたすら北上を続けますが、高輪で国道一号線を離れ、麻布十番方面へ。単に道を間違えただけです(笑)。



 東京タワーが見えたので、手ブレを覚悟で撮影。

 その後国道一号線に復帰。桜田門で内堀通りから晴海通りへ。家に帰るだけなら国道四号線を北上する方が早いのですが、どうせなら出発時に通った荒川河口に戻り、海沿いの一周を完成させようとしました。これが悪手。

 21:22頃、有明テニスの森手前のローソンでアイスを齧って休憩。なんとか午前様にならずに帰れそうだと安堵していました。21:37頃、再出発。

 湾岸道路を走り、夢の島で東陽町方面へ。ここを直進すると荒川河口に出られますが、荒川河口橋から荒川右岸に降りられないのです。砂町運河を渡り夢の島に別れを告げ、荒川まであと3kmもない場所で後輪に異変。空気がすっかり抜けています。明治通りという大通りなので街灯の明るさも歩道の広さも十分なのが不幸中の幸い。時刻は22:00。とりあえずチューブの確認でタイヤを外し、大丈夫そうなので空気の補充。しかし少し走ってみるとやはりダメ。本格的にパンクの様です。止むなくパンク修理をすることに。大通りとはいえ、こんな時間にパンク修理をするのは嫌なもんです。ごちゃごちゃやっていたら23:20になっていました(苦笑)。疲れているせいか手順前後したりして。それでも今度は大丈夫そうなので、気を取り直して再出発。

 23:35、荒川サイクリングロードに合流。朝は6:40に通過しましたので、17時間ぶり(笑)。ここから千住大橋までは順調に走れば30分程度。前照灯は強力なものがありますし、暗くても大幅に遅くなる事はないでしょう。さすがに午前様は確定ですが。

 しかしこんな深夜でも河川敷には多くの人が。まぁ私もその中の一人なんですが、それでも女性とか危ないと思うんですけどねぇ。なんて他人のことを心配していたら、また後輪に違和感が。げ、また空気が抜けていますorz さすがに凹みました。時刻は23:55。暗闇のサイクリングロードでは修理不能ですので、土手を上って市街地へ。この辺が地方のサイクリングロードと違う所。土手さえ越えれば民家だらけで、街灯も十分。とりあえずスローパンクかもしれないので空気を入れてみると特に問題がないみたい。替えのチューブもないですし、暗い所で穴を探してパッチを当てるのも嫌ですから、これで大丈夫と神様に祈って走行再開。時刻は0:02。とうとう午前様。

 0:38頃、ようやく千住新橋へ。タイヤに衝撃を与えない様に低速で走りましたので、かなり時間がかかりました。もう急いでも仕方ないですし。

 1:10頃、やっと自宅到着。タイヤが保ってくれたことにひたすら感謝。トータル225km、19時間30分の「冒険」でした(笑)。

 今回の反省はこれに尽きます。



 いてーよー 顔は日焼け止めのお陰で黒くはなってもダメージは大した事はなかったのですが、腕は完全にやられました。火傷用の薬を塗布しましたが、後日水泡ができ、数日間痛い思いを味わいました。今後は気をつけます。

 走行自体については、時間さえかければどこまでも走れるなという感想。当たり前ですが(笑)。後半は見所もなくただ単に漕ぐだけで、楽しみはなかったですけどね。やはり自転車は明るいうちに景色を楽しみながら走らないとつまらないです。暗いと流れ作業の様に漕ぐだけで… とはいえ、平地なら200km超走れることは自信になりました。今度は久里浜を先に、逆方向に一周してみましょう(←懲りてない(笑))

所要経費
 東京湾フェリー 金谷→久里浜 1020円(自転車料金含む)

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