2008/03/29 上総亀山→保田 林道めぐりの続きです。
さぁ、いよいよ本日のメインイベント、T秘境です。暗黙のルールらしいので、写真からEXIFは外してあります。
T秘境への分岐は特に何も特徴がありません。田があり、畑があり、その向こうに山があり。普通の鄙びた農村の風景。この時点で私の推理が正しいのかは全くわからず。
舗装の綺麗な幅広の道を進むと、民家や観光農園があります。およそ「秘境」という感じではないです。更に進むと激坂!! 直線の激坂で10%は越えていると思います。帰りの下りが恐いくらい。そして軽自動車が通るのがやっとの細い道に。ここを大型の四輪が通るの? 無茶やっているなぁ。丘陵の細い道に沿って農家があり、家の敷地より高い位置に田んぼをつくっていたりして不思議な光景を目にしました。更に進むと工場の建物があり、犬に吠えられまくり。帰りたくなります(笑)。
ここを過ぎると道はダートになりました。
そして見つけたのが水源地についての注意書き。これでやっと自分の推理が正しい事がわかりました。ここまでは半信半疑だったので、分岐点からここまで写真を一枚も撮っていません(笑)。
明るいダート。普通の道ですよね。
少し雰囲気が出てきました(笑)。ぬかるみが増え、所々で自転車は担ぎました。
そしてまもなく到着!!
ウェブで良く見る構図。山と言うより巨大な岩という感じで、意外に高くないです。上には木が茂っています。そして右下に見えるのが…
無残に倒れた水源地についての注意書きでした。もう全然読めない。
隧道は異様に低いです。せいぜい2mくらいか。長さは20m程度で、恐さは皆無。それより蜂がブンブン飛び回っていて、そっちの方が恐い(笑)。
今回の目的、川廻しの隧道。樹木で写真ではよく見えませんが、道路と平行して川が流れ、道路に隧道がある様に、川にも隧道がありました。不思議な光景。
隧道の反対側から撮影。苔生して岩と言うより土の様な表面。
秘境奥に向って道が川の中へ消えていきます。
反対側を振り返って。川と平行している道路。ここに釣り人の軽自動車が停まっていました。
時期が時期ですので枯れ木も多く、川の水量もちょぼちょぼ。秘境と言うには寂しい光景でした。あまり感動なし。とはいえ、とにかく先に行ってみない事には話にならないと、準備開始。ズボンをめくり上げ、靴はサンダルに履き替え。そんな時、子供を連れた釣り人が戻ってきました。挨拶はしましたが、自転車を置いていくのはか〜な〜り気が引けます(笑)。ただマナー違反として自動車の写真を撮っていましたので、自転車を盗まれたら証拠にはなるかなと思いました。自転車に鍵をかけ、靴を置いて出発。靴を揃えて脱いであるので、ある意味自殺みたい(^^;。
川底の穴。崖からの水流が岩を穿ったか。この写真もウェブでよく見かけます。
右上の穴も隧道跡か。川に平行して登山道みたいなものがあった感じです。
左端に写っていますが、崖上への登り道がありました。
奥に滝が見えます。
滝の手前には人工的な穴が直線上に開けられています。堰でも作ろうとしたのかも。
水量の少ない滝。苔が雰囲気あります。そして左端に階段らしき踏み段があります。
滝の左端の段より上を覗いてみました。こちらもちょぼちょぼした水量。この段でコケたら怪我をするかもと思うとちょっと気が引けましたが、手前に写っている流木に掴まって登っちゃいました。
滝を登った場所で川は左右に別れています。実は地図を見る限り左の方に川廻しの隧道がある様ですが、その時は何の考えもなく右側へ。右側の方がフラットで歩きやすい感じがしましたので。
右側に支流。帰路に撮影。
水量があれば舐め滝と言えるかもという程度の落差。帰路に撮影。
流路もはっきりしない森の中の支流。帰路に撮影。
ボロいサンダルの底が外れてしまい、ペラペラで歩くのが困難。それに微妙に水深が深くなり、素足では水がちょっと冷たくて辛くなりました。GPSに水路のデータを放り込まなかった為どこまで行けるかわからないこと、GPS自体も電波障害で厳しいこと、自転車が心配なこと、そして同じ風景に飽きてきたという最大の要因もあり(笑)、ここで引き返しを決断。後でGPSの記録を見ると、隧道から500mしか進んでいませんでしたorz 地図には2、3kmは川だか沢だかが載っていますので、上流を見極めるにはかなり時間がかかりそうです。
停止点より振り返って。結構深い箇所もあり、端を慎重に歩いてきました。
T秘境を行く
ここまでの歩きを動画でどうぞ。
最初の滝から右側へ分岐した箇所。帰路に撮影。どこも同じ様な風景なんですよ(笑)。道迷いしたら結構大変かも。
無事戻れました。足を洗って靴に履き替え、今回の秘境探検は終了です。というわけで、秘境とF20-R。ここまで自転車で来る人も少ないでしょう(笑)。
まとめ。正直な感想を言うと、そんなに騒ぐ程のもんじゃない(笑)。沢登りをされる方からすれば児戯に等しいかも。隠された場所故に探し当てる喜びがあり、見つけるとそれを誇る気持ちがあるという感じでしょうか。特に自分の足で歩かない四輪の方は。ただ5月以降になれば森の緑も深くなり、美しさが格段に違うかもしれません。また民家も近い場所で沢登り的な水遊びができるという意外感は面白いですね。私も次は夏に来れたらと思います。水着持って(笑)。分岐から左の川廻しの隧道も見ないと。でも自転車が盗まれないか心配だな〜(^^; あ、自転車を担げばいいのか(おいおい)。
というわけで、T秘境探検編は終了です。このブログがきっかけでT秘境に行かれる方は、環境保全には十分配慮されます様に願います。
さぁ、いよいよ本日のメインイベント、T秘境です。暗黙のルールらしいので、写真からEXIFは外してあります。
T秘境への分岐は特に何も特徴がありません。田があり、畑があり、その向こうに山があり。普通の鄙びた農村の風景。この時点で私の推理が正しいのかは全くわからず。
舗装の綺麗な幅広の道を進むと、民家や観光農園があります。およそ「秘境」という感じではないです。更に進むと激坂!! 直線の激坂で10%は越えていると思います。帰りの下りが恐いくらい。そして軽自動車が通るのがやっとの細い道に。ここを大型の四輪が通るの? 無茶やっているなぁ。丘陵の細い道に沿って農家があり、家の敷地より高い位置に田んぼをつくっていたりして不思議な光景を目にしました。更に進むと工場の建物があり、犬に吠えられまくり。帰りたくなります(笑)。
ここを過ぎると道はダートになりました。
そして見つけたのが水源地についての注意書き。これでやっと自分の推理が正しい事がわかりました。ここまでは半信半疑だったので、分岐点からここまで写真を一枚も撮っていません(笑)。
明るいダート。普通の道ですよね。
少し雰囲気が出てきました(笑)。ぬかるみが増え、所々で自転車は担ぎました。
そしてまもなく到着!!
ウェブで良く見る構図。山と言うより巨大な岩という感じで、意外に高くないです。上には木が茂っています。そして右下に見えるのが…
無残に倒れた水源地についての注意書きでした。もう全然読めない。
隧道は異様に低いです。せいぜい2mくらいか。長さは20m程度で、恐さは皆無。それより蜂がブンブン飛び回っていて、そっちの方が恐い(笑)。
今回の目的、川廻しの隧道。樹木で写真ではよく見えませんが、道路と平行して川が流れ、道路に隧道がある様に、川にも隧道がありました。不思議な光景。
隧道の反対側から撮影。苔生して岩と言うより土の様な表面。
秘境奥に向って道が川の中へ消えていきます。
反対側を振り返って。川と平行している道路。ここに釣り人の軽自動車が停まっていました。
時期が時期ですので枯れ木も多く、川の水量もちょぼちょぼ。秘境と言うには寂しい光景でした。あまり感動なし。とはいえ、とにかく先に行ってみない事には話にならないと、準備開始。ズボンをめくり上げ、靴はサンダルに履き替え。そんな時、子供を連れた釣り人が戻ってきました。挨拶はしましたが、自転車を置いていくのはか〜な〜り気が引けます(笑)。ただマナー違反として自動車の写真を撮っていましたので、自転車を盗まれたら証拠にはなるかなと思いました。自転車に鍵をかけ、靴を置いて出発。靴を揃えて脱いであるので、ある意味自殺みたい(^^;。
川底の穴。崖からの水流が岩を穿ったか。この写真もウェブでよく見かけます。
右上の穴も隧道跡か。川に平行して登山道みたいなものがあった感じです。
左端に写っていますが、崖上への登り道がありました。
奥に滝が見えます。
滝の手前には人工的な穴が直線上に開けられています。堰でも作ろうとしたのかも。
水量の少ない滝。苔が雰囲気あります。そして左端に階段らしき踏み段があります。
滝の左端の段より上を覗いてみました。こちらもちょぼちょぼした水量。この段でコケたら怪我をするかもと思うとちょっと気が引けましたが、手前に写っている流木に掴まって登っちゃいました。
滝を登った場所で川は左右に別れています。実は地図を見る限り左の方に川廻しの隧道がある様ですが、その時は何の考えもなく右側へ。右側の方がフラットで歩きやすい感じがしましたので。
右側に支流。帰路に撮影。
水量があれば舐め滝と言えるかもという程度の落差。帰路に撮影。
流路もはっきりしない森の中の支流。帰路に撮影。
ボロいサンダルの底が外れてしまい、ペラペラで歩くのが困難。それに微妙に水深が深くなり、素足では水がちょっと冷たくて辛くなりました。GPSに水路のデータを放り込まなかった為どこまで行けるかわからないこと、GPS自体も電波障害で厳しいこと、自転車が心配なこと、そして同じ風景に飽きてきたという最大の要因もあり(笑)、ここで引き返しを決断。後でGPSの記録を見ると、隧道から500mしか進んでいませんでしたorz 地図には2、3kmは川だか沢だかが載っていますので、上流を見極めるにはかなり時間がかかりそうです。
停止点より振り返って。結構深い箇所もあり、端を慎重に歩いてきました。
T秘境を行く
ここまでの歩きを動画でどうぞ。
最初の滝から右側へ分岐した箇所。帰路に撮影。どこも同じ様な風景なんですよ(笑)。道迷いしたら結構大変かも。
無事戻れました。足を洗って靴に履き替え、今回の秘境探検は終了です。というわけで、秘境とF20-R。ここまで自転車で来る人も少ないでしょう(笑)。
まとめ。正直な感想を言うと、そんなに騒ぐ程のもんじゃない(笑)。沢登りをされる方からすれば児戯に等しいかも。隠された場所故に探し当てる喜びがあり、見つけるとそれを誇る気持ちがあるという感じでしょうか。特に自分の足で歩かない四輪の方は。ただ5月以降になれば森の緑も深くなり、美しさが格段に違うかもしれません。また民家も近い場所で沢登り的な水遊びができるという意外感は面白いですね。私も次は夏に来れたらと思います。水着持って(笑)。分岐から左の川廻しの隧道も見ないと。でも自転車が盗まれないか心配だな〜(^^; あ、自転車を担げばいいのか(おいおい)。
というわけで、T秘境探検編は終了です。このブログがきっかけでT秘境に行かれる方は、環境保全には十分配慮されます様に願います。