2012年10月7日日曜日

2012/10/07 草津

走行距離 44.86km
走行時間 03:40:48
平均速度 12.1km/h
最高速度 50.7km/h
使用車種 KHS F20-R



 2012/10/06 草津の続きです。

 07:30で気温が9度。寒いです。夜間は雨が降っていて朝も路面が濡れていました。雨は上がりましたが曇り空ですし、どちらにするか悩んだ乗鞍に行けば良かったと後悔。それでも食事をしたり準備をしたりしているうちに晴れ間が見えてきましたので、昨日に続き渋峠アタックをすることにしました。ただ昼頃に雨雲がかかるとの天気予報があり、さっさと下山せねばダメの様です。



 まずは西の河原露天風呂の駐車場に移動。サイクリング後に湯めぐりチケットを使って温泉に入る予定です。広大な駐車場ですし、せいぜい半日なので駐車させてもらいます。

 09:32にF20-Rで出発。出発点の標高は1270m。



 武具脱の池。前日よりは晴れているので発色が綺麗です。



 昨日同様、硫化水素ガス危険地帯。植生が壊滅していて如何にも危険です。



 国道292号線(志賀草津高原ルート)。右側にロープウェイが見えます。



 白根火山ロープウェイをアップで。ガスの危険地帯の上を通ってますね。



 ルートを振り返って。なかなか楽しい上りでした(笑)。



 これもルートを振り返って。中央の高原みたいなのは青葉山。ルートは右側に続いていて、かなり強引にぐりんぐりん上ってきたことがわかります。奥は草津市街。



 逢ノ峰と弓池。前日と違って青空が広がっていました。11:40頃。しかしこの20分後に雨になるとは…



 白根山と駐車場。登山客でごった返していました。左上に登山者の列が見えます。富士登山みたい… これくらい天気が良いなら私も帰路に登山しましょう。



 前日同様、白根山が正面に見える絶好の眺望スポットに到着。



 こちらも前日同様、長野県道456号線(牧千俣線)。相変わらず派手なルート。

 しかしここで問題が。もの凄い霧が流れてきました。



 ものの数分でこんな事態に…… こ、これはまずい。あっという間に雨が降ってきました。慌てて白根レストハウスに全力で引き返します。混雑する道路を自動車を縫う様に撤退。なんとかレストハウスの建物の陰に自転車を雨宿りさせました。



 雨自体は短時間でおさまり、ならば登山しようと登山口へ。しかし登山口に来てみると、やっぱりガスってます。危ないかなぁと思っているうちに再度の雨。雨に祟られています。またレストハウスで食事をしたりしながら時間を潰しました。しかし今回は先程より雨が長く、午後から雨の天気予報もあり、これにて撤退を決断。せっかくバーナーも担いで来たのに、山で珈琲を飲めないなんて…



 しかし下ってみると、意外に雨が大丈夫なんですよねぇ。眺望の良い所で写真を撮る余裕があります。



 下から見てもえげつない道の敷設。でもそれがいい(笑)。



 思い切り下れて楽しいです(笑)。



 それにしてもこの植生も面白いです。表現が悪いですが、黴でも生えている様な(^^;。



 本白根山を振り返って。結局ガスってますね。早めに下って正解だったと思います。

 14:18に西の河原露天風呂駐車場に戻りました。山で珈琲が飲めなかった腹いせに、ここで珈琲を淹れました(笑)。

 一息ついた後、広大な西の河原公園内にある露天風呂へ。駐車場から結構歩きます。露天風呂は男女合わせて150坪もあるそうで広いことは広いのですが、紅葉シーズンということでお客さんは多くて混んでいました。洗い場がなく、体が洗えないのもいまいちです。お風呂の後は公園内を駐車場とは反対側へ歩いてみましたが、露天風呂からの湯が小川として流れていました。結構遠くまで温かく、足湯くらいならできそう。

 草津温泉 西の河原露天風呂

 インターネット自然研究所 草津温泉西の河原公園ライブカメラ

 今は1月なのですっかり雪に被われてますねぇ。



 風呂の後は車中泊した道の駅草津運動茶屋公園へ。お土産を仕入れました。信州の蕎麦、信州の漬け物、信州のお菓子。って、群馬土産じゃないね(笑)。小布施の栗鹿ノ子羊羹は白根レストハウスで購入。高いけど美味しいんですよねぇ。

 帰路は関越自動車道が渋滞で4時間かかり、21:30頃帰宅しました。高所から下りなので渋川まではかなり飛ばしていたんですけど、関越道の渋滞が酷すぎてその甲斐もなく。



 走行ルート標高図。雨で中途半端に終わったとはいえ、800メートルくらいは上ってました。

 結局二日間で90kmくらいしか走れませんでした。一日目に今回のサイクリングの目的である渋峠に到達できましたが、二日目は乗鞍に切り替えれば良かったです。2ちゃんねるを見たら乗鞍の紅葉と雪の写真があって、かなり後悔しました。まぁ代わりに西の河原露天風呂に入れたこと、短時間ではありましたが晴れて発色の良い逢ノ峰と弓池を見られたことが収穫。2000m級の山での一足早い紅葉も堪能できて遠征の甲斐はありました。


所要経費
 首都高速 草加⇔大泉JC 往路250円、復路350円(通常500円×2)
 関越自動車道 大泉JC⇔渋川伊香保 往路1500円、復路1750円(通常3000円×2)
 ガソリン代 3154円

参考データ
 自動車走行距離 379.5km
 燃費(メーター値) 19km/l
 燃費(給油ベース) 16.7km/l
 給油 22.69L

2012年10月6日土曜日

2012/10/06 草津

走行距離 42.81km
走行時間 03:29:06
平均速度 12.2km/h
最高速度 50.7km/h
使用車種 KHS F20-R



 F20-Rで日本最高所の車道峠である大弛峠(標高2360m)、日本最高所の車道である乗鞍岳の畳平(2700m)へヒルクライムしてきました。そうなれば高い所が好きな馬鹿が行く次の場所は日本国道最高地点である渋峠(2172m)ですね(笑)。本当はゴールデンウィークに雪の回廊を走りたかったのです。以下の画像はWikipedia「国道292号」項より。

Route 292,shiga-kusatsu-road,shibu pass,shibu-touge,kusatsu-town,japan

 こんな素晴らしい風景の中を走りたい!!(笑) ただ草津までのアクセスが大変なこと、GWは混雑すること、GW後半は天気が怪しかったこともあって断念。今回は2000m級の山で一足早い紅葉を楽しみながら、渋峠を攻略する計画です。

 外環自動車道、関越自動車道を走り、渋川伊香保ICからは吾妻川沿いの長野街道をひたすら西へ。



 途中、こんな山を見かけて慌てて車中から撮影。帰宅後調べると、丸岩というらしいです。長野街道を抑える絶好の城になりそう(笑)。更にこの道路ではニホンカモシカらしき動物の死骸も見かけました。うーん、秘境だ(^^;。

 06:30頃、道の駅草津運動茶屋公園到着。飛ばしたので2時間半で到着しました。道の駅手前の草津道路はメロディが鳴って楽しい道路ですね。

 07:30、道の駅をF20-Rで出発。標高1240mくらいなので気温は12度くらいしなく寒いです。その上天気予報では午後から雨になっているのが不安…



 標高1420mくらい。ボチボチ紅葉が見られました。



 白根火山ロープウェイ。帰路に時間があったら往復しようかなと思いましたが、如何せん天気が…



 硫化水素ガス危険地帯。自転車の場合、早く危険地帯を抜けようと頑張るとたくさん空気を吸ってしまうんですが(笑)。



 うは。如何にもヤバそうな気配が… だいたい地名からして「殺生河原」ですから。



 この辺だけ植物がないです。道路の側溝の蓋も腐食が激しいですし。急いで通り抜けないと…



 危険地帯を抜けると、本白根山手前に名前のない丸っこい山が見えました。なんか可愛い(笑)。



 本白根山は濃い霧の中… 本当に雨は大丈夫なんですかねぇ… 富士山スカイラインの二の舞だけは避けたい所です。



 これはまた凄い断崖の道路ですねぇ…



 上ってきた道を振り返って。なかなかエグイ上りでした。



 いよいよ先程の断崖の場所。直線で勾配がきついと精神がやられます(笑)。でもこのままテイクオフできそうな感じも。



 標高1850mくらい。先程のwikipediaの画像とは違いますが、ここで撮られた雪の回廊写真もネットで良く見かけます。次は冬期開通直後にここで写真を撮りたいです。



 標高1900mくらい。格好良いヘアピンなのに、霧で下界が見えません。



 このヘアピンもエグイなぁ。でもこういうヘアピンを越すと山頂や尾根筋に出るものです。



 白根山が見えてきました。ここはレストハウスから一番遠い駐車場の入口で空いていましたが、奥の駐車場は大混雑。写真では湯釜に向かう人の列が見えます。



 逢ノ峰と弓池。天気が良ければ発色が良かったんでしょうが…

 この近くにあるレストハウスと駐車場を拠点に白根山と湯釜のハイキングが行われており、ここを過ぎると自動車はぐっと減り、快適な尾根スカイライン。湯釜は独特な色で見学したいのですが、雨の心配がある以上、最優先は渋峠到着です。



 正面に白根山。ここは特に眺望が良く、下の写真も同じ場所です。



 長野県道456号線(牧千俣線)。天気の悪さもありますが、標高がやや低いので紅葉はもう少しという感じです。



 火山活動のせいで植生が十分でなく、尾根伝いの道路は見事としか言い様がないです。



 白根山北麓。特徴的な紅葉です。



 アップで。人工的な箱庭みたいです。



 同じ様な構図ですが、もう一枚。



 右手に避難小屋が見えます。ここは周囲から少し窪んでいて、峠を思わせます。



 山田峠でした。こんな立派なスカイラインが出来ては、もう直角方向に峠を越える物好きもいないでしょう(^^;。



 良い眺めです。白根山も下の方は綺麗な植生です。



 横手山とそれを横切る国道292号線が見えてきました。そこは渋峠より先ですので、今回は行けません。雨の心配さえなければ長野側に下りて上り返すことも可能だったんですけど。



 白根山北麓。上の方は硫化水素ガスが吹き上がってますね。植生がないのも当然。



 白根山方面を振り返って相棒と。



 10:28、日本国道最高地点に到着。自動車が多く駐車しており、斜めから撮影するのがやっとでした。



 標高2172mとはいえ、出発点が標高1240mなので大変なヒルクライムというわけではないです。気温も低かったですしね。それにしても高所には無線マニアが多いです。ここも数台が無線マニアの自動車でした。



 日本国道最高地点から芳ヶ平。湿原の芳ヶ平も歩いたら楽しそう。



 ここが渋峠なのか、200m先が渋峠なのか、よくわからない標識。



 10:45、渋峠ホテルに到着。自転車が数台停まっていて食事中の様です。噂の犬はいなかった様な。建物の中にいるとイヤなので中には入りませんでした(笑)。



 標高表示。国道最高点が2172mだとしたら、渋峠は2172m以下のはずなんですが… 実際、最高点から下って到着しましたし。

 特に見所もない様ですし、雨が心配なので引き返します。



 帰路もこの紅葉に感動しました。これで青空ならなぁ。



 急いで下りてきましたが、本白根山は完全に雲だか霧の中です。朝より酷いです。



 武具脱の池(ものぬぐのいけ)。標高1530mくらい。嘘か真か、源頼朝に追われた木曽義仲の残党が武具を脱ぎ捨てたという伝説からの名前らそうです。木道があって中を歩けるのですが、雨が心配なのでスルー。

 13:00に道の駅に戻りました。雨には祟られませんでしたが、まだ半日近くあります。下界はまだ雨の心配がなさそうですので、温泉に入りながら草津を見学することにしました。



 入浴予定の温泉を探すうちに湯畑に出ました(笑)。でもあまりに混んでいるので早々に逃げ出しました。草津は数多い観光客とその自動車で狭く坂の多い道路が混んでいて、自転車には向かない街ですね。



 中心部からちょっと離れた大滝乃湯へ。露天風呂は眺望もないし特筆すべき点はないですが、内風呂は木の建物が味があって良いです。内風呂の煮川源泉に浸かりながら、万代鉱源泉の打たせ湯を味わいました。酸性の強い白濁湯は入浴した気分が高まります。なお、ここでは湯めぐりチケットを購入しました。西の河原露天風呂と両方入るとお得です。

 草津温泉 大滝乃湯



 風呂の後は食事ということで、併設の食堂湯の華へ。熊笹を練り込んだうどんを賞味。付け汁のせいか、特に笹の味は感じませんでした。

 セブンイレブンで食料を調達後、17:30過ぎに道の駅に戻りました。ブログの更新なんかをしましたが、19時過ぎには雨が降り始めました。うーん、明日のサイクリングはどうしましょう。長野との県境まで来ているのですから、比較的天気が良さそうな乗鞍に行ってしまうことも考えましたが、夜間の山間移動は危険ですので諦めました。自転車は40kmしか走ってないので疲れはさほどないのですが、温泉で気持ち良くなったせいか肉厚の暖かい寝袋でぐっすり寝てしまいました。



 走行ルート鳥瞰図。白根山まではコンスタントに曲がりくねって急上昇しています。



 一旦2000mまで上ってしまえば、後は尾根筋なのでアップダウンも比較的少なくて楽でした。



 確かに渋峠の方が日本国道最高点より低いですね。GPSデータ欠落の為、下りは途中までです。

 まとめ。渋峠と日本国道最高点に行けたこと、白根山の独特な紅葉が見られたことは良かったです。ただ如何せん天気が怪しく、湯釜見学ができませんでしたし、ロープウェイにも乗れず、全体にゆっくりできなかったのが残念。自転車的にも往復40km、標高で900m程度の上りで、いまいち物足りないです。眺望が良いのでつい停車して眺めたり撮影したりで、ガンガン上る感じじゃないですし。長野側に下りて上り返すと走りとしては充実感がありそうです。

 2012/10/07 草津に続きます。

2012年10月2日火曜日

Chico & The Gypsies@BLUE NOTE TOKYO 2012/10/02

[日時]2012/10/02(火) 19:00開演
[会場]ブルーノート東京
[料金]¥8,400
[時間]1時間25分
[出演者]
 Chico [チコ] (g,vo)
 Joseph Gautier [ヨセフ・ゴーティエ] (g,vo)
 Mounin [モウニン] (g,vo)
 Babato [ババト] (g,vo)
 Mario Reyes [マリオ・レイエス] (g,vo)
 Juan Vicente [ホアン・ヴィセンテ](p)
 PeeWee [ピーウィー] (vln)
 Tony Ballester [トニー・バレスター] (b)
 José Cortes [ホセ・コルテス] (ds,per)
 ※以上、ブルーノート東京の表記に従う。読み方は以前と微妙に違っていたりしますね。

[曲目]
 01.UN AMOR (Mounin)
 02.PARADISO
 03.BAILA ME (Mounin)
 04.PAPA,NO PEGA LA MAMA (Babato)
 05.SPAIN
 06.HISTORIA DE AMOR (Joseph)
 07.PHARAON
 08.MADRE MIA (Mounin)
 09.TODOS TODOS (Mounin)
 10.INSPIRATION
 11.PENSA A MI (Joseph)
 12.LIBERTANGO
 13.DJOBI DJOBA (Mounin)
 14.BAMBOLEO (Mounin)
 メンバー紹介
 15.VOLARE (Joseph)
 16.MY WAY (Mounin、Joseph)
 ※括弧内はメインボーカル





 ブルーノート東京該当ページ
 原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO(ライブレポート)

[感想]
 ドラム、ベース、バイオリン、ピアノの入場、演奏から開始。後からギター陣が入場。「UN AMOR」はギター、バイオリンの哀愁ある音色の楽曲にMouninのコブシの効いたボーカルが渋いです。
 「ジプシー祭りの為に東京に来れて嬉しいよ」とのChicoのアジテーションでお祭り開始。
 「PARADISO」はMarioの超絶ギターをフューチャーしたインストゥルメンタル。今まではパーカッションくらいでしたが、今回はドラムが入っているのでリズム的にかなり煽られていました。ノリノリ。
 「BAILA ME」はMouninの煽りでスタンディングへ。Mouninのダンスが毎度ながらお茶目。
 「PAPA,NO PEGA LA MAMA」はBabatoのボーカル。歌はうまいけど、もう少し特徴が欲しいかなぁ。男三人のボーカルなんで、それぞれに特徴がないと埋もれちゃいます。そんなわけでMarioの超絶ギターと、バックで見事に絡むホアンのピアノに目(耳)が行っちゃいます。
 「SPAIN」はクラシックの様なきらびやかなピアノソロが2分程度あり、それが終わるとドラムのリズムが効いたバイオリンをメインにした演奏へ。Marioのギターは相変わらず魅せますが、やはりここではPeeWeeのバイオリンが見所。最後は欽ちゃんジャンプで締め(笑)。しかしPeeWeeって言う程チビじゃないけどなぁ。子供の頃小さかったのかな。
 「HISTORIA DE AMOR」はJosephのボーカル。Mouninのボーカルと対照的に、声に迫力があって伸びますね。
 「PHARAON」はMarioのギターをフューチャーしたインストゥルメンタル。最後はなんだろうなぁ…どんどんテンポアップして恐ろしい速弾き。場内大盛り上がり。
 「MADRE MIA」はMouninのボーカル。コブシ効かせまくりで、泣きが入っていました。
 「TODOS TODOS」もMouninのボーカル。ジプシー祭りだよとスタンディングへ。曲は『みんなでオーレ』という意味で、例によって観客に「オーレ」と叫ばせて、場内は一体化。この曲か忘れましたが、Mouninは客席のラテン系美女を舞台に上げて踊っていました(笑)。開演前に美人すぎると思っていましたが、彼女はプロだったのかな。キスされて満足げなMounin(笑)。
 「INSPIRATION」はMarioのギターをフューチャーしたインストゥルメンタル。定番中の定番で、父の想い出もあるのでしんみりと聴かざるを得ません。控えめな伴奏のバイオリンとピアノも効果的でした。以前はギターの伴奏だけでしたので、だいぶ雰囲気が違います。バイオリンのせいか、哀愁が強かったです。
 「PENSA A MI」はJosephのボーカル。伸びやかに、朗々と歌い上げていました。
 「LIBERTANGO」。そう来ますか。最近小松亮太や菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールにも行ってタンゴにも興味のある私にトラップが掛けられました(笑)。ピアノ伴奏と共に、PeeWeeのバイオリンソロがロマンティックに奏でられます。途中からドラムやギターも参加し、よりリズミックに。どんどんテンポアップして、最後は欽ちゃんジャンプで締め(笑)。
 「DJOBI DJOBA」「BAMBOLEO」と盛り上がり必至の定番メドレー。有名曲なので会場みんなで大合唱。
 「BAMBOLEO」の後はメンバー紹介。Mouninをアントニオ・バンデラスと紹介していて笑いました(笑)。
 「VOLARE」はJosephのオペラみたいな声の張り方で始まり盛り上がりました。声量あるなぁ。曲調も盛り上がり方もまさにお祭り!!
 一転しっとりしたギターとバイオリンから始まる「MY WAY」。最高潮に盛り上がった祭りの余韻をゆっくりと冷まし、ライブの想い出を胸に染み込ませます。でも最後はアップテンポで盛り上げて締め。緩急自在ですね。

 やはりジプシーズはギターがたくさんいた方がしっくり来ます。今回はそれにリズムセクションが加わり、更に厚みと装飾が施されていました。メインギターMarioの超絶演奏はソロに伴奏に素晴らしかったですが、ピアノが地味に良い味を出していたと思います。Chicoのリーダーぶりも健在。ピアノソロで微妙にドラムが入りたがるのを手で抑えていました(笑)。でもそれが嫌みじゃない。「ここはピアノに任せようよ」という感じで。ボーカル陣は退団した?Manoloに代わり、Mouninがメインになりました。明るく高めな声のManolo不在は確かに痛いですが、Mouninのコブシ効かせまくりボーカルも味がありますし、明るい性格で盛り上げるのもうまいです。

 というわけで、年に一度のジプシー祭りを堪能できました。これからも毎年来日してくれると嬉しいです。

 余談ながら、演奏ではなくお店に対して残念なことは、ビールのメニューが縮小され4種類しかないこと。特にCOEDOビールがなくなったのが痛い。止むなくハイネケンダークを頼んだら在庫切れでした。多種類を揃えるとコスト的に厳しいのは理解できますが、一般売価の3倍くらいの値段で提供しているのですから、種類くらいは豊富に揃えておいてところです。

 以下、参考動画。


 ドイツ(オランダ?)のテレビ番組



 今回のMarioの前任Kemaによるギター演奏。



 メインギターは前任のKemaですが、バイオリンやピアノも入っていて、今回のライブに近い編成。

2012年9月29日土曜日

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール@すみだトリフォニーホール 2012/09/29

[日時]2012/09/29(土) 18:00開演
[会場]すみだトリフォニーホール
[料金]¥5,605
[時間]2時間6分
[出演者]
 菊地成孔 (sax, CDJ, vo)
 大儀見元 (perc)
 田中倫明 (perc)
 堀米綾 (harp)
 早川純 (bandneon)
 林正樹 (p)
 鳥越啓介 (b)
 梶谷裕子 (vln 1)
 楢村海香 (vln 2)
 菊地幹代 (vla)
 徳澤青弦 (vlc)
 林正子 (sop vo)
 OMSBeat (rap)

[曲目]
 01.微音による即興 〜 はなればなれに
 02.微音による即興 〜 映画「アルファビル」〜悲しきワルツ
 03.映画「バターフィールド8」〜バターフィールド8のテーマ
 04.即興 〜 京マチ子の夜
 05.パリのエリザベス・テイラー(存在しない)
 06.アリア 私が土の下に横たわる時〜オペラ「ディドとエネアス」より
 07.行列
 〜MC〜
 08.カラヴァッジオ 〜 南米のエリザベス・テイラー
 09.嵐が丘
 10.キリング・タイム
 11.儀式〜組曲「キャバレー・タンガフリーク」より
 12.バンドネオンソロ 〜 ルペ・ペレスの葬儀
 13.映画「8 1/2」〜それから…(ワルツ)
 14.Crazy he calls me


 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの公演は2011年5月6日以来。見たいと思っても時期が過ぎていて座席の位置が悪過ぎで敬遠等、チャンスがありませんでした。今回は発売日に合わせてチケットを手配。16列目ですが、ほぼ中央という好位置。例によって観客にはオシャレな女性が多いです。でもラジオの影響なのか、意外に若い男性や逆に老齢の男性もいました。



 すみだトリフォニーホールはクラシックがメインの会場で、音響が素晴らしいです。座席も見やすい配置で、良いコンサートホールですね。中央のパイプオルガンが目を引きます。写真は終演後撮影。

 すみだトリフォニーホール



 入場時に配られたセットリスト。事後だって珍しいですが、開演前に配るのはかなり特異なのでは。ネタバレを気にする方もいると思いますが、それなら見なければ良いだけ。食事のメニューと同じで、「今日はこんな感じでお楽しみいただきます」という気配りだと思いました。演奏中に気に入った曲のタイトルもわかりますし、これは良いやり方です。ちょっとメニューっぽい体裁もシャレています。

 では、演奏の感想。

 3「映画「バターフィールド8」〜バターフィールド8のテーマ」では甘くゆっくりしたテンポのワルツから、一転ピアノソロの疾走感が素晴らしい。
 4「即興 〜 京マチ子の夜」は不協和音の様な合奏と不思議なパーカッションのリズムが何故か心地よい。でもこれ「即興」なの? そのまま「京マチ子の夜」へ突入。退廃的でいてロマンティックな演奏へ。ソロは皆秀逸。
 6「アリア 私が土の下に横たわる時〜オペラ「ディドとエネアス」より」は林正子様のソプラノを堪能。全編オペラだと私には辛いのですが、ストレンジオーケストラのアクセントとして演奏されるのは好き。
 8「カラヴァッジオ」は正直理解不能。楽曲は面白いのですが、なんで菊地が下手な外国語を歌い、外国人が日本語ラップなの?(笑)
 9「嵐が丘」は菊地のスキャットが邪魔。演奏が変幻自在で素晴らしいのに、変なスキャットを乗せないで欲しい。
 10「キリング・タイム」はMassacreのオリジナルも聴きましたが、時代背景の違いもあってペペの演奏の方が緊張感があって断然良いです(もちろんオリジナルなくしてカバーがあるわけがなく、オリジナルの価値は絶大)。ドラムとパーカッションの複雑なリズムの上に、弦楽器は滑らかに、サックスやバンドネオンはごつごつした抽象的なソロを繰り出します。キリキリする緊張感と、体を動かしたくなるリズムのせめぎ合い。
 12「バンドネオンソロ 〜 ルペ・ペレスの葬儀」。バンドネオンソロの甘い演奏から、力強いサックスをメインにしたドラマティックな演奏。サックスに寄り添うベースが心地よいです。バックで繰り返されるハープも病み付き。
 13「映画「8 1/2」〜それから…(ワルツ)」は甘いワルツ。弦楽器の優しい旋律の上に奏でられる、菊地の甘くメロディアスなサックスが多くの女心を掴むのでしょうなぁ(笑)。

 不協和音のおどろおどろしさと、バッチリ重なった合奏。フリージャズの様な無調と甘美なメロディを備えた楽曲の対比。この辺を狙っているのでしょうね。ゾクゾクする緊張感と下世話な程の甘さの混合具合は素晴らしいです。ただやっぱり菊地成孔の歌はいまいちです。これが残念。あとMCが長過ぎです。ラジオのノリなのかもしれませんが、アンコール前は15分くらい喋りっぱなし。第一バイオリンの吉田修平が欠席で代わりが梶谷裕子なんですが、吉田修平が性転換したとかくだらない話をだらだらと。他に一曲演奏した方が実りがありますよ。

 今回の公演でショックだったのはハープの堀米綾様の結婚報告orz ブログでも全然触れてないんですよねぇ。いずれにせよ、菊地成孔同様私も凹みました(笑)。



 ホールが錦糸町でしたので、帰りに東京スカイツリーを撮影してきました。良い音楽と美しい景色に満腹です。

 参考音源
 Killing Timeオリジナル(Amazon MP3ダウンロード)
 菊地成孔とペぺ・トルメント・アスカラール at Blue Note Tokyo 2011(OTOTOY)

 別公演レポート
 菊地成孔とペぺ・トルメント・アスカラール at Blue Note Tokyo 2011

2012年9月1日土曜日

2012/09/01 山下達郎シアター・ライヴ

 9/1に山下達郎のシアター・ライヴに行ってきました。1984年から2012年にかけてのライブ映像をシネコンで公開しようというもの。山下達郎はテレビに出演しませんし、ライブ映像も販売しません。ですから彼の演奏姿を見るのはライブ会場に足を運んだ人のみということです。そんな彼のライブが映像とはいえ見られる機会なわけで、これは見逃せません。

 演奏内容の前に、まず画質について。1980年代の映像は当然SD画質(480i)で、スクリーンに映すとギザギザが目立ちます。2010年の映像でも720Pなのか、引いた映像はわずかに解像度不足。2012年になるとフルハイビジョンで、スクリーンでも全く問題なく映っていました。

 音質は山下達郎自身が"最高の音質"と推すだけにSDの映像でも問題なし。さすがに新しい映像の方が臨場感のある音になっていましたが。

 演奏曲は以下の通り。オリジナルはスペシャルサイトにあります。スペシャルサイトが消滅しても記録が残る様に転載しておきます。

01)SPARKLE
 1986.7.31@中野サンプラザホール(PERFORMANCE '86)
02)LOVELAND, ISLAND
 1986.10.9@郡山市民文化センター(PERFORMANCE '86)
03)メリー・ゴー・ラウンド
 1985.2.24@神奈川県民ホール(PERFORMANCE '84-'85)
04)SO MUCH IN LOVE
 1986.10.9@郡山市民文化センター(PERFORMANCE '86)
05)プラスティック・ラブ
 1986.7.31@中野サンプラザホール(PERFORMANCE '86)
06)こぬか雨
 1994.5.2@中野サンプラザホール(Sings SUGAR BABE)
07)煙が目にしみる(SMOKE GETS IN YOUR EYES)
 1999.2.4@東京・NHKホール(PERFORMANCE '98-'99)
08)ずっと一緒さ
 2008.12.28@大阪フェスティバルホール(PERFORMANCE 2008-2009)
09)DOWN TOWN
 2008.12.28@大阪フェスティバルホール(PERFORMANCE 2008-2009)
10)希望という名の光
 2012.4.1@神奈川県民ホール(PERFORMANCE 2011-2012)
11)今日はなんだか
 2010.10.27@神奈川県民ホール(PERFORMANCE 2010)
12)アトムの子
 2012.4.30@大宮ソニックシティ(PERFORMANCE 2011-2012)
13)RIDE ON TIME
 2012.4.30@大宮ソニックシティ(PERFORMANCE 2011-2012)
14)恋のブギ・ウギ・トレイン
 2012.4.30@大宮ソニックシティ(PERFORMANCE 2011-2012)
15)さよなら夏の日
 2010.8.14@石狩湾新港樽川埠頭横 野外特設ステージ(RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO)
 【上映時間/約92分】

 夏の公開らしく「SPARKLE」で開演。冒頭の印象的なカッティングギターでいきなり引き込まれます。そして容姿が…若い(笑)。26年前ですからねぇ… バブル前夜、日本が元気で音楽が元気で、誰もがエネルギッシュだった時代。うーん、音楽は良くてもつい懐古調になっちゃいます。山下達郎の服装は時代を問わず開襟シャツとジーンズで通していました。例外は二曲。「煙が目にしみる」はスーツ姿。どの曲だか忘れましたが、前半の一曲で当時隆盛を極めていたDCブランドのひとつ、GRASS MEN'Sを思わせる様な水色のスーツ姿。これは若気の至り?(笑) 時代の下る後半も開襟シャツとジーンズでしたが、頭にニット帽を被るのが変化ですね。まぁ頭髪は時代とともに…(笑) 他人事じゃないです。あと山下達郎自身の服装はほとんど変わらないのですが、バックボーカルの女性の服装や髪型が時代を感じさせて笑っちゃいました。

 演奏はいつの時代も充実していました。ハンドスピーカーを使ったり、全くの肉声だけの煽りとか、ライブが盛り上がっていました。「アトムの子」の盛り上がりぶりは凄いです。前半の若々しい演奏も良いですが、ボーカリストとしての力を感じさせる「煙が目にしみる」が圧巻。「RIDE ON TIME」は本当に子供の頃に聴いて好きだったので、涙が出そうでした(笑)。

 最近は山下達郎の曲を追っていないので勘違いかもしれませんが、新曲がしんみりしすぎの様な。年齢による熟成とも言えますが、元気な曲も欲しいと思っていましたので、ライブでの弾けた演奏と歌に痺れました。

 夏の公開故か、超有名な「クリスマスイブ」は演奏しませんでした。個人的には「サーカス・タウン」が欲しかったです。坂本龍一のキーボードだったら凄いんですが、さすがにそんな映像はないでしょうね(笑)。ライブCDで聴けますが、若さ溢れるキラキラしたキーボードが素晴らしいんです。

 鑑賞料が2500円とちょっと高いですが、たっぷり楽しめました。ただ音楽を聴くと体を動かしたくなるんですよ。映画館だと迷惑だと思ってじっとしていましたが、やっぱりライブに比べると窮屈かなぁ。

 山下達郎スペシャルサイト シアター・ライヴ

 まだ公開している映画館があります。興味のある方は是非。私もできればもう一度見たいと思っています。