2012年8月25日土曜日

2012/08/25 大弛峠

走行距離 68.1km
走行時間 05:59:25
平均速度 11.3km/h
最高速度 53.2km/h
使用車種 KHS F20-R



 大弛峠は自転車にハマっていた2008年の秋に二回ヒルクライムをしました。しかしあまりの大変さに最近はチャレンジする気が起きませんでした(笑)。先日富士山スカイラインのヒルクライムで2400m程上りましたので、やっと再挑戦する気が戻りました。

 4:30に自宅を出発。6:50頃に道の駅まきおかに到着。駐車場は全く木陰がなく、ヒルクライム後の自動車の熱が非常に心配…

 道の駅まきおか

 7:10に出発。室伏トンネルを通り、山梨県道210号杣口塩山線に接続する強烈な上りを短距離ですがガシガシ上ります。カーブの上りを終えると、恐怖の直線の上りが始まります。本格的な上りを前にちょっと水分を補給しようとするとボトルがありません。ガーン、自動車に忘れた様ですorz 距離は1km程なのですが、暑い中、そしてトンネルの中を戻るのはアホとしか言い様がありません。一刻も早く標高1500mくらいまで上らないと、灼熱地獄の中をヒルクライムすることになるというのに…

 7:32に再出発…



 9:09、クリスタルラインで富士山が格好良く見えるポイントに到着。ここは標高1300m近いし、なんとか灼熱地獄は回避できた模様。



 9:28、栃の木の水場に到着。とても立派な栃の木。



 冷たい水をボトルに詰め、頭にかけてさっぱり。以前来た時は水分補給で随分心配したのですが、三回目の今回は慣れています。



 9:45頃、琴川ダム(乙女湖)の管理事務所に到着。トイレを済ませ、東屋でおにぎり休憩。気温は手元の温度計で26℃。僅かながら涼しい風も吹いていて、蒸し暑さのない素晴らしい天候です。空は真っ青に晴れています。



 しかし気になるのはこの張り紙。熊が8/14だかに出没したそうです。昼間は大丈夫でしょうが、夜はちょっと心配。車中泊はここに近い場所を予定しているからです。



 琴川ダムから下流方面。左側の急激な坂道を上ってきました。既に山深い場所。



 琴川ダムから金峰山方面。これから上って行く方面です。湖畔にある緑っぽい屋根の建物が湖岸広場で、今夜車中泊する場所。実はここからは金峰山も見えています。



 五丈岩が確認できます。

 ここはあまりに快適すぎて、居着いてしまいそうです(笑)。気がついたら時間がかなり経っていて、慌てて10:40に出発。

 ここから林道川上牧丘線となりますが、最初は過激な上り。休んでいたので体力は回復していますが、気力が削がれていて大変です。しかし標高で200m程上ると突然平坦な道が続きます。道が狭くて自動車との擦れ違いに気を使いますが、涼しいし平坦なので漕ぐのは楽だしで、極楽です。



 そんな中、また水場で給水。標高1726m。



 水場前の道路はこんな感じで、写真では一見上っている感じがしますが、全く平坦。木陰なので紫外線に悩まされることもないです。



 標高1850mくらいの水場。



 標高2160mくらいの水場。夏だからですかねぇ。秋より水が豊富な感じで、ここ以外でも水場があって、今回は水に全く不自由しませんでした。富士山とは大違い…

 それにしても標高2000mを過ぎた辺りから天気が怪しくなってきました。これから向かう先に雲がかかっています。富士山の二の舞は避けたいですので、急いで上ります。



 13:30頃、大弛峠に到着。体力は大丈夫なのですが、最後は息が荒かったです。空気が薄すぎます… 自動車が下の方まで道路脇に駐車されていて、明日の登山を考えると頭痛のタネです。とりあえず写真を撮り、すぐに下山態勢に。温度計は20℃でしたが、鞄から取り出してすぐでしたし、あまりアテにならないかも。雨が降りそうなくらいなので、もう少し気温が低いかもしれません。



 標高で30mくらい下った場所から朝日岳。どんよりしていますね。



 標高1900mくらいの林道川上牧丘線。あれ? 明るくなってきましたよ。

 14:20頃、乙女湖の焼山峠分岐に到着。今回は焼山峠方面の金峰泉で汗を流す予定でした。しかし道路工事の為に休館との看板が… 念の為金峰泉までわざわざ行ってみましたが、やはり休館でした。ショックだ… ここの温泉は低温で、長くゆっくり浸かることができるので楽しみにしていたのですが… 休館では仕方ありませんので、とにかく一旦自動車に戻りましょう。

 秘境の秘湯 金峰泉



 標高1410m。クリスタルラインからの眺望。下界方面は晴れていました…



 標高600mくらい。直線の杣口塩山線をぶっ飛ばします。両側はぶどう畑でつい房を覆う紙袋に目が行きます。美味しそう… それにしても通常ダウンヒルでは風を受けて気温を低く感じるものです。風速1mで1℃体感温度が下がると言います。ところが、ここは瞬間的には50km/hくらいの速度が出ていたのに、顔に感じるのは熱風!! 気持ち悪いったらなかったです。



 ぶどうの景色に我慢がならず、停まって撮影と観察(笑)。どろぼうじゃないですよ。このぶどうはピオーネですかねぇ。粒が大きいです。

 15:18頃、道の駅まきおか前にあるヤマザキデイリーストアで買い物をしながら温泉を尋ねました。一番近いのは花かげの湯との情報。とにかく汗を流したいので、温泉はそこにすることに。道の駅で温度計を見ると36℃を指していました… 20℃から36℃へ一気の上昇です。自動車の中はもっと酷いことになっていて、ポータブルバッテリーやノートPCが心配になる程。真夏の自動車放置プレイはダメですね。

 今回のヒルクライムでは上っている最中に下りのロードバイクに2台、ダウンヒルの最中に上りの数種類の自転車数台に遭いました。そして道の駅で撤収の準備をしていると、大弛峠近くで挨拶したMTBの方が私の隣の自動車に来るではないですか(笑)。隣同士で大弛峠ヒルクライムですか。話を聞いてみると、MTBの方が大弛峠に着いた時は小雨が降り始めたそうです。早めの下山は正解でした。

 自動車を走らせる程5分で花かげの湯へ。花かげの湯は市営温泉なんですね。その為料金は3時間で500円と格安でした。市営ですので施設に派手さはないです。露天風呂も屋根はあるし、景色は特に見えず。お湯はアルカリで無色透明匂いもせず、酸性好みの私にはちょっともの足りず。良かった点は露天風呂の温度が39度なこと。低めの温度なのでリラックスして長い時間浸かっていられました。

 山梨市営温泉 花かげの湯

 17:35頃、琴川ダム湖岸広場へ自動車で戻ってきました。他に二台程自動車が駐車していましたが、暗くなる前にいなくなりました。



 今回はキャンプっぽくレトルトカレーでも温めて食べようと思ったのですが、この時間でもカレーのパックは十分熱かったです(^^;。昼間に自動車が熱せられ過ぎ。他にデザートやら何やら食べて、ちょっとだけキャンプ気分。椅子に座って陽が暮れて行くのをのんびり眺めて過ごすのは気持ち良いです。でも陽が暮れるとあっという間に真っ暗になっちゃうんですよねぇ。

 ちょっぴり熊を恐れながら就寝しましたが、自動車の熱がなかなか冷めず、寝袋に入らず体にかけて寝ました。夜に入ると外気は20℃を下回り、夜中に寒さで目が覚めて寝袋に潜り込みました。晩夏でも、ここは夜寝るにはちょっと寒いくらいです。4年前は道の駅まきおかで、暑すぎて夜中じゅう寝られなかったんですよねぇ…



 相変わらず大弛峠は過激なヒルクライムです。しかし自動車で来るとデポ地が150mくらい高いですし、塩山まで来る為の疲労度が小さく、前二回に比べると辛さは感じませんでした。むしろ心地よい気候の中、鼻歌まじりのヒルクライムでした。いやぁ、楽しかったです。



 前半の直線の上りの大変さがちょっとはわかりますかね。太陽光は容赦なく降り注ぎますし、森に入るまでが結構大変なのです。首筋がすっかり焼けてしまいました。


 翌日の金峰山登山編に続きます。


過去の大弛峠レポート
 2008/09/23 大弛峠
 2008/10/18 大弛峠

参考サイト
 クリスタルラインガイドマップ

2012年8月5日日曜日

Trevor Horn featuring Lol Creme and Ash Soan Producers @ビルボードライブ東京

[日時]2012/08/05(日) 16:30開演 (1st セット)
[会場]ビルボードライブ東京
[料金]¥11,000(DXシート)
[時間]1時間15分
[出演者]
 Trevor Horn [トレヴァー・ホーン] (Vocals, Bass Guitar)
 Lol Crème [ロル・クレーム] (Vocals, Guitar, Keyboards)
 Ash Soan [アッシュ・ソーン] (Drums)
 Peter Gordeno [ピーター・ゴーデノ] (Vocals, Keyboards)
 Julian Hinton [ジュリアン・ヒントン] (Keyboards)
 Phil Palmer [フィル・パーマー] (Guitar)
 Simon Bloor [サイモン・ブロアー] (Guitar, Keyboards)
 Kirsten Joy [カーステン・ジョイ] (Background Vocals)
 Kate Westall [ケイト・ウェストール] (Background Vocals)

[曲目]
 01.Video Killed The Radio Star (The Buggles)
 02.Two Tribes (Frankie Goes To Hollywood)
 03.Kiss From A Rose (Seal)
 04.Rubber Bullets (10cc)
 05.All The Things She Said (t.A.T.u.)
 06.Downtown Train (Tom Waits)
 07.Slave To The Rhythm (Grace Jones)
 08.Living In The Plastic Age (The Buggles)
 09.The Dean And I (10cc)
 10.Fly From Here , Pt.2 : Sad Night At the Airfield (YES)
 11.Soon (YES)
 12.Owner Of A Lonely Heart (YES)
 13.Prayer For The Dying (Seal)
 14.I'm Not In Love (10cc)
 15.Johnny On The Monorail (The Buggles)
 16.Check It Out (will.i.am and Nicki Minaj)
 ※最後の括弧はオリジナル歌手又はバンド

 2004年11月11日にトレヴァー・ホーンのデビュー25周年記念ライブがありました。それはそれは大規模なイベントで、トレヴァーがプロデュースしたミュージシャンが大挙登場したのでした。この為に渡英した作家高野史緒さんのレポートを偶然読んで、私は大興奮したものでした。こんな豪華でめちゃくちゃなライブが存在していていいのか、と。該当ページは以下。全編愛に溢れていますよ。

 Produced by Trevor Horn

 その後CSのミュージックエアで放送され、2007年には日本でDVDが発売されましたが、映像を見るとあまりの豪華さにくらくらしました。それからはトレヴァーの来日を待ちわびる日々。そして遂にその日を迎えることになったのです。5年以上待ち望んだ、いやThe Bugglesから数えたらウン十年の、まさに待望の初来日です。見やすい座席が確保できないと困ると思い、座席指定のチケットを確保してしまった程。本当は自由席でなるべく近くで見たかったんですけどね。

 「日本に来られて光栄だよ。1979年に戻った所から始めるね」と、いきなり「ラジオスターの悲劇」で開演。自分は高校生の多感な時期に聴いたので、これは思い出深いです。ちょっと泣いてしまいそうになりながら、小さな声で一緒に歌いました(笑)。セリフと警報の後はギターのリフが壮絶格好良い「Two Tribes」。歌のないインストでしたが、その分トレヴァーのベースがしっかり聴こえて嬉しい。90年代のSeal、70年代の10ccは正直自分的にはマッチせず。2000年代のt.A.T.u.はさすがの大ヒットなので覚えがあります。t.A.T.u.の謎の色気はともかく(笑)、ボーカルは今回の二人の方がうまいかも。「Downtown Train」はTom WaitsよりもRod Stewartでお馴染み。渋いです。「Slave To The Rhythm」のオリジナル歌手Grace Jonesは64歳になるのにいまだにハチャメチャやってますね(笑)。この曲はアダルトな雰囲気で格好良いですが、Grace Jonesの存在感あるボーカルと比べると、カーステンが多少劣るのは仕方ないところ。「Living In The Plastic Age」は木琴みたいな音が上下するのが好きなのです(笑)。ここではドラムに痺れました。DXシートで上から眺めていたので、ドラムの動きがよく見えたんです。10ccを挟んでYESメドレー。しっとりした「We Can Fly From Here」から生オーケストラヒット最高(笑)の「Owner Of A Lonely Heart」。短いけど途中のジャズ・フュージョンピアノ風ソロが超絶格好良いです。でもこの曲はやはりギターですよね。25周年のDVDみたいなド派手なギターアンサンブルではありませんが、フィル・パーマーが淡々とした達人の様な佇まいで、それでいながらきらびやかに弾いていました。Sealを挟んで10ccの大ヒット曲「I'm Not In Love」。ロル・クレームがキーボードを弾いていましたが、シンプルな演奏なのに奥深いです。「Johnny On The Monorail」はバックのカッティングギターがいいです。そして「Check It Out」。これは「Video Killed The Radio Star」のカバーで、ラップ風で面白いです。トレバーのラップ歌唱も堂に入っています。しかし他人にカバーされた曲を更にカバーするってわけがわからないですな(笑)。

 本公演は懐メロと言ってもいいんですが、1970年代から2000年代と振れ幅が広すぎ(笑)。それだけプロデューサーとして長く活躍してきたということですね。演奏者も皆達者でした。ギターはどの曲も痺れました。ドラムも良かったです。「I'm Not In Love (10cc)」のマレットは渋いですし、「Living In The Plastic Age」のリズムの刻み方に血がたぎりました(笑)。ただ、トレヴァーはThe Art of Noiseの「Close (to the edit)」を生ベースでやって欲しかったです。これだけが残念。DVD「Produced by Trevor Horn」ではやっていて興奮しましたので。でもベースもプロデュースも縁の下の力持ちな存在ですから、トレヴァーは派手にやるつもりはないのでしょう。

 尚、翌日の8月6日には17曲目として「Everybody Wants To Rule The World (Tears For Fears)」をやりました。フジテレビNEXTの生中継を録画して見ましたが、この曲はギターのフィル・パーマーがオリジナルのレコーディングに参加していたそうな。冒頭のあの爽やかなギターはフィル・パーマーなのかな。そしてトレバーはこの曲がお気に入りなのだそうです。脱力させられる程、肩に力の入ってない素直さですね(笑)。うーん、8月6日のステージも生で見たかったです。

 フジテレビNEXT該当ページ

 おやじバンド(笑)になっちゃったとはいえ、生The Bugglesが聴けたから幸せでした。トレバーは白髪だし年相応にふっくらしていましたが、声は変わっていませんし、風貌は飄々とした感じでどこか子供の様。先日のトーマス・ドルビーといい、おやじ達は元気ですね(笑)。楽しい時間を過ごせました。

 ビルボードライブ東京該当ページ

 レポートを書くにあたり検索して見つけた参考すべきサイト。

 Takano's diary

  前述の高野史緒さんのブログ。

 The Works Of Trevor Horn

  トレヴァーのお仕事をまとめています。労作です。

 トレヴァー・ホーン&ロル・クレーム The Producers at Billboard Tokyo

  コロンさんのライブレポート。

 トレヴァー・ホーン、 ロル・クレーム、アッシュ・ソーン「プロデューサーズ」2012年8月来日公演

  今回のライブのセットリストをネット上の動画で再現したサイト。

 rockin'onライブレポート

  rockin'onのライブレポート。



【送料無料選択可!】Produced by TREVOR HORN〜A Concert For Prince Trust / オムニバス

2012年7月29日日曜日

2012/07/29 和田浦ツチ鯨解体見学

 昨年の夏の終わり頃に、房総半島の和田浦で鯨の解体を見られることを知りました。南房総自体は何度か遠征していて、千倉では「鯨のタレ」の製造だか販売の会社を見ましたし、道の駅でも見かけました。しかし解体作業自体が見られるとは知らず、これは是非見たいと思いました。しかしツチ鯨漁は毎年6月20日から26頭獲れるまで行われており、だいたいお盆前に捕獲枠が終了する模様。その為、これを知った時は遅かったのです。というわけで、ほぼ一年越しの願望を叶える為、和田浦に遠征してきました。

 外房捕鯨株式会社ブログ

 捕鯨と解体作業を行っている会社のブログですが、ここに当日何頭獲れたか、そして翌日何時から解体を行うか公開されています。その為に解体見学に行くにしても、ブログが公開される前日の夕方くらいにならないと、解体が行われるのかどうかさえわかりません。フットワークの軽い方か、近隣の方以外はちょっと大変です。

 私が遠征したのは7月29日。前日のブログで朝の4時半から解体が行われると告知されていました。お陰で足立区の自宅を出発したのは2時くらい。朝じゃないですね(笑)。館山自動車道をぶっ飛ばし、なんとか4時半に現場到着。作業場の隣は大きな駐車場で、駐車スペースには余裕があります。



 敷地入口からから見る解体場。奥が海です。この写真は撮影が5時半ですので明るいですが、さすがに4時半の時は薄暗かったです。



 隣の駐車場から見る解体場。右側が海で、斜面から鯨をウィンチで引っ張り上げます。駐車場と解体場の間には5m程度間隔があり、見学するにはちょっと遠いのですが、写真を見てわかる様に見学者多数の為、私は駐車場の方から見学しました。



 4時半の模様。既に鯨は引き上げられた後でした。捕鯨は資源管理が必要な為、全長の測定が行われています。周囲の人間から推定すると全長12mくらいはありますね。



 巨大な長刀でヒレに切れ目を入れています。暗いし、作業は素早いしで、写真がボケ気味です。



 手鉤で引っ張りながら、切れ目を拡大して行きます。



 緑のシャツの人が鉤を引っ掛けているのは皮下脂肪ですね。厚みが10cm以上あるなぁ。



 皮と皮下脂肪がだいぶ剥がされました。内蔵も見えます。



 皮と脂肪を剥がした後、やっと背中の肉を剥がします。これも各部に繋がっている部分を長刀で切り裂きながら、今度はウィンチで引っ張って剥がします。



 内蔵を取り除きます。鯨と言うと全身捨てる部位がないと聞きましたが、こちらでは前日捕鯨したもので鮮度が落ちるせいか処分しちゃうみたいです。



 背骨が見えてきました。



 背骨と皮下脂肪を長刀で切り離していきます。背骨に肉が着いていますが、これを剥がしたものを「ハギ肉」と呼び、背中の正肉に比べて割安に販売してくれます。少し筋が多いくらいで、味は同じとのこと。



 もう少しで皮と皮下脂肪が離されます。



 背骨だけになりました。



 背骨も左の方に移動させられ、現場はさっぱり。この時5時20分ですから、わずか50分の作業でした。手際良過ぎ。



 ツチ鯨の頭(^^;。



 料理店に卸される正肉が切り分けられて行きますが、大きさが凄いです。一塊で30kg以上ありそうですね。



 奥では女性が内蔵を調べています。手前の女性は歯を調べて年齢を推定しているそうです。



 各部位に分離されたものが手際良く処理されて行きます。



 右奥のベルトコンベアーに載せて更に小さくカットされていきますが、それまでは氷漬けで雑然としています。それにしても床が板ですが、血で真っ赤です。解体中はかなり血が流れていて、生き物が殺されているんだなぁと実感します。



 カットされた肉はポリバケツに無造作に突っ込まれ、料理店や鯨肉加工会社に買われて行きました。



 近くで見るとあまり美味しそうには見えない(^^;。



 これは心臓。飲食店用で一般売りはしないとのことですが、押しの強いおばちゃんに負けて少し配布していました。

 本当は南房総をポタリングする予定でしたが、鯨肉を買ってしまいましたのでそのまま帰宅しました。まさに鯨肉を買いに行っただけです(笑)。



 ちょっと記憶が曖昧になってしまいましたが、正肉が1kg3500円、ハギ肉が2kgで3400円くらいだったかな。家に帰って量ったらハギ肉は2.7kg入っていました。スーパーのビニール袋は持参物。発泡スチロールの箱は200円だか300円だかで売っていました。氷は無料。



 購入した鯨肉。600g程度の塊を適当に量って売る為、公称2kgと言っても実際は2.7kgになったりするわけです。甥っ子にあげようと、1.3kgくらい分けました。



 キッチンシンクは殺人事件が行われたかの様に血だらけになりました(笑)。もの凄い血の量…



 これはしぐれ煮。焼肉のタレで焼いたり、ステーキにして1kgくらい二日で食べましたが、味はいまいちかなぁ。ステーキや焼肉はあまり血抜きしなかったせいかも。でも魚ではなく明らかに獣を食べているという実感はあります。最後にしぐれ煮にしましたが、これは本当に美味。二度茹でてたっぷり血抜きしましたしね。竜田揚げも美味しいらしいです。販売所では調理方法のコピーを配っていましたので、何も知らなくても大丈夫ですよ。

 自分でも少し動画を撮影したのですが、Youtubeに見事な動画がありましたので以下にご紹介します。8分と長いですが、かなり近くで撮影されていますので実際の作業がよくわかります。

 Dismantling of the whale 鯨の解体

 解体作業場は和田浦漁港に行けばすぐにわかります。Google Mapsだとここです。

 捕鯨自体に賛否両論ありますが、牛も鯨も生き物を殺していることには変わりありません。そして人が生きてきたのは動物のタンパク質を摂ってきたからです。危険を犯して漁をする以上、ツチ鯨も当地に於いて貴重なタンパク源だったことは確かでしょう。綺麗事ではなく、それは事実。これからどうするかは別問題ですが、人が何を食べて生きてきたのかを知ること、そして命をいただくことの大変さと大切さを知るには、とても貴重な見学の機会でした。

 参考サイト
  千葉の愛しきB級スポット達 外房捕鯨株式会社

2012年6月30日土曜日

2012/06/30 足立区→大原

走行距離 131.99km
走行時間 06:32:01
平均速度 20.1km/h
最高速度 51.9km/h
使用車種 KHS F20-R



 今週も梅雨の晴れ間とのことで、遠征を決行。山沿いは雨が降りやすいとの天気予報があり、先週の富士山に懲りた私は海に向かうことにしました。ほぼ三ヶ月ぶりに外房でいわしを食べようと。

 06:00に自宅を出発。天気が良い割に涼しくて、梅雨とは思えない天気です。荒川サイクリングロードを下り、東京湾沿いに千葉方面へ。千葉市で曲がる場所を通過してしまい、ぐるっと迂回して30分程ロス。東金を経て豊海海岸へ。東金辺りまでは結構起伏があり、厳しい陽射しを浴びているので体力が消耗して辛かったです。それでも真夏に比べれば楽でしょうけど。

 30分程ロスがあった為、11:50にいさりび食堂に到着。一人客なので、11時くらいのお店が混まない時間に入りたかったのです。もうお昼の時間なので心配でしたが、なんとか入れました。真夏ではないのでまだ大混雑にはならないのでしょうかね。



 いわし丼1050円といわしの団子汁420円。いわし丼にはみそ汁もついているので、汁ものが被りました。前回同様に生いわし丼はうまいですわ。団子汁は美味しいつみれが2個なのは残念。もう1個くらい欲しいです(笑)。支払いは1320円でした。どういう計算になっているんでしょう?



 お腹が膨れて動けないので、いさりび食堂の目の前の豊海海岸へ。ここで30分程度のんびり休みました。まだ海水浴場は開いたばかりとはいえ、外房は湘南に比べると混まないのが良いです。サーファーがメインですね。この後大原までずっと南下しましたが、サーフィン関係のお店ばかりありました。



 更に南下して一宮海岸へ。豊海海岸もそうですが、九十九里の砂浜はかなり痩せています。屏風ヶ浦の浸食防止策の影響ですが、だいぶ深刻な感じです。写真右奥に太東崎が見えます。その先がサイクリングの終点である大原。

 太東海水浴場辺りで九十九里ビーチラインから外房黒潮ラインに入りました。この辺は開けていて、道路沿いはお店ばかりです。いわしが大量に漂着した事件のあった大原漁港を訪れましたが、その痕跡は見当たりませんでした。そのまま大原駅へ反転。

 15:40に大原駅に到着。予定ではいすみ鉄道、小湊鉄道のローカル線を乗り継ぎ、五井からJRで帰るつもりでした。JRの外房線だけ使うより1000円くらい高いですし、時間も余計にかかりますが、陽の高いうちにローカル線でのんびり帰るのも風情があります。しかし時刻表を見ると小湊鉄道への接続が悪く、乗り継ぎで一時間も待たねばならない様です。平日ならスムースな接続だったんですけど… やむを得ず外房線で帰ることに。頭がボーッとしていてJRの時刻表を見誤り、特急に乗れずに16:40頃の普通列車に乗車。帰宅は20:20頃でした。



 走行ルート標高図。東金手前辺りに起伏がありますが、それでも100メートルもないので全体的には楽なコースでした。涼しい風が吹いていて、陽射しの割に暑くなく、爽やかなサイクリングになりました。いすみ鉄道にはそのうち乗りましょう。

所要経費
 JR 大原→秋葉原 1620円