2012年8月5日日曜日

Trevor Horn featuring Lol Creme and Ash Soan Producers @ビルボードライブ東京

[日時]2012/08/05(日) 16:30開演 (1st セット)
[会場]ビルボードライブ東京
[料金]¥11,000(DXシート)
[時間]1時間15分
[出演者]
 Trevor Horn [トレヴァー・ホーン] (Vocals, Bass Guitar)
 Lol Crème [ロル・クレーム] (Vocals, Guitar, Keyboards)
 Ash Soan [アッシュ・ソーン] (Drums)
 Peter Gordeno [ピーター・ゴーデノ] (Vocals, Keyboards)
 Julian Hinton [ジュリアン・ヒントン] (Keyboards)
 Phil Palmer [フィル・パーマー] (Guitar)
 Simon Bloor [サイモン・ブロアー] (Guitar, Keyboards)
 Kirsten Joy [カーステン・ジョイ] (Background Vocals)
 Kate Westall [ケイト・ウェストール] (Background Vocals)

[曲目]
 01.Video Killed The Radio Star (The Buggles)
 02.Two Tribes (Frankie Goes To Hollywood)
 03.Kiss From A Rose (Seal)
 04.Rubber Bullets (10cc)
 05.All The Things She Said (t.A.T.u.)
 06.Downtown Train (Tom Waits)
 07.Slave To The Rhythm (Grace Jones)
 08.Living In The Plastic Age (The Buggles)
 09.The Dean And I (10cc)
 10.Fly From Here , Pt.2 : Sad Night At the Airfield (YES)
 11.Soon (YES)
 12.Owner Of A Lonely Heart (YES)
 13.Prayer For The Dying (Seal)
 14.I'm Not In Love (10cc)
 15.Johnny On The Monorail (The Buggles)
 16.Check It Out (will.i.am and Nicki Minaj)
 ※最後の括弧はオリジナル歌手又はバンド

 2004年11月11日にトレヴァー・ホーンのデビュー25周年記念ライブがありました。それはそれは大規模なイベントで、トレヴァーがプロデュースしたミュージシャンが大挙登場したのでした。この為に渡英した作家高野史緒さんのレポートを偶然読んで、私は大興奮したものでした。こんな豪華でめちゃくちゃなライブが存在していていいのか、と。該当ページは以下。全編愛に溢れていますよ。

 Produced by Trevor Horn

 その後CSのミュージックエアで放送され、2007年には日本でDVDが発売されましたが、映像を見るとあまりの豪華さにくらくらしました。それからはトレヴァーの来日を待ちわびる日々。そして遂にその日を迎えることになったのです。5年以上待ち望んだ、いやThe Bugglesから数えたらウン十年の、まさに待望の初来日です。見やすい座席が確保できないと困ると思い、座席指定のチケットを確保してしまった程。本当は自由席でなるべく近くで見たかったんですけどね。

 「日本に来られて光栄だよ。1979年に戻った所から始めるね」と、いきなり「ラジオスターの悲劇」で開演。自分は高校生の多感な時期に聴いたので、これは思い出深いです。ちょっと泣いてしまいそうになりながら、小さな声で一緒に歌いました(笑)。セリフと警報の後はギターのリフが壮絶格好良い「Two Tribes」。歌のないインストでしたが、その分トレヴァーのベースがしっかり聴こえて嬉しい。90年代のSeal、70年代の10ccは正直自分的にはマッチせず。2000年代のt.A.T.u.はさすがの大ヒットなので覚えがあります。t.A.T.u.の謎の色気はともかく(笑)、ボーカルは今回の二人の方がうまいかも。「Downtown Train」はTom WaitsよりもRod Stewartでお馴染み。渋いです。「Slave To The Rhythm」のオリジナル歌手Grace Jonesは64歳になるのにいまだにハチャメチャやってますね(笑)。この曲はアダルトな雰囲気で格好良いですが、Grace Jonesの存在感あるボーカルと比べると、カーステンが多少劣るのは仕方ないところ。「Living In The Plastic Age」は木琴みたいな音が上下するのが好きなのです(笑)。ここではドラムに痺れました。DXシートで上から眺めていたので、ドラムの動きがよく見えたんです。10ccを挟んでYESメドレー。しっとりした「We Can Fly From Here」から生オーケストラヒット最高(笑)の「Owner Of A Lonely Heart」。短いけど途中のジャズ・フュージョンピアノ風ソロが超絶格好良いです。でもこの曲はやはりギターですよね。25周年のDVDみたいなド派手なギターアンサンブルではありませんが、フィル・パーマーが淡々とした達人の様な佇まいで、それでいながらきらびやかに弾いていました。Sealを挟んで10ccの大ヒット曲「I'm Not In Love」。ロル・クレームがキーボードを弾いていましたが、シンプルな演奏なのに奥深いです。「Johnny On The Monorail」はバックのカッティングギターがいいです。そして「Check It Out」。これは「Video Killed The Radio Star」のカバーで、ラップ風で面白いです。トレバーのラップ歌唱も堂に入っています。しかし他人にカバーされた曲を更にカバーするってわけがわからないですな(笑)。

 本公演は懐メロと言ってもいいんですが、1970年代から2000年代と振れ幅が広すぎ(笑)。それだけプロデューサーとして長く活躍してきたということですね。演奏者も皆達者でした。ギターはどの曲も痺れました。ドラムも良かったです。「I'm Not In Love (10cc)」のマレットは渋いですし、「Living In The Plastic Age」のリズムの刻み方に血がたぎりました(笑)。ただ、トレヴァーはThe Art of Noiseの「Close (to the edit)」を生ベースでやって欲しかったです。これだけが残念。DVD「Produced by Trevor Horn」ではやっていて興奮しましたので。でもベースもプロデュースも縁の下の力持ちな存在ですから、トレヴァーは派手にやるつもりはないのでしょう。

 尚、翌日の8月6日には17曲目として「Everybody Wants To Rule The World (Tears For Fears)」をやりました。フジテレビNEXTの生中継を録画して見ましたが、この曲はギターのフィル・パーマーがオリジナルのレコーディングに参加していたそうな。冒頭のあの爽やかなギターはフィル・パーマーなのかな。そしてトレバーはこの曲がお気に入りなのだそうです。脱力させられる程、肩に力の入ってない素直さですね(笑)。うーん、8月6日のステージも生で見たかったです。

 フジテレビNEXT該当ページ

 おやじバンド(笑)になっちゃったとはいえ、生The Bugglesが聴けたから幸せでした。トレバーは白髪だし年相応にふっくらしていましたが、声は変わっていませんし、風貌は飄々とした感じでどこか子供の様。先日のトーマス・ドルビーといい、おやじ達は元気ですね(笑)。楽しい時間を過ごせました。

 ビルボードライブ東京該当ページ

 レポートを書くにあたり検索して見つけた参考すべきサイト。

 Takano's diary

  前述の高野史緒さんのブログ。

 The Works Of Trevor Horn

  トレヴァーのお仕事をまとめています。労作です。

 トレヴァー・ホーン&ロル・クレーム The Producers at Billboard Tokyo

  コロンさんのライブレポート。

 トレヴァー・ホーン、 ロル・クレーム、アッシュ・ソーン「プロデューサーズ」2012年8月来日公演

  今回のライブのセットリストをネット上の動画で再現したサイト。

 rockin'onライブレポート

  rockin'onのライブレポート。



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