2010年5月9日日曜日

2010/05/09 富士山一周

走行距離 115.01km
走行時間 07:03:42
平均速度 16.2km/h
最高速度 52.5km/h
使用車種 KHS F20-R
自動車走行距離 283km
自動車燃費 20.3km/l



 2009年6月20日に富士スバルラインを走りましたが、今回は富士山を一周してみることにしました。走行距離は100kmちょっとですが、起伏があって走り甲斐のあるコースです。

 東名自動車道をぶっ飛ばし、御殿場インターチェンジから山中湖へ。途中籠坂峠を越え、本日自転車で走るコースを逆走していました。山中湖畔の観光案内所隣の無料駐車場へ。天気も良く、楽しい一日になりそう。

 06:54、走行開始。標高990m。



 出発直後、振り返れば富士山が見えたので撮影。出発点は写真奥のセブンイレブンの向こう側。

 ウォーミングアップもなくいきなり上りなので、早くもヘロヘロに。



 籠坂峠に到着。標高1120m。100mちょっとしか上らないので呆気ないです。で、ここから一気に600mのダウンヒル。結構交通量があって、ダウンヒルで速度が出ているので自動車には気を遣いました。



 富士高原ゴルフ場付近から富士山を望む。左の方に宝永山のでっぱりがあって対称性に欠け、美しさの点ではいまいちの場所ですね。



 須走口にある東口本宮冨士浅間神社。富士山一周の安全を祈願。



 裾野市から富士山を望む。陸上自衛隊の砲弾の音が散発的に聞こえてきます。遠くで鳴る花火みたいなので耳障りではないのですが、砲声が止む日を望みます。私は海上自衛艦にも試乗しましたし、自衛隊反対の市民グループじゃないですよ(笑)。美しい大地に似つかわしくないと思うだけです。



 国道469号線。両側は自衛隊の演習地で、だだっぴろい草原は北海道のイメージ。



 忠ちゃん牧場から富士山を望む。標高830m。下り切った所から350mくらい上り返したのでお疲れ。雄大な富士山を見ながらブログに書き込んだりして一休み。



 国道469号線(富士宮市)。十里木高原から下り始めます。



 富士山こどもの国から富士山を望む。こどもの国って開園しているんでしょうか? 人の気配が全くない(^^;。



 同じ場所から撮影。かなり拡大した写真ですが、雪の跡でギザギザな富士宮口登山道が見えます。これを見て富士登山をすることも決意(笑)。



 富士宮市から富士山を望む。周囲には何もないです(笑)。



 国道469号線。この辺りは新道らしく、道路は広くて路面は綺麗。今回の富士山一周は交通量の多い道路ばかりでしたが、ここは何故か空いていて爽快でした。



 富士宮市堀之内から富士山を望む。標高340mくらいで、この少し前の地点が今回のサイクリングでの最低標高310mでした。富士宮焼きそばの幟を見かけましたが、11時前なのでちょっと早かったみたい。



 山宮工業団地に迷う(笑)。大きく綺麗な道路なので本線と思って走っていたらどんどん辺鄙に。右手に富士山が見え続けなければいけないのに、富士山に向かっていました。ぐるっと大回りして本線に戻ったと思ったら富士宮道路で、これが自動車専用道。下を潜り抜け、富士宮道路に平行な県道414号線朝霧富士宮線へ向かうことにしました。



 朝霧富士宮線へは田園を縫う細い道を進みました。その最中、たんぼに逆さ富士を発見。そこら中探せばもっと良い撮影ポイントがあったのでしょうが、時間もないのでこれで満足することに。



 富士宮市中井出から富士山を望む。逆さ富士もそうですが、前半は草原や森の奥に富士山が見えたわけで、たんぼと富士山の組み合わせは新鮮。

 朝霧富士宮線を北上し、白糸の滝へ。駐車場の大混雑ぶりを見て萎えてしまい、そのままスルーすることに。人がいっぱいいる場所はどうも苦手です。

 ここから朝霧高原入口までのルートは上記ルートマップには記してありますが、実は捏造。実際に走ったのは交通法規上まずいルートっぽいのでぼかします(^^;。事後にわかっただけでわざとじゃないんですけどね。



 朝霧高原から富士山を望む。ここも手前が草原なので富士山が映えますね。この辺りは標高1000mくらいで涼しいのですが、ここに上ってくるまでが激しく暑くて参りました。



 更にちょっと先。朝霧高原から富士山を望む。

 大室山麓で標高1100mまで上ると、あとは下り。国道139号線富士パノラマラインまで下ります。139号線もしばらく下りなのですが、ここからは自動車が大渋滞。さすが大観光地、ゴールデンウィークでなくても大混雑です。自動車の脇を走る関係上こちらも速度を落として抜けて行きました。



 その139号線途中。鳴沢村から富士山を望む。



 どんどん進むと、見覚えのある場所へ。そう、富士スバルライン入口。既に16時ですので、ここから上ることはありません(笑)。



 富士吉田ですので吉田のうどんを探すのですが、どのお店も営業は14時までなんです。補給食のパンを齧ったくらいなのでおなかぺこぺこなんですが… そんな中、玉喜亭というお店を発見。吉田のうどんのお店を称しているのに、この時間でも営業していました。肉うどんを食べましたが、腰はあっても普通のうどんという感じ。以前富士スバルラインヒルクライムの時に買ったお土産の吉田のうどんはつけ麺で食べたので、腰の強い麺の味がよくわかったのですが。これは馬肉でもなさそうですし、本格的な吉田のうどんではないのかな。

 食べログ 玉喜亭

 お腹はいっぱいになったのですが、ここから最後の上り。食事はエネルギーに変わっておらず、150m程度しか上らないのにヘロヘロでした。直線なので余計にしんどかった気がします。



 やっと山中湖に戻ってきました。スワンボートの側に本物の白鳥がいて笑っちゃいました。親と思ったのかしら(笑)。



 同じ場所でF20-Rと撮影。



 17:30、出発点の駐車場に戻ってきました。二台の愛車を撮影。F20-Rに輪行袋がぶら下げてありますが、これは万が一途中でリタイアした場合の保険です。

 自転車を車載し、駐車場から自動車で5分程度の紅富士の湯へ。露天風呂から今日一日ストーキングした富士山をまたもガン見(笑)。一日つきあっていただいた富士山に感謝。

 風呂の後は食事。宮崎名物肉巻きおにぎりがあったので食しました。冷凍品の解凍でしょうが、味付けも良く美味でした。土産ものコーナーでいろいろ購入。自転車と違い自動車だといくらでも買えてしまいます。今回意外に美味しかったのは「富士山の石ころ」。黒ごま大豆粉でピーナッツをコーティングした豆菓子。直径2cmくらいの大きさといいコロコロした外観といい、確かに石みたい。味もピーナッツなので美味でした。

 紅富士の湯

 19:20に温泉を出発、21:40に自宅到着しました。中央道が渋滞していてちょっと遅れました。でも2時間ちょっとなら近いですね。輪行だと3時間以上かかりますから。



 富士山を綺麗に一周。一見すると富士の裾野一周は平坦に見えますが…



 結構起伏に富んでいるのです(笑)。とはいえ10%の激坂とかはないですし、勾配自体は大したことはないです。ただ距離があるので、最後の富士吉田から山中湖の上りはだいぶへばっていました。累積高度は2000m程度なんですがね。

 ぐるっと一周しましたが、私は地元民ではないのでどの角度も良かったです(笑)。富士山は独立峰なので、どの角度から見ても立派です。撮影した写真では朝霧高原からのものが草原の色合いの美しさもあって好みです。でももっと綺麗に見える場所があるんでしょうねぇ… また別のコースを走ってみようと思います。でもまずやらなければならないのは富士スカイラインのヒルクライムですね。

所要経費
 首都高速 加平→東京 500円
 東名自動車道 東京→御殿場 1250円
 中央自動車道 河口湖→高井戸 1100円
 首都高速 高井戸→加平 500円

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