2011年6月4日土曜日

2011/06/04 乗鞍スカイライン

走行距離 30.28km
走行時間 02:56:41
平均速度 10.2km/h
最高速度 45.2km/h
使用車種 KHS F20-R
自動車走行距離 686.4km
自動車燃費 18.0km/l

自転車参考記録
     所要時間 距離 平均時速
 上り 02:16:24 15.32 6.7
 下り 00:40:17 14.96 22.3



 乗鞍スカイラインの終点畳平バスターミナルは標高2702mで、車道としては日本最高地点です。それ故に乗鞍はヒルクライムの聖地と呼ばれます。峠道を嗜む者としては当然興味があります。また車道の両側に聳える雪の崖、雪の回廊は是非走りたい。そんなわけで今回は初チャレンジすることに。ただ乗鞍スカイラインは5月15日に開通したのですが、開通後の週末に天候不順が続き、二週間も遅くなった為雪がどうなっているか心配でした。一応2ちゃんねるで情報収集はしましたけどね。

 気合いで01:10に出発。ほとんど寝てません。首都高速、中央道をぶっ飛ばし、松本からは国道158号線を西進。梓湖辺りからかなり山奥になりましたが、気持ち良いワインディングロードを走行。安房峠道路のトンネルで安房山を抜け、05:30に平湯峠到着。158号線の道の駅風穴の里でトイレ休憩しましたが、ぶっ飛ばして4時間以上かかるんですから乗鞍は遠いです。

 本当は峠の下、標高1200mの朴の木平スキー場に駐車するのが定番らしいですが、今回は乗鞍初挑戦ということでどれくらいやれるのか不明。そこで乗鞍スカイライン起点である、標高1684mの平湯峠から走ることにしました。大弛峠ヒルクライムの標高差2000mを考えれば標高差1000mは楽勝ですが、ほぼ睡眠なし、4時間の自動車運転、空気の薄い2700mという標高を考え、今回は無理しないことにしました。

 しかし乗鞍スカイラインのゲートは7時に開きますので、ちょっと到着が早すぎました。寒いので仮眠もできないですし。



 平湯峠の駐車場。ここは茶店があった場所らしいですが、今は撤去されて駐車場扱い。先に一台停まっていましたが、開通時間には自転車乗りの数台が駐車しました。



 駐車場隣には平湯峠の標識がポツンと存在。これは復路に撮影。



 雪渓が見えてわくわくします(笑)。四ッ岳ですかね。



 平湯峠から少し上った所に乗鞍スカイラインのゲートがあります。左の標識にはちゃんと車両通行止めの例外に自転車が記載されています。



 ゲート横に乗鞍スカイライン起点があります。

 最初からきつい上りで、ウォーミングアップなしのヒルクライムはきついです。



 そして前半の九十九折り。写真には右端に観光バスが写っていますが、これが何台も右から左へ、左から右へと上っていきます。開通時間直後の混雑ですね。



 九十九折りの最中。結構きつい上りです。でも路面が綺麗なのが嬉しい。



 前方の猫岳を右に巻いて行きます。



 左の四ッ岳、右の烏帽子岳に挟まれた、奥の大丹生岳に向かいます。まだまだ遠いです。標高2460mくらい。まだ800mしか上っていませんが、既に標高は大弛峠2360mを越えています。



 そして……雪の回廊、キター!!(^^) でも高さは2mくらいですかね。時期が少し遅いか。



 雪の回廊、真ん中辺り。2.5mくらいありますが、雨でだいぶ融けて丸みを帯びてますね。これは復路に撮影。



 実はこの雪の回廊はヘアピンで、高い所から見るとこんな感じです。かっこいー 奥の方は猫岳。霧で視界が悪いです。



 最後の九十九折りを上る最中。右奥の大丹生岳を過ぎればゴールは近いです。



 大丹生岳を巻いている最中、晴れ間が見えてきました。高所独特の空の青さが綺麗です。そして直線道路の先が下っている感じで、いよいよ上りは終わりを感じさせます。



 桔梗ヶ原に出ました。あれ? また曇っちゃいましたorz



 桔梗ヶ原を貫通する乗鞍スカイライン。でも霧のせいで景色が冴えませんね。



 10分程走ると霧が晴れて来ました。前方は摩利支天岳。頂上付近にコロナ観測所が見えます。青い空に白い雪、素晴らしいです。



 更に進むと、どかんと積もった雪。

 9:43、畳平バスターミナルに到着。雪の回廊をはじめ、素敵な景色にわくわくしながら上ったので相変わらず遅いです。



 畳平に着いたのは良いですが、ヒルクライムが終わると途端に寒気が。たぶん0℃ですしね。震えながらバスターミナルのレストハウスで飛騨牛肉まんを食しました。450円くらいでしたかね。美味しさよりも温かさが嬉しいです(笑)。

 いろいろ着込んで、散策へ。



 バスターミナル前にある鶴ヶ池。池の周りに雪が残っています。



 私にしては珍しく雪で遊びました(笑)。ザクザクと進む感じが素敵。



 鶴ヶ池の反対側まで歩くと、乗鞍エコーライン終点が見えました。スカイラインに比べて狭いです。除雪はされていますが、富士見岳の残雪は現在進行形でズリ落ちている様です。



 肩ノ小屋への登山道。綺麗に整備されたハイキング道で、こちらは残雪がありません。



 ほぼ同じ場所から鶴ヶ池を望む。空の青さを反映して見事な色です。



 高山病なのか頭痛気味ですが、それでも肩ノ小屋への登山道をどんどん進みました。しかし摩利支天岳との分岐点でご覧の通り。踏み跡は十分ですが、服装が… 登山靴は履いていますが、スパッツやアイゼンはなし。この先の情報を調べてないので、無理かなと断念しました。



 引き返して富士見岳を登ることにしました。



 富士見岳山頂。2817m。右奥に向かう登山道は摩利支天岳へ。山頂標識右上の一番高い峰がたぶん乗鞍の剣ケ峰。まだだいぶ雪が残ってますね。



 富士見岳頂上から鶴ヶ池。バスターミナルを含め、まるでジオラマみたいです。



 富士見岳頂上から乗鞍エコーライン方面。次回はこちらを走る予定。



 富士見岳を下りて、乗鞍エコーライン終点へ。長野県と岐阜県の県境ですね。乗鞍エコーラインは7月から10月まで通行できます。



 乗鞍エコーラインゲートから、畳平に続く道を歩きました。こちらは短い距離ですが雪の回廊状態。



 畳平の乗鞍スカイライン終点。まだ12:00ですが、そろそろ平湯峠に戻ります。畳平の気温は4℃くらい。ダウンヒルは防寒対策を万全にしないと軽く死にます(^^;。



 往路では霧でしたが、この時間はそこそこ晴れて、桔梗ヶ原を貫通する乗鞍スカイライン、烏帽子岳、大丹生岳、四ッ岳が綺麗に見渡せました。穂高岳とかは相変わらず雲の切れ目に見えたり見えなかったり。



 乗鞍スカイラインと烏帽子岳。スカイラインが残雪の斜面を切り開いていますね。



 乗鞍スカイラインと猫岳。往路では霧がかかっていましたが、この時間は明瞭な景色でした。素晴らしい。



 デジカメのパノラマ写真作成機能を使って。



 乗鞍スカイラインと、平湯峠、北穂高岳。槍ヶ岳は見えないですねぇ。

 13:00に平湯峠到着。写真を撮りつつも1時間で下っちゃいました。もったいない… でも下りは結構怖かったです。道路は広いですが直線が長い場所が多く、加速がつきすぎて転落しかねないですから。



 乗鞍走行ルート3D。赤が自転車で、黄色が登山。前半のヒルクライムがきついのが一目瞭然です。



 乗鞍走行ルート標高図。うーん、剣ケ峰まで行けば3000mオーバーだったんで残念。

 1000mを2時間40分もかけてゆっくり上りましたから、ヒルクライム的には余裕でした。空気の薄さを除ければ、いつもの林道逆川線の方がきついですし。また上りは霧が多く、気温低めなのもヒルクライム的には助かりましたし。逆に下りは天気になって景色を堪能しました。森林限界の開けた風景の中を走るのは爽快感があります。雪の回廊を走れたのも嬉しかったです。聖地乗鞍を相棒F-20Rで走れて本当に良かったです。たださすがに登山の方はお疲れでした。空気が薄いせいか、息が荒かったです。また紫外線で鼻の頭が真っ赤になったのは失敗でした。日焼け止め塗っていたんですけど。

 平湯峠ではそそくさと自転車を畳み、急いで高山市街へ向かいます。道の駅ななもり清見で車中泊するつもりですが、そこのレストランで飛騨牛を食べる予定。その営業時間に間に合わせる為です(笑)。平湯峠からだと40kmもあるんです。標高で1000m下るのでガソリンは節約できそうですけど。
 
 道の駅ななもり清見 レストラン味彩七杜



 飛騨牛カルビ定食。1740円。道の駅とはいえ、さすがに肉が美味しいです。もう少し肉が欲しいんで、もうひとつ定食を頼もうかと悩みました。いくらなんでも食べ過ぎ(笑)。



 ちょっと量が物足りなかったので、売店で飛騨牛串焼き。600円くらいだったかな。ちょっとお高いですが、これも美味しいです。

 しかし道の駅ななもり清見は中部縦貫道の高山西ICが目の前にあって、交通量が半端ないです。騒々しくて、とても車中泊できる道の駅ではありません。また陽射しが強くて暑く、とても夜まで自動車の中にいられません。そこで飛騨高山ひだまりの湯へ。

 飛騨高山ひだまりの湯

 ここは仮眠室を備えているので、万が一車中泊するには寒すぎる場合に使おうと思っていました。露天風呂の温度が低めだったこと、電気湯?でビリッとしたこと以外は普通のスーパー銭湯ですね。初回1050円は高く、しかも次回から安くなるメンバーズカードの有効期限が三ヶ月で(2012年から一年になったそうです)、頻繁に訪れる近隣の方以外は料金高めです。

 温泉の後は道の駅アルプ飛騨古川へ。ここは幹線道路の国道41号線沿いにあり、その為大型トラック用のスペースが多く取られていました。幹線道路なので22時くらいまでは多少うるさかったです。

 道の駅アルプ飛騨古川

 道の駅ななもり清見で購入した食料を食べ、そのまま爆睡……したかったのですが、夜中に寒くて何回か目が覚めましたorz Tシャツに薄手の寝袋ではダメだったみたいです。眠いので根性でそのまま寝ましたが。

 翌朝は高山観光へ。高山陣屋近くの駐車場に駐車しました。





 高山陣屋。凄く混んでいて、中に入る気がしませんでした。



 高山陣屋近くにレンタサイクルがありました。確かにこういう場所でこそ自転車で回ると便利かも。自分は自動車の中に自転車を置いて来てしまいましたが。



 造り酒屋の証、杉玉ですね。私は酒呑みじゃないので酒にはあまり興味がないんですが、杉玉を含めて建物は味があって良かったです。



 宮川朝市。凄い人出でした。一応歩いてみましたが、如何にも観光地という感じでいまいち。



 高山市街はこういう古い建物が保存されているわけですが、それぞれの店の吊るし看板も味があります。



 ここは馬屋でした。躍動感のあるデザインです。



 川沿いの照明も粋です。



 古都にも女子高生はいます(笑)。



 肉の匠家安川店という肉屋がありましたので、お土産にA5の飛騨牛を購入。自宅と甥っ子宅へ発送。その後すき焼きで食べましたが、まさに蕩ける肉で旨味たっぷりでした。

 食べログ 肉の匠家安川店

 私は観光する柄ではありませんので、観光はこれくらいで切り上げました。再び自動車に乗り、平湯温泉郷へ。今度は40kmで1000mの上りなのでガソリン大量消費です。平湯温泉郷は呼び込みが多く煩わしいですが、アルプス街道平湯へ。

 アルプス街道平湯

 3階の天然温泉スカイガーデンへ。入湯料は600円と格安でした。でも私が従業員なら露天風呂をもう少し綺麗にするんですが…という微妙なメンテナンス状態でした。床の端の割れ目から小さな草が生えていたりして。温泉自体は少し茶褐色で、北アルプスを眺めながらのんびりできました。

 風呂の後は1階のレストラン、アルプスホルンへ。



 ひだ牛朴葉みそ焼膳。1980円。こういう施設なので大した肉ではないのかもしれませんが、それでもかなり美味しかったです。味噌の焦げる香ばしさ、甘さも素晴らしい。でも肉はもう少し多い方が…(また言っている)

 その後は往路と同じ道を反対に進みましたが、復路の中央高速道は大渋滞で、往路4時間に対して復路6時間でしたorz 余裕を持って13:00に出発したのに19:30到着って…



 あちこちで購入した飛騨土産。これに宅配の飛騨牛が加わります。今回は飛騨牛攻めとなりました(笑)。

 結局自転車で走ったのは乗鞍スカイラインだけで、走行距離は30km。その為に700km近く自動車で走るのもどうかと思いますが、それでも楽しい思い出いっぱいの遠征となりました。剣ケ峰登山の宿題も残ってますし、またチャレンジします。

所要経費
 首都高速 千住新橋⇔高井戸 560円×2(通常700円)
 中央自動車道 高井戸⇔八王子 往路300円、復路400円(通常600円×2)
 中央自動車道 八王子⇔松本 1000円×2(通常4350円×2)
 安房トンネル 0円×2(通常750円×2)

 これを見ると、八王子松本間の料金がかなりお得ですね。確か民主党は高速道路の段階的無料化を促進するはずでしたよね。いつの間にか割引制度がなくなっているんですが。更には増税するなんて言ってませんでしたよね。私の記憶違いですかね。それとも私の頭が鳩山由紀夫並におかしいのでしょうか?(笑)

2011年5月15日日曜日

2011/05/15 飯能→有間峠→秩父

走行距離 84.1km(飯能→秩父は54km)
走行時間 06:18:51
平均速度 13.3km/h
最高速度 41.7km/h
使用車種 KHS F20-R



 翌週にヒルクライム主体の遠征を考えている為、練習と言うか体を慣れさせ様とヒルクライムに出掛けることに。当初は奥多摩が予定でしたが、予定通り早朝に起きられなくて、お手軽に有間峠連戦となりました。

 07:05に出発。荒川サイクリングロードを通って、王子経由で池袋へ。池袋から飯能まで輪行。今回は陽のあるうちに峠を越えようということで。09:15、飯能駅出発。



 有間ダム(名栗湖)。先週は既に西日でしたが、今回は午前中なので影が短いです。それにしても見事な青空と鮮烈な緑の山だこと。



 名栗湖の水面の色もエメラルドグリーン。こんなに景色が良いのですし、時間もたっぷりあるのですから、今回はのんびり写真を撮りながら上ることにしましょう。



 ちょっと時期が遅いので色褪せてますが、広河原逆川林道の山藤。うちの藤はここ数年花が咲かないのに…



 広河原逆川林道。かんかん照りに見えますが、気温は高くないです。まぁヒルクライムすれば体温は上がりっ放しですけどね。



 広河原逆川林道。冬の間に法面も路面も綺麗に整備されている箇所があります。でもその直前直後は崩れていたり(笑)。



 木立の影で涼しいこと。しかもうぐいすの鳴き声まで聞こえてきて、気分は最高。



 広河原逆川林道の岩つつじ。先週も日暮れの中見かけたのですが、今週も咲いていてくれました。

 この後、沢に下りて顔を洗ってのんびり。ヒルクライムをやるとどうしてもアスリート的、つまり時間優先になっちゃうのですが、やっぱり森の緑や沢の水と遊ばないと山に来た意味がないですねぇ。以前テレビ番組で「自動車だと目的地を繋ぐだけで点と点しか楽しめないが、自転車だと途中下車ができるので線で楽しめる」と言っていた人がいましたが、時間や距離優先になるとそうでもなくなっちゃいます。うん、私も原点回帰しよう。



 突然通行止めの看板とテープがありました。自転車は隙間から入れるので入ってみると、なんと法面が崩落して路面が岩だらけ。幸いお昼休みで重機も休んでいた為、工事の方の許可を得て担いで突破。楽しい(笑)。



 路面に猿発見と思ったら、道路の上にも下にも群れがいました。子供を連れていて可愛いのです。



 広河原逆川林道法面崩落現場を離れた場所から。



 有間峠に到着。ロードのチームが10人くらいいました。上って行く最中に抜かれたのですが、速度が倍くらいでした。



 有間峠から名栗湖を望む。風がびゅーびゅー吹いていて、高度以上に更に涼しいのでした。下りたくないです。



 下りの最中、大好きなヤシンタイの頭への林道を眺めます。



 広河原逆川林道下りでも猿発見。今日は猿の日。



 浦山大橋。真っ暗な山掴トンネルが怖いのでこちらの道路はあまり走らないのですが、今回は真っ昼間なので久しぶりに走ってみました。強力なライトもありますしね。相変わらずトンネルを出た所は落石が多くて危険なんですが…



 秩父市街から見る武甲山。武甲山も朝か夕方に見ることが多いです。陽が高い時間に見るとくっきりはっきりした輪郭で綺麗です。



 楽しみにしていた安田屋に到着。お腹が空いたので本当に楽しみだったのですが、なんと臨時休業。毎週月曜定休の文字が悲しい…



 では豚みそ丼の野さかにと行ってみると、駐車場は満車、待っているお客さんが店舗の右側に列をなして座っていました。そして本日営業終了の看板が… うーん、ショック。



 ネタが尽きたので、いつかは行こうと思っていた299号線沿いの悦楽園へ。オートバイの人達の間では大盛り(と言うかバカ盛り)の店として有名で、一度入ってみたいと思っていました。でもその盛りが尋常ではないことを知っていましたので、チャーハンの並を注文。出て来たチャーハンを見た時は違和感がなかったのですが、食べてみると全然減らない(笑)。しかも味が同じですから、食べ飽きるのです。量はたぶんお茶碗2.5杯分、丼飯1杯という感じでしょうか。結構苦しみながら完食。コーラがおまけで出てきましたが、量の多いものを出しておいて更に腹を膨らませる炭酸って… 第一、私はコーラが苦手なので、少し口をつけるだけでした。お値段は800円でしたが、正直に言えば高いです。肉があまり入ってないんですよ。とにかく沢山のご飯を炒めたという感じで、満腹にはなりますが満足感はないです。これならカツ丼とかの方が満足度が高いでしょう。

 食べログ 悦楽園

 15:00くらいでしたので丸山を越えて正丸駅に走ることを考えていましたが、チャーハンで体が動けなくなっていました。温泉に入る為に着替えも用意していたのですが、気分が悪くなるくらいの満腹状態(笑)。そんなわけで撤退することに。西武秩父駅には15:23頃到着。15:25と15:30の特急がありましたが間に合うはずもなく、一時間後の特急に乗ることに。その間にトイレを済ませ、お土産に豚肉の味噌漬けを購入。現地で食べられないからお土産というわけです。保冷剤があるので、この時期ならギリギリ大丈夫かなと。

 池袋からは自走。19:10頃帰宅。

 今回は私的サイクリングの原点回帰でした。アスリート的に頑張るのも良いですが、のんびり走って景色を眺め、食事を楽しむのも良いものです。頑張ったり、のんびりしたり、自分なりの走りをすれば良いですね。

所要経費
 西武鉄道 池袋駅→飯能駅 450円
 西武鉄道 西武秩父駅→池袋駅 1370円(特急料金含む)

2011年5月8日日曜日

2011/05/08 足立区→有間峠→秩父

走行距離 142.17km(足立区→秩父は126.91km)
走行時間 09:42:55(足立区→秩父は08:39:57)
平均速度 14.6km/h
最高速度 35.2km/h
使用車種 KHS F20-R



 久しぶりにホームコースである広河原逆川林道を走ることに。夕方に着けば最後の芝桜も楽しめるかな、と。しかし全く早起きできず、のんびりと08:20頃出発。

 08:40、荒川サイクリングロードにイン。

 09:00、岩渕水門を過ぎると、なんだかサイクリングロードの雰囲気が変。直後、新荒川大橋を過ぎるとわかりました。駅伝大会が開催されていたのですorz 往復路にサイクリングロード全面を使っていました。スタート&ゴール地点は交代ランナーもいて大混雑で、自転車は下りて歩くことを要請され、東北本線の橋脚から先は堤防の上を走らされました。



 堤防の上から撮影。右端は先頭なのでランナーも少ないですが、中央辺りはだんごです。これじゃ自転車が走れるわけがない。狭い堤防の上は速度も出せず、ゆっくり走行。

 10:30、上江橋中央に到着。上江橋は荒川と入間川の合流点で、いつもは橋を渡り切って入間川右岸を走ります。しかし右岸は未舗装箇所があり、今回は荒川と入間川の間の荒川自転車道を走ることに。いつも入間川右岸のダートから、荒川自転車道をスイスイ走る自転車を見ていたのです。先のどこかで橋を渡れば入間川サイクリングロードに入れると読みました。最初は思惑通りスイスイ走り、川から離れてしまいましたが明らかに川に沿っている田舎道を快調に飛ばしました。しかし落合橋を渡り損ね、いつしか越辺川沿いのサイクリングロードを走っていました。川が越辺川と気づき、道場橋を渡って南下することに。

 11:18、セブンイレブンでトイレ休憩。飲料を補給し、暑いのでアイスも食します。でも暑さで頭がボーっとしていたのでしょう。セブンイレブンから先の道路を左折すべきなのに右折してしまい、1.5km走ったところで気付いて南下、小畦川を越え雁見橋で漸く入間川サイクリングロードへ復帰しました。休憩が入っているとはいえ落合橋から雁見橋まで1.2時間かかってますが、入間川サイクリングロードを普通に走っていれば10分ちょっとで走れる距離です。ほぼ1時間のロスでした。

 12:33、安比奈親水公園に到着。





 安比奈親水公園はポピーが見頃でした。

 13:04、入間川サイクリングロードをアウト。近くのセブンイレブンで昼食休憩をとりました。

 飯能図書館前で信号待ち。登山かと思われるリュックを背負った自転車と一緒になりました。同じ方向かなと思ったのですが違いました。

 勝手知ったる県道70、53号線やその裏道を走り、途中セブンイレブンで飲料を補給し、14:58に名栗湖直下に到着。なんと先程の自転車が登山道の看板を見ていました(笑)。話しかけようかなと思ったのですが、暑さで参っていて一刻も早く有間ダムの東屋で横になりたくてスルーしました。



 有間ダムにて。この写真も何回目でしょう。

 15:15、カヌー工房そばの東屋(バス停留所)に到着。標高320m。補給食のバームクーヘンを食べ、横になって寝入りました(笑)。しかし天気が良いせいかオートバイの爆音が酷く、あまり寝られませんでした。

 16:20、出発することに。この季節ですから、19:00近くまでは明るいでしょう。2時間で上れば、ギリギリ明るいうちに広河原線を下りきれるはずです。管理釣り場を越え、逆川線の激坂をひーこら上ります。すると、先程見かけた自転車が逆川沢の砂防堰にテントを張ってました(笑)。大荷物はそういうことだったのですね。ここでも話してみようと思ったのですが、足を着かないで上ることと時間が押していることがあって、止むなくスルー。しかしあんな場所でテント張って大丈夫なんですかね。沢は水流が少なく、この日は雨も予想されてなかったですが、もし増水したら5mくらい下に落とされちゃうんですけど。

 まぁ他人のことは心配していられません。日が暮れたらまずいので、歩く様な速度ですが休むことなくどんどん上りました。久しぶりなので腰に疲労が来ます。逆川線は何ヶ所か綺麗に整備されていましたが、相変わらず落石箇所も多く荒れてますねぇ。お陰で自動車も自転車もあまり走らないので好きなのですけどね。

 18:22、有間峠に到着。標高1134m。



 前回は17:30で真っ暗でしたが、この季節だとまだ夕焼けの時間でした。しかしこの時間ですと自動車も全くおらず、寂しい限り。

 18:30、ダウンヒル開始。長袖Tシャツ一枚ですが、ウィンドブレーカーを着る程ではないでしょう。しかし走り出すとすぐに暗くなり始めました。森の木々が茂っていますし、谷底に下りて行くので暗いんですね。GENTOS閃の光を頼りに、速度を控えて下りて行きます。Z型の林道が見えるいつもの爆笑ポイントも気付きませんでした。路面重視です。

 標高900mくらいでしょうか。ブラインドコーナーを曲がると、林道の真ん中に大きな動物4頭を発見。一瞬恐怖が走りました。暗いので「大きい動物」としかわからなかったんです。まぁ動物の方からしたら、一つ目の怪物がすごい速度で接近してきたので恐怖そのものだったのでしょうけど(笑)。しかし4頭は即座に林道から崖下に下りて行きました。動物は鹿でした。自転車を停め崖下を見ると、ほんの10秒くらいのはずなのに鹿は20〜30m下を走っていました。凄い。ちなみに、更にその先で鹿2頭と遭遇。昼間だったら嬉しかったのに…

 18:50、広河原谷のおっちゃん小屋到着。暗くても人家があると安心ですねぇ。川俣や毛附の集落の電気には本当にホッとしました。でも自転車的には道端に動物の置物を置くのは止めて欲しいかな。暗い中で見ると一瞬本物と思っちゃいます。秩父さくら湖畔もあまりに暗くて泣きそうでした(笑)。東日本大震災のせいでトンネルまで照明を半分落としていました。

 19:25、浦山ダム到着。真っ暗な山道の走行は参りましたが、最後に秩父市街の綺麗な明かりを見られたのが救いです。

 19:50、西武秩父駅到着。20:25の特急で池袋への帰路へ。セブンイレブンで購入したパンを齧りながら、到着のあまりの遅さに一人反省会を開いていました。自宅到着は23:10。分別ある大人のサイクリングではないです!!



 走行ルート。入間川の部分が大きく湾曲しているのは問題ないのですが、湾曲左上の箇所が問題の迷走。北へ向かって南へ向かい、西に向かって東に向かってとアホらしい程の迷走ぶり。



 ルート標高図。相変わらず前半は楽で、後半は大変なルート。かなり腰に来ます…

 出発が予定より2時間遅れ、入間川で1時間迷走と、ほぼ3時間の遅れが痛かったです。長袖シャツに日焼け止めで紫外線対策は良かったのですが、紫外線が関係ない深夜に帰宅ではダメですね(笑)。しかし新緑を堪能できたこと、のんびりとはいえ足を着かずに峠まで上り切ったことは満足です。

所要経費
 西武鉄道 西武秩父駅→池袋駅 1370円(特急料金含む)

2011年5月6日金曜日

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール@BLUE NOTE TOKYO 2011/05/06

[日時]2011/05/06(金) 19:00開演
[会場]BLUE NOTE TOKYO
[料金]¥6,300
[時間]1時間33分
[出演者]
 菊地成孔 (sax, vo, conduct)
 大儀見元 (perc)
 田中倫明 (perc)
 堀米綾 (harp)
 早川純 (bandneon)
 林正樹 (p)
 鳥越啓介 (b)
 吉田翔平 (vln 1)
 楢村海香 (vln 2)
 菊地幹代 (vla)
 徳澤青弦 (vlc)
 林正子 (sop vo)
 カヒミ・カリィ (vo)

[曲目]
 01.YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS (vo.菊地成孔)
 02.京マチ子の夜
 03.即興〜はなればなれに〜映画「アルファビル」〜悲しきワルツ
 04.THE LOOK OF LOVE (vo.カヒミ・カリィ・菊地成孔)
 05.パリのエリザベステイラー
 06.アリア 私が土の上に横たわる時 (vo.林正子)
 07.行列 (vo.林正子)
 08.キリング・タイム
 09.バンドネオン ソロ〜ルペベレスの葬儀
 10.IMPROVISATION〜CRAZY HE CALLS ME (vo.カヒミ・カリィ・菊地成孔)
 MC
 11.時さえ忘れて (vo.菊地成孔)

 01パーカッションに乗せて菊地のボーカル。パーカッションのリズムが心地よい。ボーカルが終わるとピアノ等が参加、菊地もサックスへ。
 02間を置かずに「京マチ子の夜」へ。下世話とも言える甘い主旋律も好きなのですが、出だしのバンドネオン、ベース、サックスのアンサンブルにゾクゾクします。
 04はカヒミ・カリィの囁く様なボーカルに背中をやられました(笑)。ピアノもバンドネオンも美しいです。菊地成孔のボーカルもCDよりはマシかなぁ。CDだと英語発音の酷さがダイレクトに耳に入って来ちゃって恥ずかしいったらないのです。
 05はCDJと管弦楽の融合。特に新しさはないかな。
 06は林正子の神々しいボーカルを堪能。
 07は不安を煽るリズムと旋律。緊張感ある演奏へ林正子のソプラノが被さります。
 08は大好きな曲。パーカッションとドラムが複雑なリズムを刻み、その上を緊張感ある弦楽器が走ります。第一バイオリンが大迫力のソロ。それらを従え、サックスが自由奔放にソロを展開。なんとなく坂田明を思わせると書いたら、菊地成孔に怒られますかね(^^; ハープの音も綺麗。
 09では最近気になるバンドネオンの音色をたっぷり堪能。そしてそのまま「ルペペレスの葬儀」へ。これがまた格好良い。主旋律をサックスとベースがユニゾンし続けるのが痺れまくります。その後のベースソロもイカしますね。ベースソロは単調でつまらないものになりがちですが、美しい旋律に乗せたベースソロは全く飽きない。ハープ演奏も効果的且つ華麗。菊地成孔のゴツゴツした演奏も素晴らしいです。
 10はデュエット。どちらも囁く様な歌唱。
 11はMC後のアンコール。弦楽セクションは哀愁、バンドネオンは哀愁と共に爽やかさも、ハープは華麗、リズムセクションは堅実で素晴らしいです。編曲のうまさもありますね。ただ菊地成孔の歌だけはちょっといただけないかなぁ… ジャズ界にはルイ・アームストロングのダミ声、チェット・ベイカーの細く妖しい歌唱と、幅広い歌が認められているんですけど、この拙い日本語発音英語で歌われると興醒めするのは私だけなんでしょうかねぇ。

 ブルーノート東京 ライブ該当ページ
 ブルーノート東京 公演の模様

 菊地成孔を知ったのはフジテレビNEXTの「菊地成孔と大谷能生の憂鬱と官能を教えた学校」でした。2011年4月頃のことです。自分はジャズファンなので、ジャズの理論面の解説番組には興味がありました。見てみると、菊地成孔はやけに口が回る人だなという印象。友人はこの番組を知らないのですが、別の何かで見た時「こいつはクスリをやっている」と思ったそうです(笑)。話はあっちこっち飛ぶし、妙にテンション高くペラペラ喋りまくるし、私も同意です。番組自体は面白くなくなった芸人と同じで、自分で自分の言葉に笑ってしまう菊地成孔にガッカリ。芸人は客を笑わせるべきもので自分が笑ってはダメですし、教師は生徒の興味を魅く為に笑いを取るべきで、生徒の笑いを取るために自分が笑ってはダメです。というわけでこの番組には失望しました。しかし同じ4月に同じくフジテレビNEXTで、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール結成5周年ツアー(恵比寿LIQUIDROOM 2010年6月9日)の模様が2時間放送されました。これに衝撃を受けました。ラテンとジャズとクラシックの融合したクラブミュージック? 耽美で荘厳で妖艶でロマンティック。上品で下品、ツンと澄ました芸術と下世話な程の甘さ。さすがにこんな音楽は聴いたことがありません。参りました。そんな折に私がよく行くブルーノート東京でライブをやるというのですから、これは行かない訳がないです。折しも東日本大震災のせいで外タレが軒並み来日をキャンセル。ブルーノートは日本人アーティストばかり出演させる異常事態の頃でした。

 ブルーノートに行ってみると、とにかく女性客が多いことに驚きました。自由席の入場は来場順なので熱狂的ファンが早い番号を取るのですが、今回は10番目だか11番目までが女性。どれだけ女性に熱烈ファンが多いかわかります。最終的に観客の半分近くは女性だったかも。着物で来場の女性を筆頭に、着飾っている女性も多いです。今までブルーノート東京には何度も行ってますが、初めて見るとても不思議な客層でした。

 内容自体は先程まとめた様に、テレビ放映で見た以上の素晴らしいもの。CDではダメですね。ライブでないと。唯一気になったのは菊地成孔の歌ですが、曲自体はアレンジの勝利で素晴らしいものでした。まぁ歌の善し悪しも含めて個人の好みの問題だとは思いますけど。これは誰にでも勧められる音楽ではないです。「京マチ子の夜」等キャッチーなメロディと演奏で誰でも入れる部分はあるのですが、それでも聴く人を選びます。でもこの独特の世界観にハマれば幸せになることは間違いないです。私はすっかり酔わされてしまいました(笑)。

 ライブ音源が欲しい方はこちら。サンプルも聴けます。

 菊地成孔とペぺ・トルメント・アスカラール LIVE at Blue Note Tokyo 2011 (DSD+mp3 ver.)