2015年5月17日日曜日

2015/05/17 東武日光駅→金精トンネル→赤城山→前橋駅

走行距離 139.69km(東武日光駅→金精トンネル→赤城山→前橋駅は131.44km)
走行時間 09:03:26(東武日光駅→金精トンネル→赤城山→前橋駅は08:34:37)
平均速度 15.4km/h(東武日光駅→金精トンネル→赤城山→前橋駅は15.3km/h)
最高速度 57.0km/h
使用車種 KHS F20-R



 先週に引き続き日光遠征。2010年に日光駅から金精トンネルまで走ったことはありますが、群馬側に抜けることもなく金精峠を登山するでもなく、元の道を戻ってしまいました。今回は金精トンネルを越えて群馬入りを狙います。峠やトンネルは越えて(通って)なんぼですからね。群馬県の片品村からは沼田まで走っても良し、体力が残っていれば更にJR沿いに南下して高崎まで走っても良し、更に絶大な自信があれば赤城山を越えることも選択肢にありました。

 2010/10/23 日光

 05:00、自宅出発。06:25、草加駅発。07:34、日光駅到着。先週と同じパターンです。



 07:50過ぎ、東武日光駅を出発。



 09:29、明智平に到着。実はここに到着するまでに編み笠を被ったおっちゃんBD-1乗りを抜いたのですが、フロントシングルでずっと立ち漕ぎでした。凄過ぎる… 明智平で休みもせず先に進んでしまうし。



 中禅寺湖到着。



 竜頭ノ滝を上流から。



 木漏れ日が気持ち良いです。



 10:38、金精道路起点に到着。



 戦場ヶ原手前まで来ると、まだ樹木が冬っぽいです。



 金精道路の前半は8%の急坂ですが、標高が高いので気温も低くなって意外に楽です。



 荒々しい金精山。そしてそこを横切って上って行く金精道路。



 崩れっぷりがハンパないです。



 振り返って。なかなか格好良い道路です。



 金精トンネル直前から男体山と湯ノ湖。



 11:40、金精峠への登山道がある金精トンネル前広場に到着。標高1843m。東武日光駅が550m程度ですので、1300mくらいの上りです。ここは雪も結構残っていました。ここで食事をして少し休憩。



 さぁ、未知の金精トンネルを抜けてみましょう。775mと長いトンネルですが、交通量は多くなく、自動車の流れの切れ目で一気にイン。



 群馬側に抜けました。あっさり(笑)。

 ここからは延々30kmの下り。標高にして1100m程度下ります。でも金精トンネルを抜けた時点で体力はまだ随分余力がありました。



 菅沼。標高1731mにあるせき止湖。空の青さを映して綺麗です。



 丸沼高原では日光白根山ロープウェイを見つけ、トイレも兼ねて休憩しようとしました。が、ロープウェイは運休。事後調べたら5月30日から運行なんですね。道路は冬期通行止め解除されましたが、まだ山頂の方は雪だらけということですか。

 日光白根山ロープウェイ

 ロープウェイには乗れませんでしたが、尾瀬の郷片品湧水群の一つとして提供される丸沼高原涼水を補給。サイクルボトルだと味までわかりませんが(^^;。

 小川、片品川沿いを下りましたが、のどかな雰囲気で良かったです。所々に温泉があって入りたかったのですが、自転車では先が長いので無理でした。吹割ノ滝も時間がないので通過。この辺りは駅が遠いので、観光や温泉目当てなら自動車の方が良さそうです。

 老神温泉への分岐手前のセブンイレブンで水と食料の補給。セブンイレブンから2km程進むと、いよいよ決断の時。このまま国道120号線で沼田に抜けるイージーコースか、群馬県道267号線を経て県道251号線で赤城山を上るハードコースか。沼田に抜ければ温泉にも入れますし楽なんですが、まだ時間は14時過ぎ。ハードコースを選ぶしかないでしょ。



 というわけで赤城山越えコースへ進むと、まず薗原ダムに到着。派手に放流していて涼しげです。



 根利川。赤城山北麓は人も少なくのどかでした。でも、人もいないのに何故か共産党員が演説していました(^^;。

 14:40。いよいよ赤城山北麓を赤城川沿いに上り始めましたが、ここで問題発生。飲料水に不足を感じましたが、店舗はおろか自動販売機もありません。一度民家に自動販売機らしきものを見かけましたが、廃屋っぽくもありスルーしちゃったんです。そうしたら本格的に水がない!! 赤城川沿いの道路とはいえ、川へ下りる手段が不明。開き直り、渇きに我慢ができなくなったら下って沼田へ行くという方針に決定。

 自動車の通行がほとんどないので日向を避けて道路右側を走ったり、1km程度走ったら体温が上がらないうちに停車して道路端で横になったり。水がないので何度も何度も休みました。「赤城山水源の森」なんて表示があるのに、私には水がないという(苦笑)。沢筋も乾いていましたし、側溝の数カ所で濡れがある程度。本当に参りました。ただ夕方になったことと標高が上がることの二重要因で気温が下がったのは幸いでした。



 黒檜山ですかね。山頂の方はまだ春が訪れていない様です。

 17:20、漸く道路の最高地点1470mを通過。後は大沼まで下りですし、赤城神社に行けば自動販売機があるはずです。と思って赤城神社でお参りを済ませて自動販売機に寄ってみると、なんと休止中。漸く大沼の売店や宿泊施設の密集地帯へ。売店等は既に閉店でしたが、自動販売機は稼働していて助かりました。水を補給し、セブンイレブンで購入した饅頭を一個頬張り最後の栄養補給。

 陽が長くなりましたので18:30までは明るいと思いますが、山中で暗くなってはたまりませんので急いで山を下りなければなりません。標高で70m程度上り返して最高点へ。18:13。ここから赤城道路(前橋赤城線)を一気に20km以上下り続けます。特にヘアピンの終わったさくらの広場入口からは恐ろしい速度が出ました。ほぼ直線なのでブレーキをいくらかけても速度が出てしまいます。私はアイウェアはかけないのですが、さすがにここは必要性を感じました。虫が凄い勢いで顔に当たりますので、帽子の庇を下げて目に直撃しない様防御。鼻から入る風圧が強すぎ、下り切った頃には耳があまり聞こえなくなっていました。

 前橋駅手前のセブンイレブンで夕食のサンドウィッチを購入。19:34、前橋駅からJR両毛線に乗車し、伊勢崎駅へ。伊勢崎駅から東武鉄道で草加駅へ。草加駅から自走し、22:20頃帰宅。



 走行ルート標高図。今回は山を二つ越えたわけです。ルートラボで調べると獲得標高は2795m。上りも上ったりという感じです。前半はほとんど消耗しなかったのですが、赤城山は水がなかったのが辛かったです。水さえあればもっと楽に上れたはずです。それにしても図からも赤城山の下りが凄い勾配ですね。

 前週ヒルクライムのリハビリをしたわけですが、今回は山を二つ越え、しかも走行距離が130km越えるというハードモード。それでも標高が高いので気温低め、更に空気が乾燥していたのか、汗ダラダラにはならず疲労も厳しくありませんでした。勾配が過激でなかったこともダメージが少なかった原因ですかね。ここ数年の課題であった金精道路で栃木から群馬入りをできましたし、群馬では里山の静かな雰囲気が楽しめて良かったです。移動の時間が長くてちょっと厳しいですが、輪行でも伊勢崎経由で沼田を起点にすると水上等群馬北部も狙えそうとわかったのも収穫でした。

所用経費
 東武鉄道 草加→東武日光 950円(株主優待乗車券 IC正規料金は1193円)
 JR両毛線 前橋→伊勢崎 237円
 東武鉄道 伊勢崎→草加 950円(株主優待乗車券 IC正規料金は1059円)

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