2010年9月19日日曜日

2010/09/19 棒ノ嶺登山



 まだ自転車には暑すぎるということで、白谷沢沿いを遡る棒ノ嶺登山をすることにしました。沢登りではありませんが、沢の飛沫を浴びて涼めそうです。

 有間ダム下に自動車を駐車し、11:40頃ダムを上り始めました。今考えると、なんでこんなに遅い時間なんだろう… ベテランならもう下山の時間ですよね。



 自転車ではよく来る有間ダム。夏らしい雲です。



 ダムの堤体を渡り、登山口へ。熊警戒の呼びかけが怖いです。



 沢筋の道なので涼しいわけです。しかし沢には熊が現われるので…



 たまに岩がゴロゴロしていますが、よく使われる登山道なだけに歩きやすいです。



 木が茂りすぎて滝が見えない…



 沢を渡ったり。苔むしていて奥秩父っぽいです。



 ゴルジュと言うんですかね。両側の岸壁が狭まっていますが、そこを登っていきます。



 滑りやすいですが、涼しくて心地よいのです。



 先に鎖場が見えてきました。なんか写真がボケてばかりです。暗かったせいでしょうか。



 急角度の岩の階段を登ります。下る方が怖いです。白孔雀の滝の写真はボケてましたorz



 沢は流れ、森の木々は青々して陽射しを遮り、如何にも涼しそうでしょう。



 この辺りで帰路に蛙発見。蛙大好きな私(笑)。

 しばらく歩くと、林道大名栗線に出ました。東屋の裏側を更に登ります。



 尾根道は歩きやすいです。稜線を境に左手に針葉樹、右手に広葉樹と分かれています。

 13:46頃、山頂に到着。かなり広い山頂ですね。



 残念ながら、天気は良くありませんでした。



 金比羅山とか、東西に幾重にも山が重なっている姿が好きです。



 市街地ははっきり見えませんでした。



 昼食。お休処やませみで購入したおにぎりと玉子焼き。玉子焼きの甘さに疲れが癒されます。

 14:10頃、下山開始。山頂は結構人が賑わっていて、私好みとは言えませんでした。



 下りなので、右手の東京側が針葉樹、左手の埼玉側が広葉樹。頂上直下は土の流出が激しく、木の階段があまり機能してないです。正直下りは辛かったです。



 岩茸石。



 登りでは人がいたので寄らなかったのですが、下りは人がいなかったので登ってみました。うん、別に大したことはなかったです(笑)。

 16:11頃、登山口に到着。16:35頃、駐車場に到着。



 翌週、さわらび祭り開催とあります。猪カレーと山鹿焼きソバは食べてみたいなぁ…

 この後は自動車で秩父の両神温泉薬師の湯へ移動。しかし時間が遅くて食堂が終わっていて、温泉に入った後は売店で売っていたお菓子を食べて飢えを凌ぎました(^^;。悲しい…

 金峰山登山の時は運転席で寝ようとしてほとんど寝られなかったのですが、今回はマットレスと寝袋持参で、フラットになるFITの座席を畳んで寝ました。非常に快適!! 足を完全に伸ばせると寝易さが全然違います。これなら車中泊も楽勝です。



 標高1000メートルに満たないので大したことはないのですが、稜線は意外に勾配があってキツかったです。

 沢沿いなので涼しくて楽しい登山でした。この辺は登山道が多いですし、まだまだ楽しめそうです。自宅からの時間を考えると、登山も自転車も飯能辺りがお手軽ですね。




 翌20日の朝は自動車の屋根を叩く雨音で目覚めました。天気のせいもあって、暑くもなく寒くもなく快眠でした。ちょっとお腹が空きましたが(笑)。

 自動車の中でダラダラしているうちに雨は止みましたが、雨雲自体は晴れてくれません。路面も濡れていますし、今日は自動車でドライブをすることに。国道140号線を秩父湖方面へ。しかし本日は秩父湖へは向かわず、秩父もみじ湖へ。雷電廿六木橋を走りたかったのです。



 滝沢ダムと雷電廿六木橋が見えてきました。ダムも大きいですが、ループ橋の異様な高さに目が奪われます。



 滝沢ダムから雷電廿六木橋を望む。高低差120メートルをループで稼いで繋いでいます。かっこいー



 しかし相変わらず天気は怪しいままです。



 秩父もみじ湖上流方面もどんより。

 この後は栃本に行くのですが、大峰トンネルを初体験。トンネルで一山越えると秩父湖で、北側の国道140号線を進みました。



 栃本関跡から雁坂嶺方面。自転車では何度も来た場所です。この日はどんよりした空模様で景色は冴えませんでした。栃本関から上は自転車で上ったことがありません。栃本広場があることは知っていましたが、あまりに過激な勾配なので避けていたのです。今回は時間もありますし、自動車で楽々なので行ってみました(笑)。



 栃本広場は更に上でしたが、林道栃本線起点の標識がありましたので進んでみました。



 あっという間に林道栃本線終点。地図で調べると900メートルくらいしかないんですね。右側に登山口が見えますが、白泰山を経由して十文字峠に繋がる古の往還路。この道を歩いて甲武信岳に登るのが夢ですが、16キロメートルも歩くのは無理だと思います(笑)。

 その後は念願の栃本広場へ。天気が悪いことを差し引いても、ここに人が来ることはあまりないのでしょう。寂しい場所です。天体観測には良さそうですが。北の国道140号線より更に上を走る道を東へ走り、秩父湖へ下りました。この道は自転車で走っても楽しそう。



 二瀬ダムにて。秩父湖大洞川方面。



 秩父湖入川方面。相変わらず天気は自転車には絶望的です。



 東京は猛暑が続いているのに、秩父湖岸のカエデは微妙に紅葉していました。

 その後は雁坂トンネルを通って山梨へ。山梨は快晴でした。金峰山登山の時にJAフルーツ山梨でお土産に買った藤稔というブドウが忘れられなくて、今回わざわざ足を伸ばしました。しかし既に藤稔の出荷時期は終わっていてありませんでした。なんてこったい。



 代わりに大粒の栗を買いました。値段は忘れましたが、大粒なのに破格な値段だった記憶があります。



 後日作った栗ご飯。米3合に対して大粒の栗42個という大盤振る舞い。米が見えません(笑)。



 かき混ぜるのも困難な程の栗(笑)。美味しくいただき、幸せを感じました。

 JAフルーツ山梨からは寄り道せず中央自動車道で帰ったのですが、まだお昼の段階で中央道は混雑しており、二週間前に金峰山から帰った時は2時間だった所要時間が今回は4.5時間もかかりました… 夕方17:40にやっと帰宅しましたが、早めに出発しておいて良かったです。

 二日目はサイクリングの予定でしたが、天気が悪く走れず残念でした。しかし林道栃本線や栃本広場を見られましたし、山梨まで足を伸ばしてドライブとしては充実。大粒の栗も買えて満足です。車中泊実験もうまくいき、この後の活動の役に立ちました。

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