走行距離 16.69km
走行時間 01:37:10
平均速度 10.3km/h
使用車種 KHS F20-R
前回の雲取林道は小雨の為に荒沢橋で引き返しました。今回はそのリベンジです。終点まで行ければ良いのですが。
道の駅両神温泉薬師の湯で車中泊しましたが、目覚めると既にロードバイクを積んだ自転車はいませんでした。気合い入ってますね(笑)。自分も負けずに気合いを入れなければ。
道の駅両神温泉薬師の湯にて。犬の散歩ならぬ馬の散歩?(笑)
身支度を整え、道の駅を出発。雲取林道を荒沢橋から終点まで歩くとかなり時間がかかるので、寄り道せずに二瀬ダムを通り、雲取林道起点へ自動車を飛ばしました。起点の広場に自動車を駐車。
雲取林道起点。標高700mくらい。9:24に出発。
木漏れ日が心地よいです。
白石山(和名倉山)。前回に比べ、だいぶ枯れてしまってます。青空なだけが救い。
雲取林道の廃屋。
10:30、雲取林道舗装路終点の広場に到着。
相変わらず、ここから先は全面通行止め。自転車を脇の看板に括り着け、更に奥へ徒歩で出発。ゲートのすぐ先の大洞橋から、林道は白石山側に移ります。
大洞橋から、これから向かう大洞川惣小屋谷方面。天気が良くて何より。
標高800mくらいなので、枯れ木が目立ちます。
縊れて影になった谷の部分を除き、この林道はほぼ南に面しているので陽射しが暖かいです。
真横に林道が通っているのがわかりますが、下の沢まで40mくらいあります。なかなかの断崖絶壁ぶり。
たまに紅葉の残滓が楽しませてくれます。
帰路に撮影。二枚上の写真を撮影した場所を反対側から撮影。転がったら一巻の終わり。
水が流れる谷の部分は崩れ易いですが、ここは配水管の甲斐もなく崩落が進んでいます。もう補修工事もないので危ないなぁと思ったのですが、こんなのは序の口でした。
枯れ木が多いせいで陽射しがたっぷりのポカポカ陽気。でも所々で綺麗な紅葉が見られました。路面は落石で荒れ放題ですが、散歩やハイキングなら楽しいです。この辺までは(笑)。
落石の山を乗り越えて。もうオフロードバイクでも無理なレベル。
天気が良いからいいですが、悪天候とか暗い中だったらとても歩けないです。
堆積した石がゴロゴロ滑りそうで、乗り越えるのも細心の注意が必要。
と思うと、苦難を乗り越えたご褒美の様な平和で暖かな景色。これで紅葉が冴えていればね…
下流の二瀬ダムの為の水位計測器らしいです。二瀬ダムのパンフレットを見ると(ダムで配布してます)、惣小屋雨量観測所と記されていました。しかし現在はメンテナンスしようにもここまで自動車では入れないので大変です。雲取林道がいつ敷設されたのか不明ですが、この雨量観測所設置に合わせて作られたのかもしれませんね。写真は帰路に撮影。
おや? なんだか道が狭くなりましたよ。って、崩落してしまったんですね。斜面の草の生え方から、かなりの時間が経っている感じです。
奥の方に、道路を支えたコンクリートの残骸が残ってます。
下を見ると恐ろしい高度感。
渡り切って撮影。コンクリートが虚しいです(笑)。一番狭い場所で幅は50cmくらいですかねぇ。初期の道幅の三分の一も残ってないです。それに頭上に枝が垂れてきていて、注意をそちらに向けると転落しそうです…
崩落箇所から50m進んだ場所。林業の作業小屋なのか、ダムの観測関係の小屋なのか、謎の二棟。
KTAC庵? 何?(^^; 俗世界から離れて庵暮らししているのかしらん(笑)。
謎のケーブル。
斜面崩壊で歩く場所がほんの僅か。
雲取林道から三ツ山方面。この林道は2000m近い山に囲まれた奥深い所。
全体に石や岩が散らばって、道路じゃないです(笑)。それにしてもここの岩は茶色っぽいですね。
なんか凄い切り通しが見えてきました。
切り通しを通過して。50cm四方の岩がゴロゴロ転がっています。即死レベルですね。
うーん。ここを乗り越えようとしたんですが、前日の雨のせいなのか、踏む度にズルズルします。垂直ではないですが、下の沢まで高度差は100mはあり、ゴロゴロ転がり落ちそうです。この日は自転車重視でメッセンジャーバッグでした。リュックと違い、ここまで来るのにもバランスが取りにくくて仕方なかったのですが、ここをこのバッグで越えるのはなんとなくイヤ。ちなみに標高は1040mくらい。
向こう側は道路を支えるコンクリート壁も健在なんですけど… どうしよう… 正直、ここまで何回も崩落箇所を乗り越えて来たので精神的に疲れていました。モチベーションが著しく減少。そんなわけで、ここで無理することもないかと撤退を決定。次はちゃんとリュックを背負ってきましょう。我が決定に悔いなし。と思ったのですが、帰宅して調べたら終点まで700mありませんでしたorz 後悔だらけ…
入川林道もそうですが、ピストン林道は「どうせ戻らねばならない」というモチベーションを著しく悪化させるものなんです。完抜林道なら抜けることが目的になって、モチベーションが落ちずに頑張るんですが。
とにかく、11:57撤退開始。13:05、荒沢橋に戻りました。
まだ時間に余裕があるので大洞川に降りてみると、ペシャンコになった廃棄車両がありました。車両の色が濃い緑なので自然に融合してます(^^;。
この時期は狩猟禁止なのですが… こちらを何度も伺っている所を見ると、多少後ろめたいか警戒している感じでした。60歳くらいかなぁ。ま、注意したところで逆ギレする年頃でしょうしね。携帯電話で通報しようにも電波届かないし。
名残惜しいですが、荒沢橋広場を後にします。
いやぁ、気持ち良い雰囲気。汗もかかないし、自転車には最高の時期ですなぁ。
14:25、雲取林道起点到着。自転車を畳んで、のんびり。15:20、自動車で出発。
道の駅大滝温泉に寄って汗を流すことに。荒川を見ながら湯に浸かって極楽気分。この後の自動車旅が長いのが頭痛の種ですが。
17:00、大滝温泉出発。一般道の140号、299号を走り、狭山日高から高速道の圏央道、関越道、外環道を走って19:50に帰宅。関越道の一部が混んでいて時速80kmくらいしか出ませんでしたが、それでも2時間50分なら満足。一般道で大混雑の所沢を避けたのが良かったみたいです。次回もこのルートを使ってみましょう。
雲取山上空2500mからの3D地図。雲取林道は大洞川沿いに、秩父湖から大洞橋までは三峰山側を、大洞橋から白石山(和名倉山)側を走っています。大洞橋から先はずっと南面なのがわかります。それにしても白石山の巨大さが目立ちますねぇ。林道は白石山を三分の一程度しか巻いてないのですから。
雲取林道は杣女爺さんのブログで興味を持ったのですが、今年二回の遠征では残念ながら紅葉の最盛期に訪れることはできませんでした。それでも多少は紅葉の美しさが楽しめましたし、人の入らない静寂な雰囲気は堪能できました。まぁ人が入らないのも当然で、落石が酷く荒れ放題の道路は数年後には十分な装備の必要な登山道に還ってしまいそうですからね。荒沢橋までの舗装路にしても一部はダートに還ってますし、落石も危険で、サイクリングとしてもあまりお勧めはしません。しかし登山装備がなくても、奥秩父の本当の奥の魅力を味わえるルートではあると思います。私はまた春に、奥秩父の奥に抱かれに行くつもりです。今度はちゃんと終点まで(笑)。
11月12、13日総合データ
走行距離 98.54km
走行時間 07:27:24
平均速度 12.8km/h
最高速度 51.2km/h
使用車種 KHS F20-R
自動車走行距離 278.9km
自動車燃費 20.0km/l
走行時間 01:37:10
平均速度 10.3km/h
使用車種 KHS F20-R
前回の雲取林道は小雨の為に荒沢橋で引き返しました。今回はそのリベンジです。終点まで行ければ良いのですが。
道の駅両神温泉薬師の湯で車中泊しましたが、目覚めると既にロードバイクを積んだ自転車はいませんでした。気合い入ってますね(笑)。自分も負けずに気合いを入れなければ。
道の駅両神温泉薬師の湯にて。犬の散歩ならぬ馬の散歩?(笑)
身支度を整え、道の駅を出発。雲取林道を荒沢橋から終点まで歩くとかなり時間がかかるので、寄り道せずに二瀬ダムを通り、雲取林道起点へ自動車を飛ばしました。起点の広場に自動車を駐車。
雲取林道起点。標高700mくらい。9:24に出発。
木漏れ日が心地よいです。
白石山(和名倉山)。前回に比べ、だいぶ枯れてしまってます。青空なだけが救い。
雲取林道の廃屋。
10:30、雲取林道舗装路終点の広場に到着。
相変わらず、ここから先は全面通行止め。自転車を脇の看板に括り着け、更に奥へ徒歩で出発。ゲートのすぐ先の大洞橋から、林道は白石山側に移ります。
大洞橋から、これから向かう大洞川惣小屋谷方面。天気が良くて何より。
標高800mくらいなので、枯れ木が目立ちます。
縊れて影になった谷の部分を除き、この林道はほぼ南に面しているので陽射しが暖かいです。
真横に林道が通っているのがわかりますが、下の沢まで40mくらいあります。なかなかの断崖絶壁ぶり。
たまに紅葉の残滓が楽しませてくれます。
帰路に撮影。二枚上の写真を撮影した場所を反対側から撮影。転がったら一巻の終わり。
水が流れる谷の部分は崩れ易いですが、ここは配水管の甲斐もなく崩落が進んでいます。もう補修工事もないので危ないなぁと思ったのですが、こんなのは序の口でした。
枯れ木が多いせいで陽射しがたっぷりのポカポカ陽気。でも所々で綺麗な紅葉が見られました。路面は落石で荒れ放題ですが、散歩やハイキングなら楽しいです。この辺までは(笑)。
落石の山を乗り越えて。もうオフロードバイクでも無理なレベル。
天気が良いからいいですが、悪天候とか暗い中だったらとても歩けないです。
堆積した石がゴロゴロ滑りそうで、乗り越えるのも細心の注意が必要。
と思うと、苦難を乗り越えたご褒美の様な平和で暖かな景色。これで紅葉が冴えていればね…
下流の二瀬ダムの為の水位計測器らしいです。二瀬ダムのパンフレットを見ると(ダムで配布してます)、惣小屋雨量観測所と記されていました。しかし現在はメンテナンスしようにもここまで自動車では入れないので大変です。雲取林道がいつ敷設されたのか不明ですが、この雨量観測所設置に合わせて作られたのかもしれませんね。写真は帰路に撮影。
おや? なんだか道が狭くなりましたよ。って、崩落してしまったんですね。斜面の草の生え方から、かなりの時間が経っている感じです。
奥の方に、道路を支えたコンクリートの残骸が残ってます。
下を見ると恐ろしい高度感。
渡り切って撮影。コンクリートが虚しいです(笑)。一番狭い場所で幅は50cmくらいですかねぇ。初期の道幅の三分の一も残ってないです。それに頭上に枝が垂れてきていて、注意をそちらに向けると転落しそうです…
崩落箇所から50m進んだ場所。林業の作業小屋なのか、ダムの観測関係の小屋なのか、謎の二棟。
KTAC庵? 何?(^^; 俗世界から離れて庵暮らししているのかしらん(笑)。
謎のケーブル。
斜面崩壊で歩く場所がほんの僅か。
雲取林道から三ツ山方面。この林道は2000m近い山に囲まれた奥深い所。
全体に石や岩が散らばって、道路じゃないです(笑)。それにしてもここの岩は茶色っぽいですね。
なんか凄い切り通しが見えてきました。
切り通しを通過して。50cm四方の岩がゴロゴロ転がっています。即死レベルですね。
うーん。ここを乗り越えようとしたんですが、前日の雨のせいなのか、踏む度にズルズルします。垂直ではないですが、下の沢まで高度差は100mはあり、ゴロゴロ転がり落ちそうです。この日は自転車重視でメッセンジャーバッグでした。リュックと違い、ここまで来るのにもバランスが取りにくくて仕方なかったのですが、ここをこのバッグで越えるのはなんとなくイヤ。ちなみに標高は1040mくらい。
向こう側は道路を支えるコンクリート壁も健在なんですけど… どうしよう… 正直、ここまで何回も崩落箇所を乗り越えて来たので精神的に疲れていました。モチベーションが著しく減少。そんなわけで、ここで無理することもないかと撤退を決定。次はちゃんとリュックを背負ってきましょう。我が決定に悔いなし。と思ったのですが、帰宅して調べたら終点まで700mありませんでしたorz 後悔だらけ…
入川林道もそうですが、ピストン林道は「どうせ戻らねばならない」というモチベーションを著しく悪化させるものなんです。完抜林道なら抜けることが目的になって、モチベーションが落ちずに頑張るんですが。
とにかく、11:57撤退開始。13:05、荒沢橋に戻りました。
まだ時間に余裕があるので大洞川に降りてみると、ペシャンコになった廃棄車両がありました。車両の色が濃い緑なので自然に融合してます(^^;。
この時期は狩猟禁止なのですが… こちらを何度も伺っている所を見ると、多少後ろめたいか警戒している感じでした。60歳くらいかなぁ。ま、注意したところで逆ギレする年頃でしょうしね。携帯電話で通報しようにも電波届かないし。
名残惜しいですが、荒沢橋広場を後にします。
いやぁ、気持ち良い雰囲気。汗もかかないし、自転車には最高の時期ですなぁ。
14:25、雲取林道起点到着。自転車を畳んで、のんびり。15:20、自動車で出発。
道の駅大滝温泉に寄って汗を流すことに。荒川を見ながら湯に浸かって極楽気分。この後の自動車旅が長いのが頭痛の種ですが。
17:00、大滝温泉出発。一般道の140号、299号を走り、狭山日高から高速道の圏央道、関越道、外環道を走って19:50に帰宅。関越道の一部が混んでいて時速80kmくらいしか出ませんでしたが、それでも2時間50分なら満足。一般道で大混雑の所沢を避けたのが良かったみたいです。次回もこのルートを使ってみましょう。
雲取山上空2500mからの3D地図。雲取林道は大洞川沿いに、秩父湖から大洞橋までは三峰山側を、大洞橋から白石山(和名倉山)側を走っています。大洞橋から先はずっと南面なのがわかります。それにしても白石山の巨大さが目立ちますねぇ。林道は白石山を三分の一程度しか巻いてないのですから。
雲取林道は杣女爺さんのブログで興味を持ったのですが、今年二回の遠征では残念ながら紅葉の最盛期に訪れることはできませんでした。それでも多少は紅葉の美しさが楽しめましたし、人の入らない静寂な雰囲気は堪能できました。まぁ人が入らないのも当然で、落石が酷く荒れ放題の道路は数年後には十分な装備の必要な登山道に還ってしまいそうですからね。荒沢橋までの舗装路にしても一部はダートに還ってますし、落石も危険で、サイクリングとしてもあまりお勧めはしません。しかし登山装備がなくても、奥秩父の本当の奥の魅力を味わえるルートではあると思います。私はまた春に、奥秩父の奥に抱かれに行くつもりです。今度はちゃんと終点まで(笑)。
11月12、13日総合データ
走行距離 98.54km
走行時間 07:27:24
平均速度 12.8km/h
最高速度 51.2km/h
使用車種 KHS F20-R
自動車走行距離 278.9km
自動車燃費 20.0km/l
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