走行距離 144.52km(塩山〜自宅は126.29km)
走行時間 08:43:19(塩山〜自宅は06:26:08)
平均速度 16.5km/h
最高速度 46.1km/h
使用車種 KHS F20-R
輪行のパターンとして次の二つを経験してきました。
(1)目的地まで輪行し、出先をサイクリング、その後また輪行で帰宅(往復輪行)
(2)自宅から目的地までサイクリングし、目的地から輪行で帰宅(片道輪行)
自宅から遠く離れた場所を長時間サイクリングできますので、パターンとしては往復輪行が多いです。一方片道輪行は朝から電車に乗らなくて良い為、出発時間や混雑等を気にせず気楽です。そして今回新しいパターンを試してみる事にしました。片道輪行の一種ですが、パターンは反対。つまり朝に電車で目的地まで行き、そこからひたすら自宅を目指すというもの。故郷に帰ろうとする軍隊を正面から迎え撃つのは下策と言われます。それは愛する父母妻子の待つ故郷に帰ろうという軍隊は必死だから。本作戦もひたすら自宅を目指し必死になること必至でしょう(笑)。帰路暗くなっても、都内に近づけば近づく程街灯が期待できるのが利点です。
さて本作戦の出発地に選んだのは山梨県の塩山。大弛峠攻略で二回行った馴染みのある駅です。ここから柳沢峠を越えて青梅街道をひたすら都内に向かって走るという単純明快なもの。山の紅葉には遅い季節ですが、奥多摩方面のサイクリストがよく走る柳沢峠はどんなものか、期待を持って選択しました。
いつもの様に04:43に御茶ノ水から乗車…のはずが、目が覚めたら家を出る予定時刻まで20分しかない寝坊をしでかすorz 顔洗ってヒゲ剃って、すぐに出発。御茶ノ水駅前のファミリーマートで朝食のパンを購入し、なんとか電車に乗り込みました。
07:23、塩山到着。まだ走ってもいなのに、いきなりキオスクでお土産の甲州産巨峰・白桃キャラメルを買う(笑)。この時間ではお店も他に開いてないですし、すぐに山の中に入ってしまうので、買うチャンスがないかもしれないわけで。
自転車を組み立て、07:40、「さぁ、うちに帰ろう!!」と塩山を出発。来たばかりでまだどこも観光してないのに帰るのかよ(笑)。
甘草屋敷の面する細い道を北上すると、国道411号線(青梅街道)に。ここからはこの道なりに走るだけです。
新千野橋から富士山が見えました。やる気がでます(笑)。朝日が低くて眩しい…
小松尾付近から塩山市街地を見下ろす合成パノラマ写真。標高750mくらい。ここまで4kmちょっとで200mの上昇。ほぼ直線の上りで、生活道路にしている人は大変そう。ママチャリで下って行く人を見ましたが、上りは大変でしょうねぇ… それに例によってまた棚田ですよ。稲作に対する執念が凄い。
同じ場所から見える、雪を戴いている山脈は位置的に南アルプスかな。
雲峰寺付近。トイレがあったので少し休憩。標高920mくらい。
五郎田付近。ヘアピンを振り返って。一番下が今通ってきた道。その上にこれから走る高架が二つ見えます。遠いなぁ。
はい、その高架に近づいてきました。
更にまた別の高架。谷を跨いで強引に高度を上げていきます。
走ってきた道を振り返ると富士山が。それにしても高架に高度感がありますねぇ。
とはいえ、これで高架は終わり。目の前の一山のみ。ここから九十九折りで一気に高度を上げます。わくわく(笑)。
九十九折りの最後辺りで富士山を望む。眺望が良くて、自動車も停まって撮影していました。
11:00、柳沢峠に到着。一番高い所はもう少し先ですが。標高は1465mで1000m上ってきたわけですが、ヒルクライムとしてはきつい感じはなかったです。写真を撮りながらですし、もう暑くもないですしね。
柳沢峠茶屋脇から。思い切り逆光。早朝だと太陽との位置関係で美しく見えそうですが、その時間は路面が凍っていそう(笑)。
柳沢峠から富士山を望む。あ〜た〜まを雲の上にだ〜し〜 たなびく雲も風情があります。
柳沢峠茶屋の麦とろ飯。値段失念。1000円くらいだったか。まずくはないけど、そんなにうまくもないです(^^;。
ここが峠の一番高い所。ここから東京方面に向かって豪快にダウンヒルが始まります。標高1470mの峠から標高1mの自宅まで(笑)。時刻は11:48。
青梅街道から鶏冠山方面。もう少し早い時期なら、燃える様な紅葉が見えたことでしょう。また来ましょう。
最早落葉を待つのみ。ひたすら青梅街道を走ります。
二枚の画像から合成。強引に道をつけてますなぁ。ここまで強引なのを見たのは初めてかも。わくわくします(笑)。こんな山間の道路でも幹線道路ですので、冬でも路面整備しているんでしょうね。
ここももう少し早い季節なら…
青梅街道小室川合流地点。青梅街道は柳沢川沿いに走っており、渓谷が綺麗です。紅葉の時季なら尚更。
それにしても上ったり下りたり、結構アップダウンがあります。途中道の駅に温泉があって、まだ帰り道は長いのに、温泉に入りたい誘惑に駆られました(笑)。
13:20頃、林道後山線の起点に到着。今回のサイクリングはここを確認することもポイント。何故ならここが東京都最高峰雲取山への入り口のひとつだからです。いつか登る日に備え、今回は確認しておきました。ここから三条の湯手前まで自動車で行けば雲取山も近いのですが、ダートなので普通自動車じゃあまり行きたくないです。
13:40頃、奥多摩湖に到着。奥は深山橋。ふえー、結構走りました。
14:08頃、大麦代駐車場に到着。自動車とバイクだらけで自転車は浮いている感じでした(笑)。売店が多くあるので、飲み物やら食べ物を補給。14:30、再スタート。しかし奥多摩湖周辺の青梅街道は道路が狭い上に交通量が多く、トンネルも多くて、あまり自転車向きじゃないですね。プレッシャーがきつくてストレスばかりたまりました。
さて、ここから先は写真がないです。青梅までは多摩川沿いの景色が綺麗なのですが、自動車のプレッシャーの中を結構な速度で下っていきますので、いまいち楽しめない。そして青梅から先は道幅は安全になるのですが、普通の市街地を走るだけですから面白いはずもないです。しかも日が暮れるのですから写すものもないわけで。というわけで、ひたすらひらすら東京方面へ。場所や距離の感覚もなくなって、ひたすら通りに沿って走っている感じです。途中井荻を通過する時だけ、以前仕事をしたことがあったのでちょっと感じるものがあっただけ。ほんと、個人的には暗くなると自転車は途端につまらないです。
というわけで、残り三分の一くらいは記憶もないです。ひたすら漕いで、20:40、自宅に到着。塩山から120kmしか走ってないのに、あまり記憶に残る走りになりませんでした(^^;。青梅から先は普通の市街地なので、いくら走っても景色が大差ない。塩山からヒルクライムの途中、林道にコースを取り、大菩薩峠に登下山し、奥多摩駅から輪行で帰るのが良かったかなぁと思ったのでした。林道がどれくらい凄い勾配かわからないからお気楽に書いていますが(笑)。
塩山→足立区自宅ルート鳥瞰図。富士山上空28000mから撮影。半分くらいは山の中ですねぇ。奥多摩湖を抜けるまで結構時間がかかったのも納得の距離。
塩山→足立区自宅ルート標高図。最初は凄い上りでも、柳沢峠を越えたら下るだけ。
さて輪行の第三のパターンの結果です。遠征先で地元の料理を食べたり、お土産を買ったりするのが難しいのはマイナスで、これが観光の要素を著しく阻害している感じがします。また確かに必死になって帰ってきましたが、前半の観光の記憶が後半の疲れで消えてしまいがちです(笑)。電車と違ってどんなに遅くなっても自力で帰れますので安心と言えば安心ですが、観光の時間と走行距離の関係はよく考えた方が良さそうです。理想を言えば、遠征先で昼食(地元料理)を堪能し、14時くらいに帰路につき、19時くらいに自宅に着くという感じですかねぇ。ま、いろいろ試してみましょう。
余談ながら、本サイクリングは多摩川上流も抑えていますね。今度は青梅から多摩川沿いに海まで走って、荒川に続いて下流から源流まで抑えてみようかな(笑)。
所要経費
JR 御茶ノ水駅→塩山駅 1890円
走行時間 08:43:19(塩山〜自宅は06:26:08)
平均速度 16.5km/h
最高速度 46.1km/h
使用車種 KHS F20-R
輪行のパターンとして次の二つを経験してきました。
(1)目的地まで輪行し、出先をサイクリング、その後また輪行で帰宅(往復輪行)
(2)自宅から目的地までサイクリングし、目的地から輪行で帰宅(片道輪行)
自宅から遠く離れた場所を長時間サイクリングできますので、パターンとしては往復輪行が多いです。一方片道輪行は朝から電車に乗らなくて良い為、出発時間や混雑等を気にせず気楽です。そして今回新しいパターンを試してみる事にしました。片道輪行の一種ですが、パターンは反対。つまり朝に電車で目的地まで行き、そこからひたすら自宅を目指すというもの。故郷に帰ろうとする軍隊を正面から迎え撃つのは下策と言われます。それは愛する父母妻子の待つ故郷に帰ろうという軍隊は必死だから。本作戦もひたすら自宅を目指し必死になること必至でしょう(笑)。帰路暗くなっても、都内に近づけば近づく程街灯が期待できるのが利点です。
さて本作戦の出発地に選んだのは山梨県の塩山。大弛峠攻略で二回行った馴染みのある駅です。ここから柳沢峠を越えて青梅街道をひたすら都内に向かって走るという単純明快なもの。山の紅葉には遅い季節ですが、奥多摩方面のサイクリストがよく走る柳沢峠はどんなものか、期待を持って選択しました。
いつもの様に04:43に御茶ノ水から乗車…のはずが、目が覚めたら家を出る予定時刻まで20分しかない寝坊をしでかすorz 顔洗ってヒゲ剃って、すぐに出発。御茶ノ水駅前のファミリーマートで朝食のパンを購入し、なんとか電車に乗り込みました。
07:23、塩山到着。まだ走ってもいなのに、いきなりキオスクでお土産の甲州産巨峰・白桃キャラメルを買う(笑)。この時間ではお店も他に開いてないですし、すぐに山の中に入ってしまうので、買うチャンスがないかもしれないわけで。
自転車を組み立て、07:40、「さぁ、うちに帰ろう!!」と塩山を出発。来たばかりでまだどこも観光してないのに帰るのかよ(笑)。
甘草屋敷の面する細い道を北上すると、国道411号線(青梅街道)に。ここからはこの道なりに走るだけです。
新千野橋から富士山が見えました。やる気がでます(笑)。朝日が低くて眩しい…
小松尾付近から塩山市街地を見下ろす合成パノラマ写真。標高750mくらい。ここまで4kmちょっとで200mの上昇。ほぼ直線の上りで、生活道路にしている人は大変そう。ママチャリで下って行く人を見ましたが、上りは大変でしょうねぇ… それに例によってまた棚田ですよ。稲作に対する執念が凄い。
同じ場所から見える、雪を戴いている山脈は位置的に南アルプスかな。
雲峰寺付近。トイレがあったので少し休憩。標高920mくらい。
五郎田付近。ヘアピンを振り返って。一番下が今通ってきた道。その上にこれから走る高架が二つ見えます。遠いなぁ。
はい、その高架に近づいてきました。
更にまた別の高架。谷を跨いで強引に高度を上げていきます。
走ってきた道を振り返ると富士山が。それにしても高架に高度感がありますねぇ。
とはいえ、これで高架は終わり。目の前の一山のみ。ここから九十九折りで一気に高度を上げます。わくわく(笑)。
九十九折りの最後辺りで富士山を望む。眺望が良くて、自動車も停まって撮影していました。
11:00、柳沢峠に到着。一番高い所はもう少し先ですが。標高は1465mで1000m上ってきたわけですが、ヒルクライムとしてはきつい感じはなかったです。写真を撮りながらですし、もう暑くもないですしね。
柳沢峠茶屋脇から。思い切り逆光。早朝だと太陽との位置関係で美しく見えそうですが、その時間は路面が凍っていそう(笑)。
柳沢峠から富士山を望む。あ〜た〜まを雲の上にだ〜し〜 たなびく雲も風情があります。
柳沢峠茶屋の麦とろ飯。値段失念。1000円くらいだったか。まずくはないけど、そんなにうまくもないです(^^;。
ここが峠の一番高い所。ここから東京方面に向かって豪快にダウンヒルが始まります。標高1470mの峠から標高1mの自宅まで(笑)。時刻は11:48。
青梅街道から鶏冠山方面。もう少し早い時期なら、燃える様な紅葉が見えたことでしょう。また来ましょう。
最早落葉を待つのみ。ひたすら青梅街道を走ります。
二枚の画像から合成。強引に道をつけてますなぁ。ここまで強引なのを見たのは初めてかも。わくわくします(笑)。こんな山間の道路でも幹線道路ですので、冬でも路面整備しているんでしょうね。
ここももう少し早い季節なら…
青梅街道小室川合流地点。青梅街道は柳沢川沿いに走っており、渓谷が綺麗です。紅葉の時季なら尚更。
それにしても上ったり下りたり、結構アップダウンがあります。途中道の駅に温泉があって、まだ帰り道は長いのに、温泉に入りたい誘惑に駆られました(笑)。
13:20頃、林道後山線の起点に到着。今回のサイクリングはここを確認することもポイント。何故ならここが東京都最高峰雲取山への入り口のひとつだからです。いつか登る日に備え、今回は確認しておきました。ここから三条の湯手前まで自動車で行けば雲取山も近いのですが、ダートなので普通自動車じゃあまり行きたくないです。
13:40頃、奥多摩湖に到着。奥は深山橋。ふえー、結構走りました。
14:08頃、大麦代駐車場に到着。自動車とバイクだらけで自転車は浮いている感じでした(笑)。売店が多くあるので、飲み物やら食べ物を補給。14:30、再スタート。しかし奥多摩湖周辺の青梅街道は道路が狭い上に交通量が多く、トンネルも多くて、あまり自転車向きじゃないですね。プレッシャーがきつくてストレスばかりたまりました。
さて、ここから先は写真がないです。青梅までは多摩川沿いの景色が綺麗なのですが、自動車のプレッシャーの中を結構な速度で下っていきますので、いまいち楽しめない。そして青梅から先は道幅は安全になるのですが、普通の市街地を走るだけですから面白いはずもないです。しかも日が暮れるのですから写すものもないわけで。というわけで、ひたすらひらすら東京方面へ。場所や距離の感覚もなくなって、ひたすら通りに沿って走っている感じです。途中井荻を通過する時だけ、以前仕事をしたことがあったのでちょっと感じるものがあっただけ。ほんと、個人的には暗くなると自転車は途端につまらないです。
というわけで、残り三分の一くらいは記憶もないです。ひたすら漕いで、20:40、自宅に到着。塩山から120kmしか走ってないのに、あまり記憶に残る走りになりませんでした(^^;。青梅から先は普通の市街地なので、いくら走っても景色が大差ない。塩山からヒルクライムの途中、林道にコースを取り、大菩薩峠に登下山し、奥多摩駅から輪行で帰るのが良かったかなぁと思ったのでした。林道がどれくらい凄い勾配かわからないからお気楽に書いていますが(笑)。
塩山→足立区自宅ルート鳥瞰図。富士山上空28000mから撮影。半分くらいは山の中ですねぇ。奥多摩湖を抜けるまで結構時間がかかったのも納得の距離。
塩山→足立区自宅ルート標高図。最初は凄い上りでも、柳沢峠を越えたら下るだけ。
さて輪行の第三のパターンの結果です。遠征先で地元の料理を食べたり、お土産を買ったりするのが難しいのはマイナスで、これが観光の要素を著しく阻害している感じがします。また確かに必死になって帰ってきましたが、前半の観光の記憶が後半の疲れで消えてしまいがちです(笑)。電車と違ってどんなに遅くなっても自力で帰れますので安心と言えば安心ですが、観光の時間と走行距離の関係はよく考えた方が良さそうです。理想を言えば、遠征先で昼食(地元料理)を堪能し、14時くらいに帰路につき、19時くらいに自宅に着くという感じですかねぇ。ま、いろいろ試してみましょう。
余談ながら、本サイクリングは多摩川上流も抑えていますね。今度は青梅から多摩川沿いに海まで走って、荒川に続いて下流から源流まで抑えてみようかな(笑)。
所要経費
JR 御茶ノ水駅→塩山駅 1890円
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