本公演のDVDが来年2/17発売予定だそうです。ネタバレになるので、DVDだけでライブを楽しもうとされている方は以下の文章は読まないこと。
[出演]大貫妙子(Vo)、フェビアン・レザ・パネ(Pf)、吉野弘志(B)、林立夫(Ds)、小倉博和(G)
金子飛鳥カルテット[金子飛鳥/相磯優子(Vn)、志賀恵子(Va)、木村隆哉(Vc)]
[日時]2009/11/01(日) 18:00開演
[会場]JCB HALL(東京)
[料金]¥7,000
[時間]2時間5分くらい
[曲目]
01.Monochrome & Colours「PURISSIMA」
02.若き日の望楼「ROMANTIQUE」
03.Hiver「One Fine Day」
04.Snow「note」
05.新しいシャツ「ROMANTIQUE」
06.あなたを思うと「note」
07.遥かなる旅路 パネのピアノソロ
08.夏に恋する女たち「SIGNIFIE」
09.彼と彼女のソネット「A Slice of Life」
10.黒のクレール「cliche」
11.空へ「Lucy」
12.TANGO「Lucy」
13.春の手紙「素直な気持」
14.四季「ATTRACTION」
15.横顔「MIGNONNE」
16.風の道「cliche」
17.Time To Go「One Fine Day」
18.Cavaliere Servente「PURISSIMA」
19.ベジタブル「copine.」
20.突然の贈り物「MIGNONNE」
21.懐かしい未来
曲名の後ろはオリジナル収録アルバム。間違っていても責任持てず。訂正情報は歓迎します。
アコースティックコンサートは1987年サントリーホールで行われたものが最初。以来毎年行われてきましたが、メンバーの都合もあって今回が最後とのこと。というわけで、前回のBoucles d'oreilles" Tour 2007に続き行ってきました。
開場が若干遅れるも、中に入ってみると程よい大きさのホール。2階でしたが、ステージはそれほど遠さを感じません。でもやはりちゃんと先行発売でアリーナにいたかったな。それはともかく、開場時に並んでいた時から気づいていましたが、客の年齢層が明らかに40~50代(笑)。20代なんかいなかったんじゃないかな。サザンオールスターズなんか親の影響で好きになって家族で来場なんてパターンもあったみたいですが、大貫妙子では音楽的に無理か。良い意味で大人の音楽ということでしょうか。
ステージは楽器の他は花を飾ったテーブルのみとシンプル。無駄を削ぎ落とした大貫妙子の曲同様(笑)。
大貫妙子は黒のドレスで登場。今回は途中での着替えはなし。いつものふわっとした高いボーカル。MCでの「野太い」声と対照的(笑)。これ、ご自身で話していたので非難じゃないですよ。
メンバーは前回にギターが加わりました。全部の曲で参加されていたわけではないですが、ギター1本入るだけでバッキングの雰囲気がだいぶ違いますね。全く同じ楽器構成だと同じ様な演奏になっちゃうので、これは良かったです。金子Quartetはこれが最後だと思うと辛いです。大貫妙子の楽曲にハマりまくってましたから。というか、なくなったらどうなっちゃうんだろう… 前回同様、「夏に恋する女たち」での林立夫さんのドラム最高でした。このバンドの中核パネさんのピアノはいつも通り奥ゆかしく上品でした。
演奏曲はアルバム「Boucles d'oreilles」14曲中から10曲セレクト。やはりこの辺の曲が大貫妙子自身も気に入っているんですかね。また2007年のライブとの曲目の被りも10曲。DVD撮影の関係もあって、定番中心だったのかもしれません。そして前回同様「AVENTURE」からの選曲がなかったのが残念。「横顔」なんかは可愛らしい内容なんですが、多くが内省的な曲なので、若々しい恋愛ものも入れてほしいな、と。私を含め、40〜50代の人も回春できるし(笑)。「四季」は自分の中ではあまり聴かない曲だったのですが、今回良さを発見。米作りのMCから、日本の四季の美しさをテーマにした曲に展開されてはたまりません。フランスやイタリア志向から日本に回帰した頃の作品で、気取りがなく美しいです。
MC。DVDの撮影について。今まで記録を残してこなかったけど、ある人の強いリクエストで記録することにした。カメラが入るとお客さんの邪魔になるので、あまり入れたくないというのが本音。定番の曲が多くて「またかよ」と思われるかもしれないがご容赦を(笑)。
米作りについて。秋田だか青森で農家の方に作ってもらっているとのこと。自身も少し作業しているみたい。でも週一とかで雑草取りしているわけでもないだろうし、個人的には米作りとは言えないと思う。これはブログとかで写真なんか載せない方が奥ゆかしいと感じました。
最後のアコースティックコンサートについて。現メンバーでのライブが終了ということで、ライブ自体は継続。現メンバーだとスケジュール的にきついので、小編成にすれば地方公演も可能と考えているとのこと。
坂本龍一のヨーロッパからの凱旋コンサートに出演予定。達者で帰って来てほしい。達者って(笑)。
会場の大きさや音響は良かったのですが、座席がいまいちでお尻が痛くなりました。前日奥秩父を自転車で走っていたので、そのせいもあるかもしれませんが(笑)。痛みのせいでいまいち集中できなかったのですが、それでも濃密な空間と時間を堪能。現メンバーのライブをしっかり目と耳に焼き付けてきました。
尚、本公演のDVDが来年2/17発売予定だそうです。
タイトル未定
大貫妙子のブログ該当ページ
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