走行距離 109.9km(修善寺~沼津の走行距離は90.91km)
走行時間 07:23:17(修善寺~沼津の走行時間は06:22:11)
平均速度 14.8km/h
最高速度 49.6km/h
使用車種 KHS F20-R
青春18きっぷを使った遠征シリーズ4回目。5回目の切符は雨天で使えない場合があるので売却を予定している為、このシリーズ最後の遠征です。房総半島は3週連続で行ったのでそろそろ違う場所が良い。どうしようか悩んだ末、しんいちさんちで読んだ西伊豆の景色が良かったので、ここに決定。前週の房総半島サイクリングで富士山が見えなかったこともあり、伊豆に接近すれば大迫力で見られるだろうという思いもありました。
冬に戻った感じの寒さの中、4:00に家を出発。5:20、東京発の東海道本線に乗車し、7:28に三島到着。伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換え、8:09修善寺到着。駅の売店ではあじ寿司の看板があって、すごく美味しそう。その日に水揚げされた地元の鯵を使った駅弁らしいです。房総シリーズではあまり食事に恵まれなかった為、これには惹かれました。ただ販売が9:00からなんです。トイレ等を済ませても8:30で、もう30分も待つ余裕がないので断念。後ろ髪惹かれる思いで出発しました。ただ携帯電話で調べた天気予報で午後からにわか雨か雪が降るというのが懸念材料。
舞寿し
最初から軽い上りですが、程なく修禅寺に到着。さすがに時間が早いので観光客もまばら。枝垂れ桜が綺麗でした。
修善寺温泉街。なんとか自動車が二台擦れ違いできる狭い道ですが、主要道らしく朝でもそこそこ交通量があります。風情のある場所なだけにちょっと残念。
温泉街を抜けるといよいよ里山という趣の風景に。ここは北又の棚田。
うねうねした狭い旧道を急勾配で上りきると広々した県道18号線に。自動車もそこそこ走っていますが、道路そのものが広いので安全に楽しくヒルクライム。
だるま山高原レストハウスでトイレ休憩。正面に富士山があるはずですが、本日は閉店の様です(涙)。
戸田峠。「戸田」は「とだ」ではなく「へだ」と読みます。交差点になっていましたが、峠で交差点って珍しい気が。
西伊豆スカイラインより富士山方面。やはり富士山は見えず。画像右下に先程のレストハウスがあります。結構上ってきました。
いよいよ西伊豆スカイライン独特の風景に。遠くから見ると草原の様な達磨山(奥)です。真っ直ぐな登山道が見えますね。それにしても森林限界でもないのに何故樹林でないのでしょう。海風の影響なのかな。
戸田峠方面を振り返って。うねうね曲がる道を走ってきました。視界を遮る樹林がないので本当に気持ち良い道路です。
地図によるとこの辺りから最短距離で達磨山に行けるみたいですが、登山口らしきものは発見できず。
西伊豆スカイライン戸田駐車場。ここに自転車を停めて達磨山に登ります。既に一台自動車が停まっていましたが、果たしてどんな人でしょうか。尚、この写真は下山後撮影。
達磨山山頂への登山道。草原の様に見えたものは笹原なんです。なんか妙な感じ。笹原の中から何か飛び出してきそう(^^;。実際動物の糞が転がっていました。
10分くらいで達磨山山頂へ。なんてお気楽な登山なんだ(^^;。
樹木がないので、ぐるっと360度の展望が得られます。木の隙間や冬の枯れ木越しに見るパターンばかりでしたのでちょっと感動。でも富士山は相変わらず全く見えないorz
笹が茂っていてつるんとした感じの山肌なのに、山頂には岩がゴロゴロあり、山岳の誌という石碑が建っていました。「箱根十国峠に比し、快晴の日は房武相甲信豆駿遠三尾濃勢賀州が見えるところから十三国峠と呼ばれている。ここでの圧巻は何といっても富士の雄姿である。眼前に展開される雄大かつ繊細なパノラマはまさに天下の絶景といえよう。」とありますが、この日は何も見えず(苦笑)。
岩にカメラを載せて撮影。後ろに見えるのは戸田港。それにしても雲が怪しい…
さて、山頂には二人のハイカーと、一人何やら機械を弄る方がいました。ハイカーはすぐに下山。熱心に機械を弄っているので話しかけなかったのですが、三角点を撮影する時機材を退けてもらう為、少しお話しました。なんと、360度パノラマの山頂でラジコンを飛ばすのだそうです。ラジコンと言ってもエンジンのないグライダー。上昇気流があるのでよく飛ぶのだそうです。飛ばすのは良いですが、回収はどうするのかと尋ねると、その辺の笹原に着陸(墜落か?(笑))させるらしいです。はぁ、荒川土手でラジコン飛行機を飛ばしている人を見ますが、こんな山頂でやる方もいるのね。趣味は広いな(笑)。
登ってきた道を下山。ちょうど真ん中辺りが駐車場で、その上の方に登山道が伸びているのは伽藍山。登りは足下を見ているので景色が目に入っていませんでしたが、下りは足下を見ても景色が目に入ってきます。凄い景色です。それにしてもこの写真、右に傾いているかの様ですね。水平の基準がないし、疲れていたから傾きに気づかなかったのかな(^^;。それともこれで全く水平なのかな。もう一度行って確かめないと。
などとのんびり構えていましたが、なんと下山中に雪がちらついて来ましたorz 確かに寒かったのですが、まさか雪まで舞うとは。風花と言えば風流ですが、雨に変わったら敵いません。
伊豆スカイラインを急いで走ります。西伊豆の土肥への下りは寒くて震え上がりました。
土肥では事前に調べておいた磯料理まるとというお店に。刺身定食で2100円だったかな。舟盛りですがなんか寂しいです。観光地価格だなぁ… それに雪がちらつく中をダウンヒルで走って体が冷えきっているのに、刺身とは選択ミスとしか言えませんね(笑)。鮪のカマ焼き食べたかったです。
磯料理まると
14:00。さぁ、あとは西海岸の国道136号線を北上すれば良いだけ。前半の西伊豆スカイライン上りみたいな辛いことはないでしょうとのんびり気分。しかし楽観はすぐに消えました。道路自体は結構標高が高い場所を走っているのですが、漁港の度に海岸に下るのです。そんなわけで上ったり下りたりの繰り返しでグダグダに。
碧の丘。陽射しが戻って来て、雨の心配はなくなりました。
碧の丘からの眺望。これを見ればわかりますが、漁港が遥か下に見えます。標高230mくらい。
県道17号線 正面は静岡市辺りでしょうか。
15:24くらいに戸田港到着。標高0m。おいおい。せっかく上ったのに下りて来て、この先もこれの繰り返しかと思うと旅館に一泊したい気分(笑)。一気に1500m上るのは気楽なんですが、100mを15回上り下りするのは気が重いです。それにウィンドブレイカーの頻繁な着脱も面倒なんですよ。
煌めきの丘。如何にもカップルに喜ばれそうな名称と景色です。
煌めきの丘は標高70mくらいですが、眺めは良いです。ちょっと記憶が曖昧でここだったか定かではないですが、移動販売車がいました。寒い日で他の人はおでんを食べているのに、体力全開で走行中だった私はアイス(笑)。
煌めきの丘を下り切ると井田漁港。しかし民宿ばかりで何もないですねぇ。再び上りに転じ、標高210mくらいまで上り返し。そこからは大瀬漁港まで一気の下り。ここから先は標高20m程度の起伏があるだけで、だいぶ楽になりました。
県道17号線は法面崩落補修中でした。
旅の終わりを飾る立保の夕陽が美しすぎる… なんて悠長に言っている場合じゃない。旅は終わってないし、真っ暗になる前に伊豆を抜けねば… 既に17:30。
内浦湾、江浦湾を抜け、暗く狭くそれでいて交通量の多い県道17号を走破、国道414号を北上。19:10頃、なんとか沼津駅に到着。あとはのんびり普通列車で帰路へ。結局、朝の4時に出発、帰宅は23時と、19時間も遊び呆けていました。3.5時間しか寝てないのに、気分は中学生かな(笑)。
富士山とともにしたCG。富士山は周囲のシワシワと隔絶していて存在感がありますねぇ。
海岸線メインのCG。道路が結構高い場所にあるのがわかります。房総半島とはだいぶ違います。アップダウンが何度もあって大変なのが一目瞭然。
西伊豆スカイラインだけなら体力的には余裕なんですが、その後の200~250m級の上りで難儀しました。食事して一息ついちゃいましたからねぇ。夜が迫って焦っており、精神的にも追い込まれていましたし。
今回は天気がいまいち…どころか雪までちらついてしまい残念でした。前半は曇天そのもの。青空の下の西伊豆スカイラインは素晴らしい景色なんでしょうねぇ…
また計画的には全うできたのですが、西天城高原道路を走れなかったことも残念。土肥峠から更に南に仁科峠まで快適なワインディングロードが続いているらしく、こちらも走りたかったんです。時間的に無理なので最初から除外していましたが。いずれ走ろうと思っていますが、その時は青空に期待です。
所要経費
JR 2300円(青春18きっぷ1回分)
伊豆箱根鉄道 三島駅→修善寺駅 500円
走行時間 07:23:17(修善寺~沼津の走行時間は06:22:11)
平均速度 14.8km/h
最高速度 49.6km/h
使用車種 KHS F20-R
青春18きっぷを使った遠征シリーズ4回目。5回目の切符は雨天で使えない場合があるので売却を予定している為、このシリーズ最後の遠征です。房総半島は3週連続で行ったのでそろそろ違う場所が良い。どうしようか悩んだ末、しんいちさんちで読んだ西伊豆の景色が良かったので、ここに決定。前週の房総半島サイクリングで富士山が見えなかったこともあり、伊豆に接近すれば大迫力で見られるだろうという思いもありました。
冬に戻った感じの寒さの中、4:00に家を出発。5:20、東京発の東海道本線に乗車し、7:28に三島到着。伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換え、8:09修善寺到着。駅の売店ではあじ寿司の看板があって、すごく美味しそう。その日に水揚げされた地元の鯵を使った駅弁らしいです。房総シリーズではあまり食事に恵まれなかった為、これには惹かれました。ただ販売が9:00からなんです。トイレ等を済ませても8:30で、もう30分も待つ余裕がないので断念。後ろ髪惹かれる思いで出発しました。ただ携帯電話で調べた天気予報で午後からにわか雨か雪が降るというのが懸念材料。
舞寿し
最初から軽い上りですが、程なく修禅寺に到着。さすがに時間が早いので観光客もまばら。枝垂れ桜が綺麗でした。
修善寺温泉街。なんとか自動車が二台擦れ違いできる狭い道ですが、主要道らしく朝でもそこそこ交通量があります。風情のある場所なだけにちょっと残念。
温泉街を抜けるといよいよ里山という趣の風景に。ここは北又の棚田。
うねうねした狭い旧道を急勾配で上りきると広々した県道18号線に。自動車もそこそこ走っていますが、道路そのものが広いので安全に楽しくヒルクライム。
だるま山高原レストハウスでトイレ休憩。正面に富士山があるはずですが、本日は閉店の様です(涙)。
戸田峠。「戸田」は「とだ」ではなく「へだ」と読みます。交差点になっていましたが、峠で交差点って珍しい気が。
西伊豆スカイラインより富士山方面。やはり富士山は見えず。画像右下に先程のレストハウスがあります。結構上ってきました。
いよいよ西伊豆スカイライン独特の風景に。遠くから見ると草原の様な達磨山(奥)です。真っ直ぐな登山道が見えますね。それにしても森林限界でもないのに何故樹林でないのでしょう。海風の影響なのかな。
戸田峠方面を振り返って。うねうね曲がる道を走ってきました。視界を遮る樹林がないので本当に気持ち良い道路です。
地図によるとこの辺りから最短距離で達磨山に行けるみたいですが、登山口らしきものは発見できず。
西伊豆スカイライン戸田駐車場。ここに自転車を停めて達磨山に登ります。既に一台自動車が停まっていましたが、果たしてどんな人でしょうか。尚、この写真は下山後撮影。
達磨山山頂への登山道。草原の様に見えたものは笹原なんです。なんか妙な感じ。笹原の中から何か飛び出してきそう(^^;。実際動物の糞が転がっていました。
10分くらいで達磨山山頂へ。なんてお気楽な登山なんだ(^^;。
樹木がないので、ぐるっと360度の展望が得られます。木の隙間や冬の枯れ木越しに見るパターンばかりでしたのでちょっと感動。でも富士山は相変わらず全く見えないorz
笹が茂っていてつるんとした感じの山肌なのに、山頂には岩がゴロゴロあり、山岳の誌という石碑が建っていました。「箱根十国峠に比し、快晴の日は房武相甲信豆駿遠三尾濃勢賀州が見えるところから十三国峠と呼ばれている。ここでの圧巻は何といっても富士の雄姿である。眼前に展開される雄大かつ繊細なパノラマはまさに天下の絶景といえよう。」とありますが、この日は何も見えず(苦笑)。
岩にカメラを載せて撮影。後ろに見えるのは戸田港。それにしても雲が怪しい…
さて、山頂には二人のハイカーと、一人何やら機械を弄る方がいました。ハイカーはすぐに下山。熱心に機械を弄っているので話しかけなかったのですが、三角点を撮影する時機材を退けてもらう為、少しお話しました。なんと、360度パノラマの山頂でラジコンを飛ばすのだそうです。ラジコンと言ってもエンジンのないグライダー。上昇気流があるのでよく飛ぶのだそうです。飛ばすのは良いですが、回収はどうするのかと尋ねると、その辺の笹原に着陸(墜落か?(笑))させるらしいです。はぁ、荒川土手でラジコン飛行機を飛ばしている人を見ますが、こんな山頂でやる方もいるのね。趣味は広いな(笑)。
登ってきた道を下山。ちょうど真ん中辺りが駐車場で、その上の方に登山道が伸びているのは伽藍山。登りは足下を見ているので景色が目に入っていませんでしたが、下りは足下を見ても景色が目に入ってきます。凄い景色です。それにしてもこの写真、右に傾いているかの様ですね。水平の基準がないし、疲れていたから傾きに気づかなかったのかな(^^;。それともこれで全く水平なのかな。もう一度行って確かめないと。
などとのんびり構えていましたが、なんと下山中に雪がちらついて来ましたorz 確かに寒かったのですが、まさか雪まで舞うとは。風花と言えば風流ですが、雨に変わったら敵いません。
伊豆スカイラインを急いで走ります。西伊豆の土肥への下りは寒くて震え上がりました。
土肥では事前に調べておいた磯料理まるとというお店に。刺身定食で2100円だったかな。舟盛りですがなんか寂しいです。観光地価格だなぁ… それに雪がちらつく中をダウンヒルで走って体が冷えきっているのに、刺身とは選択ミスとしか言えませんね(笑)。鮪のカマ焼き食べたかったです。
磯料理まると
14:00。さぁ、あとは西海岸の国道136号線を北上すれば良いだけ。前半の西伊豆スカイライン上りみたいな辛いことはないでしょうとのんびり気分。しかし楽観はすぐに消えました。道路自体は結構標高が高い場所を走っているのですが、漁港の度に海岸に下るのです。そんなわけで上ったり下りたりの繰り返しでグダグダに。
碧の丘。陽射しが戻って来て、雨の心配はなくなりました。
碧の丘からの眺望。これを見ればわかりますが、漁港が遥か下に見えます。標高230mくらい。
県道17号線 正面は静岡市辺りでしょうか。
15:24くらいに戸田港到着。標高0m。おいおい。せっかく上ったのに下りて来て、この先もこれの繰り返しかと思うと旅館に一泊したい気分(笑)。一気に1500m上るのは気楽なんですが、100mを15回上り下りするのは気が重いです。それにウィンドブレイカーの頻繁な着脱も面倒なんですよ。
煌めきの丘。如何にもカップルに喜ばれそうな名称と景色です。
煌めきの丘は標高70mくらいですが、眺めは良いです。ちょっと記憶が曖昧でここだったか定かではないですが、移動販売車がいました。寒い日で他の人はおでんを食べているのに、体力全開で走行中だった私はアイス(笑)。
煌めきの丘を下り切ると井田漁港。しかし民宿ばかりで何もないですねぇ。再び上りに転じ、標高210mくらいまで上り返し。そこからは大瀬漁港まで一気の下り。ここから先は標高20m程度の起伏があるだけで、だいぶ楽になりました。
県道17号線は法面崩落補修中でした。
旅の終わりを飾る立保の夕陽が美しすぎる… なんて悠長に言っている場合じゃない。旅は終わってないし、真っ暗になる前に伊豆を抜けねば… 既に17:30。
内浦湾、江浦湾を抜け、暗く狭くそれでいて交通量の多い県道17号を走破、国道414号を北上。19:10頃、なんとか沼津駅に到着。あとはのんびり普通列車で帰路へ。結局、朝の4時に出発、帰宅は23時と、19時間も遊び呆けていました。3.5時間しか寝てないのに、気分は中学生かな(笑)。
富士山とともにしたCG。富士山は周囲のシワシワと隔絶していて存在感がありますねぇ。
海岸線メインのCG。道路が結構高い場所にあるのがわかります。房総半島とはだいぶ違います。アップダウンが何度もあって大変なのが一目瞭然。
西伊豆スカイラインだけなら体力的には余裕なんですが、その後の200~250m級の上りで難儀しました。食事して一息ついちゃいましたからねぇ。夜が迫って焦っており、精神的にも追い込まれていましたし。
今回は天気がいまいち…どころか雪までちらついてしまい残念でした。前半は曇天そのもの。青空の下の西伊豆スカイラインは素晴らしい景色なんでしょうねぇ…
また計画的には全うできたのですが、西天城高原道路を走れなかったことも残念。土肥峠から更に南に仁科峠まで快適なワインディングロードが続いているらしく、こちらも走りたかったんです。時間的に無理なので最初から除外していましたが。いずれ走ろうと思っていますが、その時は青空に期待です。
所要経費
JR 2300円(青春18きっぷ1回分)
伊豆箱根鉄道 三島駅→修善寺駅 500円