走行時間 06:39:07
走行距離 87.09km
平均速度 13km/h
最高速度 48.8km/h
使用車種 KHS F20-R
塩山〜大弛峠 04:16:18 35.67km 8.3km/h
大弛峠〜塩山 01:28:44 34.46km 23.3km/h
前回9/23の大弛峠遠征ですっかり醜態を晒してしまいました。標高400mから2360mまで2000m近いヒルクライムとはいえ、所要時間はとてつもなくかかり、その上、川上牧丘林道の後半1/3はかなりの割合で「押し」で上っていました。この日は腹が下り気味であったことや気温の高さもありますが、根本原因は体力不足でしょう。情けなや。更に夢の庭園も見ていないですし、忸怩たるものがあります。そんな中、テレビで2000m級の山で紅葉が綺麗と見たこともあり、これ幸いとリベンジに出かけることにしました。紅葉と国師ヶ岳、金峰山登山目当てに自動車で行こうかとも思ったのですが、自動車ですと駐車場確保の点からも深夜の2時くらいに出かけねばなりません。睡眠時間ほぼなしで(笑)。これでは事故を起こすと断念。
03:40、出発。睡眠時間3時間。前回と大差ないな(^^;。04:43、御茶ノ水から高尾へ出発。前回は西に行くなら新宿が起点と思い込んでしまって新宿まで自走しましたが、時刻表を調べたら御茶ノ水から乗れば時間を短縮できたのでした(^^;。お陰で今回は20分程度遅くに出発です。
今回は紅葉シーズンということもあり、松本行きの列車はハイカーでいっぱいでした。土曜日なので地元の高校生等には申し訳ない混み方。それから前回は高尾のキオスクでパンを買ったのですが、今回は同じ時間なのに開店前。お陰で空きっ腹を抱え、ハイカーの朝食を横目で恨みながら電車に揺られました(笑)。
07:23、塩山到着。そそくさと準備をし、07:45に出発。
前回の失敗に懲りて今回気をつけたのは、とにかく足を回し続けること。写真も上りでは控えようとしました。時速10kmで走れば20kmの距離も2時間で走破できますが、休み休みだと全く所要時間がわかりません。カメラもコンパクトデジカメでないので、ケースから取り出して撮影してケースに収めてなんてやっていると結構時間がかかります。とにかく休むにしても計画的にし、ひたすら無駄を省く。これに尽きます。
07:50、セブンイレブンにて食料補給。ミニ羊羹と山頂で飲む為の缶コーヒーもゲット。
笛吹川を渡る鍛冶屋橋は標高450mくらい。ここから始まる杣口塩山線は強烈な上りとなります。商店街、直線の葡萄畑を一気に抜け、08:40、最後の自動販売機がある食事処はしばで飲料水補給の為に3分程休止。ここが標高870mくらい。距離5kmで420m上昇なので平均勾配約8%の坂をノンストップ。最初のうちは心臓がバクバクしましたが、呼吸をしっかり取るとなんとか大丈夫でした。軽さ故に回転が維持できたわけで、コンパクトクランクのお陰ですね。
今回はとにかく止まらないことを意識していたので写真がありませんが、杣口塩山線の葡萄は終わりみたいでしたが、リンゴや柿が美味しそうになっていました(笑)。何度止まろうとしたことか。無人販売所もあるのですが、朝が早過ぎて商品はなし。因みに帰りは遅過ぎて商品なしorz
さて自動販売機で水の補給なんですが、大問題発生。自動販売機の商品のほとんどが売り切れなんですけど〜orz 特にペットボトルは壊滅。残っているものはというと、瓶タイプの栄養補給系飲料? 仕方なくそれを買ってみましたが、炭酸飲料は自転車に合わない(苦笑)。胃袋が膨れちゃう感じで、満腹感にも似ただるさが。それに瓶だと重いので空いたペットボトルに移したのですが、ガタガタ揺れるので炭酸でペットボトルが破裂するんじゃないかとヒヤヒヤ。もう破れかぶれでどんどん飲んでしまい、お陰でゲップがorz それでも頑張ってペダルを踏みます。
09:33、水場で一時停止。熟年夫婦がやはり車を停めて給水中。挨拶をして、激励してもらいました(笑)。ブリヂストン・モールトンにお乗りだとか。高価な自転車を所有されてますねぇ。山の上の方の情報を尋ねると、混雑してすぐに引き返してきたそうで。やはり自動車で来ないで正解の様です。
09:42、写真撮影で一時停止。乙女湖手前の峠が見える場所で、標高は1320m。自動販売機からここまで距離6.5kmで450m上昇なので平均勾配は7%程。
記憶が定かでないのですが、たぶんこの直後、黒のカウンタック(だと思うけど、厳密にはわからない(笑))と擦れ違いました。えー? あんな車高の低い車、こんな峠道走って大丈夫なのかな。川上牧丘林道は途中の分岐で礫が盛り上がっているので突破できないはず。
10:10、日に焼かれながらもなんとか峠へ。標高1500m。距離2.7kmで180m上昇なので、平均勾配は6.6%程。ここは勾配がきつい様に見えて意外にきつくなかったんですね。越えるべき高い場所が見えているので圧倒されて錯覚するのかな。
この写真の左側が乙女湖、琴川ダムです。前方は金峰牧場等。微妙に色付いた山が綺麗です。ここまではあまり紅葉を感じませんでした。
ここからは一旦下り、川上牧丘林道の起点に向かって上り返しです。前回はダムでダラダラして足がヘバってしまったこともあり、ここは一気に下りの位置エネルギーをそのまま上りに転用(笑)。が、下りきって上り始めるとあっという間に位置エネルギーは消えてしまいました(笑)。
ヨロヨロと上り、ここからは紅葉を楽しむことに。2.5時間で全行程の6割走っているので、余裕がありました。一様に黄色くなるより、この様に緑に赤や黄色の混ざった紅葉が好きです。
10:20、川上牧丘林道ゲートにて昼食休憩。朝食は03:00くらいだったので腹ぺこです。日陰に座りこんで食べましたが、この日は自動車が頻繁にゲートを通過して行きました。さすが紅葉目当ての時期は違います。
10:35、出発。ちょうどロードバイク三人組が通過したので挨拶の後追いかけましたが、全然速度が違いました(笑)。あっという間に姿は消えました。
ここから先は高度が100m上がる毎に数分休憩を取ることにしました。計画的休憩。
川上牧丘林道に入って距離800mくらいの場所。標高1600m。落葉している木が混ざっているので、紅葉のピークは過ぎたのかなと思ってしまいます。
標高1700m。落ち葉はあるし、近くで見ると落葉寸前の色でピークを過ぎたのかなと思いましたが、写真で見るとそうでもないですね(^^;。
標高1850m。この辺に来ると風が冷たくなりました。火照った体には最高の贈り物。休憩時間は道路の端で寝転びました(笑)。二、三分横になるだけで随分楽になります。もっとも寝入ってしまったら大変なことになりますが(笑)。
標高2130m。ここまで来ると、さすがに枯れ木が多いです。
ここから先は高度に関係なく、疲れたら水を飲んで休憩としました。最後の連続ヘアピンはだいぶ休みました(笑)。心臓よりも脚に力が入らなくなっていました。
標高2150m。とか言っていると、結構綺麗だったり(笑)。紅葉は陽の当たり方とか条件次第ですからね。
大弛峠直前の川上牧丘林道は路上駐車で混雑。実質片側交互通行です。
それにしても残り1kmの標識から峠までが結構長いです。サイクルコンピューターでは1km以上あった気がする(笑)。
13:17、標高2360mの大弛峠到着。今回はちゃんと自転車を漕いで上りきったので、充実感がありました。所要時間は5.5時間。
とりあえず大弛小屋へコーヒーを飲みに。中に入って大声で人を呼んでも誰も出てこずイライラ。でもやっと出てきたご主人は暖かな雰囲気のある方でした。疲れていたのでコーヒーに砂糖もミルクも入れてしまい、コーヒーを味わった感じはしませんでした。しまった。
大弛小屋の前に自転車を停めて夢の庭園に行こうかと思いましたが、邪魔になりそうなので一旦峠の駐車場へ。とりあえず柵に括りつけ一安心。ちょうどMTBの方がいたので少し会話して、お互いに写真を撮り合い。今の所最高標高での遺影(やめなさいって)。そうそう、武甲山から安物デイパックを担いでいます。
MTBの方には「これからがメインなんです」と呆れることを言って夢の庭園へ出発(笑)。
最初は山歩きでしたが、すぐに階段になりました。
10分程度で夢の庭園に到着。でっかい岩がゴロゴロしている展望台みたいなものですね。しかし大弛峠からは何も見えませんでしたが、ここからの眺めは素晴らしい。って、すぐに霧だか靄が…orz
山梨側眺望。うねうねと曲がりくねった道を上ってきたわけです。
長野側眺望。クリックして大きな画像にすると、駐車場の自動車が見えます。長野側は延々続くダート。石が荒くてとてもF20-Rでは走れそうにありません。たとえ下りでも。
同じく長野側眺望。階段を目一杯入れて撮影しようとしたのですが、常に人がいるのでした(^^;。待っているうちに霧がどんどん酷くなるし… それにしても結構な急階段ですね。
一時間くらいまったりして峠に下りました。国師ヶ岳に登っても霧があって眺望が期待できないですし、そこまで行くのも霧で邪魔されそうです。左膝も登りは大丈夫でも下りは悲鳴を上げそうでした。そんなわけで国師ヶ岳は断念。
下りはシャツの上にフリース、その上にウインドブレーカーを着て防寒対策。03:05頃、ダウンヒル開始。下りは紅葉と写真撮影を楽しもうかなと。
川上牧丘林道(標高1870m)。
川上牧丘林道(標高1770m)。
川上牧丘林道(標高1740m)。
川上牧丘林道(標高1560m)。川だか沢だかわかりませんが、ここは紅葉がピークだったら綺麗だったでしょうね。川沿いは紅葉が早いのかな。
杣口林道からの眺望で、大烏山(標高1860m)。一ヶ月前は青々していたんですけど。
谷の反対側の山肌を這う杣口林道。もう日陰が…
前回と同じ場所で富士山が見えましたが、頂上付近が白っぽいです。早くも冠雪しているんですかね。
小烏山(標高1403m)。そう、こういう斑模様が好き(笑)。
杣口浄水場から甲府盆地を眺める。すっかり夕暮れが近づいています。ここから葡萄畑の道を豪快に下って行きます。
葡萄畑越しに富士山が見えました。こちらの方が送電線が写らないだけいいかも。南アルプスは上りでは見えたのですが、下りでは見えませんでした。
17:07頃、朝も寄ったセブンイレブン到着。パンを買い、肉まんを頬張る。すると地元のおっちゃんが話しかけてきて、大弛峠に行ったと言うと驚いていました。ま、何時間もかけて自転車で行く所ではないわな(笑)。舗装状況とか聞かれたので答えておきましたが、なんで地元の方に私が答えるんだ(笑)。
その後、17:40頃の特急かいじに乗る為、セブンイレブンから猛烈にダッシュ。なんとか間に合い、あとはまったり。秋葉原からつくばエクスプレスで六町へ。10分程自走し、20:40頃に帰宅しました。特急に乗ったとはいえ、所要時間3時間って秩父より近いな(^^;。
というわけで、大弛峠遠征は無事終了。紅葉も楽しめましたし、大した記録でないにしても押しなしで峠に到達と、まずは満足のいく遠征でした。ガスで眺望がいまいちでしたが、夢の庭園にも行けましたしね。
しかしそれにしても大弛峠は手強いです。手強いけど楽しい(笑)。マゾっ気爆発ですが、この雄大なルートは魅力たっぷり。今後もチャンスがあれば行ってしまいそうです。
ところで、塩山→大弛峠のヒルクライムを前回と今回で比べてみると…
所要時間 走行時間 走行距離 平均速度
前回 07:25:00 04:45:57 37.92km 7.9km/h
今回 05:30:00 04:16:18 35.67km 8.3km/h
なんだこれ。走行時間は30分しか違わないのに、所要時間は2時間も違います。つまり前回は1.5時間多く休んでいたということね(笑)。如何にへばっていたか如実に数字に出ていますねぇ。うぅむ。次は所要時間5時間を目指しましょう(笑)。
所要経費
JR 新宿⇔塩山 1890円 × 2
JR 特急料金 1300円(片道)
走行距離 87.09km
平均速度 13km/h
最高速度 48.8km/h
使用車種 KHS F20-R
塩山〜大弛峠 04:16:18 35.67km 8.3km/h
大弛峠〜塩山 01:28:44 34.46km 23.3km/h
前回9/23の大弛峠遠征ですっかり醜態を晒してしまいました。標高400mから2360mまで2000m近いヒルクライムとはいえ、所要時間はとてつもなくかかり、その上、川上牧丘林道の後半1/3はかなりの割合で「押し」で上っていました。この日は腹が下り気味であったことや気温の高さもありますが、根本原因は体力不足でしょう。情けなや。更に夢の庭園も見ていないですし、忸怩たるものがあります。そんな中、テレビで2000m級の山で紅葉が綺麗と見たこともあり、これ幸いとリベンジに出かけることにしました。紅葉と国師ヶ岳、金峰山登山目当てに自動車で行こうかとも思ったのですが、自動車ですと駐車場確保の点からも深夜の2時くらいに出かけねばなりません。睡眠時間ほぼなしで(笑)。これでは事故を起こすと断念。
03:40、出発。睡眠時間3時間。前回と大差ないな(^^;。04:43、御茶ノ水から高尾へ出発。前回は西に行くなら新宿が起点と思い込んでしまって新宿まで自走しましたが、時刻表を調べたら御茶ノ水から乗れば時間を短縮できたのでした(^^;。お陰で今回は20分程度遅くに出発です。
今回は紅葉シーズンということもあり、松本行きの列車はハイカーでいっぱいでした。土曜日なので地元の高校生等には申し訳ない混み方。それから前回は高尾のキオスクでパンを買ったのですが、今回は同じ時間なのに開店前。お陰で空きっ腹を抱え、ハイカーの朝食を横目で恨みながら電車に揺られました(笑)。
07:23、塩山到着。そそくさと準備をし、07:45に出発。
前回の失敗に懲りて今回気をつけたのは、とにかく足を回し続けること。写真も上りでは控えようとしました。時速10kmで走れば20kmの距離も2時間で走破できますが、休み休みだと全く所要時間がわかりません。カメラもコンパクトデジカメでないので、ケースから取り出して撮影してケースに収めてなんてやっていると結構時間がかかります。とにかく休むにしても計画的にし、ひたすら無駄を省く。これに尽きます。
07:50、セブンイレブンにて食料補給。ミニ羊羹と山頂で飲む為の缶コーヒーもゲット。
笛吹川を渡る鍛冶屋橋は標高450mくらい。ここから始まる杣口塩山線は強烈な上りとなります。商店街、直線の葡萄畑を一気に抜け、08:40、最後の自動販売機がある食事処はしばで飲料水補給の為に3分程休止。ここが標高870mくらい。距離5kmで420m上昇なので平均勾配約8%の坂をノンストップ。最初のうちは心臓がバクバクしましたが、呼吸をしっかり取るとなんとか大丈夫でした。軽さ故に回転が維持できたわけで、コンパクトクランクのお陰ですね。
今回はとにかく止まらないことを意識していたので写真がありませんが、杣口塩山線の葡萄は終わりみたいでしたが、リンゴや柿が美味しそうになっていました(笑)。何度止まろうとしたことか。無人販売所もあるのですが、朝が早過ぎて商品はなし。因みに帰りは遅過ぎて商品なしorz
さて自動販売機で水の補給なんですが、大問題発生。自動販売機の商品のほとんどが売り切れなんですけど〜orz 特にペットボトルは壊滅。残っているものはというと、瓶タイプの栄養補給系飲料? 仕方なくそれを買ってみましたが、炭酸飲料は自転車に合わない(苦笑)。胃袋が膨れちゃう感じで、満腹感にも似ただるさが。それに瓶だと重いので空いたペットボトルに移したのですが、ガタガタ揺れるので炭酸でペットボトルが破裂するんじゃないかとヒヤヒヤ。もう破れかぶれでどんどん飲んでしまい、お陰でゲップがorz それでも頑張ってペダルを踏みます。
09:33、水場で一時停止。熟年夫婦がやはり車を停めて給水中。挨拶をして、激励してもらいました(笑)。ブリヂストン・モールトンにお乗りだとか。高価な自転車を所有されてますねぇ。山の上の方の情報を尋ねると、混雑してすぐに引き返してきたそうで。やはり自動車で来ないで正解の様です。
09:42、写真撮影で一時停止。乙女湖手前の峠が見える場所で、標高は1320m。自動販売機からここまで距離6.5kmで450m上昇なので平均勾配は7%程。
記憶が定かでないのですが、たぶんこの直後、黒のカウンタック(だと思うけど、厳密にはわからない(笑))と擦れ違いました。えー? あんな車高の低い車、こんな峠道走って大丈夫なのかな。川上牧丘林道は途中の分岐で礫が盛り上がっているので突破できないはず。
10:10、日に焼かれながらもなんとか峠へ。標高1500m。距離2.7kmで180m上昇なので、平均勾配は6.6%程。ここは勾配がきつい様に見えて意外にきつくなかったんですね。越えるべき高い場所が見えているので圧倒されて錯覚するのかな。
この写真の左側が乙女湖、琴川ダムです。前方は金峰牧場等。微妙に色付いた山が綺麗です。ここまではあまり紅葉を感じませんでした。
ここからは一旦下り、川上牧丘林道の起点に向かって上り返しです。前回はダムでダラダラして足がヘバってしまったこともあり、ここは一気に下りの位置エネルギーをそのまま上りに転用(笑)。が、下りきって上り始めるとあっという間に位置エネルギーは消えてしまいました(笑)。
ヨロヨロと上り、ここからは紅葉を楽しむことに。2.5時間で全行程の6割走っているので、余裕がありました。一様に黄色くなるより、この様に緑に赤や黄色の混ざった紅葉が好きです。
10:20、川上牧丘林道ゲートにて昼食休憩。朝食は03:00くらいだったので腹ぺこです。日陰に座りこんで食べましたが、この日は自動車が頻繁にゲートを通過して行きました。さすが紅葉目当ての時期は違います。
10:35、出発。ちょうどロードバイク三人組が通過したので挨拶の後追いかけましたが、全然速度が違いました(笑)。あっという間に姿は消えました。
ここから先は高度が100m上がる毎に数分休憩を取ることにしました。計画的休憩。
川上牧丘林道に入って距離800mくらいの場所。標高1600m。落葉している木が混ざっているので、紅葉のピークは過ぎたのかなと思ってしまいます。
標高1700m。落ち葉はあるし、近くで見ると落葉寸前の色でピークを過ぎたのかなと思いましたが、写真で見るとそうでもないですね(^^;。
標高1850m。この辺に来ると風が冷たくなりました。火照った体には最高の贈り物。休憩時間は道路の端で寝転びました(笑)。二、三分横になるだけで随分楽になります。もっとも寝入ってしまったら大変なことになりますが(笑)。
標高2130m。ここまで来ると、さすがに枯れ木が多いです。
ここから先は高度に関係なく、疲れたら水を飲んで休憩としました。最後の連続ヘアピンはだいぶ休みました(笑)。心臓よりも脚に力が入らなくなっていました。
標高2150m。とか言っていると、結構綺麗だったり(笑)。紅葉は陽の当たり方とか条件次第ですからね。
大弛峠直前の川上牧丘林道は路上駐車で混雑。実質片側交互通行です。
それにしても残り1kmの標識から峠までが結構長いです。サイクルコンピューターでは1km以上あった気がする(笑)。
13:17、標高2360mの大弛峠到着。今回はちゃんと自転車を漕いで上りきったので、充実感がありました。所要時間は5.5時間。
とりあえず大弛小屋へコーヒーを飲みに。中に入って大声で人を呼んでも誰も出てこずイライラ。でもやっと出てきたご主人は暖かな雰囲気のある方でした。疲れていたのでコーヒーに砂糖もミルクも入れてしまい、コーヒーを味わった感じはしませんでした。しまった。
大弛小屋の前に自転車を停めて夢の庭園に行こうかと思いましたが、邪魔になりそうなので一旦峠の駐車場へ。とりあえず柵に括りつけ一安心。ちょうどMTBの方がいたので少し会話して、お互いに写真を撮り合い。今の所最高標高での遺影(やめなさいって)。そうそう、武甲山から安物デイパックを担いでいます。
MTBの方には「これからがメインなんです」と呆れることを言って夢の庭園へ出発(笑)。
最初は山歩きでしたが、すぐに階段になりました。
10分程度で夢の庭園に到着。でっかい岩がゴロゴロしている展望台みたいなものですね。しかし大弛峠からは何も見えませんでしたが、ここからの眺めは素晴らしい。って、すぐに霧だか靄が…orz
山梨側眺望。うねうねと曲がりくねった道を上ってきたわけです。
長野側眺望。クリックして大きな画像にすると、駐車場の自動車が見えます。長野側は延々続くダート。石が荒くてとてもF20-Rでは走れそうにありません。たとえ下りでも。
同じく長野側眺望。階段を目一杯入れて撮影しようとしたのですが、常に人がいるのでした(^^;。待っているうちに霧がどんどん酷くなるし… それにしても結構な急階段ですね。
一時間くらいまったりして峠に下りました。国師ヶ岳に登っても霧があって眺望が期待できないですし、そこまで行くのも霧で邪魔されそうです。左膝も登りは大丈夫でも下りは悲鳴を上げそうでした。そんなわけで国師ヶ岳は断念。
下りはシャツの上にフリース、その上にウインドブレーカーを着て防寒対策。03:05頃、ダウンヒル開始。下りは紅葉と写真撮影を楽しもうかなと。
川上牧丘林道(標高1870m)。
川上牧丘林道(標高1770m)。
川上牧丘林道(標高1740m)。
川上牧丘林道(標高1560m)。川だか沢だかわかりませんが、ここは紅葉がピークだったら綺麗だったでしょうね。川沿いは紅葉が早いのかな。
杣口林道からの眺望で、大烏山(標高1860m)。一ヶ月前は青々していたんですけど。
谷の反対側の山肌を這う杣口林道。もう日陰が…
前回と同じ場所で富士山が見えましたが、頂上付近が白っぽいです。早くも冠雪しているんですかね。
小烏山(標高1403m)。そう、こういう斑模様が好き(笑)。
杣口浄水場から甲府盆地を眺める。すっかり夕暮れが近づいています。ここから葡萄畑の道を豪快に下って行きます。
葡萄畑越しに富士山が見えました。こちらの方が送電線が写らないだけいいかも。南アルプスは上りでは見えたのですが、下りでは見えませんでした。
17:07頃、朝も寄ったセブンイレブン到着。パンを買い、肉まんを頬張る。すると地元のおっちゃんが話しかけてきて、大弛峠に行ったと言うと驚いていました。ま、何時間もかけて自転車で行く所ではないわな(笑)。舗装状況とか聞かれたので答えておきましたが、なんで地元の方に私が答えるんだ(笑)。
その後、17:40頃の特急かいじに乗る為、セブンイレブンから猛烈にダッシュ。なんとか間に合い、あとはまったり。秋葉原からつくばエクスプレスで六町へ。10分程自走し、20:40頃に帰宅しました。特急に乗ったとはいえ、所要時間3時間って秩父より近いな(^^;。
というわけで、大弛峠遠征は無事終了。紅葉も楽しめましたし、大した記録でないにしても押しなしで峠に到達と、まずは満足のいく遠征でした。ガスで眺望がいまいちでしたが、夢の庭園にも行けましたしね。
しかしそれにしても大弛峠は手強いです。手強いけど楽しい(笑)。マゾっ気爆発ですが、この雄大なルートは魅力たっぷり。今後もチャンスがあれば行ってしまいそうです。
ところで、塩山→大弛峠のヒルクライムを前回と今回で比べてみると…
所要時間 走行時間 走行距離 平均速度
前回 07:25:00 04:45:57 37.92km 7.9km/h
今回 05:30:00 04:16:18 35.67km 8.3km/h
なんだこれ。走行時間は30分しか違わないのに、所要時間は2時間も違います。つまり前回は1.5時間多く休んでいたということね(笑)。如何にへばっていたか如実に数字に出ていますねぇ。うぅむ。次は所要時間5時間を目指しましょう(笑)。
所要経費
JR 新宿⇔塩山 1890円 × 2
JR 特急料金 1300円(片道)