走行距離 165.78km(金谷港までの走行距離は137.9km)
走行時間 08:49:24(金谷港までの走行時間は06:57:42)
平均速度 18.7km/h
最高速度 42.6km/h
使用車種 KHS F20-R
2月に東京湾一周東京・神奈川編を走ってからだいぶ間が空きました。3月は毎週輪行での千葉遠征、4月は秩父、小田原、5月は肋骨のひびで自転車に乗れず、6月は秩父と、いろいろありました(笑)。基本的に山の方を走りたいので、交通量が半端でない酷道(酷な道路)の東京湾沿いの千葉はあまり食指が動かないんです(^^;。しかし今回山の方は天気が怪しいので、酷暑が来る前に東京湾一周千葉編を決行することにしました。
出発は5時。当初は4時出発を想定して3時には起きていたのですが、なんかだらけていたら5時になっちゃいました。始発電車に乗るとか制限がないので、いまいち緊張感がないですね。
荒川河口の清砂大橋に到着。荒川河口橋と共に撮影。
市川大橋より上流方面を望む。なんの変哲もないつまらない写真ですが、個人的には重要。何故なら、江戸川サイクリングロードを河口に下って来た時に着く場所だからです。いつもは市川大橋を見て、浦安方面に進路を取ります。逆から俯瞰で見るとサイクリングロードも川自体も広いですね。
谷津干潟公園。遊歩道沿いに干潟は見えたのですが、時間が早くて公園内には入れず。
国道357号線に隣接する香澄公園。隣の秋津公園を含めると全長2kmくらいの長い公園で、雑木林が都市部とは思えないです。林道走っているみたい。涼しくて気持ちよい公園でした。
しかしこの後がしんどかったです。美浜区は道路は広くて立派なんですが、完全に自動車優先。とても自転車が車道を走れる交通量ではなく、止むなく広い歩道を走ります。それはいいんですが、道路を横断する時は歩道橋しかないです。もちろん自転車用にスロープはついていますが、何度も歩道橋を押して渡るとさすがに腹立ちます。高架にすれば交通事故がなくなるのはわかりますが、街全体が高齢化した時には生活しにくそう。
国道14号線(千葉街道)の登戸にて。浅間神社からこの辺りまでは自転車で走る国道としては最高レベルかも。こんなに路側帯が広いんです。しかも一車線の幅自体も広く、トラックが走っても路側帯に近づくことがないです。路面も最高レベルの美しさ。こんな道路だったら、たとえ排気ガスが酷くても走りやすくて良いですね。
しかし実際はこの後は側溝の上だけとか、20cmくらいとか、そんな路側帯ばかりでした。コンビナート辺りは路側帯がほとんどなく、幅が3mくらいある歩道を走らされました。歩道は段差や埋め戻し工事の跡とかがあってガタつくので走りにくいです。実際、翌日も手が痺れたままでした。長距離を走ったのは事実ですが、それ以上にガタつきにやられたと思います。歩行者に配慮して速度を控えなければならないのも欠点。
内房と言えばコンビナート。というわけで、養老大橋にて、ロウソクの様に火の灯った(ガスを燃やしているわけですが)煙突と記念撮影。送電線も半端ないです。
ここから木更津まで写真がないです。先ほども書きました様に、ただひたすらガタつく道路を走っているだけでした。あるのは工場ばかり。山の林道と違って食料や飲料の心配がないのがいいと思って走っていたのですが、この辺りは飲料の心配も必要な程、何もない場所でした(笑)。
木更津の潮見変電所の所で16号線は左に曲がるのですが、うっかり直進してしまい新港の方へ。新港公園手前で誤りに気づいて引き返したのですが、この道路は海に向かって大量のダンプカーが猛スピードで走っていきました。埋め立てでもしているのか? それにしてはスピードがでていて、荷を積んでいない感じだったんですよね。引き返すダンプも空荷で猛スピードでしたし。わけがわからん… それからこの辺りは新日鉄の用地らしいのですが、今ここを見るとショックを受けると思いますよ。林が猛烈な勢いで切り開かれていて。無惨な姿を晒していました。
国道16号線に戻ると、今度は素敵な道路。先ほどの登戸の写真同様に広い路側帯です。道路自体が高速道路の様に広いのに、その上自動車がほとんど走っていないです(笑)。観光客の多い夏はどうかわかりませんが、今ならお勧め走行コースです。
しかし問題が。もうバテバテの腹ぺこでした(笑)。途中のコンビニで菓子パンを一個補給したのですが、7時間くらい走っているので本格的な燃料切れです。富津岬での食事を考えていましたが、食堂があったらすぐ入る気になっていました。ところが、高速道路の様な広い道の両側は広い空き地ばかり(笑)。ポツンポツンと工場はあるのですが、コンビニすらありません。
そんなきつい状況の中、やっと食事処を発見。新装開店の花輪が飾られていました。地元水産問屋が経営母体とのことで、料理に少し期待できました。私が入店したのは12時少し前でテーブルも空いていましたが、食事の最中にはカウンターも一杯になってしまう盛況ぶりでした。地元工場関係者がかなり多かったです。
あさり御膳を注文。1500円也。期待に違わない内容の料理が出てきました。刺身盛り合わせはカンパチがプリプリで、アワビさえ載っています。穴子一本てんぷら、あさりと筍の混ぜご飯、あさりのお吸い物。酢の物やお新香、更にアイスクリームもついてきました。味も良く、かなりお得感があります。このお店はお勧めです。
お店が大混雑なので、食事を済ませるとすぐに店外へ。消化がまだで、エネルギー不足の感は否めず。しかしひたすらペダルを漕いで富津岬へ。
魚忠から富津公園入口までは2.5kmで、すぐに到着しました。公園入口は食堂だらけ(笑)。観光地価格か、競争原理が働いて良いものが安いかは不明です。
更に2km程林の中を走り、富津岬突端へ。
富津岬突端にある明治百年記念展望台。面白い形ですが、どの踊り場からも景色が美しいです。狭い天辺に人がぎゅうぎゅう詰めにならないで済むので、良い構造です。
展望台から岬の付け根方面を望むパノラマ写真。林の中を真っ直な道路が通っているがわかります。少し曲がりますが、全長2kmくらいあります。
この場所で残念だったのは、水上バイクがうるさいこと。まぁいろいろな楽しみがありますが、あの音はなんとかして欲しいところ。あれでは陸の珍走団と大差ないです。
20分程度まったり風景を楽しみ、次の目的地に向けて出発。しかしSuper Mapple Digitalに表示される布引海岸沿いのダートを走ったのですが、途中で進めなくなりました(^^;。止むなくメインの道に戻ろうとしますが、道全体が雨水で水没している場所もあり、得意の担ぎモード。入川谷登山道もそうだし、すっかり担ぐのに慣れてきました(笑)。
メインの道路に復帰。林の中を走る真っ直ぐな道路。気持ちいいですわ〜 自動車もほとんど走ってなかったですし。
富津岬の林を過ぎると、国道465号線をJR内房線に沿って南下。線路の反対側を走ってしまったので駅前が撮影できなかったのですが、大貫駅を通過。大貫妙子ファンとしては撮影しないと(意味なし(笑))。
佐貫町駅付近。ずっと海沿いの平野を走って来たのですが、この辺は丘陵でした。森が美しいです。そして森を抜けた所がここ。林を切り拓いてつくった田んぼなので段々になっています。「棚田」とは違いますよね。
ここを過ぎて内房線の線路を横切ると、パラッと雨が降ってきました。まずいと思いながら少し走って、民家の大木の下で天気予報チェック。雨雲レーダーに映らない程度の低い雨雲が発生しているが雨は大したことがないとのこと。安心。すると止まっている私を横目に走りすぎる自転車。負けてたまるかと(笑)、追走開始(迷惑)。丘陵の軽い坂を上ったり下りたりしながら、微妙に着かず離れず。そうこうしているうちに相手は一旦停止。勝ったと思い追い越すも、再び抜かれる(笑)。6kmくらいそんな感じで追走していると、また停止。今度は話しかけてみました。話してみると気さくな中年男性でした。相手もそう思っているかも(笑)。愛車はMR-4。後ろを走っている時からわかっていましたが、これ、格好良いですよね。ロードと小径車の間の大きさで、車体のシルバーが光り輝いています。独特の折り畳みギミックも好き(笑)。この方、笑ってしまうことに私同様Mio P350Fを使っているのでした。電池の持ちの悪さで盛り上がったりして(笑)。木更津から来て金谷港で折り返しだそうです。先行して走行開始しましたが、歩道を走っていたのですぐに抜かれました(笑)。負けてなるかと、また車道へ。
14:55。男性のペースに引っ張られたお陰で、最後はハイペースで金谷港に到着。ここまで138km。写真はこれから乗るしらはま丸です。
東京湾フェリー
15:25の出航まであまり時間がないので、そそくさとチケット購入。自転車は折り畳めば手荷物として無料ですが、どうせまた久里浜港から走るのですから、畳まずに積んでもらいました。料金は320円しか違わないですし。写真はワイヤーで固定でされ、車輪止めまでされるF20-R(笑)。渡し船に乗ったり、フェリーに乗ったり、変な自転車(笑)。
それにしても、以前自動車でこのフェリーに乗ったことがありますが、まさか自転車で乗ることになるとは思わなかった(笑)。
40分程で久里浜港に到着。ほとんど真っ直ぐな航路なんですね。いつもの私なら甲板に出てGPSの電波をキャッチして航路データを得るのですが、さすがに疲れていて客室の一番前の座席でぐったりしていました(笑)。さすがに138kmはきついです。
写真を撮ると、京急久里浜駅へ向けて出発。途中ペリー公園に寄りました。常々チェックしている横須賀市のサイトで、近々ペリー提督上陸式典があると知らせていましたので。
でかっ!! 書は伊藤博文だそうです。「ペリー」は「伯理」と当てたんですね。
2008/07/12 ペリー提督上陸式典
2008/07/12 久里浜ペリー祭り
ここからは経験のある道路なので、なんの問題もなく久里浜駅へ。左膝が完全に痺れちゃって、全く速度が出ませんでした。意地になって走れば自宅まで走れたかもしれませんが、ペースを考えると到着は24時(笑)。それはいくらなんでもアホすぎなので断念。
駅前のミニストップで夕張メロンソフトとパンを購入し、燃料補給。京浜急行の快特は対面座席なので自転車を放って座るわけにもいかず、約一時間立ちっぱなしでした。燃料補給しておいて正解…
品川駅はサミットを控えて警官が大量動員。駅のホームにもいるし。人ごみを避けながらやっと駅の外に出て、自転車を組み立て。18:15に出発し、途中で近所の書店に寄ったりして、ボロボロになりながら20:55に帰宅。
走行ルート標高データ。後半佐貫辺りから若干の起伏がありますが、前半はほぼフラット。カシミール3Dで高度補正しているので、歩道橋の影響はありません(笑)。
水色が自宅〜金谷港、久里浜港〜久里浜駅、赤色は輪行後の品川〜自宅。品川〜自宅も結構走っているし、横須賀の起伏さえ越えれば一周できそう。あと70kmくらいありそうだし、日の出前に走り出して、日付が変わる頃に帰りそうですが(笑)。
輪行ではずっと立ちっぱなしの上、品川〜自宅も走ったことを考えると、金谷港から館山も走りきることができそうです。というわけで、今度「ちょっと寿司を喰いに館山まで自転車で行ってくる」サイクリングをしてみましょう(あほ)。
東京湾一周完結。水色が今回の千葉側ルート、緑色が2月の東京神奈川ルート。自宅〜荒川河口は同一ルートで重なっています。うん、よく走りました(笑)。
コンビナート辺りは距離が長い割にいまいち走りにくくて残念でしたが、富津岬手前辺りから気持ちよく走れました。道路が広かったり、森の中だったり。狭いながら主要道で交通量が多い国道127号線も浜金谷くらいまでならストレスが少ないです。この後に怖い隧道があるんですよね。時間的に観光に時間が取れなかったのですが、富津岬を堪能しましたし、フェリーで東京湾を渡れたので満足です。いつか一日で東京湾一周を狙ってみたいところです。
所要経費
東京湾フェリー 金谷港→久里浜港 920円
京浜急行 京急久里浜駅→品川駅 760円
走行時間 08:49:24(金谷港までの走行時間は06:57:42)
平均速度 18.7km/h
最高速度 42.6km/h
使用車種 KHS F20-R
2月に東京湾一周東京・神奈川編を走ってからだいぶ間が空きました。3月は毎週輪行での千葉遠征、4月は秩父、小田原、5月は肋骨のひびで自転車に乗れず、6月は秩父と、いろいろありました(笑)。基本的に山の方を走りたいので、交通量が半端でない酷道(酷な道路)の東京湾沿いの千葉はあまり食指が動かないんです(^^;。しかし今回山の方は天気が怪しいので、酷暑が来る前に東京湾一周千葉編を決行することにしました。
出発は5時。当初は4時出発を想定して3時には起きていたのですが、なんかだらけていたら5時になっちゃいました。始発電車に乗るとか制限がないので、いまいち緊張感がないですね。
荒川河口の清砂大橋に到着。荒川河口橋と共に撮影。
市川大橋より上流方面を望む。なんの変哲もないつまらない写真ですが、個人的には重要。何故なら、江戸川サイクリングロードを河口に下って来た時に着く場所だからです。いつもは市川大橋を見て、浦安方面に進路を取ります。逆から俯瞰で見るとサイクリングロードも川自体も広いですね。
谷津干潟公園。遊歩道沿いに干潟は見えたのですが、時間が早くて公園内には入れず。
国道357号線に隣接する香澄公園。隣の秋津公園を含めると全長2kmくらいの長い公園で、雑木林が都市部とは思えないです。林道走っているみたい。涼しくて気持ちよい公園でした。
しかしこの後がしんどかったです。美浜区は道路は広くて立派なんですが、完全に自動車優先。とても自転車が車道を走れる交通量ではなく、止むなく広い歩道を走ります。それはいいんですが、道路を横断する時は歩道橋しかないです。もちろん自転車用にスロープはついていますが、何度も歩道橋を押して渡るとさすがに腹立ちます。高架にすれば交通事故がなくなるのはわかりますが、街全体が高齢化した時には生活しにくそう。
国道14号線(千葉街道)の登戸にて。浅間神社からこの辺りまでは自転車で走る国道としては最高レベルかも。こんなに路側帯が広いんです。しかも一車線の幅自体も広く、トラックが走っても路側帯に近づくことがないです。路面も最高レベルの美しさ。こんな道路だったら、たとえ排気ガスが酷くても走りやすくて良いですね。
しかし実際はこの後は側溝の上だけとか、20cmくらいとか、そんな路側帯ばかりでした。コンビナート辺りは路側帯がほとんどなく、幅が3mくらいある歩道を走らされました。歩道は段差や埋め戻し工事の跡とかがあってガタつくので走りにくいです。実際、翌日も手が痺れたままでした。長距離を走ったのは事実ですが、それ以上にガタつきにやられたと思います。歩行者に配慮して速度を控えなければならないのも欠点。
内房と言えばコンビナート。というわけで、養老大橋にて、ロウソクの様に火の灯った(ガスを燃やしているわけですが)煙突と記念撮影。送電線も半端ないです。
ここから木更津まで写真がないです。先ほども書きました様に、ただひたすらガタつく道路を走っているだけでした。あるのは工場ばかり。山の林道と違って食料や飲料の心配がないのがいいと思って走っていたのですが、この辺りは飲料の心配も必要な程、何もない場所でした(笑)。
木更津の潮見変電所の所で16号線は左に曲がるのですが、うっかり直進してしまい新港の方へ。新港公園手前で誤りに気づいて引き返したのですが、この道路は海に向かって大量のダンプカーが猛スピードで走っていきました。埋め立てでもしているのか? それにしてはスピードがでていて、荷を積んでいない感じだったんですよね。引き返すダンプも空荷で猛スピードでしたし。わけがわからん… それからこの辺りは新日鉄の用地らしいのですが、今ここを見るとショックを受けると思いますよ。林が猛烈な勢いで切り開かれていて。無惨な姿を晒していました。
国道16号線に戻ると、今度は素敵な道路。先ほどの登戸の写真同様に広い路側帯です。道路自体が高速道路の様に広いのに、その上自動車がほとんど走っていないです(笑)。観光客の多い夏はどうかわかりませんが、今ならお勧め走行コースです。
しかし問題が。もうバテバテの腹ぺこでした(笑)。途中のコンビニで菓子パンを一個補給したのですが、7時間くらい走っているので本格的な燃料切れです。富津岬での食事を考えていましたが、食堂があったらすぐ入る気になっていました。ところが、高速道路の様な広い道の両側は広い空き地ばかり(笑)。ポツンポツンと工場はあるのですが、コンビニすらありません。
そんなきつい状況の中、やっと食事処を発見。新装開店の花輪が飾られていました。地元水産問屋が経営母体とのことで、料理に少し期待できました。私が入店したのは12時少し前でテーブルも空いていましたが、食事の最中にはカウンターも一杯になってしまう盛況ぶりでした。地元工場関係者がかなり多かったです。
あさり御膳を注文。1500円也。期待に違わない内容の料理が出てきました。刺身盛り合わせはカンパチがプリプリで、アワビさえ載っています。穴子一本てんぷら、あさりと筍の混ぜご飯、あさりのお吸い物。酢の物やお新香、更にアイスクリームもついてきました。味も良く、かなりお得感があります。このお店はお勧めです。
お店が大混雑なので、食事を済ませるとすぐに店外へ。消化がまだで、エネルギー不足の感は否めず。しかしひたすらペダルを漕いで富津岬へ。
魚忠から富津公園入口までは2.5kmで、すぐに到着しました。公園入口は食堂だらけ(笑)。観光地価格か、競争原理が働いて良いものが安いかは不明です。
更に2km程林の中を走り、富津岬突端へ。
富津岬突端にある明治百年記念展望台。面白い形ですが、どの踊り場からも景色が美しいです。狭い天辺に人がぎゅうぎゅう詰めにならないで済むので、良い構造です。
展望台から岬の付け根方面を望むパノラマ写真。林の中を真っ直な道路が通っているがわかります。少し曲がりますが、全長2kmくらいあります。
この場所で残念だったのは、水上バイクがうるさいこと。まぁいろいろな楽しみがありますが、あの音はなんとかして欲しいところ。あれでは陸の珍走団と大差ないです。
20分程度まったり風景を楽しみ、次の目的地に向けて出発。しかしSuper Mapple Digitalに表示される布引海岸沿いのダートを走ったのですが、途中で進めなくなりました(^^;。止むなくメインの道に戻ろうとしますが、道全体が雨水で水没している場所もあり、得意の担ぎモード。入川谷登山道もそうだし、すっかり担ぐのに慣れてきました(笑)。
メインの道路に復帰。林の中を走る真っ直ぐな道路。気持ちいいですわ〜 自動車もほとんど走ってなかったですし。
富津岬の林を過ぎると、国道465号線をJR内房線に沿って南下。線路の反対側を走ってしまったので駅前が撮影できなかったのですが、大貫駅を通過。大貫妙子ファンとしては撮影しないと(意味なし(笑))。
佐貫町駅付近。ずっと海沿いの平野を走って来たのですが、この辺は丘陵でした。森が美しいです。そして森を抜けた所がここ。林を切り拓いてつくった田んぼなので段々になっています。「棚田」とは違いますよね。
ここを過ぎて内房線の線路を横切ると、パラッと雨が降ってきました。まずいと思いながら少し走って、民家の大木の下で天気予報チェック。雨雲レーダーに映らない程度の低い雨雲が発生しているが雨は大したことがないとのこと。安心。すると止まっている私を横目に走りすぎる自転車。負けてたまるかと(笑)、追走開始(迷惑)。丘陵の軽い坂を上ったり下りたりしながら、微妙に着かず離れず。そうこうしているうちに相手は一旦停止。勝ったと思い追い越すも、再び抜かれる(笑)。6kmくらいそんな感じで追走していると、また停止。今度は話しかけてみました。話してみると気さくな中年男性でした。相手もそう思っているかも(笑)。愛車はMR-4。後ろを走っている時からわかっていましたが、これ、格好良いですよね。ロードと小径車の間の大きさで、車体のシルバーが光り輝いています。独特の折り畳みギミックも好き(笑)。この方、笑ってしまうことに私同様Mio P350Fを使っているのでした。電池の持ちの悪さで盛り上がったりして(笑)。木更津から来て金谷港で折り返しだそうです。先行して走行開始しましたが、歩道を走っていたのですぐに抜かれました(笑)。負けてなるかと、また車道へ。
14:55。男性のペースに引っ張られたお陰で、最後はハイペースで金谷港に到着。ここまで138km。写真はこれから乗るしらはま丸です。
東京湾フェリー
15:25の出航まであまり時間がないので、そそくさとチケット購入。自転車は折り畳めば手荷物として無料ですが、どうせまた久里浜港から走るのですから、畳まずに積んでもらいました。料金は320円しか違わないですし。写真はワイヤーで固定でされ、車輪止めまでされるF20-R(笑)。渡し船に乗ったり、フェリーに乗ったり、変な自転車(笑)。
それにしても、以前自動車でこのフェリーに乗ったことがありますが、まさか自転車で乗ることになるとは思わなかった(笑)。
40分程で久里浜港に到着。ほとんど真っ直ぐな航路なんですね。いつもの私なら甲板に出てGPSの電波をキャッチして航路データを得るのですが、さすがに疲れていて客室の一番前の座席でぐったりしていました(笑)。さすがに138kmはきついです。
写真を撮ると、京急久里浜駅へ向けて出発。途中ペリー公園に寄りました。常々チェックしている横須賀市のサイトで、近々ペリー提督上陸式典があると知らせていましたので。
でかっ!! 書は伊藤博文だそうです。「ペリー」は「伯理」と当てたんですね。
2008/07/12 ペリー提督上陸式典
2008/07/12 久里浜ペリー祭り
ここからは経験のある道路なので、なんの問題もなく久里浜駅へ。左膝が完全に痺れちゃって、全く速度が出ませんでした。意地になって走れば自宅まで走れたかもしれませんが、ペースを考えると到着は24時(笑)。それはいくらなんでもアホすぎなので断念。
駅前のミニストップで夕張メロンソフトとパンを購入し、燃料補給。京浜急行の快特は対面座席なので自転車を放って座るわけにもいかず、約一時間立ちっぱなしでした。燃料補給しておいて正解…
品川駅はサミットを控えて警官が大量動員。駅のホームにもいるし。人ごみを避けながらやっと駅の外に出て、自転車を組み立て。18:15に出発し、途中で近所の書店に寄ったりして、ボロボロになりながら20:55に帰宅。
走行ルート標高データ。後半佐貫辺りから若干の起伏がありますが、前半はほぼフラット。カシミール3Dで高度補正しているので、歩道橋の影響はありません(笑)。
水色が自宅〜金谷港、久里浜港〜久里浜駅、赤色は輪行後の品川〜自宅。品川〜自宅も結構走っているし、横須賀の起伏さえ越えれば一周できそう。あと70kmくらいありそうだし、日の出前に走り出して、日付が変わる頃に帰りそうですが(笑)。
輪行ではずっと立ちっぱなしの上、品川〜自宅も走ったことを考えると、金谷港から館山も走りきることができそうです。というわけで、今度「ちょっと寿司を喰いに館山まで自転車で行ってくる」サイクリングをしてみましょう(あほ)。
東京湾一周完結。水色が今回の千葉側ルート、緑色が2月の東京神奈川ルート。自宅〜荒川河口は同一ルートで重なっています。うん、よく走りました(笑)。
コンビナート辺りは距離が長い割にいまいち走りにくくて残念でしたが、富津岬手前辺りから気持ちよく走れました。道路が広かったり、森の中だったり。狭いながら主要道で交通量が多い国道127号線も浜金谷くらいまでならストレスが少ないです。この後に怖い隧道があるんですよね。時間的に観光に時間が取れなかったのですが、富津岬を堪能しましたし、フェリーで東京湾を渡れたので満足です。いつか一日で東京湾一周を狙ってみたいところです。
所要経費
東京湾フェリー 金谷港→久里浜港 920円
京浜急行 京急久里浜駅→品川駅 760円