艦艇と私(既に消滅)というブログの影響で、横須賀マリンフェスタ07にて護衛艦に乗ってきました。当初は品川まで自転車で行くことを考えていて駐輪場も調べておいたのですが、当日の天気予報は午後から雨。そんなわけで自転車は諦めて電車でGO。
京浜急行汐入駅から10分くらいで横須賀地方総監部到着。
お祭りなので基地の中では記念品や食事の販売をしていました。受付締切が12:00でしたので、10:30の時点ではのんびりムードでパンを齧っていました。
出港前。ガラケーで撮影。
出港前。ガラケーで撮影した護衛艦はたかぜ。
乗艦が始まったので護衛艦しらねへ。桟橋に接岸している護衛艦たかなみに乗ってから、更にしらねに移ります。館内は一部を除いて勝手にうろうろして良く、あちこち回ってみました。
しらね艦橋より撮影。右隣はたかなみ。
しかしここで失敗に気付きました。花見の場所取りと同じで、館内(甲板)も見やすい場所、撮影しやすい場所があるんですね。ここに来る人はもう常連という感じで、良い場所はかなり取られていました。早めに来て早めに良い場所を確保するのが先決だった様です。こちらはわけもわからず艦橋のある短SAMミサイル側甲板に陣取ったのですが、どうも移動の自由が効かない感じで、格納庫のある甲板に下りることにしました。こちらは人も多いですが、広い分うろうろできそうと判断。
この写真は出港後間もないのでそうでもないのですが、時間が経つにつれ疲れた人が甲板に敷いた毛布に寝転がり、まるで護衛艦に救われた難民の様相を呈していました(笑)。短SAMミサイルをはじめ武器の側でおにぎりなどを頬張る姿は異様。
はたかぜとたかなみ?
はたかぜ
潜水艦せとしお。潜舵に乗員が乗っていました。格好良いですねぇ。
ここから兵装の写真。
54口径5インチ単装連射砲。戦艦大和は直径46cmだったんですよね。どんだけでかいんだ。こちらは12cmちょっとくらいですが、毎分30発の連射可能。はたかぜの礼砲を聞きましたが、腹に来る音でした。46cm砲だったら鼓膜破れそう。
短射程対空ミサイル。8発しかなくて大丈夫なのかな。飽和攻撃は困ります。
アスロック発射装置。対潜魚雷をロケットで遠距離に発射する装置。魚雷はパラシュートを開いて着水。
20mm機関砲。砲の頭にあるのはレーダーとコンピューターかな。毎分3000発。
チャフ発射装置。攻撃装置ではなく、飛来するミサイルをアルミニウムの破片を飛ばして混乱させる防御装置。
艦対艦誘導弾ですかね。
三連装短魚雷発射管は撮影し忘れました。
結局3時間半の航海でした。雨が降るという予想は外れ、結構陽射しも浴びた為、今年は更に日焼けしてしまいました(苦笑)。甲板って無茶苦茶暑いんですよ… 風が強い中で40km/hくらいで航海し、波しぶきも凄く、客船にはありえない乗り心地。ぐぉーと傾くのも快感。
立ちっぱなしで大変疲れましたが、貴重な体験ができて大満足。自転車や自動車の何に拘ったって、所詮軍事関連のものには敵いません。予算膨大で機能最優先の世界。究極の道具ですね。
戦争は困りますが、こういうイベントに参加するといろいろ考えることがあります。自衛隊そのものより政治についてですけどね。
海上自衛隊横須賀地方隊
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