[日時]2014/12/08(日) 17:00開演(1st set)
[会場]ブルーノート東京
[料金]¥7,920(自由席8,800円-会員割引10%)
[時間]1時間27分
[出演者]
Chico [チコ] (g,vo)
Joseph Gautier [ヨセフ・ゴーティエ] (g,vo)
Mounin [モウニン] (g,vo)
Kema [ケマ] (g)
Kassaka [カッサカ] (g,vo)
Tony Ballester [トニー・バレスター] (b)
Eric Lafont [エリック・ラフォン] (ds)
Juan Vicente [ホアン・ヴィセンテ](p)
PeeWee [ピーウィー] (vln)
※以上、ブルーノート東京の表記に従う。
[1st set曲目]
01.UN AMOR (Mounin)
02.ALLEGRIA
03.BAILA ME (Mounin・Joseph)
04.AMOR DE MIS AMORES (Joseph)
05.PHARAON
06.PETINGO (Kassaka)
07.ME AND MRS JONES (Mounin)
08.TODOS OLE (Mounin)
09.INSPIRATION
10.LIBERTANGO
11.HOTEL CALIFORNIA (Joseph)
12.WAKA WAKA (Joseph・Kassaka・Mounin)
13.DJOBI DJOBA (Mounin)
14.BAMBOLEO (Mounin)
Enc1.VOLARE (Joseph)
Enc2.MY WAY (Mounin・Joseph)
※括弧内はメインボーカル
ステージにあったセットリストを撮影。
ブルーノート東京該当ページ
ブルーノート東京ライブレポート 原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
[感想]
毎年恒例のジプシーズが来日。しかも昨年と同じ時期で、私にとっては二年連続で父の命日です。Gypsy Kingsが好きだった父の良い供養になります。
最終日は平日ですが、客席は満員。一時期音楽の質も客の動員も低迷しましたが、昨年のKema復帰とバンドの完成ぶりから動員は凄いことになってます。もっともそうなると客層の悪化は必然なわけで、タオルを振り回したり(アリーナコンサートじゃないんだから…)、最前列で携帯電話で写真撮影するおばちゃん(ライブ中に注意されていた)に囲まれて楽しみは多少損なわれました。20歳の若造じゃないんですから勘弁していただきたい。
以下、曲の感想。
「UN AMOR」。公演は大抵明るい曲から始まるバンドにしては渋い選曲。Mouninのハスキーボイスのコブシに痺れました。
「ALLEGRIA」。Kemaのギターが圧巻。このバンドにKemaは欠かせないですね。
「BAILA ME」。「踊ろうよ」という曲ですので、陰のない軽快なダンス曲。途中のJosephの声の伸びもいいし、かき鳴らす様なギターも圧巻。
「AMOR DE MIS AMORES」。「誰よりも愛するあなた」というタイトル通り、情熱的なJosephのボーカル。
「PHARAON」。Kemaをフューチャーしたインストゥルメンタル。Kemaを囲んでサポートするギター陣の姿も格好良いです。
「PETINGO」。昨年と同様、途中で「千の風になって」を日本語で挟んできました。もう定番になったみたいですね。
「ME AND MRS JONES」。聴いた時は曲調が他と異なるなと思いました。帰宅後ネットで調べてみると、Billy Paulが1972年に発表したソウルミュージックだそうです。タイトルからそうかなぁと思いましたが、不倫の曲だそうで(歌われている時はスペイン語なので意味不明でした)。オリジナルと違って不倫を情熱的に歌っていました(笑)。
「TODOS OLE」。毎度のジプシー祭りでスタンディングへ。例によって観客に「オーレ」と叫ばせて場内は一体化。
「INSPIRATION」。Kemaの超絶ギターをフューチャーしたインストゥルメンタル。この曲は中村吉右衛門版「鬼平犯科帳」のエンディングテーマに使われていましたが、この日命日だった私の父はこの曲が大好きでした。というわけで父の代わりに堪能しました。Kemaのギターを聴かせる為か、伴奏は控え目。
「LIBERTANGO」。バイオリンのPeeWeeの見せ場。Astor Piazzolla(アストル・ピアソラ)作曲のタンゴの名曲で、タンゴに疎い日本人でも一度は聴いたことのあるメロディのはず。最初はバイオリンメインでロマンティックに。そして速弾きのピアノソロへ。クラシックの曲をバイオリンとピアノが競奏し、最後は合奏で「LIBERTANGO」に戻っていました。テクニックを見せつけます。
「HOTEL CALIFORNIA」。言わずと知れたEaglesの名曲。オリジナルさえ上回る哀愁感があります。
「WAKA WAKA」。2010年ワールドカップの公式ソング。ここからはオールスタンディングで最後まで。
「BAMBOLEO」からはヒット曲メドレーで大盛り上がり。特に「VOLARE」は場内大合唱。
この編成は完璧に熟成されています。欠点なしです。技量のあるメンバー全員が力を発揮して、哀愁のある曲も陽気な曲も素晴らしい出来映え。それでいて演奏時間も一時間半近くと、ブルーノート東京では異例の大サービス。終演後はサイン会も行うサービスぶり。これは当分人気が衰えることはなさそうです。では、来年またブルーノートでお会いしましょう(笑)。
[参考Youtube動画]
Kemaの見事なギター演奏。
代表曲を一通り収めた映像。
[会場]ブルーノート東京
[料金]¥7,920(自由席8,800円-会員割引10%)
[時間]1時間27分
[出演者]
Chico [チコ] (g,vo)
Joseph Gautier [ヨセフ・ゴーティエ] (g,vo)
Mounin [モウニン] (g,vo)
Kema [ケマ] (g)
Kassaka [カッサカ] (g,vo)
Tony Ballester [トニー・バレスター] (b)
Eric Lafont [エリック・ラフォン] (ds)
Juan Vicente [ホアン・ヴィセンテ](p)
PeeWee [ピーウィー] (vln)
※以上、ブルーノート東京の表記に従う。
[1st set曲目]
01.UN AMOR (Mounin)
02.ALLEGRIA
03.BAILA ME (Mounin・Joseph)
04.AMOR DE MIS AMORES (Joseph)
05.PHARAON
06.PETINGO (Kassaka)
07.ME AND MRS JONES (Mounin)
08.TODOS OLE (Mounin)
09.INSPIRATION
10.LIBERTANGO
11.HOTEL CALIFORNIA (Joseph)
12.WAKA WAKA (Joseph・Kassaka・Mounin)
13.DJOBI DJOBA (Mounin)
14.BAMBOLEO (Mounin)
Enc1.VOLARE (Joseph)
Enc2.MY WAY (Mounin・Joseph)
※括弧内はメインボーカル
ステージにあったセットリストを撮影。
ブルーノート東京該当ページ
ブルーノート東京ライブレポート 原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
[感想]
毎年恒例のジプシーズが来日。しかも昨年と同じ時期で、私にとっては二年連続で父の命日です。Gypsy Kingsが好きだった父の良い供養になります。
最終日は平日ですが、客席は満員。一時期音楽の質も客の動員も低迷しましたが、昨年のKema復帰とバンドの完成ぶりから動員は凄いことになってます。もっともそうなると客層の悪化は必然なわけで、タオルを振り回したり(アリーナコンサートじゃないんだから…)、最前列で携帯電話で写真撮影するおばちゃん(ライブ中に注意されていた)に囲まれて楽しみは多少損なわれました。20歳の若造じゃないんですから勘弁していただきたい。
以下、曲の感想。
「UN AMOR」。公演は大抵明るい曲から始まるバンドにしては渋い選曲。Mouninのハスキーボイスのコブシに痺れました。
「ALLEGRIA」。Kemaのギターが圧巻。このバンドにKemaは欠かせないですね。
「BAILA ME」。「踊ろうよ」という曲ですので、陰のない軽快なダンス曲。途中のJosephの声の伸びもいいし、かき鳴らす様なギターも圧巻。
「AMOR DE MIS AMORES」。「誰よりも愛するあなた」というタイトル通り、情熱的なJosephのボーカル。
「PHARAON」。Kemaをフューチャーしたインストゥルメンタル。Kemaを囲んでサポートするギター陣の姿も格好良いです。
「PETINGO」。昨年と同様、途中で「千の風になって」を日本語で挟んできました。もう定番になったみたいですね。
「ME AND MRS JONES」。聴いた時は曲調が他と異なるなと思いました。帰宅後ネットで調べてみると、Billy Paulが1972年に発表したソウルミュージックだそうです。タイトルからそうかなぁと思いましたが、不倫の曲だそうで(歌われている時はスペイン語なので意味不明でした)。オリジナルと違って不倫を情熱的に歌っていました(笑)。
「TODOS OLE」。毎度のジプシー祭りでスタンディングへ。例によって観客に「オーレ」と叫ばせて場内は一体化。
「INSPIRATION」。Kemaの超絶ギターをフューチャーしたインストゥルメンタル。この曲は中村吉右衛門版「鬼平犯科帳」のエンディングテーマに使われていましたが、この日命日だった私の父はこの曲が大好きでした。というわけで父の代わりに堪能しました。Kemaのギターを聴かせる為か、伴奏は控え目。
「LIBERTANGO」。バイオリンのPeeWeeの見せ場。Astor Piazzolla(アストル・ピアソラ)作曲のタンゴの名曲で、タンゴに疎い日本人でも一度は聴いたことのあるメロディのはず。最初はバイオリンメインでロマンティックに。そして速弾きのピアノソロへ。クラシックの曲をバイオリンとピアノが競奏し、最後は合奏で「LIBERTANGO」に戻っていました。テクニックを見せつけます。
「HOTEL CALIFORNIA」。言わずと知れたEaglesの名曲。オリジナルさえ上回る哀愁感があります。
「WAKA WAKA」。2010年ワールドカップの公式ソング。ここからはオールスタンディングで最後まで。
「BAMBOLEO」からはヒット曲メドレーで大盛り上がり。特に「VOLARE」は場内大合唱。
この編成は完璧に熟成されています。欠点なしです。技量のあるメンバー全員が力を発揮して、哀愁のある曲も陽気な曲も素晴らしい出来映え。それでいて演奏時間も一時間半近くと、ブルーノート東京では異例の大サービス。終演後はサイン会も行うサービスぶり。これは当分人気が衰えることはなさそうです。では、来年またブルーノートでお会いしましょう(笑)。
[参考Youtube動画]
Kemaの見事なギター演奏。
代表曲を一通り収めた映像。
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