[日時]2014/02/23(日) 16:30開演(1st set)
[会場]ビルボードライブ東京
[料金]¥7,500 +¥2,000(DXシートカウンター)
[時間]1時間13分
[出演者]
小松亮太 (バンドネオン)
鈴木厚志 (ピアノ)
近藤久美子 (ヴァイオリン)
田中伸司 (コントラバス)
天野清継 (ギター)
大貫妙子 (ボーカル)
[曲目]
01.風の詩
02.首の差で
03.目覚め
04.エル・アランケ
05.Hiver
06.エトランゼ
07.ホテル
08.フーガと神秘
09.アディオス・ノニーノ
10.リベルタンゴ
11.五重奏の為のコンチェルト
12.ラ・クンパルシータ
小松亮太のライブは2012年4月1日の小松亮太@Blue Note Tokyo以来、二年ぶり。この時はバンドネオン4人、弦楽5人、コントラバス、ピアノというリッチなバンド編成でしたが、今回はギターが入って5人という小編成でした。そしてゲストに大貫妙子。純粋に小松亮太の世界を味わいたいと思う一方、大好きな大貫妙子とのコラボも同時に味わいたいというアンビバレンツな開演前の気分でした。DXシートなので階下の状況がわかりませんが、サイド席の入りから判断するに満席という感じではなかった様です。ブルーノートの時は超満員でしたけど。
01 TBS系列「THE 世界遺産」番組オープニングテーマだそうです。地上波はあまり見ないので初めて知りましたが、爽やかな小品でした。
02 古いタンゴらしく、ロマンティックでありながらドラマティックな激しさもあり。小松亮太はピアソラ以前の古いタンゴに拘りがありますが、確かに格好良いです。映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」にも使われた楽曲らしいですが、私は映画自体知らず。
ここでコントラバス講座を5分程(笑)。コントラバスが奏でるリズムの紹介がありました。タンゴ啓蒙講座ですね。
03 ネスカフェゴールドブレンドのテーマ曲。講座を踏まえ、テーマ曲がタンゴになるとどうなるかという演奏。
04 タイトルは「さあ行くぞ!」という意味だそうです。日本では大正時代、タンゴの初期に作られた一番難しい曲とのこと。02同様、曲の展開が華麗。
ここで大貫妙子が登場し、2、3分トーク。
05 間奏のバンドネオンが素晴らしい。ピアノもリズミック。大貫妙子のアコースティックライブでのしっとりした感じではなく、より弾む感じ。
ここで小松亮太による大貫妙子の想い出。
06 バンドネオンソロからスタート。歌にずっと寄り添うバンドネオンが気持ち良いなぁ。1番ではバンドネオンがリズムを刻み、ピアノが所々で彩りを添え、2番ではその逆。オシャレなアレンジ。
07 作曲小松亮太、作詞大貫妙子の楽曲。一緒にまた作ろうと言いながらまだこの曲だけとのこと。
大貫妙子退場。
08 アストル・ピアソラのタンゴ・オペリータ「ブエノスアイレスのマリア」をライヴ・レコーディングしてCD化したが、その中の一曲。タンゴの革命家と言われるピアソラがタンゴに初めてフーガを取り入れた楽曲。
09 ピアソラの代表曲をバンドネオン、ベース、ピアオのトリオで演奏。
10 前曲に続き、ピアソラの代表曲をバンドネオン、ベース、ピアオのトリオ演奏。
12 古典的タンゴの名曲で華麗に締め。ギター、コントラバス、バンドネオン、ピアノ、バイオリンの順でソロを展開。
例によって1時間10分程度の短い公演でしたが楽しめました。もっと長ければそれはもっと嬉しいんですが。アンコールは袖までしか降りずにすぐ戻ってきたのでタイムロスがなく良かったです。アンコールの悪しき慣習は時間の無駄だと思います。特に演奏時間の短いライブハウスでは。
個人的にはピアソラより古典タンゴの方が好みです。甘くてドラマティックで、日本人の精神性とかなり離れている世界故に魅かれるんですかね。
今回は大貫妙子も出演したわけですが、大貫妙子はデビュー40周年、小松亮太は15周年くらいで、年齢差は20と、まるで親子でした。「小学生の時アルバムを聴いていた…」と言われる気分はどうなんでしょうね(笑)。小松亮太が初めて大貫妙子の演奏に呼ばれた時に「(デビュー間もないので技術的にも精神的にも未熟な自分に)大貫さんがイラッとしている雰囲気を感じたんですよ。でもその後いくつかのルートで『いい子なのよ』と言われていると知り安心した」というトークには笑いました。お母さんと息子の楽しそうな会話(笑)。
ビルボードライブ東京該当ページ
[会場]ビルボードライブ東京
[料金]¥7,500 +¥2,000(DXシートカウンター)
[時間]1時間13分
[出演者]
小松亮太 (バンドネオン)
鈴木厚志 (ピアノ)
近藤久美子 (ヴァイオリン)
田中伸司 (コントラバス)
天野清継 (ギター)
大貫妙子 (ボーカル)
[曲目]
01.風の詩
02.首の差で
03.目覚め
04.エル・アランケ
05.Hiver
06.エトランゼ
07.ホテル
08.フーガと神秘
09.アディオス・ノニーノ
10.リベルタンゴ
11.五重奏の為のコンチェルト
12.ラ・クンパルシータ
小松亮太のライブは2012年4月1日の小松亮太@Blue Note Tokyo以来、二年ぶり。この時はバンドネオン4人、弦楽5人、コントラバス、ピアノというリッチなバンド編成でしたが、今回はギターが入って5人という小編成でした。そしてゲストに大貫妙子。純粋に小松亮太の世界を味わいたいと思う一方、大好きな大貫妙子とのコラボも同時に味わいたいというアンビバレンツな開演前の気分でした。DXシートなので階下の状況がわかりませんが、サイド席の入りから判断するに満席という感じではなかった様です。ブルーノートの時は超満員でしたけど。
01 TBS系列「THE 世界遺産」番組オープニングテーマだそうです。地上波はあまり見ないので初めて知りましたが、爽やかな小品でした。
02 古いタンゴらしく、ロマンティックでありながらドラマティックな激しさもあり。小松亮太はピアソラ以前の古いタンゴに拘りがありますが、確かに格好良いです。映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」にも使われた楽曲らしいですが、私は映画自体知らず。
ここでコントラバス講座を5分程(笑)。コントラバスが奏でるリズムの紹介がありました。タンゴ啓蒙講座ですね。
03 ネスカフェゴールドブレンドのテーマ曲。講座を踏まえ、テーマ曲がタンゴになるとどうなるかという演奏。
04 タイトルは「さあ行くぞ!」という意味だそうです。日本では大正時代、タンゴの初期に作られた一番難しい曲とのこと。02同様、曲の展開が華麗。
ここで大貫妙子が登場し、2、3分トーク。
05 間奏のバンドネオンが素晴らしい。ピアノもリズミック。大貫妙子のアコースティックライブでのしっとりした感じではなく、より弾む感じ。
ここで小松亮太による大貫妙子の想い出。
06 バンドネオンソロからスタート。歌にずっと寄り添うバンドネオンが気持ち良いなぁ。1番ではバンドネオンがリズムを刻み、ピアノが所々で彩りを添え、2番ではその逆。オシャレなアレンジ。
07 作曲小松亮太、作詞大貫妙子の楽曲。一緒にまた作ろうと言いながらまだこの曲だけとのこと。
大貫妙子退場。
08 アストル・ピアソラのタンゴ・オペリータ「ブエノスアイレスのマリア」をライヴ・レコーディングしてCD化したが、その中の一曲。タンゴの革命家と言われるピアソラがタンゴに初めてフーガを取り入れた楽曲。
09 ピアソラの代表曲をバンドネオン、ベース、ピアオのトリオで演奏。
10 前曲に続き、ピアソラの代表曲をバンドネオン、ベース、ピアオのトリオ演奏。
12 古典的タンゴの名曲で華麗に締め。ギター、コントラバス、バンドネオン、ピアノ、バイオリンの順でソロを展開。
例によって1時間10分程度の短い公演でしたが楽しめました。もっと長ければそれはもっと嬉しいんですが。アンコールは袖までしか降りずにすぐ戻ってきたのでタイムロスがなく良かったです。アンコールの悪しき慣習は時間の無駄だと思います。特に演奏時間の短いライブハウスでは。
個人的にはピアソラより古典タンゴの方が好みです。甘くてドラマティックで、日本人の精神性とかなり離れている世界故に魅かれるんですかね。
今回は大貫妙子も出演したわけですが、大貫妙子はデビュー40周年、小松亮太は15周年くらいで、年齢差は20と、まるで親子でした。「小学生の時アルバムを聴いていた…」と言われる気分はどうなんでしょうね(笑)。小松亮太が初めて大貫妙子の演奏に呼ばれた時に「(デビュー間もないので技術的にも精神的にも未熟な自分に)大貫さんがイラッとしている雰囲気を感じたんですよ。でもその後いくつかのルートで『いい子なのよ』と言われていると知り安心した」というトークには笑いました。お母さんと息子の楽しそうな会話(笑)。
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