2008年4月20日日曜日

2008/04/20 足立区〜小田原

走行距離 119.67km(自宅〜小田原の走行距離は114.01km)
走行時間 06:23:30(自宅〜小田原の走行時間は06:01:33)
平均速度 18.7km/h
最高速度 44.1km/h
使用車種 KHS F20-R



 春と言えばしらす丼(嘘)。というわけで、湘南方面にしらす丼を食べに行くことに決定。既に久里浜まで走りきっているので、今回は小田原まで走ることにしました。小田原で鉄分を補給しようかな、と(謎)。

 6:35に出発。今回は長距離なので、国道4号線、1号線と最短ルートを選択。

 天王州アイルまでは順調でした。懐かしい鮫州運転免許試験場を過ぎ、倉庫街に入った時にちょっと事件が。休日の為倉庫街も稼働しておらず、交通量はほぼゼロ。そんな中、前方左端に駐車していた自動車がいきなり発進してUターン。うわっと思って右に逃げつつブレーキをかけるも、その時点でも自動車はこちらに気づかずどんどん右へ回り込む。なんとか道路の右端で逃げられましたが、かなり危険でした。こちらがバイクか自動車だったら大事故だなぁ。勘弁してくれ。

 その後は第一京浜をひたすら南下。交通量が多いので、あまり楽しくないルートです。新六郷橋で多摩川を越え、神奈川県へ。今回は横浜は素通り。道路は国道1号線の東海道へ。狩場インターチェンジを過ぎると権太坂へ。たぶん5%もない坂ですが、ずっと平地を走っていて気構えができておらず、気力が萎えたので坂途中のバス停で15分程食事休憩(笑)。9:30に再出発。

 ひたすら東海道を南下するも、1号線は不動坂で分岐。左側が東海道なのですが、間違って右側へ。右側は横浜新道にも接続するバイパスで、自転車が走って良いのかよくわからないまま全力で走りきる(^^;。交通量が少なかったので助かりましたが、本当は走ったらまずいのか?

 戸塚警察署あたりで左側の旧道と合流。ほっと一安心。が、これが命取りに。左側の自動車を左手で制しつつ、道路の左端に移ろうとした瞬間、バランスを崩して右側に転倒。幸い速度は10km/hも出ておらず、左側の自動車もこちらを渡してしまおうと思って徐行しており、事故には至りませんでした。しかし息も出来ない激痛が胸に走ります。とりあえずペットボトルやGPS等道路にバラけたものを拾い、F20-Rも道路の左端に駐輪。後続の自動車に謝り、自分も道路の段差部分に座り込みました。激しい痛みで1分くらい息ができないorz それでも数分座っているとなんとか動ける様になり、F20-Rをガードレールを越えて歩道に渡しました。そこでまた一休み。



 指は小破。軽い擦過傷。オロナインを塗って絆創膏を貼りました。親指の打撲が厳しく、ハンドルを強く握れません。



 F20-Rは小破。チェーンが落ちて、STIが内側に曲がった他はハンドルに少し傷がついたくらい。自分の体の右半身がクッションになってF20-Rに傷をつけなかった様です。身を張って守ったのか(笑)。



 ズボンは中破。擦り切れた上、オフロード用チェーンオイルがズボンにベッタリorz

 GPSは損傷なし。問題はデジカメでした。Caplio R5が大破。ボディが凹み、液晶漏れで表示されませんorz デジカメは上着の右ポケットに入れていたのですが、こいつが転倒の際道路との間に挟まり胸に直撃した模様。

 他にもあちこち打撲っぽい痛みがありますが、問題は胸の痛みでした。骨折だったら脂汗が出るのでそこまではないでしょうが、痛みのレベルはちょっとシャレにならない。しかし既に行程の半分は越え、しらす丼までそう距離はありません(笑)。えーい、ままよと、結局30分程休んだ後に走行再開。F20-Rは空気圧を高めにしているので路面の衝撃をかなり受けるのですが、大きな衝撃が来る度に胸が痛いorz しかもまた自転車が走って良いのかわからない様な道になっちゃうし(^^;。もう根性で高速走行。路面は綺麗ですが起伏があって自転車には結構大変。

 さすがに藤沢インターチェンジ手前で離脱。このままだと新湘南バイパスに入ってしまうので(笑)。



 東海道(国道1号線)東小和田付近。松の街路樹が海っぽいです。

 茅ヶ崎の手前で、長らくお世話になった東海道を離脱。左折して海の方へ。134号線に突き当たったので、F20-Rを担いで歩道橋を上ります。



 国道134号線、菱沼海岸付近より小田原方面を望む。正面の富士山は雲に頭を隠されていますが、綺麗だな〜 でも小田原方面に向かう自動車はあっても、手前の江ノ島方面に来る自動車がないな?? なんでだろ。



 18倍ズームでググッとアップすると、富士山の雪が綺麗だ〜 ではなくて、なんだよ、珍走団が道路を占拠しているのではないか!!



 こいつら… 後ろに救急車もいるじゃないか。



 これが普通の交通量なわけですからね。珍走団、死ね。警察関係者の方、この写真を証拠として欲しい場合はご連絡ください(笑)。



 気分が悪かったですが、海へ出てリフレッシュ。人が少ないです。この日は青空もありましたが、たまにパラパラ雨も降りました。



 これで雲がかかってなければねぇ…



 茅ヶ崎のサイクリングロードを走行。雲がかかってなければ正面に見事な富士山が見えるのですが…

 サイクリングロードを西に進み、柳島海岸であさまるという店へ。ネットで調べたお店です。が、時刻が12:10という完全なランチタイムで、客が溢れて外にも行列がorz 戸塚で転倒しなければちょうど開店時間に到着していたはずなんです。ぐぐぐぐぐぐ… 行列は嫌いなので、諦めて国道134号線を西へ。





 湘南大橋にて。



 湘南大橋より箱根の山を望む。箱根山も外輪山から構成されているので、結構凸凹な山容ですね。

 湘南大橋を渡ると、平塚新港方面へ。港らしく食事処でもあるかな、と。しかし漁船しかない(苦笑)。止むなく134号線に復帰。



 134号線を走るのも飽きたので、袖ヶ浜という海岸へ。しかしこれが悪手。砂場にF20-Rを立てかけて撮影していたら、F20-Rが転倒。ディレイラーからチェーンから砂まみれに(号泣)。オフロード用オイルなので粘度が高く、砂が落ちないですorz 何度も何度も拭き捲り、なんとか走れる様に。とはいえ、どことなくジャリジャリした音がしました(苦笑)。ギアチェンジはスムーズだし音も静か、雨が多少降ってもびくともしないオイルですが、転倒した際のズボンの汚れも酷いし、もう止めようと決意。



 ジャリジャリ走りながら花水川に到着。川と道路の先に見えるのは湘南平。湘南と言えば湘南平でしょう。特に艶っぽい若者なら。すっかり枯れた私ですが、若い頃の想い出の山に自転車でヒルクライムアタック。随分汗臭くなったものです(笑)。



 標高わかずか180mの山ですが、胸の痛みもあって苦戦。途中で小学三年生くらいの男の子二人組に会いました。ママチャリ系の自転車でえっちらおっちら。こちらが痛みを隠して格好つけてスイスイ上りながら「頑張れ〜」と声をかけると、小学生は「あの人すげ〜」と感嘆の声をあげました。ごめんね、自転車の性能が違うのさ(笑)。大人はずるいね。



 ここだけ見ると、えらい山奥に来てしまったかの様な。



 駐車場に到着。



 湘南平とテレビ塔。千畳敷と言うくらいで、とても広いです。昼間なので家族層がたくさん。



 テレビ塔内部のフェンスには南京錠が多数ぶらさがっています。カップルが南京錠に二人の名前を書いてフェンスにかけ、永遠の愛を願うらしいです。でもメンテナンスの為に数年に一度外されちゃうので、永遠の愛はないと思う(笑)。それにしてもいつからこんな風習が始まったのだろう。浮ついた話に無関係になって久しいので、ここは10年以上来ていないからな。20年前にこんなのあったかなぁ… 当時から夜はカップルが多かったですけどね(笑)。



 湘南平から厚木方面を望む。



 湘南平から花水川、江ノ島方面を望む。

 Wikipediaによる湘南平解説

 20分くらいウロウロして、14:30頃に下山開始。今回はダウンヒルでベロムービーを試してみました。頂上から麓まで3分程度の映像ですが、揺れまくりで使い物になりません(苦笑)。エラストマーをハードタイプに、載せるカメラを軽量タイプにしないとダメですね。平地と違ってダウンヒルは揺れるので、ある程度は仕方ないんですが。

 湘南平を自転車で下る(youtube低画質版)



 134号線をずんずん西へ進み、遂に小田原へ。お腹すいた〜

 更に10分程走り、16:10頃小田原駅に到着。予定では小田原城を見学するつもりでしたが、帰りの電車の都合で寄れませんでした。とりあえず駅前でお土産を物色。小田原土産と言えばかまぼこ辺りが欲しいのですが、春で気温も高くなってきているので断念。瓶詰めの食品を購入。そんな最中、先程の珍走団がやってきました(苦笑)。こいつらも観光なのか?

 買い物を済ませると、自転車の折り畳み。サクサクと済ませ、駅構内でお弁当を購入。



 そして特急券を購入。



 そう、乗ったのはこれだ!! 2008年3月15日から北千住と箱根湯本を直通する様になったのです。ロマンスカーが地下鉄路線を走る!!(笑) こんな面白いものに乗らないでどうするというわけで、今回の小田原遠征の目的のひとつだったのです。但し土日の上りはお昼一本、夕方一本しかないので、予定が限られちゃうんですよ。今回のサイクリングは帰りにこれに乗る為に、いろいろ制約があったわけです。尚、新型ロマンスカーは最後尾座席の裏に自転車を余裕で置けました。

 MSE(60000形)
 町田経済新聞



 さて、お昼も抜いているし、座席に座ればお弁当だ。というわけで、駅構内で買ったのはしらす弁当(笑)。生のしらす丼は食べられなかったですが、とりあえずこれで我慢しましょう。



 しらすが一杯入っていました。ちょっとご飯の量が少ないですけど。

 転倒や昼食抜き等いろいろあったけど、これで自宅近くまで直接帰れると思うと気楽に… と思っていたら、通路反対側の親子連れの子供が缶ジュースを転倒。こちらに撥ねた(苦笑)。しかも親は謝りもしないぞ。どうなっているんだか。ま、ズボンはオイルで汚れているし、擦り切れているし、遠征で顔も綺麗とは思えないので、汚れても気にしないと思われたか(苦笑)。最後の最後までいろいろあるサイクリングだ…

 代々木上原までは地上を走る普通のロマンスカーですが、地下に入ると一転。停まる駅は大手町等いくつかだけなのですが、停まる度に視線がビシバシ飛びました(笑)。まだ運行一ヶ月で知らない人も多いですからね。地下鉄に異様な電車が走っていれば気にはなりますよね。終点北千住で降りて、綾瀬行きに乗り換え。綾瀬駅でドーナッツを買って帰りました。

 そして実はこの後もアクシデントが。スーパーの前に自動車を停めていた人が急発進。またかよ… 慌てて減速。ブレーキ交換していて良かったというくらいギリギリで回避。自動車もさすがにわかったらしく減速。私が前に出て左に寄りながら睨みつけると、左端に寄った私に対して助手席の窓を開けて一言「バカ!」。おいおい… さすがに怒り心頭。胸の痛みも忘れて追走。都内は信号が多いので簡単に追いつきます。窓を開けて「何?」と聞く男に対して「危ないだろ」と言うと、一瞬口ごもった後に「そっちが悪い。何故歩道を走らない」と言い返す。「アホか。自転車は車道だ。道路交通法も知らないのか」と畳み込むと、「知らない…」とモゴモゴ。自分の不注意と急発進を誤魔化そうとするから、話す程にボロが出ます。言いたくないが、お隣の国の人みたいです。日本語が変だし。呆れたし、信号が変わったので「もう行け」と言って行かせました。自分がこちらを見落とした癖に逆ギレってなんだかなぁ。少なくとも大人が「バカ」なんて言っちゃいかんだろう。そもそも外国に来たらもっと謙虚になって欲しい。

 というわけで、本当に最後までいろいろあったサイクリングなのでした(苦笑)。なお、胸の痛みが引かないので数日後に整形外科でレントゲンを撮ってもらった結果、ヒビが二カ所入っていましたorz 特に治療することもなく通院はその日だけで治療費はほとんどかからなかったのですが、転倒後二週間くらいは寝返りがうてずに苦しみました。三日間くらいは寝返りをうとうとして激痛が走って目が覚めちゃうし。結局転倒後一ヶ月は自転車に乗れませんでしたorz 今後は気をつけないと。それにしてもヒビが入りながらのヒルクライムとは、我ながらバカさ加減が愛しいです(笑)。



 小田原走行ルート標高図。ほとんど平地ですね。小田原も少し起伏があると思ったのですが、もっと箱根寄りでないと高度はないですね。



 走行ルート鳥瞰図。関東は平地ばかり。今回は箱根山手前で終わっちゃいましたが、次は箱根山越えですね。わくわく(笑)。

所要経費
 小田原→綾瀬 1030円
 特急券    1070円

2008年4月6日日曜日

2008/04/06 奥武蔵グリーンライン

走行距離 84.67km(飯能〜秩父での走行距離は51.45km)
走行時間 05:54:33(飯能〜秩父での走行時間は04:05:06)
平均速度 14.3km/h
最高速度 49.8km/h
使用車種 KHS F20-R



 すっかり春らしくなり、そろそろ秩父の山もいいかなぁと、今年初めての秩父遠征を決定。今回は飯能から秩父に抜ける尾根筋の奥武蔵グリーンラインにチャレンジ。ここは関東平野外縁にある為、峠からの眺望が素晴らしいとのこと。正月に新デジカメ購入で景色を撮影しようとした途端雪が降り、三ヶ月も延期になっていた計画です。ついでにネットで見かけた食品を買いに行く事にしました。ある意味お買い物ポタ(笑)。

 しかしここのところの房総遠征シリーズで疲れが溜まり、すっかり寝坊。とはいえ、池袋から飯能は一時間の距離なので、そんなに慌てず出発。この日は秩父でハイキングのイベントがあるらしく、池袋のホームは秩父行き急行列車を待つ人たちで大混雑でした。ほとんど熟年層(笑)。元気だなぁ。

 飯能に到着すると、国道299号線を高麗駅方面へ。交通量は多いですが、緩やかな起伏の楽しい道路。高麗駅付近で右折、川越日高線に合流、鹿台橋を渡った所で左折してカワセミ街道へ。この街道は先に進むと高麗川沿いを走ることになるので、カワセミが見られるのでしょうね。ハイキング姿の親子等、ウォーキングを楽しんでいる方が多かったです。



 林道清流線手前、カワセミ街道の立派な桜。山へ突撃する私はここで左折。



 左折して1km程。菜の花と山桜が綺麗。この花が終わると、後ろの枯れた木々も新緑に包まれるのでしょう。





 200mもしないうちに林道清流線終点(起点)に到着。表示は終点ですが、私には起点。



 左下に川を望みながら、ゆっくり清流林道を上って行きます。こういう穏やかに曲った坂道が好きです。



 清流林道が分岐したので左へ。表示案内がわかりにくくて、バイク通行禁止の細い右に行ったり、急角度だけど道の広い左に行ったり。GPSの表示では右でしたが、急勾配に惹かれて左の駒高方面へ。何故(笑)。写真でも結構勾配具合がわかりますね。



 ぐいぐい無理矢理上ると広場に出ました。飯能の市街地、更に奥には青梅方面を望む。この広場から物見山に続く登山道が始まっていました。私はこの峰が連なる様が好きです。何度見ても感動。



 推定勾配率20%以上の本格的登山道を自転車を担いで登ります(まさに「登る」)。少し見晴らしが良い場所があったので、F20-Rと記念撮影。こんな所に連れてきてもらえて、F20-Rも幸せもんです(迷惑)。すぐに下りましたが、登りの方が両手にストックを持っているのに、私は自転車を抱えて下りているという変態プレイ(笑)。

 F20-Rの左に電柱が見えますね。林道終点まで電気が引かれています。近くにはお寺もあります。



 清流林道は物見山山頂を巻いて通過。右上の尾根筋から人の声がしました。この日は天気が良く、どこに行っても人だらけ。しかも大抵上の方から(笑)。





 林道清流線をどんどん登ります。勾配はきついですけど、道幅も広くて安全。





 林道清流線起点(終点)到着。ここで右の鎌北湖方面と左の秩父方面に分岐します。



 中野林道らしき道路より鎌北湖方面を望む。



 見るからに勾配のきつい中野林道。右の権現堂林道と分岐します。



 権現堂林道起点。こちらを走ります。



 左の岩場にはロッククライミングの鉄の輪がいくつも見られました。近寄って下を見ましたが、私にはとてもできない…



 東吾野駅へ下りる九十九折りは阿寺林道。立体的桜並木でとても綺麗。

 顔振峠(かあふりとうげ)への途中で休んでいる時、若いジャージ姿の男の子と挨拶。若いだけあって軽々ペダリング。更には当社比可愛らしい女性のローディにも先行されました(笑)。そしてちんたら進んでいくと、12:30くらいに顔振峠に到着。

 Wikipediaによる顔振峠解説

 顔振峠では先程のた〜ぼ〜さんが食事を済ませていました。お互いブログをやっているということを知り、アドレス交換。携帯電話の赤外線通信って初めて使いました。使い方を教えてくれてありがとう(^^;。その後は自転車の能力も脚力も違うので、先行してもらいました。



 傘杉峠。

 じんわり上って行くと、た〜ぼ〜さんがまた見知らぬ50代のMTB乗り男性と話をしていました。人懐っこい好青年です(笑)。私もその輪に加わり自転車談義。気侭なソロ走行をしている私も、たまに人寂しくなります(笑)。再出発するも、速度が違うのでバラバラで走行。

 休業中の鳥居茶屋で再合流。関八州見晴台への入口との表示があり、三人で登ることに。しかし私、ちゃんと調べて知っていたんですよね。ここから登るのは無意味だと(^^;。もう少し先に林道から一直線の登山道があると。しかしこの時はすっかり忘れていました。6kgの鞄を抱えたまま、ハイキング/登山モードに。た〜ぼ〜さんなんかビンディングだから大変(笑)。そして登り切ると林道に突き当たりました。つまりここまで自走できたということです。この時点で見晴台への入口について思い出しました(苦笑)。しょーがねーなー。



 登山道から林道に出て、数十メートルで関八州見晴台入口。無意味な登山をしてしまった…



 関八州見晴台へ登りまくります。完全にハイキング。見晴台はハイカー達で一杯でした。



 関八州見晴台からの眺望。東京方面。右端の立派な山が武甲山。削られても立派なもんです。それにしても峰の重なり具合が美しい…



 関八州見晴台からの眺望。たぶん川越方面(^^;。

 本当はここでコーヒータイムを楽しむつもりでしたが、他の方がいるので自粛。先に行ってもらうにも、自転車をワイヤーで繋いでしまっていたのでした。ま、コーヒーがなくても素晴らしい眺望に癒されたひと時でした。

 登山道を歩いて下りたくないというた〜ぼ〜さんの希望で、舗装された林道をうねうね下りて元の茶屋へ。あー、アホな回り道をしました(笑)。ま、それも想い出ですからいいですけど。ここでまたバラバラに走行再開。



 飯盛峠(いいもりとうげ/めしもりとうげ)。夜景が綺麗らしいですけど、へばっていたのでそんなに眺望が良かったか忘れました(笑)。元から太い太股が更に立派になっちゃって…



 檥峠(ぶなとうげ)に到着。



 林道奥武蔵2号線終点(起点)。この終点が刈場坂峠(かばさかとうげ)です。



 刈場坂峠にて。ここで下界を見下ろしながらお花見したら気持ち良さそう。



 刈場坂峠からの眺望をパノラマでどうぞ。

 刈場坂峠にはりんどう茶屋があって、ここで先程のMTBの男性におせんべいをいただきました(^^)。そしてそして、本日のお買い物です。そう、ここまで買いに来たのだ。イノシシカレーを………(笑) どこぞのブログでりんどう茶屋で買ったという記述を読み、ここまで来たのでした。一袋530円もします。イノシシカレーについては後述。

 余談ながら、りんどう茶屋の店番のおばあちゃんは90いくつかだそうです… 空気の良い所でのんびり仕事をしているのが良いんですかねぇ。

 ここで自走帰宅のた〜ぼ〜さんは白石峠方面へ。私も丸山林道方面に向けて出発しました。



 大した距離もなく丸山林道終点(起点)に。ここからカーブを描きながら急勾配を下ります。無茶苦茶恐いです。



 急降下も一段落した、まったりした林道丸山線より武甲山を望む。段々畑、(たぶんセメント)工場、武甲山。秩父らしい?(笑) この辺は温泉宿がいくつかあり日帰り入浴も可能なのですが、街灯がないので夜は真っ暗だと思います… 自転車には辛い。



 林道丸山線起点(終点)到着。だいぶ陽が傾いていますが、無事下りてきました。一安心です。

 ここでは近くの武甲温泉に寄るという選択肢もありましたが、羊山公園の芝桜はどうかなと、昼食も食べてないのに元気に走ります。しかも羊山公園は山というくらいで結構な上り。



 羊山公園からの武甲山。まだ二分咲きくらいでしょうか。後ろの武甲山は立派だし、見事ですね。満開の時に来たいのですが…



 このアングルはよく見かけますね。武甲山の手前がピンクと白で埋まると見事な景色です。



 羊山公園にて。スーパーマクロのテスト。



 羊山公園は桜が見頃でした。公園内は桜だらけ。

 羊山公園から坂を下ると、西武秩父駅近くの140号線に出ました。今回はまたもや昼食抜きになってしまいましたし、2ちゃんねるのバイク板で知った大盛りレストランを選択します。



 レストランエデンの上とんかつ。肉の厚さが5cmくらいありました。とにかく食べ応えがあります。肉も凄いがキャベツも武甲山(笑)。



 でも完食(笑)。きっと摂取カロリーがグリーンラインでの消費カロリーをオーバーしていると思います… メニューでは1300円みたいでしたが、何故か1150円でした。お弁当と間違ったか?

 その後は西武鉄道で輪行帰宅。

 奥武蔵グリーンラインは山の稜線を走るというイメージがあり、最初辛くても上ってしまえばあとは多少のアップダウンと誤解していました。実際は多少のアップダウンはあっても30km以上ずっと上り(笑)。結局下りの始まる丸山まで上りなんですねorz どうりでいつまで経っても進みが遅いわけだ… とはいえ12%みたいな激坂はないので、死にそうな感じでもないです。尾根筋の林道なので、樹林が切れる場所からの眺めは良いですし、楽しい林道と言えるでしょう。民家もあって宅急便のトラックすら走っており、人も車もほとんど通らない奥秩父の林道程危険度は高くないです。

 ひとつ思いついたんですが、秩父から強引に丸山まで激坂を上ってしまえば、そのままゆっくり飯能まで下り、入間川に沿って自宅まで帰ることも可能かも。最初に上りであとは下りで楽なのがポイント。検討してみます(笑)。



 奥武蔵グリーンライン鳥瞰図。



 奥武蔵グリーンライン勾配データ。28km付近で標高100mの急上昇がありますが、これは関八州見晴台ハイキング部分です。勾配率30%くらいかな。こんなの自転車じゃ登れるわけがない(笑)。た〜ぼ〜さんはビンディングの靴でよく登ったなぁ。スニーカーの私でもキツイのに。さすが16歳。到底敵いませんわ(笑)。


 所要経費
  西武池袋線 池袋→飯能 450円
  西武池袋線 西武秩父→池袋 750円



 さて、問題のイノシシカレーですが、帰宅後調べてみると怪しげな雰囲気。通販サイトをだらだら検索すると、新潟の土産であったり、高知の、山梨の、和歌山のと、どこの特産なのかわかりません(笑)。

 更にネットの海を漂うとこんなものを発見。

 天城いのしし村

 ここのお土産ナンバーワンもこのカレーの模様。

 そして私が買ったのは販売元が秩父の会社。どうやら日本全国マイナーな土産店で販売している模様で、シールを貼りかえる事で販売元が変わるみたいですね。一体どこで作っているんじゃ。相変わらず日本の食品規制はいい加減なもんです。販売元ではなく製造元を記すのが筋でしょうに。もしこれが中国のイノシシだったら笑っちゃいますよ(笑)。

 株式会社北都

 ネットではここが製造元の様に言われていますが、サイトを見る限り製造しているかどうかは不明。この会社では他に蝦夷鹿カレー、熊カレー、トドカレー等、怪しげなものも(失礼!!)販売しているみたいです。



 風味絶佳って初めて見る言葉…



 レトルトパウチに「いのしし」の文字が。同じパウチで「トド」とかあるんでしょうね(笑)。



 出来上がり。辛口なので少し辛いですが、味は普通で、ねっとりした和風のカレーです。肉も入っていますが、これが猪なのか判別できません。サバカレーとかおでんカレーの時は明らかにサバやおでんの味がしたんですけどね(笑)。

 ま、話のタネに食べられたのでよしとします(笑)。次は熊カレーを探しにどこぞの峠に出掛けます(おいおい)。