唐突ですが、行田に行ってきました。昨年単行本発売された渡邉ポポさんの「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」にハマっているのですが、その舞台が行田なのです。行田と言えばさきたま古墳群も一度は見てみたいと思っていたのですが、渡邉ポポさんのトークショーが行われるとの情報を得て、観光がてら自動車で遠征しました。さきたま古墳群を見るには季節的には寒くて嫌なのですが(笑)。
なお、以下に記す括弧内のページ数は電子書籍の単行本のページです。
トークショーは午後からなので、まずはさきたま古墳群へ。到着した朝9時は寒い!! 冬の上に強風でアウトドアには最悪。写真は広大な駐車場入口に立っている看板。世界遺産を目指しているそうですが、世界遺産に肉薄はしてない模様(笑)。(P.83)
今回は行田をあちこち巡るので自転車を使います。ブログの原点、ポタリングですね。ただし駐輪時間が長いので、クロスバイクにしました。でかくて自動車に積むのは面倒でした。
Google Mapsを見ながら移動開始。まずは丸墓山古墳へ。これだけ前方後円墳ではなく円墳です。忍城を攻めた際に石田三成が本陣を置いた場所だそうで、手前に石田堤の遺構がありました。周囲にも円墳上部にも桜があり、こんな真冬ではなく春に訪れるべきです(苦笑)。
登ってきた階段を振り返って。丸墓山古墳と稲荷山古墳は登ることができます。高さ18.9mで、眺望は良いです。(P.53)
稲荷山古墳。円頂には埋葬施設の復元模型があって興味深いです。出土した稲荷山鉄剣は後述の博物館で見ることができました。
鉄砲山古墳展示館へ。こんな感じに埋葬されていたそうですが、天井の石は房総半島のものだそうで、わざわざ運ばれたことからその権力の大きさが知れます。(P.106)
その後二子山古墳、愛宕山古墳、瓦塚古墳、鉄砲山古墳、奥の山古墳、中の山古墳と、古墳を一通り見て回りました。他に移築古民家も見学。母の実家に似ていて懐かしかったです。しかし古墳巡り中は寒くてかなわなかったです。埼玉県立さきたま史跡の博物館で一息入れました。ここでは前述の稲荷山鉄剣等の国宝が見られました。
その後、古墳群と隣り合わせの前玉神社へ。鳥居の隣は古墳最中が看板の金沢製菓。(P.61)
実は前玉神社は円墳の浅間塚古墳の上に建っています。その為拝殿までは結構登ります。(P.72)
拝殿でお参り。(P.73)
前玉神社は4匹の猫で有名らしいです。日向でぐーぐー寝ていました(笑)。作中によく出てくる「きなこ」は見当たらず。
金沢製菓で古墳最中を購入。駐車場に戻り、自転車で移動開始。
水城公園の真ん中を縦断する道路。小鳩とアグリが連れ添って水城公園に向かうシーン。(P.3)
一方、東上が二人と約束した水城公園に急ぐシーン。(P.4) ちょうど自動車も入っていい感じ(笑)。
水城公園。小鳩が「私ってどうして…こんなにイモいのかな?」とアグリに相談するシーン。(P.6)
この三枚は電子書籍を見ながら、なるべく忠実に再現(笑)。水城公園はのどかでいいですね。
12時、行田市商工センターの1階、観光情報館ぶらっと ぎょうだへ。13時開演ですが、盛況なので早めに来て良かったです。二列目の座席を確保。トークショーは女子高生(埼玉県立行田進修館高等学校)2人を招いて、渡邉ポポさんと編集者さんの4人で行われました。結論としては、行田の女子高生は行田で遊ばないという身も蓋もないもの(笑)。自宅の関係もあるのでしょうが、熊谷に寄るそうです。まぁ本作では女子高生3人が学校帰りにスタバに行かずに古代蓮物語というスーパー銭湯に行ってしまうくらい、フィクション性が高いわけですが(笑)。
渡邉ポポさんは大学生時代に塾の講師もしていたそうで、漫画家とは思えないトーク力でした。トークショー後にはサイン会。私は電子書籍派ですが、どうせここまで遠征したわけですから、書籍を購入してイラストとサインをいただきました。美人だけど性格がしょぼい東上派な私。サイン会はイラストまで描いていたので15時近くまでかかりました。
その後私は忍城へ。再建された御三階櫓。(P.157)
入場料を払い、行田市郷土博物館へ。御三階櫓から赤城山が見えました。寒い日のメリットですね。忍城の模型を見ましたが、島を連結した様な形状で、これは確かに落城させるのは大変そうでした。だからこそ水攻めなのでしょうけど。
秩父鉄道の東行田駅へ。鄙びた良い駅舎でした。(表紙)
埼玉では有名な十万石饅頭の十万石行田本店。元は呉服屋の蔵で、登録有形文化財だそうです。蔵なのに中は広々としていました。(P.26)
色々買ってみました。写真は自分の分で、甥っ子の家と介護施設の母にも別途購入。「幸たま」は確かに「萩の月」ですねぇ(笑)。右下の古墳最中は前述の金沢製菓で購入したもの。
夕方でめっちゃ寒くなってきたので、さきたま古墳群の駐車場に戻りました。途中セブンイレブンにて肉まんを遅い昼食代わりに。
3月単行本化されてない15話の舞台、古代蓮物語へ。平日は500円と格安ですが、この日は日曜日なので800円と普通。近所の大谷田温泉明神の湯と露天風呂の造りがどこか似ているなと思ったら、運営が同じ共立メンテナンスでした(笑)。強風で寒い日でしたので、石窯風呂でのんびりできて良かったです。
ゆの駅 古代蓮物語
風呂上がりには「わたぼく牛乳」。これも15話に出てきたもの。行田市にある森乳業株式会社の牛乳で、埼玉県の学校給食では著名なものらしいです。作中の表記によると、埼玉県民で知らないとモグリらしい(笑)。コーヒー牛乳が良かったのですが、温泉には白しかありませんでした。でも製造者が神奈川県の業者なんだよなぁ(^^;。
因みに、「わたぼくコーヒー」は前述のセブンイレブンにてゲット。美味しいですけど、飲み比べとかしないから味の違いはよくわかりません。
森乳業株式会社 | わたしとぼくの『WATABOKU(わたぼく)』ブランド
温泉を出ると、甥っ子の家に寄って土産の和菓子を渡し、家路へ。一日中動いていたので疲れました。
行田観光と聖地巡礼が一体化し、そこにトークショー加わった大忙しな一日でしたが、なかなか楽しかったです。まぁ自転車は10km程度しか走れませんでしたが(笑)。
コミックバンチweb 編集部ブログ
連載しているコミックバンチの編集部ブログにてイベントの記事の載っていました。
さきたま古墳公園 - 埼玉県立さきたま史跡の博物館
古墳、面白いですよ。でも暖かい季節が良いです(笑)。
なお、以下に記す括弧内のページ数は電子書籍の単行本のページです。
トークショーは午後からなので、まずはさきたま古墳群へ。到着した朝9時は寒い!! 冬の上に強風でアウトドアには最悪。写真は広大な駐車場入口に立っている看板。世界遺産を目指しているそうですが、世界遺産に肉薄はしてない模様(笑)。(P.83)
今回は行田をあちこち巡るので自転車を使います。ブログの原点、ポタリングですね。ただし駐輪時間が長いので、クロスバイクにしました。でかくて自動車に積むのは面倒でした。
Google Mapsを見ながら移動開始。まずは丸墓山古墳へ。これだけ前方後円墳ではなく円墳です。忍城を攻めた際に石田三成が本陣を置いた場所だそうで、手前に石田堤の遺構がありました。周囲にも円墳上部にも桜があり、こんな真冬ではなく春に訪れるべきです(苦笑)。
登ってきた階段を振り返って。丸墓山古墳と稲荷山古墳は登ることができます。高さ18.9mで、眺望は良いです。(P.53)
稲荷山古墳。円頂には埋葬施設の復元模型があって興味深いです。出土した稲荷山鉄剣は後述の博物館で見ることができました。
鉄砲山古墳展示館へ。こんな感じに埋葬されていたそうですが、天井の石は房総半島のものだそうで、わざわざ運ばれたことからその権力の大きさが知れます。(P.106)
その後二子山古墳、愛宕山古墳、瓦塚古墳、鉄砲山古墳、奥の山古墳、中の山古墳と、古墳を一通り見て回りました。他に移築古民家も見学。母の実家に似ていて懐かしかったです。しかし古墳巡り中は寒くてかなわなかったです。埼玉県立さきたま史跡の博物館で一息入れました。ここでは前述の稲荷山鉄剣等の国宝が見られました。
その後、古墳群と隣り合わせの前玉神社へ。鳥居の隣は古墳最中が看板の金沢製菓。(P.61)
実は前玉神社は円墳の浅間塚古墳の上に建っています。その為拝殿までは結構登ります。(P.72)
拝殿でお参り。(P.73)
前玉神社は4匹の猫で有名らしいです。日向でぐーぐー寝ていました(笑)。作中によく出てくる「きなこ」は見当たらず。
金沢製菓で古墳最中を購入。駐車場に戻り、自転車で移動開始。
水城公園の真ん中を縦断する道路。小鳩とアグリが連れ添って水城公園に向かうシーン。(P.3)
一方、東上が二人と約束した水城公園に急ぐシーン。(P.4) ちょうど自動車も入っていい感じ(笑)。
水城公園。小鳩が「私ってどうして…こんなにイモいのかな?」とアグリに相談するシーン。(P.6)
この三枚は電子書籍を見ながら、なるべく忠実に再現(笑)。水城公園はのどかでいいですね。
12時、行田市商工センターの1階、観光情報館ぶらっと ぎょうだへ。13時開演ですが、盛況なので早めに来て良かったです。二列目の座席を確保。トークショーは女子高生(埼玉県立行田進修館高等学校)2人を招いて、渡邉ポポさんと編集者さんの4人で行われました。結論としては、行田の女子高生は行田で遊ばないという身も蓋もないもの(笑)。自宅の関係もあるのでしょうが、熊谷に寄るそうです。まぁ本作では女子高生3人が学校帰りにスタバに行かずに古代蓮物語というスーパー銭湯に行ってしまうくらい、フィクション性が高いわけですが(笑)。
渡邉ポポさんは大学生時代に塾の講師もしていたそうで、漫画家とは思えないトーク力でした。トークショー後にはサイン会。私は電子書籍派ですが、どうせここまで遠征したわけですから、書籍を購入してイラストとサインをいただきました。美人だけど性格がしょぼい東上派な私。サイン会はイラストまで描いていたので15時近くまでかかりました。
その後私は忍城へ。再建された御三階櫓。(P.157)
入場料を払い、行田市郷土博物館へ。御三階櫓から赤城山が見えました。寒い日のメリットですね。忍城の模型を見ましたが、島を連結した様な形状で、これは確かに落城させるのは大変そうでした。だからこそ水攻めなのでしょうけど。
秩父鉄道の東行田駅へ。鄙びた良い駅舎でした。(表紙)
埼玉では有名な十万石饅頭の十万石行田本店。元は呉服屋の蔵で、登録有形文化財だそうです。蔵なのに中は広々としていました。(P.26)
色々買ってみました。写真は自分の分で、甥っ子の家と介護施設の母にも別途購入。「幸たま」は確かに「萩の月」ですねぇ(笑)。右下の古墳最中は前述の金沢製菓で購入したもの。
夕方でめっちゃ寒くなってきたので、さきたま古墳群の駐車場に戻りました。途中セブンイレブンにて肉まんを遅い昼食代わりに。
3月単行本化されてない15話の舞台、古代蓮物語へ。平日は500円と格安ですが、この日は日曜日なので800円と普通。近所の大谷田温泉明神の湯と露天風呂の造りがどこか似ているなと思ったら、運営が同じ共立メンテナンスでした(笑)。強風で寒い日でしたので、石窯風呂でのんびりできて良かったです。
ゆの駅 古代蓮物語
風呂上がりには「わたぼく牛乳」。これも15話に出てきたもの。行田市にある森乳業株式会社の牛乳で、埼玉県の学校給食では著名なものらしいです。作中の表記によると、埼玉県民で知らないとモグリらしい(笑)。コーヒー牛乳が良かったのですが、温泉には白しかありませんでした。でも製造者が神奈川県の業者なんだよなぁ(^^;。
因みに、「わたぼくコーヒー」は前述のセブンイレブンにてゲット。美味しいですけど、飲み比べとかしないから味の違いはよくわかりません。
森乳業株式会社 | わたしとぼくの『WATABOKU(わたぼく)』ブランド
温泉を出ると、甥っ子の家に寄って土産の和菓子を渡し、家路へ。一日中動いていたので疲れました。
行田観光と聖地巡礼が一体化し、そこにトークショー加わった大忙しな一日でしたが、なかなか楽しかったです。まぁ自転車は10km程度しか走れませんでしたが(笑)。
コミックバンチweb 編集部ブログ
連載しているコミックバンチの編集部ブログにてイベントの記事の載っていました。
さきたま古墳公園 - 埼玉県立さきたま史跡の博物館
古墳、面白いですよ。でも暖かい季節が良いです(笑)。