2018年7月29日日曜日

Dr. Lonnie Smith@ブルーノート東京

[タイトル]Dr. LONNIE SMITH TRIO
[日時]2018/07/29(日) 17:00開演
[会場]ブルーノート東京
[料金]8500円(Jam Session会員につき半額の4250円)
[時間]1時間10分
[出演者]
 Dr. Lonnie Smith (Hammond B3 Organ) [ドクター・ロニー・スミス]
 Jonathan Kreisberg (g) [ジョナサン・クライスバーグ]
 Xavier Breaker (ds) [ザビエル・ブレーカー]

[曲目]
 01.NIGHT SONG
 02.50 WAYS TO LEAVE YOUR LOVER
 03.ON A MISTY NIGHT
 04.ALHAMBRA
 05.PILGRIMAGE
 Enc.DAPPER DAN

 ブルーノート東京該当ページ
 原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO(ライブレポート)





[感想]
 青山のブルーノート東京にロニー・スミスを聴きに行ってきました。三年ぶりの来日で、前回も行っています。

 ターバンしているしマオカラーの服だしでインドっぽいけど、インドとどう関係があるのかは調べてもさっぱり不明。しかし76歳とはとても思えない程背筋はピンとしているし、お洒落な感じがハンパないです。私の大好きなハモンドオルガンの分厚い和音にもシビレまくりの1時間でした。ファンキー、バラード、スパニッシュまで、幅広い音楽性が素晴らしい。甘い音色のギターも良かったです。

 「NIGHT SONG」はタイトル通りの気だるい印象の曲で、控え目なオルガンに渋いギター。それらが突然爆発するかの様なソロになるのが凄い。それでいて最後は静かに締めるのがオシャレ。
 「ALHAMBRA」はタイトルでわかる通りスペイン調。浮遊感漂うシンセサイザーのソロから、一転して激しい曲調へ。アーシーなベースラインに激しい右手ソロが気持ち良い。

[参考動画]
 Dr. Lonnie Smith Trio Live at Kente Arts Alliance
 「50 WAYS TO LEAVE YOUR LOVER」
 On a Misty Night | Dr. Lonnie Smith Trio
 「ON A MISTY NIGHT」
 Dr Lonnie Smith Trio - Pilgrimage - 2011 (H)
 「PILGRIMAGE」
 Dr. Lonnie Smith Trio * Slaperoo solo + Dapper Dan [Kreisberg,Blake]
 「DAPPER DAN」

2018年7月16日月曜日

Jazztronik Big Band Album “BB1” Live Tour@横浜ランドマークホール

[タイトル]Big Band Album “BB1” Live Tour Yokohama LANDMARK HALL Renewal Opening Live
[日時]2018/07/16(月) 18:00開演
[会場]横浜ランドマークホール
[料金]¥5,000
[時間]2時間05分
[出演者]
 野崎良太 (Piano)
 波多江健 (Drums)
 藤谷一郎 (Bass)
 高橋弥歩 (Tenor Sax,Soplano Sax,Flute)
 渡辺ファイアー (Alto Sax)
 近藤淳也 (Alto Sax,Flute,Clarinet)
 永田昴生 (Baritone Sax,Flute)
 真砂陽地 (Trumpet,Flugelhorn)
 寺内茂 (Trumpet,Flugelhorn,Guitar)
 前田大輔 (Trombone)
 池田雅明 (Trombone)
 AISHA (Vocals)
 ※FlugelhornはCornetだったかもしれません。

[曲目]
 01.Meguru
 02.Dolphin Smile
 03.Caravan
 04.Set Free
 MCメンバー紹介
 05.The Piano
 06.Caprice
 07.Sanctuary
 08.Deja vu
 09.L.E.A.P.
 10.Spotlight
 11.Love Tribe
 Enc1.Parade!
 Enc2.SAMURAI
 7から11まではメドレー形式



 リハーサルの動画。





[感想]
 横浜ランドマークホールがリニューアルオープンということで企画された一連のライブの一つとして、Jazztronikのビッグバンドライブが行われました。リニューアルオープンと言う割に、ホールの音はやや反響しすぎという感じ。管楽器は良いのですがベースは良く聞こえず。2列目中央でしたので、見易さという点では素晴らしかったですけど。座席のパイプ椅子はアンコが少なく座り心地がいまいちでした。

 「Set Free」。寺内茂さんのギロ独奏から始まり、金管隊4人がギロ、マラカス、カスタネット、クラベス?の合奏。突然の展開に湧きました(笑)。オルケスタルスの元、現役メンバーに対して敬意を払ったんですかね。その後もオリジナルの「Set Free」の軽快さとはかけ離れた重厚な演奏でした。二人ずつの管楽器バトルも凄かった。「リハより3倍長かった。途中であの人達なにしているんだろうと思った」という野崎さんの言葉通り。

 「The Piano」はアルバム「SET FREE」からの選曲ですが、これ過去にやりましたっけ? ビルボードライブで1setと2ndセットで内容が違うことがあったのかな。

 「Caprice」初登場の永田昴生さんは『(難しい曲の演奏が終わって)メチェメチャホッとしています』と安堵していました。Jazztronikはデビュー20周年だそうですが、永田昴生さんのツイートを見たら、『学生時代に聞いてた』とあって、Jazztronikの主要観客層も年齢が上がわけですねぇ。私は初めて聞いた時からおじさんでしたが。

 「Sanctuary」から「Love Tribe」はいつものボーカル曲メドレー。目の前のAISHAセクシーすぎ。目のやり場に困ります(笑)。AISHAのツイート参照。

 「Spotlight」は前田大輔オンステージ。ビルボードでは出番の時間が決まっていたがホールの今日は時間がたっぷりあると煽っていました(笑)。

 野崎さんが「いつもは2セット制で長くやることがないので」と話されましたが、時間的には40分長いものの、曲数は2曲増えただけでした。MCが長かった訳で、その点はやや不満。演奏自体は非常に楽しめたのですが、個人的にはホールよりビルボードライブ東京での飲食しながらの方が嬉しいですね。年末も行けたら是非行きたいと思います。