走行距離 59.2km
走行時間 04:23:41
平均速度 13.4km/h
最高速度 48.3km/h
使用車種 KHS F20-R
自動車走行距離 165.5km(足立区自宅⇔有間ダム)
平均燃費 16.4km/l
峠も走り納めの時期です。というわけで、ホームコースの林道広河原逆川線を走ることに。しかしいつもと同じ様に単に自転車で走るのではなく、自動車で飯能入りし、広河原逆川線出発点にある温泉さわらびの湯にも入ろうという目論み。いつもさわらびの湯の横を通るわけですが、時間は早朝か夕方です。これから一日走ろうという早朝に温泉に入れるわけもなく、かといって夕方に入って街灯もない地方道を走れるわけもなく。そんなわけでこの二年間いつも指をくわえているだけだったのです。今回はヒルクライムで汗を流し、温泉にザブンと入り、自動車でピューっと帰宅する計画にしました。
あまり早朝でも路面凍結の恐れがありますので、7時頃出発。外環自動車道をぶっ飛ばし、練馬からは一般道。うちからだと秩父や飯能に行くのに関越自動車道は大回りなんです。一般道ではナビがあるにも関わらず道を間違えたり(笑)、昼食のすき焼き鍋を求めていつくかのセブンイレブンに寄ったりと、結構時間がかかりました。飯能駅付近からはいつもの県道70号線をぶっ飛ばしましたが、途中二ヶ所くらい霜が降りていて、他の自動車も徐行していました。70号線は慣れた道ですが、自転車で気分良く走っていると気づかなかったのですが、自動車でも意外に距離があるんですね。途中ロードバイクを抜く時は「楽して申し訳ない」と心の中で謝っていました(笑)。
9:30頃、名栗湖の麓にある農産物直売所の駐車場へ。時間も時間ですが、この時期なのでガラガラです。とはいえ、お仲間発見(笑)。5、6人のマウンテンバイクの方々。軽く挨拶すると、林道大名栗線を走るとの事。MTBならやっぱりダートですもんね。
9:45、有間ダムに向けてヒルクライム開始。相変わらずきつい激坂です。しかも今回はウォーミングアップ走行もなく、いきなりヒルクライムなのでちょっと苦しい。ダムに着くと、まずは写真撮影。
中央辺りが有間峠。いつ見ても遠いです(笑)。
名栗湖の北岸を走り、いよいよ広河原逆川線へ。って、少し入った段階で…
全面通行止めorz 2008年12月20日の遠征でも工事をしていたわけですが、その時はアスファルトの張り替えと法面工事のみで、自転車は通過させてくれました。しかし以下の現場状況写真と工事概要を見ると…
人ひとりがやっと通れるくらいしか路面がない… 自転車を担いで歩いては滑落しそうですし、そもそも僅かな路面もいつずるっと落ちてもおかしくないです。
法面ギリギリまで路面を一旦掘削、基礎をコンクリートで固めた上、壁面を作成して道路を拡張する様です。こんな大規模な工事だったとは。さすがにこれは工事関係者がいたら通過させてくれないでしょう。いなくても危険だから通行したくないです。
ここで躊躇していると猟師の方がやってきました。鹿撃ちだそうです。犬を連れていなくて良かった。犬連れの猟師の方が熊より恐い(笑)。
とにかくここは無理と判断。林道有馬線に入ってみる事にしました。広河原逆川線は何回も走っていますが、こちらは初めて。落石で通行止めになっていたので入れなかったこともありますし、そもそも有馬線はダートの大名栗線に繋がるだけです。ダートは走りたくないので、あまり食指が動かなかったんです。
有馬線はとにかく寒い… 鬱蒼とした森に沈んだ道で、日陰ばかり。氷柱は綺麗ですが。
凶器消滅の完全犯罪に使えそうな氷柱(笑)。
10:45頃。林道有馬線(左)と林道滝の入線(右)に分岐。有馬線も通行止めになっていますが、ゲートは少し開いているので走れそうです。
しかし前述の通り有馬線は先に行ってもあまり嬉しくないので、ゲート完全封鎖の滝の入線へ侵入。陽射しがあって暖かそうだから(笑)。
しかし滝の入線は5分で挫折。こんな凍結があっては… 平地ならともかく、ここは結構な勾配です。押して上っても、一旦滑ったら凄い距離を落ちていきそう。標高550mくらいですが、水が出ている所はもう無理そうです。
上ってきた滝の入線を振り返って。陽射しがあって期待できたんですけどねぇ…
ひと気のないこの辺は路面凍結が厳しそうと判断、予備のルートを走る事にして引き返し。広河原逆川線分岐まで来ると、先程のMTBの方々がいました。やはり広河原逆川線から大名栗線に入ろうとしたらしいですが、路面工事で行けず、どうするか検討中でした。有馬線の状況を教えると、山道を自転車担いで行くかと話していました(笑)。さすがMTBer。
彼らと別れ、私は正丸峠に向かいます。名栗湖の南岸を走り、有間ダムをダウンヒル、70号線を北上。名郷で県道53号線へ。如何にも里山という感じで民家もある勾配を楽しみながら上ります。伊豆が岳西方、山伏峠手前の九十九折りは水が出ている箇所が凍っていて危険でしたけどね。山伏峠はどこがそうなのかわからないまま通過(笑)。
名栗げんきプラザで53号線に別れを告げ、旧道に入って正丸峠へ向かいます。稜線直下なので木漏れ日が差し込みます。
12:35頃、正丸峠に到着。正丸茶屋のおばちゃんが客引きしようと店外に出て来ますが、自炊なので無視(笑)。本当は正丸丼も食べたかったのですが。
正丸峠からの眺望。高麗方面。
自転車を停め、正丸峠から虚空蔵峠に向けて稜線の登山道を登ります。距離で100m、標高で40m、5分程登った所に休憩所がありましたので、今年初めてのバーナー使用で昼食。すき焼き鍋は結局見つからなくて、天ぷら鍋焼きうどんです。荷物が多少重くなっても、この楽しみは止められない(笑)。食後は当然コーヒーです。
13:30頃、ダウンヒル開始。13:45、あっという間に国道299号線に合流。あまりに距離が短くて印象が全然残ってないです。「頭文字D」ではこんな短いコースでレースしているの?
ここからは高麗川に沿った299号線を距離10kmで標高370mから170mまで下ります。交通量が多くて自転車には快適な道ではないです。
14:15頃。吾野駅を過ぎた所、目印もない場所で右折すると林道吾野飛村線です。最初は気がつかなくて100m程通り過ぎてしまい、線路がトンネルに入った所で気がついて引き返しました。この吾野飛村線、3kmで240m上昇と、結構な激坂。特に最初の部分はシャレにならないです。高麗川沿いの平地に民家がある普通の風景から、突然ひと気のない激坂に変身してビックリ。299号線と70号線の間に山があって峠を越えねばならないとはわかっていたのですが、正丸峠程奥地ではないので甘く考えていました。
吾野飛村線のピークから50m程下り、14:50頃、林道栃尾谷線起点に到着。左に行けば楽に70号線に合流、原市場辺りに出ますが、峠巡りのサイクリングなので当然峠を求めて栃尾屋線に突入。それでもピークは標高450mくらいなので、100m上るくらい。2000m上った大弛峠を考えれば赤ちゃん峠(笑)。
15:15頃、栃尾谷線終点に到着。ここは子の権現に行った時に通りました。見知った場所でちょっとホッとしました。しかしこの写真、路面が白いですよね。橋の上なので、凍っています。ツルツルもいいところ。ここを腰の曲がったおばあさん二人がカートにゴミを載せて集積所まで運んでいました。大変だわ…
ここを左に行けば慣れた道で楽ですが、峠ハンターは当然右に行く(笑)。
15:30頃。距離650mで標高50m程上ると、竹寺に繋がる林道八王子線(ピストン林道)と70号線に通じる林道原市場名栗線に分岐。竹寺にも行きたかったのですが、そろそろ時間が厳しくなってきたのでパス。原市場名栗線に突撃します。しかしここからかなり後悔。標高500m近くまで上ったと思うと100m下りなんてやって、「上るなら上る、下るなら下る」が好きな私には苦痛(^^;。しかも所々凍結箇所があり、万が一先に進めなくなって戻るハメに陥ると厄介で、陽が傾きかけていたこともあり焦りました。こんな林道で真っ暗になってはかなわん…
天神峠に到着。おー、遠くに都心が見えますなぁ。焦りも忘れて感嘆。
アップで。
16:10頃。原市場名栗線は70号線に合流して終了。山奥の峠ではないので距離が短くて助かりました。しかし寒い…
16:18頃、農産物直売所の駐車場に到着。直売所は営業しておらず、駐車場はガラガラでした。16:30に日の入りなので、もし自転車で来ていたらここから急いで飯能に向かわねばなりません。しかし今日は自動車。念願のさわらびの湯へ移動します。
さわらびの湯は年末ということで、露天風呂はゆず湯になっていました。さすがに年末なので登山客も少ないらしく、お客さんは少なかったです。露天風呂に浸かっていると、最初は名栗川(入間川)が見えていたのですが、次第に陽が落ち、山の稜線しか見えなくなり、最後は稜線も区別がつかないくらいの真っ暗(笑)。景色がどんどん変わっていって、風情がありました。さわらびの湯は18:00までしか営業しておらず、その少し前に風呂を出て、お土産の物色。
写真は自宅に帰ってからのもの。柿の皮を使った沢庵が美味しかったです。おからのかりんとうは家に帰るまでに自動車の中でほとんど食べ尽くしました(笑)。腹減った〜
建物から外に出ると本当に真っ暗。そこからの帰路も街中に近づくまでは街灯もまばらで、停まってヘッドライトを消したら真っ暗になっちゃいました(笑)。自転車で走るのは困難。
帰路は所沢まで一般道で、所沢から関越自動車道に乗り、外環自動車道を使い、自宅へ。18:15飯能出発、20:15自宅到着。一般道も高速も飛ばしたので早かったです。自転車ですとさわらびの湯から飯能駅までだけで1時間、全体で3時間かかりますから、かなり楽でした。しかも自転車の場合池袋まで輪行して、そこからまた自宅まで走るのが結構面倒なんです。特に寒い季節は辛い。
飯能峠巡りの標高図。こうして見ると滝の入線や山伏峠の高さと勾配が目立ちますが、一番キツかったのは吾野飛村線の二つ目のピーク。コンクリート舗装になっていて、最後は手押しになりました。あそこはきつかった… この図を見ると、累積で1300m以上上っていますね。低山の峠巡りなのに意外に疲れた原因はこれでした。平均時速も赤城山遠征と大差ないし(笑)。
走行ルート鳥瞰図(1)。
走行ルート鳥瞰図(2)。こうして後でルートを見るのが楽しみなのです(笑)。
まとめ。広河原逆川線は走れませんでしたが、まだ走った事のない飯能の峠を巡れて良かったです。奥まった山でなくても、意外に手強い激坂が潜んでいます。って、よく考えたら子の権現もきつい坂でしたね。里山なので十分迂回できず、強引に道を取り付けたという感じでしょうか。飯能の峠、なかなか手強いです(笑)。
それとなんと言っても念願のさわらびの湯に入れた事が収穫。新しい小さな温泉ですが、混む事もなさそうで、のんびりできます。今度は秩父側から広河原逆川線を走り、温泉に入って帰りましょう。
さわらびの湯
低山でも凍結が厳しい箇所があり、峠の季節の終わりを確認しました。しばらくは平地に戻ります(笑)。
所要経費
関越自動車道(所沢→練馬) 300円
外環自動車道(練馬⇔草加) 700円
ガソリン代 1800円くらい?
温泉 800円
走行時間 04:23:41
平均速度 13.4km/h
最高速度 48.3km/h
使用車種 KHS F20-R
自動車走行距離 165.5km(足立区自宅⇔有間ダム)
平均燃費 16.4km/l
峠も走り納めの時期です。というわけで、ホームコースの林道広河原逆川線を走ることに。しかしいつもと同じ様に単に自転車で走るのではなく、自動車で飯能入りし、広河原逆川線出発点にある温泉さわらびの湯にも入ろうという目論み。いつもさわらびの湯の横を通るわけですが、時間は早朝か夕方です。これから一日走ろうという早朝に温泉に入れるわけもなく、かといって夕方に入って街灯もない地方道を走れるわけもなく。そんなわけでこの二年間いつも指をくわえているだけだったのです。今回はヒルクライムで汗を流し、温泉にザブンと入り、自動車でピューっと帰宅する計画にしました。
あまり早朝でも路面凍結の恐れがありますので、7時頃出発。外環自動車道をぶっ飛ばし、練馬からは一般道。うちからだと秩父や飯能に行くのに関越自動車道は大回りなんです。一般道ではナビがあるにも関わらず道を間違えたり(笑)、昼食のすき焼き鍋を求めていつくかのセブンイレブンに寄ったりと、結構時間がかかりました。飯能駅付近からはいつもの県道70号線をぶっ飛ばしましたが、途中二ヶ所くらい霜が降りていて、他の自動車も徐行していました。70号線は慣れた道ですが、自転車で気分良く走っていると気づかなかったのですが、自動車でも意外に距離があるんですね。途中ロードバイクを抜く時は「楽して申し訳ない」と心の中で謝っていました(笑)。
9:30頃、名栗湖の麓にある農産物直売所の駐車場へ。時間も時間ですが、この時期なのでガラガラです。とはいえ、お仲間発見(笑)。5、6人のマウンテンバイクの方々。軽く挨拶すると、林道大名栗線を走るとの事。MTBならやっぱりダートですもんね。
9:45、有間ダムに向けてヒルクライム開始。相変わらずきつい激坂です。しかも今回はウォーミングアップ走行もなく、いきなりヒルクライムなのでちょっと苦しい。ダムに着くと、まずは写真撮影。
中央辺りが有間峠。いつ見ても遠いです(笑)。
名栗湖の北岸を走り、いよいよ広河原逆川線へ。って、少し入った段階で…
全面通行止めorz 2008年12月20日の遠征でも工事をしていたわけですが、その時はアスファルトの張り替えと法面工事のみで、自転車は通過させてくれました。しかし以下の現場状況写真と工事概要を見ると…
人ひとりがやっと通れるくらいしか路面がない… 自転車を担いで歩いては滑落しそうですし、そもそも僅かな路面もいつずるっと落ちてもおかしくないです。
法面ギリギリまで路面を一旦掘削、基礎をコンクリートで固めた上、壁面を作成して道路を拡張する様です。こんな大規模な工事だったとは。さすがにこれは工事関係者がいたら通過させてくれないでしょう。いなくても危険だから通行したくないです。
ここで躊躇していると猟師の方がやってきました。鹿撃ちだそうです。犬を連れていなくて良かった。犬連れの猟師の方が熊より恐い(笑)。
とにかくここは無理と判断。林道有馬線に入ってみる事にしました。広河原逆川線は何回も走っていますが、こちらは初めて。落石で通行止めになっていたので入れなかったこともありますし、そもそも有馬線はダートの大名栗線に繋がるだけです。ダートは走りたくないので、あまり食指が動かなかったんです。
有馬線はとにかく寒い… 鬱蒼とした森に沈んだ道で、日陰ばかり。氷柱は綺麗ですが。
凶器消滅の完全犯罪に使えそうな氷柱(笑)。
10:45頃。林道有馬線(左)と林道滝の入線(右)に分岐。有馬線も通行止めになっていますが、ゲートは少し開いているので走れそうです。
しかし前述の通り有馬線は先に行ってもあまり嬉しくないので、ゲート完全封鎖の滝の入線へ侵入。陽射しがあって暖かそうだから(笑)。
しかし滝の入線は5分で挫折。こんな凍結があっては… 平地ならともかく、ここは結構な勾配です。押して上っても、一旦滑ったら凄い距離を落ちていきそう。標高550mくらいですが、水が出ている所はもう無理そうです。
上ってきた滝の入線を振り返って。陽射しがあって期待できたんですけどねぇ…
ひと気のないこの辺は路面凍結が厳しそうと判断、予備のルートを走る事にして引き返し。広河原逆川線分岐まで来ると、先程のMTBの方々がいました。やはり広河原逆川線から大名栗線に入ろうとしたらしいですが、路面工事で行けず、どうするか検討中でした。有馬線の状況を教えると、山道を自転車担いで行くかと話していました(笑)。さすがMTBer。
彼らと別れ、私は正丸峠に向かいます。名栗湖の南岸を走り、有間ダムをダウンヒル、70号線を北上。名郷で県道53号線へ。如何にも里山という感じで民家もある勾配を楽しみながら上ります。伊豆が岳西方、山伏峠手前の九十九折りは水が出ている箇所が凍っていて危険でしたけどね。山伏峠はどこがそうなのかわからないまま通過(笑)。
名栗げんきプラザで53号線に別れを告げ、旧道に入って正丸峠へ向かいます。稜線直下なので木漏れ日が差し込みます。
12:35頃、正丸峠に到着。正丸茶屋のおばちゃんが客引きしようと店外に出て来ますが、自炊なので無視(笑)。本当は正丸丼も食べたかったのですが。
正丸峠からの眺望。高麗方面。
自転車を停め、正丸峠から虚空蔵峠に向けて稜線の登山道を登ります。距離で100m、標高で40m、5分程登った所に休憩所がありましたので、今年初めてのバーナー使用で昼食。すき焼き鍋は結局見つからなくて、天ぷら鍋焼きうどんです。荷物が多少重くなっても、この楽しみは止められない(笑)。食後は当然コーヒーです。
13:30頃、ダウンヒル開始。13:45、あっという間に国道299号線に合流。あまりに距離が短くて印象が全然残ってないです。「頭文字D」ではこんな短いコースでレースしているの?
ここからは高麗川に沿った299号線を距離10kmで標高370mから170mまで下ります。交通量が多くて自転車には快適な道ではないです。
14:15頃。吾野駅を過ぎた所、目印もない場所で右折すると林道吾野飛村線です。最初は気がつかなくて100m程通り過ぎてしまい、線路がトンネルに入った所で気がついて引き返しました。この吾野飛村線、3kmで240m上昇と、結構な激坂。特に最初の部分はシャレにならないです。高麗川沿いの平地に民家がある普通の風景から、突然ひと気のない激坂に変身してビックリ。299号線と70号線の間に山があって峠を越えねばならないとはわかっていたのですが、正丸峠程奥地ではないので甘く考えていました。
吾野飛村線のピークから50m程下り、14:50頃、林道栃尾谷線起点に到着。左に行けば楽に70号線に合流、原市場辺りに出ますが、峠巡りのサイクリングなので当然峠を求めて栃尾屋線に突入。それでもピークは標高450mくらいなので、100m上るくらい。2000m上った大弛峠を考えれば赤ちゃん峠(笑)。
15:15頃、栃尾谷線終点に到着。ここは子の権現に行った時に通りました。見知った場所でちょっとホッとしました。しかしこの写真、路面が白いですよね。橋の上なので、凍っています。ツルツルもいいところ。ここを腰の曲がったおばあさん二人がカートにゴミを載せて集積所まで運んでいました。大変だわ…
ここを左に行けば慣れた道で楽ですが、峠ハンターは当然右に行く(笑)。
15:30頃。距離650mで標高50m程上ると、竹寺に繋がる林道八王子線(ピストン林道)と70号線に通じる林道原市場名栗線に分岐。竹寺にも行きたかったのですが、そろそろ時間が厳しくなってきたのでパス。原市場名栗線に突撃します。しかしここからかなり後悔。標高500m近くまで上ったと思うと100m下りなんてやって、「上るなら上る、下るなら下る」が好きな私には苦痛(^^;。しかも所々凍結箇所があり、万が一先に進めなくなって戻るハメに陥ると厄介で、陽が傾きかけていたこともあり焦りました。こんな林道で真っ暗になってはかなわん…
天神峠に到着。おー、遠くに都心が見えますなぁ。焦りも忘れて感嘆。
アップで。
16:10頃。原市場名栗線は70号線に合流して終了。山奥の峠ではないので距離が短くて助かりました。しかし寒い…
16:18頃、農産物直売所の駐車場に到着。直売所は営業しておらず、駐車場はガラガラでした。16:30に日の入りなので、もし自転車で来ていたらここから急いで飯能に向かわねばなりません。しかし今日は自動車。念願のさわらびの湯へ移動します。
さわらびの湯は年末ということで、露天風呂はゆず湯になっていました。さすがに年末なので登山客も少ないらしく、お客さんは少なかったです。露天風呂に浸かっていると、最初は名栗川(入間川)が見えていたのですが、次第に陽が落ち、山の稜線しか見えなくなり、最後は稜線も区別がつかないくらいの真っ暗(笑)。景色がどんどん変わっていって、風情がありました。さわらびの湯は18:00までしか営業しておらず、その少し前に風呂を出て、お土産の物色。
写真は自宅に帰ってからのもの。柿の皮を使った沢庵が美味しかったです。おからのかりんとうは家に帰るまでに自動車の中でほとんど食べ尽くしました(笑)。腹減った〜
建物から外に出ると本当に真っ暗。そこからの帰路も街中に近づくまでは街灯もまばらで、停まってヘッドライトを消したら真っ暗になっちゃいました(笑)。自転車で走るのは困難。
帰路は所沢まで一般道で、所沢から関越自動車道に乗り、外環自動車道を使い、自宅へ。18:15飯能出発、20:15自宅到着。一般道も高速も飛ばしたので早かったです。自転車ですとさわらびの湯から飯能駅までだけで1時間、全体で3時間かかりますから、かなり楽でした。しかも自転車の場合池袋まで輪行して、そこからまた自宅まで走るのが結構面倒なんです。特に寒い季節は辛い。
飯能峠巡りの標高図。こうして見ると滝の入線や山伏峠の高さと勾配が目立ちますが、一番キツかったのは吾野飛村線の二つ目のピーク。コンクリート舗装になっていて、最後は手押しになりました。あそこはきつかった… この図を見ると、累積で1300m以上上っていますね。低山の峠巡りなのに意外に疲れた原因はこれでした。平均時速も赤城山遠征と大差ないし(笑)。
走行ルート鳥瞰図(1)。
走行ルート鳥瞰図(2)。こうして後でルートを見るのが楽しみなのです(笑)。
まとめ。広河原逆川線は走れませんでしたが、まだ走った事のない飯能の峠を巡れて良かったです。奥まった山でなくても、意外に手強い激坂が潜んでいます。って、よく考えたら子の権現もきつい坂でしたね。里山なので十分迂回できず、強引に道を取り付けたという感じでしょうか。飯能の峠、なかなか手強いです(笑)。
それとなんと言っても念願のさわらびの湯に入れた事が収穫。新しい小さな温泉ですが、混む事もなさそうで、のんびりできます。今度は秩父側から広河原逆川線を走り、温泉に入って帰りましょう。
さわらびの湯
低山でも凍結が厳しい箇所があり、峠の季節の終わりを確認しました。しばらくは平地に戻ります(笑)。
所要経費
関越自動車道(所沢→練馬) 300円
外環自動車道(練馬⇔草加) 700円
ガソリン代 1800円くらい?
温泉 800円