走行距離 101.13km (飯能駅〜有間峠〜飯能駅 67.67km)
走行時間 06:41:18 (飯能駅〜有間峠〜飯能駅 04:45:34)
平均速度 15.1km/h (飯能駅〜有間峠〜飯能駅 14.2km/h)
最高速度 47km/h
使用車種 KHS F20-R
まだ父の死から日が経ってないにも関わらず、峠が雪に閉ざされる前に遠征を決行。年内に広河原逆川林道をもう一度走っておきたかったのです。それはコンパクトクランクの効果がどれ程のものか、同じコースで疲労感や時間を比べてみたかったからというわけです。
さすがに寒くて早起きはできないし、早すぎると路面が凍っている可能性があるので、のんびり出発。飯能駅をスタートしたのは10:55。出発したのは良いのですが、ボケていたのか県道28号線(青梅飯能線)を誤って南下、飯能美杉台団地等がある開拓地に出てしまいました。うちも数年前に区画整理がありましたが、こちらは区画整理事業と言っても低山を切り拓いてしまうという大胆なものなのね(^^;。せっかく上ったのに下って引き返しました。
ルート途中にあるセブンイレブンにて補給食と水、そして昼食としてパンとすきやき鍋を購入。すきやき鍋は生野菜も入っていて結構な重さ。しかし先にパンを手に取ってしまったので、おにぎりか白米を買うという考えが浮かばなかったです。すきやきにはご飯ですよねぇ…
有間ダム手前、さわらびの湯もある農産物直販所にて名栗まんじゅうを5個購入。子の権現サイクリングの時に買ったのですが、これが美味。寒さに震える中で食べる暖かいまんじゅうが美味なのは当然なんですが、前回は自宅に着く前に3個全部食べ尽くすという惨劇でした(笑)。そんなわけで今回は5個買って鞄に仕舞い込みました。まんじゅうも結構大きくて重いです。これからヒルクライムなのにね(笑)。鞄が重くなればなる程ヒルクライムは燃えるぜ(アホ)。
12:18頃、有間ダムに到着。
青空の下、陽射しが暖かいです。雨の心配はなさそう。
ちょっと休憩と撮影をして、12:25頃出発。
12:40頃。栃木入沢と逆川沢の合流点にして、広河原逆川林道起点。うーん、いきなり通行止めですか。工事による通行止めが12月末まで、林道自体の冬期通行止めは12/19から4月上旬まで。って、前日までかよ(^^;。ま、四輪はダメでも人は通れるだろうし、自転車も転がせば歩行者扱いなのでいいやと突撃(こら)。尚、写真は帰路に撮影。
最初からキツい勾配を上り始めて1km、最初のヘアピンがある場所が工事中。ここは路面だけですが、左にカーブした所からは法面も作り直していました。幸いお昼の休憩で作業員が見当たらないので自転車を担いで通過。作業員の方は先のヘアピンに停めた自動車の中で休んでいましたが、特に制止もされず。
路面がひび割れてますね。ここはまだ良い方で、とにかく名栗側の路面の悪さは厳しい。工事、厳冬の中ご苦労様です。
ヘアピンを上った所から下を眺める。春夏秋と違って葉がないので展望は優れています。
見通しが良いのは結構ですが、このヘアピンの急勾配は見たくない(笑)。一瞬「うげっ」と呟いてしまいます。
小さな峰を巻く様に林道は走っているので、南向きの道は明るく暖かです。
そしてまた寒々する峰の北側へ。初夏に来た時はここが涼しくて最高だったんですよ(笑)。
ヘアピンになっている谷から、今走って来た林道を眺める。
大名栗林道接続点を通過すると、バイクが数台下りてきました。ダートの大名栗林道は抜けられるみたいですね。大名栗林道の方からやたらエンジン音が聞こえて来て雰囲気ぶち壊し。
更に少し進んでヘアピンを曲がると勾配は突然緩くなります。そこで三人の下り登山者に出会って挨拶。徒歩は強いね(笑)。
登山者と擦れ違って200mくらい。14:07頃。お腹が空いた〜
というわけで、ここでかなり遅い昼食に。薄いけど四枚程の肉、人参や白菜等の野菜、木綿豆腐、生卵まで入った本格的なもの。550円なら納得です。でもこの手の加工食品はスープ(すき焼きなので割下)がビニール袋に入っていますよね。ところがこれは煮こごりなのでした。確かに賞味期限の短い要冷蔵食品なので煮こごりで普通は問題ないのですが、鞄の中で少し融けて汁が染み出し、ニットキャップがすき焼き臭くなりました(笑)。
14:35に再スタート。
6/7の写真と比べると寒々しいです。
四輪が通るにはキツい落石はそのままだし、幹が折れて垂れて来てもそのまんま。
さすがに標高1100mになると、日陰の雪は融けないですね。でも峠はもうすぐ。
15:23頃、有間峠に到着。有間山の東南の位置ですが、冬で陽が低いので陽射しがない… さ、寒すぎ。暖かい場所で昼食をとって正解でした。こんな寒い場所ではバーナーを使う余裕もないです。本当はここで父親の分もコーヒーを作って飲もうと思ったんですけど。
そうそう、肝心のタイムですが、昼食休憩を除いて2.5時間でした。6/7と10分しか差がないので、コンパクトクランクだから負荷が少なくて速く上れるというわけではないみたいですね。ただ足への負担は楽なのは事実。勾配がキツい場所ではクランクを回すのに足を踏ん張らなければなりませんが、今回それはなかったですから。以前MTBに抜かれた時は倍以上回転が速く感じましたからねぇ。
有間峠から名栗湖を望む。冬なので眺望を期待していましたが、暖かかったせいか靄がかかっていていまいち。
日向沢林道起点。南斜面でも雪が残ってます。朝早く出て時間があれば、日向沢林道と尾根道を歩いて日向沢ノ峰、更には蕎麦粒山に行きたかったんです。今回は出発が遅かったので、チャレンジは春になったらですね。
有間峠から飯能方面。ここで撮影した写真はやたら青みがかりました。この写真、一度でもここに来たことがある方からすれば違和感があるのでは。そう、自動車が一台も停まっていない(笑)。ここはいつも自動車で混雑しているんですが、飯能側が工事中で通行止めですからね。あれ? では秩父側は?
有間峠の秩父方面。あれ? 飯能方面に行かない様に通行止めの看板がありますね。秩父側からは上って来れるのか? なら何故自動車がないの?
では、下ってみましょうと、15:30頃ダウンヒル開始。って、いきなり路面が凍結しているんですけど… 大したことはないので、なんとか突破。
しかし標高で30m、距離で750mくらい下りてくると…
見事な凍結状態。秩父側は有間山の北側を走るので、日陰が多いんでしょうね。ちょっと歩いて先を見てみましたが見通す限り凍結している模様。もう時刻が15:40くらいで、あと一時間もすれば暗くなります。万が一ゆっくり歩いて下っているうちに日が暮れたら最悪。ヘタしたら遭難です。秩父で温泉に入って土産を買って帰るつもりでしたが、残念ながら断念。ヒルクライムは終わったとばかり思っていたのに、もう一度有間峠まで上り返し(笑)。
飯能側は勾配がキツいのですが、路面状況が悪いのでゆっくりダウンヒル。15:42に峠を下り始め、16:15に林道起点に戻りました。途中工事現場を通りましたが、ユンボを廻して通過させていただきました。
帰路に再び農産物直販所に寄りましたが、既に閉店していましたorz 寒いから蒸かしたてのまんじゅうを食べたかった… 温泉に入っていると真っ暗になっちゃうので、ここからはひたすら往路を引き返しました。むなしい…
飯能到着は17:50。当然真っ暗でした。すき焼き臭いニットキャップを被ったまま、電車に乗って帰りました(笑)。
ルートラボとカシミール3Dで作った走行ルート標高グラフ。一番キツい勾配はやはり有間ダムですね(笑)。
走行ルートCG。逆川沢が終わる(本当は終わってないが)所で180度ターンして、小さなピークを巻いているんですね。これ見るまで気づいてなかったです。このピークの南と北で陽射しが全然違うわけですな。
いつか、有間峠から長尾丸山、棒の峰を通って名栗湖に下りる周回コースを達成してみたいです。もうサイクリングじゃないですが(笑)。
まとめ。1000m級峠道の走り納めが無事できて良かったです。秩父へダウンヒルして、わらじかつ丼を食べ納めできなかったのは残念ですが。また、今回はコンパクトクランクの性能実証を兼ねてのヒルクライムでした。所要時間的には満足できませんが、体への負担が小さいことがわかったのは収穫です。体力的にも自転車の性能的にもヒルクライムに少しずつ適合してきた一年でした(^^)。
所要経費
西武鉄道 池袋駅⇔飯能駅 450円×2
走行時間 06:41:18 (飯能駅〜有間峠〜飯能駅 04:45:34)
平均速度 15.1km/h (飯能駅〜有間峠〜飯能駅 14.2km/h)
最高速度 47km/h
使用車種 KHS F20-R
まだ父の死から日が経ってないにも関わらず、峠が雪に閉ざされる前に遠征を決行。年内に広河原逆川林道をもう一度走っておきたかったのです。それはコンパクトクランクの効果がどれ程のものか、同じコースで疲労感や時間を比べてみたかったからというわけです。
さすがに寒くて早起きはできないし、早すぎると路面が凍っている可能性があるので、のんびり出発。飯能駅をスタートしたのは10:55。出発したのは良いのですが、ボケていたのか県道28号線(青梅飯能線)を誤って南下、飯能美杉台団地等がある開拓地に出てしまいました。うちも数年前に区画整理がありましたが、こちらは区画整理事業と言っても低山を切り拓いてしまうという大胆なものなのね(^^;。せっかく上ったのに下って引き返しました。
ルート途中にあるセブンイレブンにて補給食と水、そして昼食としてパンとすきやき鍋を購入。すきやき鍋は生野菜も入っていて結構な重さ。しかし先にパンを手に取ってしまったので、おにぎりか白米を買うという考えが浮かばなかったです。すきやきにはご飯ですよねぇ…
有間ダム手前、さわらびの湯もある農産物直販所にて名栗まんじゅうを5個購入。子の権現サイクリングの時に買ったのですが、これが美味。寒さに震える中で食べる暖かいまんじゅうが美味なのは当然なんですが、前回は自宅に着く前に3個全部食べ尽くすという惨劇でした(笑)。そんなわけで今回は5個買って鞄に仕舞い込みました。まんじゅうも結構大きくて重いです。これからヒルクライムなのにね(笑)。鞄が重くなればなる程ヒルクライムは燃えるぜ(アホ)。
12:18頃、有間ダムに到着。
青空の下、陽射しが暖かいです。雨の心配はなさそう。
ちょっと休憩と撮影をして、12:25頃出発。
12:40頃。栃木入沢と逆川沢の合流点にして、広河原逆川林道起点。うーん、いきなり通行止めですか。工事による通行止めが12月末まで、林道自体の冬期通行止めは12/19から4月上旬まで。って、前日までかよ(^^;。ま、四輪はダメでも人は通れるだろうし、自転車も転がせば歩行者扱いなのでいいやと突撃(こら)。尚、写真は帰路に撮影。
最初からキツい勾配を上り始めて1km、最初のヘアピンがある場所が工事中。ここは路面だけですが、左にカーブした所からは法面も作り直していました。幸いお昼の休憩で作業員が見当たらないので自転車を担いで通過。作業員の方は先のヘアピンに停めた自動車の中で休んでいましたが、特に制止もされず。
路面がひび割れてますね。ここはまだ良い方で、とにかく名栗側の路面の悪さは厳しい。工事、厳冬の中ご苦労様です。
ヘアピンを上った所から下を眺める。春夏秋と違って葉がないので展望は優れています。
見通しが良いのは結構ですが、このヘアピンの急勾配は見たくない(笑)。一瞬「うげっ」と呟いてしまいます。
小さな峰を巻く様に林道は走っているので、南向きの道は明るく暖かです。
そしてまた寒々する峰の北側へ。初夏に来た時はここが涼しくて最高だったんですよ(笑)。
ヘアピンになっている谷から、今走って来た林道を眺める。
大名栗林道接続点を通過すると、バイクが数台下りてきました。ダートの大名栗林道は抜けられるみたいですね。大名栗林道の方からやたらエンジン音が聞こえて来て雰囲気ぶち壊し。
更に少し進んでヘアピンを曲がると勾配は突然緩くなります。そこで三人の下り登山者に出会って挨拶。徒歩は強いね(笑)。
登山者と擦れ違って200mくらい。14:07頃。お腹が空いた〜
というわけで、ここでかなり遅い昼食に。薄いけど四枚程の肉、人参や白菜等の野菜、木綿豆腐、生卵まで入った本格的なもの。550円なら納得です。でもこの手の加工食品はスープ(すき焼きなので割下)がビニール袋に入っていますよね。ところがこれは煮こごりなのでした。確かに賞味期限の短い要冷蔵食品なので煮こごりで普通は問題ないのですが、鞄の中で少し融けて汁が染み出し、ニットキャップがすき焼き臭くなりました(笑)。
14:35に再スタート。
6/7の写真と比べると寒々しいです。
四輪が通るにはキツい落石はそのままだし、幹が折れて垂れて来てもそのまんま。
さすがに標高1100mになると、日陰の雪は融けないですね。でも峠はもうすぐ。
15:23頃、有間峠に到着。有間山の東南の位置ですが、冬で陽が低いので陽射しがない… さ、寒すぎ。暖かい場所で昼食をとって正解でした。こんな寒い場所ではバーナーを使う余裕もないです。本当はここで父親の分もコーヒーを作って飲もうと思ったんですけど。
そうそう、肝心のタイムですが、昼食休憩を除いて2.5時間でした。6/7と10分しか差がないので、コンパクトクランクだから負荷が少なくて速く上れるというわけではないみたいですね。ただ足への負担は楽なのは事実。勾配がキツい場所ではクランクを回すのに足を踏ん張らなければなりませんが、今回それはなかったですから。以前MTBに抜かれた時は倍以上回転が速く感じましたからねぇ。
有間峠から名栗湖を望む。冬なので眺望を期待していましたが、暖かかったせいか靄がかかっていていまいち。
日向沢林道起点。南斜面でも雪が残ってます。朝早く出て時間があれば、日向沢林道と尾根道を歩いて日向沢ノ峰、更には蕎麦粒山に行きたかったんです。今回は出発が遅かったので、チャレンジは春になったらですね。
有間峠から飯能方面。ここで撮影した写真はやたら青みがかりました。この写真、一度でもここに来たことがある方からすれば違和感があるのでは。そう、自動車が一台も停まっていない(笑)。ここはいつも自動車で混雑しているんですが、飯能側が工事中で通行止めですからね。あれ? では秩父側は?
有間峠の秩父方面。あれ? 飯能方面に行かない様に通行止めの看板がありますね。秩父側からは上って来れるのか? なら何故自動車がないの?
では、下ってみましょうと、15:30頃ダウンヒル開始。って、いきなり路面が凍結しているんですけど… 大したことはないので、なんとか突破。
しかし標高で30m、距離で750mくらい下りてくると…
見事な凍結状態。秩父側は有間山の北側を走るので、日陰が多いんでしょうね。ちょっと歩いて先を見てみましたが見通す限り凍結している模様。もう時刻が15:40くらいで、あと一時間もすれば暗くなります。万が一ゆっくり歩いて下っているうちに日が暮れたら最悪。ヘタしたら遭難です。秩父で温泉に入って土産を買って帰るつもりでしたが、残念ながら断念。ヒルクライムは終わったとばかり思っていたのに、もう一度有間峠まで上り返し(笑)。
飯能側は勾配がキツいのですが、路面状況が悪いのでゆっくりダウンヒル。15:42に峠を下り始め、16:15に林道起点に戻りました。途中工事現場を通りましたが、ユンボを廻して通過させていただきました。
帰路に再び農産物直販所に寄りましたが、既に閉店していましたorz 寒いから蒸かしたてのまんじゅうを食べたかった… 温泉に入っていると真っ暗になっちゃうので、ここからはひたすら往路を引き返しました。むなしい…
飯能到着は17:50。当然真っ暗でした。すき焼き臭いニットキャップを被ったまま、電車に乗って帰りました(笑)。
ルートラボとカシミール3Dで作った走行ルート標高グラフ。一番キツい勾配はやはり有間ダムですね(笑)。
走行ルートCG。逆川沢が終わる(本当は終わってないが)所で180度ターンして、小さなピークを巻いているんですね。これ見るまで気づいてなかったです。このピークの南と北で陽射しが全然違うわけですな。
いつか、有間峠から長尾丸山、棒の峰を通って名栗湖に下りる周回コースを達成してみたいです。もうサイクリングじゃないですが(笑)。
まとめ。1000m級峠道の走り納めが無事できて良かったです。秩父へダウンヒルして、わらじかつ丼を食べ納めできなかったのは残念ですが。また、今回はコンパクトクランクの性能実証を兼ねてのヒルクライムでした。所要時間的には満足できませんが、体への負担が小さいことがわかったのは収穫です。体力的にも自転車の性能的にもヒルクライムに少しずつ適合してきた一年でした(^^)。
所要経費
西武鉄道 池袋駅⇔飯能駅 450円×2